ノルウェー在住、妹yueのオススメの話題のノルウェー映画、ついに日本上陸
ノルウェー本国、サンダンス映画祭でも話題、日本の配給会社も 上映権を奪い合った?らしい。
今月公開に先立って試写にて鑑賞☆
まず最初に「この映像は一切手を加えていない」とテロップが。
本当に、本当に、いた
ノルウェーの大学生3名が地元で問題になっていた“熊の密猟事件”をドキュメンタリー映像として押さえようとした事がきっかけで、
その過程で出会った怪しい謎の男ハンスを尾行。すると、 そこには寓話の中の存在と思っていたトロールが、、、!
偶然にも撮影に成功した記録映像伝説上の妖精の実態を追った全編デジタル・ハンディカムによるモキュメンタリー映画。
テープを回した3人+トロールハンターのハンス。(右)
"トロール"とは
北欧の国々(ノルウェイ、デンマーク、スウェーデン)で伝承されている小人の妖精の一種。
だけど、もっとリアルなのは こんなの↓(劇中より)
醜くて爺さん風。
作り込んだ、ヘンなモンスターなビジュアルじゃなく、あくまでも
有名な伝説のトロールの姿を巨大化したところが素晴らしい
ノルウェー版、リアル”かいじゅうたちのいるところ”
今明らかになる、その実態 を目撃せよ
山トロールと森トロール の2種類が存在 知能レベルが極めて低い 1000年から1200年生きる 何頭いるかは不明 ニンゲンでも何でも食べる哺乳類で子供は1度に1頭しか産まない 3つの頭をもつものは、生まれたときは頭は一つ、そのうちでてくるのは顔じゃなく、単に突起物 3つの頭があっても、目があるのは1つだけ。 大人トロールは日光で骨化する。その際とてつもない痛みを伴う。 日光で爆発するのは内臓や血管の膨張による破裂。だから夜だけ行動。 キリスト教徒の臭いに敏感で、特に襲われやすい。
などなど。
そんな驚異の生物を、たった一人の男がよなよな日々やっつけてる!んだから凄い(笑)
さすが、ノルウェーの英雄
臭いに敏感だから、予めハンスがトロールから抽出したお手製のトロール臭せっけんを
体中に塗りたくって、さぁ、トロールハント開始
ハンス、完全防備でトロールに立ち向かう!
まさに、全編、トロール退治のトロールハンターを追った物語
大マジメにバカやってるのが最高
自分たちもハンターとして参加できるわくわく体験!
8/10(80点)
ノルウェーの森には、まさかのこんな大物が潜んでいた
ちょこっとネタバレあり
いや〜、面白かった♪
観てるときほんと何度も笑いそうになった。というか、ニヤニヤして観てた。
日本の客席では笑いは起こらず、皆静まり返ってマジメにみてたけど
にまにま観てた人は実は多いかも。それを証拠にエンドロールで直ぐに帰ったりせず皆ちゃんと座ってた★
なにがいいって、その細かい様々な設定!
いちいち説明付けがされてて へぇーそうなんだ的に納得させちゃう
(もちろん心ではつっこみつつね)
わざわざポーランドだかの塗装会社に依頼して熊の死体を運び
足跡までつけてトロールのしわざをもみ消すという芸の細かさ(笑)
トロールハンターのハンスがこれまた孤高な男、マジメでステキキャラ
カッコ良すぎやん。
※この方、オットー・イェスペルセンさん。ノルウェーでは有名なコメディアンだって。
はじめは「取材はダメだ!ついてくるな!」とか頑だったくせに
いざトロール現れた現場に居合わせてからは、「生活も保護されず残業代も深夜手当もなし、
こんなこと隠してるのやってられるか。TVで世間に暴いてくれ」などと言い急に協力的になっちゃう(笑)
いろんなことでつっこみたくもなるので観賞後、一緒に観た人とそういう話で盛り上がるのも楽しい作品。
しかも、ここ↓↓で一回ハンストロールにバックリ頭から喰われてるし!笑
仲間のカメラマンがやられたのに悲しむもすぐにうち消され
さっさと新しいカメラマンどこかから見つけてきて撮影続行するさっぱりした二人
どんだけ〜。(笑)
モキュメンタリー映画とか手ぶれカメラでって最近多すぎだけど、
「ブレアウィッチプロジェクト」と違い、しっかり観客がみたいモノをみせてくれるのが嬉しい。
まさかの巨大さ!
一瞬で骨化するとこも必見!目を見張っちゃう
しかしよく出来てますよ、低予算のB級にしちゃあ。
噛まれたキズ、そんなガムテープで留めちゃって大丈夫?
途中洞窟の中にいると続々やってくるトロールたちにワクワク♪
トロールってサイズ、形、色んな種類がいるのも面白い。
もの凄い迫力で大物とハンスが対峙するラストにかけては見応えあり!
そして散々、トロール殺したあとで流れるエンドロールでは、
ノルウェーの首相イェンス・ストーテンバルグさん、(本物かな?って話してたらyueが書いてた☆)
が登場し、「この映画では、一切トロールを虐待していません」
ときたからこの映画ますます好きになっちゃった
でました、やっぱり既にハリウッドリメイク決定済みで、クリス・コロンバス製作で
話が進行中、2014年に公開予定だって。
脚本が面白いとかじゃないの、これは映像体験。
こればっかりは説明したところでダメ、しかも大画面でちゃんとスクリーンで!
ぜひ自身の目でトロール確認を
妖精・モンスター・クリーチャー好き、映画秘宝読者にはとくにオススメの1本
日本トロール保安機関推薦映画作品。
学生たちが熊の密猟者を追う中で出会った男、ハンス。夜な夜な森の中に姿を消す彼を尾行すると、そこにはおとぎ話の中でしか出てこなかったトロールそのものがいた。人里に現れそうなトロールを狩り、その存在を隠ぺいする為にノルウェイ政府から雇われていたハンスは、学生の熱意に負け、トロールに関する全ての事を洗いざらいを証言するのだった。トロール・ハンター、ハンスと共に行動する事によって押さえられた衝撃的なトロールの生態、そして政府の陰謀とは……。
Trolljegeren 2010年 ノルウェー 104min
監督/脚本/原案: André Øvredal アンドレ・オヴレダル
出演: Otto Jespersen オットー・イェスペルセン 他
3月24日より、TOHOシネマズ系にてレイトショー
シアターNじゃなくTOHOでやるんだ!と思ったらレイトかぁさすがに。
ぜひ大きな劇場で様々なところで上映拡大しますように!
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