タランティーノ プレゼンツであって、タラ監督作ではありません
「キルビル」「キルビルvol.2」や「ジャンゴ 繋がれざる者」、「ブレイド3」の音楽を手がけ
役者としてもちょこちょこ出ているヒップホップ界の RZAがタランティーノに監督を学び
自ら主演で監督&脚本デビューの本作
19世紀の中国を舞台に、父を殺された男と両腕を奪われた鍛冶屋が手を組み、
極悪非道な敵を相手に繰り広げる荒唐無稽にして壮絶な復讐劇
愛してやまない、往年の中国カンフー映画へのオマージュで描く。
共同監督にはタランティーノの友人で「ホステル」監督、泣くコも黙るユダヤの熊ことイーライ・ロス
他にも出演者にタラファミリーが続々。
タラファンとしては、逃せません
どうせなら、出たがりタラちゃんも出してあげたらよかったのに! 笑
(右、イーライ・ロス)
おいらはただの鍛冶屋。しかしその正体は、武器づくりの達人。RZA
ブラックスミス。
貫禄の太り気味、ラッセル・クロウもハマり役
切り裂き名人、人呼んでジャックナイフ。
オンナ好きってとこもモロにぴったり
裏切りによって父親を殺された復讐に立ち上がる、ゼン・イーに リック・ユーン。
ボディが合金に変化する最強の敵 ブラス・ボディに、デイヴ・バウティスタ。
裏切る部下、シルバー・ライオンには香港の久保田利伸(似てすぎ!)バイロン・マンが。
「ワンナイトインモンコック」や様々な香港映画に出演のダニエル・ウー!
ポインズン・ダガー。
毒の吹き矢で容易く敵を瞬時に死に至らしめる。
こちらは香港カンフーもの観てる人にはお馴染み、カン・リー☆
ブロンズ・ライオン。
そしてそして、貫禄のオーレンイシイ
じゃなかった、娼婦の館のオーナー マダムブロッサムには
リューシー・リュー。
もう、「キルビル」その後のオーレンイシイ、もしくはスピンオフ?
出演シーンはわくわくしちゃった♪
ブラックスミスの愛する女には「ハング・オーバー」シリーズや「エデン」のジェイミー・チャン。
ほかにも、なんと黒人の女中がいたというシーンで
タラが当時「ジャッキーブラウン」で復活させたパム・グリアもちょこっと出演!
(太ったオバさんになってた)最近でも「コーマン帝国」「幸せの教室」と立て続けに出てたのね。
それとカンフーの達人、パイメイことゴードン・リューも特別出演☆
19世紀、無法者が跋扈し、武装グループ同士の抗争が絶えない中国の叢林村(ジャングル・ビレッジ)。名もなき鍛冶屋は、猛獅会と群狼団という敵対する2 つの勢力から特注の武器を依頼される。そんな中、土地を治める総督から金塊輸送の護衛を頼まれた猛獅会の首領・金獅子が、部下である銀獅子の裏切りに遭い、非業の死を遂げる。銀獅子は猛獅会を率いて群狼団を殲滅すると、金獅子の息子ゼン・イーのもとにも刺客を送り込み、その命を狙う。やがて、瀕死の重傷を負ったゼン・イーを鍛冶屋が匿うことに。一方、金塊輸送の噂が広まり、叢林村には多くのよそ者が集まっていた。その中には謎の白人ジャック・ナイフの姿も。一方、銀獅子一味に捕まった鍛冶屋は、拷問の末に両腕を切り落とされてしまうのだった
…
7/10(70点)
RZAのカンフー映画愛とそこかしこにタラテイスト
父の復讐に立ち上がる戦士、愛する女を取り戻すため命をかける男、悪人退治の白人。
まぁ、読める展開、脚本はありきたり。イキのいいキャストが魅力的
自身が担当した音楽をもっとバンバン聴かせて欲しかった
ルーシー・リュー率いる女軍団が食わせもので良い。
センス(扇)を武器ときた かっこええ
腕やられちゃったよーと思ったら(アイアン・フィスト)の名の通り
鉄の腕を取り付けた!(ロドリゲスのグラインドハウスの脚にマシンガン系)
こりゃ最強だ。しかも見た目カッコいい。 何故か指先まで神経通ってて自在に動く(笑)
箸は持てないらしい。
というわけで、カンフー映画好き、タラちゃんテイスト好きな方はある程度楽しめるはず
欲を言えばもうひと捻り欲しかったけどね。
THE MAN WITH THE IRON FISTS 2012年 アメリカ 96min
8月3日より公開中〜
どんどんupしないと劇場映画、追い付かない
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