初めにこの写真見つけたとき、なんでシャーリーズがキティT着てるのー
どうしちゃったのかと思わずゴシップに載せたくらい
違和感たっぷりだったこの写真、実はこの映画のスチールフォトだった。
「JUNO/ジュノ」のジェイソン・ライトマン監督&ディアブロ・コディ脚本コンビ×
主演、シャーリーズ・セロン。
ジェイソン・ライトマンの父親はあのアイヴァン・ライトマン監督。
「サンキュー・スモーキング」「JUNO/ジュノ」「マイレージ・マイライフ」と監督作は
全部好きな上、シャーリーズってことに加え、
なんとタランティーノが去年のベスト6位にしたのでますます気になってた1本
ちょうどNYでも帰る前の日公開で観れなかったの〜。
今回は女性のみ50名の試写室での試写イベントで鑑賞。
観賞後に、伊藤さとりさん司会で、共感出来るか否かのトークディスカッション的なものもありました。
(時間なくて途中ででちゃったけど)
もうすぐ終わるヤングアダルト小説シリーズのゴーストライターで
バツイチ、彼氏ナシ、犬一匹、お酒呑みの37歳。毎日冴えないメイビス。
あるとき、輝いてたハイスクール時代の元彼からのメール。
子供が生まれた。そのパーティへの招待。
思い立ち、大キライな田舎に帰ってみる決心をした。彼に再会するために
当然、メイクも気合いたっぷりね
子持ち元カレ。
ちょっと太りかけてきたパトリック・ウィルソンは今は田舎に落ち着いた
元イケメンパパって感じぴったり。
「カレは未だに私のことを好きなはず。赤ちゃんなんて出来た結婚生活に
うんざりして逃げ出したいと思ってるはず。私に会えば気持ちも揺らがないはずがない」
なんていう根拠のない自信。
彼はハッピー、まったくそんな気なんてないのに。
オン、オフの顔、嫌ったらしい時の表情といい、最高
昔プロム女王、今も高校時代のまんま、すべて引きずってる
大人になりきれないっていうよりは、かなり勘違いなオンナで
一歩間違えば頭いっちゃってる、はた迷惑なストーカー。
だらしなくても美しいシャーリーズだからこそ、そんな役もぴったり。
元カレとよりを戻す!
そんなメイビスの勘違いな思いと企みを知って横で諭しながらも見守る
元同級生のマットにパットン・オズワルド。
準主役のポジションで出番もパトリック・ウィルソンより多く
これがまたシャーリーズと対照的なモテなかったオタクでいいコンビ
こうなるには、離婚した夫との結婚写真飾ってたり成長して出てった娘の部屋そのまんまにしてたり
どこかズレてて甘すぎる両親、その家庭環境にもやや問題あり。(でしょう、多分)
なぜこんなアタシを誰も愛してくれないの?人は皆幸せつかんでるのに。
気取らない、言いたい事いう、一見自己中でヤなカンチガイオンナ。
でも、心の中ではまだまだって思ってる。
8/10(81点)
面白かった〜。笑ったわけではなく。なんていうか、脚本や展開に惹き込まれるってよりは、
この言葉嫌いだけど世間で言う「負犬」な女をあのシャーリーズが演じてるってとこが
興味深く、繊細な心情もきっちり描いてると思える。
一人ぼっちのようで、元同級生のオタクがいい存在感で二人のやりとりがどこか暖かくとてもいい。
思わせぶりな元彼は相手が悪いとも思えるけど
さすがに結婚しちゃった男はダメでしょう〜。
わたしだったら元彼に会うのはいいけど、結婚しちゃったら不倫になるからもうダメ。(笑)
奪おうなんてもちろん思わないし(あ、正常だ わたし ほっ)
しかしシャーリーズは美しいだけの役よりも、ちょっとビッチな方が輝くな〜。
髪ぼさぼさでひっつめにスウェット上下でよれよれT、でもサングラスはDior
弱冠、田舎の元ヤンキー臭漂う風なのに、どうしてもどこかセレブの休日に見えちゃう
そしてばっちりメイクすればモデルばり美女のイイ女に変身がさすが。
良く出来た、いやある意味自信満々だからこそ?な妻は「トワイライト」シリーズで
いつも奥にいる人。(後から写真みたらそーいえばいたいたこの人)
こういういい奥様orマジメOL風な衣装よりカジュアルでラフな感じのほうが
セレブっぽくお似合いシャーリーズ。
ついに皆の前でキレて爆発
言いまくったあとかけつけた先は、、、、。
あそこで抱き合うだけにしてほしかったけど、、、、
それとマットの同居する妹がいい事言って自分の味方になってくれたにも関わらず、
わたしも(都会に)連れてってと言ったら
あなたはここにいなさいってー
やっぱり上から目線のそういうキャラ(笑)
最後には自分がイカレてるって気付いたけど根の部分は変わらないんだろう。
彼女は彼女なりの幸せをみつけるはず。
こんな人の幸せ壊すようなはた迷惑な女でもどこか憎めないのはシャーリーズだから?
共感出来るか出来ないか、完璧に分かれるだろうけど、男性はこんなアラフォーどうみるのかな?
どこか人ごとじゃないような(笑)共感とまではいかなくても
何となくわからなくもないこの感じ、負い目引け目は感じてなくても
自由にやってても、結婚して落ち着いた組と、未だ独身組とではまた感じる所も違ってきそう。
ラストで理想のカレが出て来てハッピーエンドのような、
いかにも映画っぽい予定調和なラブストーリーとは違うドラマに仕上ってる所がお気に入り
1時間半と長過ぎない時間もちょうどよかったな★
美しくて才能もあるのに、やることなすことが、とんでもない。とても30代の大人の女性とは思えない。彼女のハートは10代の頃のまま──メイビス・ゲイ リー、自称作家、実はゴーストライター。執筆中のヤングアダルト(少女向け小説)シリーズは人気が落ちて終了間近、新作の予定もない。見栄っ張りの彼女に は、“自分が思う現実”と“他人から見た事実”の間に落差があった。そんなメイビスが、妻子のいる元カレとヨリを戻すために帰郷し、大騒動を巻き起こす。 果たして、真実から逃れられなくなったメイビスが、たどり着いた境地とは──?
YOUNG ADULT 2011年 アメリカ 92min
2月25日より、順次ロードショー
2011/12/8 N.Yプレミアにて。あ、私ちょうどNYいたとき〜
美しいけど個人的にはウェーブよりストレートへアのシャーリーズが好き
こちら 2011/12/12 L.Aプレミア
パパ、アイヴァン・ライトマンと、親子photo★
準主役はシャーリーズのほぼハダカで抱き合いおいしい役!
Beautiful
Happy Valentine's Day
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