ネオン・デーモン/THE NEON DEMON
「ドライヴ」「オンリー・ゴッド」のニコラス・ウィンディング=レフン監督最新作 色彩感覚が独特な世界観をいつも以上に発揮した本作 カンヌでは賛否あったというけどわたしはこれ、断然好きだー リンチ作品のように、一見不可解な印象を受けるシーンもありつつの 後で繋がるとその意図するものがくっきり浮かび上がるような不思議な魅力のある作品。 美への執着、嫉妬、自信、歪んだ愛、そして狂気。...
View ArticleNERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム/NERVE
イマドキの視聴者参加型、近未来?リアルゲーム 視聴者が出す指令をクリアして賞金を得ていくゲームのプレイヤーとなって 次々ゲームクリアし、大金を掴んだその先に待ち受けるもの 監督は「パラノーマル・アクティビティ3」「パラノーマル・アクティビティ4」でもコンビを組んでいる、 ヘンリー・ジューストとアリエル・シュルマン。 タイ映画で昔、「レベルサーティーン」という...
View Article沈黙 -サイレンス-/SILENCE
真の信仰とは何か? なぜ神は沈黙しているのか? マーティン・スコセッシ監督が'88年に原作と出会ってから28年の時を経てついに完全映画化。 原作は戦後日本文学の最高峰とも称される遠藤周作の「沈黙」 江戸幕府による激しいキリシタン弾圧が行われていた17世紀の長崎。 日本で棄教したという高名な宣教師を追い、弟子のロドリゴとガルペが海を渡ってやって来る。...
View Articleドクター・ストレンジ/DOCTOR STRANGE
マーベルコミックの最新シリーズ 事故ですべてを失った天才外科医が、魔術師のもとで修行を積み、スーパーヒーローとなるドクター・ストレンジ 監督は、実話を描いたオカルト「エミリー・ローズ」や、イーサン主演の「フッテージ」など、 個人的にはこれまでホラーの印象が強いスコット・デリクソン。 まずキャスト。 傲慢な外科医、ドクターストレンジにベネディクト・カンバーバッチ。...
View Articleスノーデン/SNOWDEN
2013年にアメリカ政府による個人情報監視の事実を告発し、世界中を震撼させた 元CIA職員で国家安全保障局(NSA)だったエドワード・スノーデン。 「JFK」「ニクソン」「ブッシュ」と実在の人物にもスポットを当て描くことが得意の社会派オリバー・ストーン監督が映画化! 国を愛していたスノーデンが、監視社会への危機感を募らせ反旗を翻す過程を描く。...
View Articleダークレイン/LOS PARECIDOS THE SIMILARS
未体験ゾーンの映画たち2017 にて鑑賞。 去年面白かった、「パラドクス」のイサーク・エスバン監督によるメキシコ産、密室系ダークスリラー! RottenTomatoで満足度92%。シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀賞受賞! これ、「パラドクス」の時のポスターも酷かったけど今回もひどい。 全然ないシーンの写真使うのやめてほしい!...
View Articleラ・ラ・ランド/LA LA LAND
歌、恋、夢、ダンス❣️これ往年のハリウッド名画のラブロマンスをカラフルに現代アレンジした感じ!ロマンチックでほろ苦。これは好みに分かれるなライアンが久しぶりに等身大のリアルな男をチャーミングに演じてて魅了されっぱなし😍💕サントラも聴いといてよかった💛 ※レビュー続きは今夜、、、夜中になるかな? とりあえず観直後のツイート↑...
View Article2月公開⭐️新作映画リスト
❤︎お知らせです❤︎ 知り合いの人が招待してくれて、昔から行ってみたかった映画ファンにとって夢の場所 今年のアカデミー賞のレッドカーペットに参加してきます (もちろん見るだけね) しかも、今回は忙しい仕事の合間になんとか行くので弾丸旅!! 最後にロスに行ったのはこのブログを始めた頃だしちょっと不安なんだけど 目一杯楽しんできちゃいます!...
View Articleマグニフィセント・セブン/THE MAGNIFICENT SEVEN
黒澤明監督「七人の侍」('54)を基にしたジョン・スタージェス監督「荒野の七人」('60) どちらの魂も受け継ぎながらリメイク作品としたのは、 「トレーニング デイ」「イコライザー」「サウスポー」等、骨太な男たちのドラマを得意とする アントワーン・フークア監督。 1954年 1960年 西部劇は個人的には昔、苦手だったんだけど監督として大好きなタランティーノが...
View Articleたかが世界の終わり/JUSTE LA FIN DU MONDE/IT'S ONLY THE END OF THE WORLD
まだ27歳。若き才能を讃えられる、「わたしはロランス」「Mommy/マミー」のグザヴィエ・ドラン監督最新作。 38歳の若さでこの世を去ったフランスの劇作家ジャン=リュック・ラガルスの戯曲を豪華キャストで映画化した家族ドラマ。 カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作。 12年ぶりに家に帰る。劇作家ルイに、ギャスパー・ウリエル。 近年ではシャネルのパフュームでも顔を見てたけど...
View Articleセル/CELL
携帯からの謎の電波により、凶暴化していく人間 タイトルは「セル」。ジェニファー・ロペスの「ザ・セル」ではありません。 こちらスティーヴン・キング原作ホラーの映画化。 キャストは同じくキング原作の映画化で、日本でも2008年に公開した(もうそんなに経つか)「1408号室」同様 ジョン・キューザックとサミュエル・L・ジャクソン共演...
View ArticleL.Aでアカデミー賞レッドカーペット参加してきます!第89回アカデミー賞 ノミネートリスト 2017
さて、いよいよ行ってきます! 昔から念願だった、アカデミー賞のレッドカーペット観覧に参加してきます 現地からツイッターでできればツイートしていきたいけど blogのための写真撮るのに精一杯かも。 今年は「ラ・ラ・ランド」の最多14部門でノミネートがすごい とても素敵な作品なので、できるだけいっぱい受賞してほしいな。 日本では本日、24日からちょうど公開。L.Aが舞台。...
View ArticleLAアカデミー賞、レッドカーペット観覧レポート2017!
やっとupできた〜 2月24日から28日まで3泊5日弾丸L.Aアカデミー賞への旅レポ。 帰国が3/1 その日の朝の4時半にANAで帰国、そのままその日から仕事 かなり多忙な日々が続いたためかなり遅くなっちゃったけど、第89回アカデミー賞のレポート、いってみよー 毎年、この時期が来るたび、今年もこの時期にロスに行けなかったなとか言ってたんだけど...
View ArticleL.A弾丸3泊5日⭐️2017⭐️アカデミー賞直前、ハリウッド&ハイランドの巻
前回のロサンゼルスは、当時yueの住んでたトロントに行く前に寄ったたった2日間で その時も何年ぶりかだったのだけど今回はその2005年の秋からなんと約12年ぶりとなる通算3回目のL.Aの旅 西海岸より東海岸派、NY派ですからハイ トップ写真はハリウッドサイン!小さいけど結構よく見える。 前回の2回はダウンタウンにあるホテルに泊まったんだけど(オムニホテルとフィゲロア)...
View ArticleL.A弾丸3泊5日⭐️2017⭐️後編
さて翌日は、7時半には起きてホテルの朝食を食べて早速出発 最初はバスを待ってたんだけど アカデミー賞前日で色々と遠回りだかこちらの方に来ないとかで、地下鉄もなんだか調べるのも面倒だなと思い。 歩くの大好きだから、だったら歩いちゃえってことに。 途中でお店に入ったり、住宅街でお家見たり、景色写真撮ったりできるので...
View Articleお嬢さん/아가씨 /THE HANDMAIDEN
パク・チャヌクの最新作は、流暢じゃないカタコト日本語満載 「オールド・ボーイ」「渇き」などのパク・チャヌク作品は毎回作品が楽しみな大好きな監督の一人。 今回は、イギリスの作家サラ・ウォーターズの小説「荊の城」が原案。 舞台をヴィクトリア時代のロンドから日本統治下の朝鮮半島に移して、パク・チャヌク脚本で映画化...
View Articleムーンライト/MOONLIGHT
「ラ・ラ・ランド」と取り違えるという前代未聞のミスがあった今年のアカデミー賞作品賞の受賞作。 「エクス・マキナ」や「AMY/エイミー」などの配給でヒットを飛ばした映画会社A24と、 ブラピの制作会社であるプランBが製作した低予算で作られたインディペンデント作品。 タレル・アルヴィン・マクレイニーによる "In Moonlight Black Boys Look Blue" が原案。...
View Articleパッセンジャー/PASSENGERS
キアヌとサンドラの傑作「スピード」のラストでは、「異常な状況下で生まれた恋はうまくいかない」 なんて言ってるけど、人間の心理ではこういう状況は「吊り橋の心理」と言って、 同じ恐怖体験や感覚を共にすると共感しあって親近感と共鳴で恋と勘違いしやすい。という。 こんな宇宙船で見知らぬ男と二人。よほど気持ち悪い男じゃなければ(?)...
View Article雨の日は会えない、晴れた日は君を想う/DEMOLITION
相変わらずジェイクの演技が素晴らしすぎる 「ダラス・バイヤーズクラブ」でマコ様とジャレッド・レトをそれぞれアカデミー賞主演男優賞、助演男優賞に、 次作「わたしに会うまでの1600キロ」でリース・ウィザースプーンとローラ・ダーンをアカデミー賞にノミネートに導いた 作品も演出力も高い評価を受けるジャン=マルク・ヴァレ監督の最新作...
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