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ブリングリング/The Bling Ring

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みどころは、パリスの実際の豪邸 

 

そして、ハリポタのハーマイオニーこと エマ・ワトソンのイマドキのティーンっぷり。

 

 

「バージンスーサイズ」「ロストイントランスレーション」の

ソフィア・コッポラ監督の「Somewhere」から3年振り最新作。

 

監督・脚本 ソフィア・コッポラ 
原作は、ナンシー・ジョー・セールズ『ブリングリング』

 

実際にハリウッドセレブたちが被害に遭った、

被害総額は3億円にものぼる、豪邸を襲ったティーン窃盗団「ブリング・リング」

の引き起こした事件をもとにして描かれる。

パリスはこの軍団から被害を被ったわけではないが、実際に4、5回は

家に強盗が入り、高級なモノを盗まれるけど

本作では、ご自慢の家の内部をそのまま撮影に提供。

以前、ViViだったかJJの誌内でみたゴージャスな家、部屋、靴やクローゼット、

小物の棚、vipなディスコルーム、、、、そのままでてくる。

こんだけもので溢れてたらそりゃ4個や5個盗られたくらいでわかんないわ 笑

 

エマ演じる子は表向きは優等生風の学生だけど、女優、タレントオーディションをうけたり

将来はボランティア活動家になることを夢見る。

人の為というより単に注目されたい欲望。

主犯格は転校生のレベッカ。演じるのは新人のケイティ・チャン。

同じく転校生でダサダサだった男の子と親友になり

セレブの住所をネットで調べ、本人のツイッターで不在を確認し犯行を繰り返す。

 

 

ニッキーと暮らすサム役、タイッサ・ファーミガはベラ・ファーミガの妹。

 

 

ニッキーとサムの母親役に、ジャド・アパトーの妻、レスリー・マン。

 

自宅学習の先生も兼ねる。

本日のテーマは「アンジーはどこがすごいか」

 

 

実在したティーンの窃盗グループ「ブリングリング」

は実物はゴツい男含みこんな地味目。

映画化にあたってずいぶん派手でゴージャスにしてるよね 笑

 

 

ハリウッドスターや人気モデルが数多く暮らす、ロサンゼルス郊外の高級住宅地カラバサス。セレブリティの生活に憧れるニッキーら5人の少女たちは、セレブ の豪邸をインターネットで調べ、次々に侵入、きらびやかなブランド服やジュエリーの数々を盗み出す。しかし、ほんの悪ふざけのつもりだった無謀な冒険は 次第にエスカレートし、彼女たちを二度と後戻りできない場所へ追いやっていく—。

 

 

 

 4/10(47点)

 

ソフィア・コッポラのって個人的には「バージンスーサイズ」

「ロストイントランスレーション」以降はどんどんつまんなくなっていく気がする。

今回も、実際のティーンの窃盗団がセレブの家から次々とブランドものを盗み

身につけ、FaceBookに載せ、捕まってもしゃあしゃあとやってない、とぼけていたりする。

人生のなかでの勉強と開き直る奴までいる。

親は叱るどころか子供の味方。

しかし、そんな教育のなんたるか、とか なぜそんなことをしたのか

などという深いテーマが描かれてるわけではない。

注目されたい、セレブに近づいて自分もキラキラしたい、

自分で買えない物を手に入れたいという単純な動機からだ。

カメオで本人役でチラっと出てくるパリスは家の中や私物まで見せて、

この映画には文句はないようだけど、

名前とゴシップの切り抜き写真が出てくるレイチェル・ビルソンなんかは

窃盗されたセレブを描いたこんな映画!と言ってこの作品を非難してる。

 

何でも調べれば出てくるネット社会の怖さ。そこに警鐘を鳴らすっていっても

そんなものは皆知ってる。

ツイッターで自分のいる場所をしれちゃうセレブリティは気をつけないと

いろんな意味で事件を引き起こしかねないから大変だ。

リンジー(ローハン)が飲酒運転で捕まった。とか、リンジーの家に忍び込む、

リンジーが窃盗。そして主犯格はリンジーに憧れてる

さんざんワードが出て来たリンジーはこの映画、どうみたのかな。

 

そんなわけで、うーん オススメできるのはソフィア・コッポラ映画ファン、

オトナになったエマちゃんの可愛さみたい方。

それ以外にはオススメできません〜。

あ、あとはパリスのゴージャスな家の中を観たい人はどうぞ

ゴシップで随分前にエマの大人びたこのショットを載せたの、

このシーンでした〜劇中で映るのはほんの数十秒か1分くらい。

 

パリスとツーショット、ソフィアコッポラ監督。まさかファンだった?

 

カンヌ映画祭 ある視点部門 オープニング

 

 

 公式サイト

The Bling Ring              2013年   アメリカ/フランス/イギリス/日本/ドイツ 90min

12月14日より、公開中〜

 

 

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チャイルド・プレイ 誕生の秘密/ Curse of Chucky チャイルドプレイ6

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25年かけて いよいよ、本命を狙う

ずいぶんかかったな

 

おかえりチャッキー

 

大好きなチャイルドプレイシリーズ。まちに待った、チャイルドプレイ6

いつの間にかDVDスルーでリリース!レンタル先行。発売は2014年2月5日。

 

2004年に公開され、日本でも渋谷イメージフォーラムで公開した5作目「チャッキーの種

以来の正式な続編で

なんと9年振り 待ってたよチャッキー

 

4、5作とだんだんとコメディ路線にずれてきたこのシリーズ

ここで、方向を元に戻しかなりシリアスホラーになり、残虐なゴアシーンもあり☆

 

 

これまで全シリーズの脚本を手がけて来た、ジョン・マンシーニが 前作同様、監督&脚本。

チャッキーの呪いのもとである男、レイ・チャールズ演じるブラッド・ドゥーリフも出て来て復帰。

20年以上経つのに、その変わらない雰囲気がすごい。

 

車椅子で襲われるヒロイン、ニカを演じる

フィオナ・ドゥーリフは、ブラッド・ドゥーリフの実の娘。

 

 

今回は、シリーズ3のあとって設定。

チャッキーがなぜ人形に乗り移ることになったかを

あのおもちゃ屋に逃げ込む当時のシーンがちょこっと挿入されて描かれる。

チャイルドプレイ 前日譚というか、ゼロみたいな部分も。

 

ピンポーン。 

幸せなある一家のもとに、謎のでかい箱が届く。

 

 もちろん中身は。

 

 何にも知らずに可愛い人形が届いたと

女の子に与えられ、早速友達に。

 

しかし、もちろん一家は次々とチャッキーに狙われる。

 

こんなちっちゃい人形、蹴飛ばせばなんとかなるじゃん

っていつも思っちゃうけど、ナイフ仕込んで今回も暴れまくり!(笑)

高給で雇ってるベビーシッター、妻と浮気☆

この奥さん、ヒロイン、ニカの姐。なかなかいい味で

整形した顔かマネキンみたいで恐怖の表情(かお)が素晴らしい。

 

これまでに見せなかった表情も見せるチャッキー。

けっこう実物のレイチャールズ(ブラッド・ドゥーリフ)に似せてるのね。

その剥がれそうな顔の皮膚をめくっていくと出て来たのはあのお馴染みの顔!

 

 ヒロインは車椅子。

逃げ切れるのか?!

 押してる押してる 

 

何故、この一家の前に現れたのか?

それにはもちろん理由があって。

あ、因にレイというのがチャッキーの人形に乗り移った男で昔、湖畔の絞殺魔(Lakeshore Strangler)

として恐れられた殺人鬼であり、ニカの母親と過去にあった色々が25年経った今回明かされる。

 

 

 

 7/10(73点)

 

特に脚本が変わってるとか面白いってわけじゃないけど

ファンには満足出来るレベルで、さすが最初からずっと脚本を通してる

ジョン・マンシーニが監督だけあって(というか前回の「チャッキーの種」はいまいちだったけど)

しっかり原点回帰。

ふざけないで真面目に殺人やってるチャッキーがI 'm backと ばかりに包丁振り回す。

 

 ラストでは郵便局に箱を持込む女。

これが、ジェニファー・ティリーなのは嬉しいサプライズ。

(シリーズ4作目を観ましょう)

 

チャッキー人形を狙った家に送りつけることをこれまでもしていたらしい。

届いた先は、両親をなくした、ニカの姪っ子で引取先に送りつけてチャッキーと女の子は再会。

 

結局、次回また続編が作られるらしい

ようし、楽しみにまた待ってるぞぃ!

 

 

 

Curse of Chucky    2013年   アメリカ   97min 

 

もちろん1から順番に、全部観てるほど楽しめます

 

『チャイルド・プレイ/誕生の秘密』予告編  

 

ブルーレイには未公開シーン、NGシーン、そしてチャッキーの撮影現場の様子が見られるメイキング映像を収録

CG全盛の現代であるにもかかわらず、

本作のチャッキーの撮影にはほぼCGを使わず、人形とアニマトロニクスを駆使しているとのこと。


チャッキーの今昔

ずいぶん、小顔になったのねー

そうそう、左の、80年代風。これが怖いのよねやっぱり。

 

1作目のアンディ坊や(右)もちょこっと出てたようで

どこに??!って思ったら、USとUKのUnrated版のエンドロール後のおまけに

でてくるよう。

こりゃそっちもなんとかして観なきゃ☆

 

 

4作目レビュー 「チャイルドプレイ チャッキーの花嫁

5作目レビュー 「チャイルドプレイ チャッキーの種

 

 

 

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ブランカニエベス/BLANCANIEVES

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BLANCANIEVES=白雪姫

 

まさか全編モノクロサイレント映画だったとは。

今年いちばん寝ちゃった映画。

 

過去に少し寝ちゃったと思ったのは2回目観てちゃんとレビュー書いて来たけど

こちらはもう一度観たいとも思わないし年末で時間ないのでDVD出たら書き足そうかな。

というわけで、☆の評価も今回はなし。

(ブログ初めて以来初だけど

 

天才闘牛士の血を引く白雪姫のおはなし。

少女時代に継母から酷い仕打ちを受けながら美しい娘へと成長し、継母の策略で命を落としかけたショックから記憶を無くしてしまった白雪姫が、小人たちに助けられ「こびと闘牛士団」に入団し、

意識下で眠っている闘牛士の才能を花開かせていくというオリジナルなストーリー。

アカデミー賞外国語映画賞でスペイン代表の作品。

 

 

 

 

1920年代、スペイン南部。 天才闘牛士アントニオ・ビヤ ルタは、獰猛な牛の角に身体を貫かれ重傷を負ってしまう。 ショックのあまり産気づいた妻は命を落とし、赤ん坊の娘カルメンシータ(カルメン)は祖母に育てられることに。 

祖母の死後、カルメンは父の屋敷に引き取られるが、そこでは継母エンカルナが女王のように君臨していた。カルメンは父に会うことも許されず、女中のような生活を強いられるのだが…。

 

   公式サイト

BLANCANIEVES       スペイン=フランス     104min

12月7日より、公開中〜

 

 

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鑑定士と顔のない依頼人 /LA MIGLIORE OFFERTA/THE BEST OFFER

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「ニュー・シネマ・パラダイス」 「海の上のピアニスト」などの

ジュゼッペ・トルナトーレ監督最新作はミステリー。

 

 

美術品鑑定士であり、有名一流オークションを仕切るオークショニア、

潔癖性で、常に手袋をつけ、馴染みのレンストランでは自分専用の食器を使う程。

これまで結婚はおろか、女性と恋愛経験ゼロ。

数多くの名画を所有し、それをたまに愛でるのが趣味という変わった男ヴァージルを演じる

ジェフリー・ラッシュは、彼以外いないってほどハマり役。

 

実はその自分が仕切るオークションでは、画家に成り損ねた男、ビリーを

使い、高価な名作を安値で落札させるという詐欺も働く。

そんなことが可能なのか?とも思うケド  笑

ドナルド・サザーランド。

 

壁の中の謎の美女クレアに扮するのは、「ティラミス」という作品に出たのみの

シルヴィア・フークス。

 

ヴァージルの友人で、何でも修理してしまう女好き男ロバートに

ジム・スタージェス。

 

 

壁の中の依頼人に恋してしまったいい歳の老人の恋の指南も

 

途中までは長く感じる。

いきつけのバーの壁際でいつも何かを数えている謎の小さい女の存在が

ミステリアスさを一層増し、徐々に惹き込まれずにはいられなくなる。

 

 

7/10(74点)

 

 

ちょこっとネタバレあり

壁の中の美女が現れ、人と関わるのが苦手で殻に閉じこもってしまう

という自分と似たような境遇であったことに共鳴しあい

惹かれあっていくふたり。

ここまでは、 なーんだ老人が恋に目覚めた素晴らしさを描いたラブストーリーだったのか

とちょっとがっかりしてみていたら。

まぁ勘がいい人、疑いながら観ていたひとなら途中気付くんだろうけど

わたしは純粋にそういう風になにも考えないでみてた。

そして最後のほうになり、何かあるなとは思ってたけど

突然消えたクレア。

ロバートもいない。

探しまわって落ち着く絵画のなかの美女達を収集した部屋にいくと、、、、!

コレクションの絵画はすべてからっぽ。

 

詐欺で手に入れたりしたとはいえ、お金は払って集めたコレクション。

逃げられた女とコレクション、騙された思いと残される未練。

 

こりゃ可哀想、、、だけどある意味自業自得?

うまくいきすぎだろと思ったけどそんな簡単に若い美女の愛は手に入らないのよね。

ドナルド演じた画家志望だったおじいさんも、昔ヴァージルに

キミは画家にはなれないとなじられたのを根に持ってたのか

執念深い恨みと、財産狙いの犯罪と。

3人がグルだったことは明かされないが

建物からまったく出たこともないと話していたクレアが外に出た数、

ヴァージルが屋敷に訪れた回数までも細かく覚えてる小さいあの女の証言は

かなりのインパクトで怖い。ミステリアスで良かった。

 

しかし、せっかく恋した想い。

可哀想だとは思うけど、美術品じゃないんだから

恋する時は見た目の美しさばかりじゃなく、中身もよく吟味して好きにならないとね

まぁ、恋しちゃったら仕方ないけど(笑)

ラストが切ない。

 

謎解きというほどではないけど、役者たちのアンサンブル、

裏切られる快楽で楽しめる作品。

 

世界中の一流オークションを仕切るオークショニアであり美術品鑑定士のヴァージル・オールドマン。彼にクレア・イベットソンと名乗る資産家令嬢から、相続した絵画や家具を鑑定して欲しいという電話がかかってくる。ところが彼女は決して姿を現さない。廃墟同然の屋敷を見て回ったヴァージルは、床に転 がっていたネジのような部品に眼を留める。 それはもし本物なら大変な価値がある美術品の部品だった。ヴァージルはその部品と依頼人の正体を探るのだが…

 

 

 公式サイト

LA MIGLIORE OFFERTA/THE BEST OFFER      2013年  イタリア   131min

12月13日より、公開中〜


 

 

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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ/ ONLY LOVERS LEFT ALIVE

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コーヒー&シガレッツ」「ブロークン・フラワーズ」など

こだわりの楽曲と独自の世界観でジム・ジャームッシュ監督の4年ぶりの最新作は、

7年間温めていたというヴァンパイア ラヴ・ストーリー

 

 

ジム・ジャームッシュ作品て、「ブロークン・フラワーズ」以外は好きじゃないこと多いので

あまり興味もないけど、今回ばかりはティルダとロキ(トム)主演だし

大好きなヴァンパイア映画だから見逃せない。

と思って観たのだが、upするのだいぶ遅れちゃった

年末大忙し時期なので今回は簡単レビューで。

 

ヴァンパイアの恋人たちに、「マイティ・ ソー」のロキこと、トム・ヒドルストンと

「少年は残酷な弓を射る」などの名女優、ティルダ・スウィントン

トムヒドルさんロン毛似合う〜 哀しげな表情(かお)が最高。

アングラ界のカリスマミュージシャン。

 

黒目がち、血色薄い。ヴァンパイア要素はばっちり。

ジム・ジャームッシュ監督とは「ブロークン・フラワーズ」に続くタッグ。

ヴァンパイア役は二人ともハマりすぎ。

 永い間恋人同士だが、遠距離恋愛。

恋人のアダムとはスカイプでネット電話。笑

ヴァンパイアだからすーっと空ひとっ飛びで会いにいくのかと思いきや、

夜中にどっかに電話して航空チケットをゲットするティルダ演じるイヴ。

 

なんかいつも憎らしいのよね、このコ。

それだけうまいってこともあるけど。

突然、カップルのところに居候しにくるイヴのやんちゃな妹にはエヴァにはミア・ワシコウスカ。

 

 

アダムとイヴの長年の友人マーロウには、ジョン・ハート。

 

フツウの?バンパイアものとはちょっと違うところがジム・ジャームッシュらしい。

むやみに人間の首筋に噛み付いて命を奪ったりしないで

純血、綺麗な血しかもとめない

へんな血を吸ってしまうと致命傷になりかねないので用心が必要。

永遠に続く愛をヴァンパイア視点で描いたラブストーリー

 

 

吸血鬼のアダムは、ギターをはじめ弦楽器なら何でも自在に弾きこなすミュージシャンとしてアンダーグラウンド・ミュージック・シーンで活躍している。しかしここ近年の自己破滅的な人間たちの振る舞いにアダムは 抑鬱を抱えていた。そんなとき恋人イヴがデトロイトに住むアダムの元を訪れる。もちろん、彼女も吸血鬼で2人は何世紀も愛し合い、生き続けてきた。久々の再会もつかの間、イヴの破天荒な妹エヴァが突然2人の前に現れ、3人の運命は、ゆっくりと変わり始める...。

 

 

5/10(52点)

 

 

期待してたヴァンパイアものとは違った〜。

やっぱりジム・ジャームッシュ作品なんだなぁって感じ 

ゆっくり、ヴァンパイアカップルの日常とやりとりが描かれる。

今回もかなりスローでとくに大きな見せ場もなく淡々とし過ぎ。

途中で退屈になっちゃった。寝なかったけど眠気もくるし。

ミアがやってきてからは、破天荒な言動を起し怒ったアダムにとうとう追い出される。

 

この内容でというかこの世界観がいいんだろうけど、

2時間ちょいは長すぎ。 これだと85〜90分でいいんじゃない。

 

二人が生き続ける為には、質の良い血が必要不可欠。

人間とうまく共存しながら生き続ける。

それは不幸なのか、それとも幸せなのか。

二人でいる限り、永遠の愛が続く。

 

オープニングの、レコードぐるぐるに合わせて廻るカットが一番印象的でステキだった

 

ジム・ジャームッシュ作品が好きな方にはたまらない作品だろうな。

ロキファンにも、もちろんオススメ。

 

毎回こだわりの音楽、相変わらずいい

 

監督・脚本   ジム・ジャームッシュ

音楽   ジョセフ・ヴァン・ヴィセム

 

 公式サイト

ONLY LOVERS LEFT ALIVE           2013年   アメリカ=イギリス=ドイツ     

12月20日より公開中〜

 

2013年 トロント映画祭にて。

トムヒドルストン、短髪より断然ロン毛だわ

 

さて、これにて今年のレビューはおしまい。

今日ほんとは1本観たかったけどいっぱいいっぱい。

恒例のわたしの2013 Best&Worst発表は明日の大晦日に 

 

 

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2013☆ベスト&ワースト映画 /2013 BEST&WORST MOVIE☆

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今年で16年目

独断と完全なる好みでmigが選ぶ、年末の映画ランキング

毎年言ってますが、個人の選出によるものなので映画の出来の良さではなく、

面白かったもの、好きというのを重視
 対象となるのは 2013年に公開された作品(既に観た来年公開作品はランキングに入れず)
ことしは劇場にて 77本とまたさらに減っちゃった。
(試写含む、機内映画含まず。気に入って2回以上観た作品は1本と計算。)
おウチ鑑賞 DVD 約 72本(以前1度観た作品&レビューを書かなかったDVD新作&過去作品含む)

計149本。

タイトルクリックでレビューへ飛びます。
いつものようにラジー賞付き(※愛すべきダメ作品) 今年から、タイトルのあとに監督名入れてます☆

 では早速ベスト10から

 

 

 2013年 BEST MOVIE

 

1位

  プレイスビヨン・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命 (デレク・シアンフランス監督)

 1位と2位は全くジャンルが違うけど同じくらい楽しめたしかなりどっちにするか

迷った末、こちら☆父と子、血縁からくる哀しい宿命。

Mr,globeこと、ライアン・ゴズリングとブラッドリー・クーパー

同時に同じシーンに出てくるのは一瞬だけだけどどちらも素晴らしかった。

DVDは1/7リリースなので購入後また観るのが楽しみ♪

 残念ながらレビューがTB張った際に消えちゃったのでまたきちんと書き直そうかな

 

 

2位

 殺人の告白 (チョン・ビョンギル監督)

 パク・シフ初主演映画とのことで話題になった韓国のサスペンス。

共演で刑事役のチョン・ジェヨンもいいし、キャストが全員素晴らしい。

試写と劇場とで2度観たけどそれでも面白い。

笑いあり、アクションありのサスペンスで最初から最後迄面白くぐいぐい惹き込まれていくエンタメ作品。

これだから韓国映画は見逃せない。

 

 

 

3位

ジャンゴ 繋がれざる者  (クウェンティン・タランティーノ)

 ジャンゴ〜♪ 出ましたタランティーノ新作。

西部劇は好きじゃないけどさすがタラの手にかかればこうなる♪

今度の元ネタメインは「続 荒野の用心棒」のジャンゴ。

そっちも面白いけど、タランティーノ風黒人の奴隷制度を覆す復讐劇となってるとこがまた面白い

悪役ディカプリオ、ジャンゴの味方賞金狙いのクリストフヴァルツ、

ジェレミージャンゴ、そしてなんといっても黒執事のサミュエルLが最高!!

 

 

4位

    偽りなき者 (トマス・ヴィンターベア監督)

 怖い、子供って怖いよー。

 ラストのラスト迄、ほんとによく出来てる。

2014年のアカデミー賞外国語映画賞にノミニー。

 

 

 

5位

 愛、アムール (ミヒャエル・ハネケ)

老人の話ではあるけれど、ハネケらしい

なんとも考えさせられる、愛を描いた作品で胸にずしりとくる。

二人のキャストもまた素晴らしく。

 

 

ここから10位まではもうどれもおなじくらいなんだけど 笑

 

 6位

 死霊館  (ジェームズ・ワン)

「ソウ」「インシディアス」のジェームズ・ワンが挑んだのは、オカルトな実話!

さすがの手腕。心理的恐怖演出でみせまくる、グロなしの正統派オカルトホラーで

観る者をどん底の暗闇に誘う。

 

 

 

7位

 モンスターユニバーシティ  (ダン・スカンロン)

マイクとサリーの出逢い篇。「モンスターズインク」の前日譚。

モンスターになるための大学で怖さを学び、友情を深める

オトナもコドモも楽しめる1本☆

 

 

8位

 ペーパーボーイ 真夏の引力  (リー・ダニエルズ)

粘着系で暑苦しく、怪しい魅力の映画

いかがわしい変な映画として面白い。

ニコールのアレにはびっくり。

ノリに乗ってるマコ様と、ザッくん、ビッチなニコールに

悪人ジョンキューというキャスティングも絶妙

 

 

 9位

  悪いやつら (ユン・ジョンビン)

また来ました、韓国映画!

大好きなオッサン、チェ・ミンシクが肥ってトボケた悪人に。

ハ・ジョンウのワルっぷりもカッコイイ。

極道の流儀、韓国では血縁の重要さがものをいう!

見応えたっぷりの2時間ちょっとで惹き付けられる韓国版グッドフェローズなマフィアもの

 

 

10位

 世界にひとつのプレイブック (デビッド・O・ラッセル)

イカれた二人の人生再起。

新しい人生へのささやかな希望

笑いありのコメディ仕立てのドラマ。

 

 

 

次点

CABIN キャビン」「地獄でなぜ悪い

サイド・エフェクト」「コンティキ

ほかに、「ある愛へと続く旅」「セブン・サイコパス」「テッド」「ゼロ・グラビディ

L.Aギャングストーリー」「パッション」「ライフ・オブ・パイ」「サプライズ

 

未レビューでは「ペインレス」「SAVEGES 野蛮なやつら」「キラー・スナイパー」

「V/H/S シンドローム」「ザ・ワース 盗まれた人生」「クロニクル」「プレミアム・ラッシュ」

 


 2013年 WORST MOVIE

 

1位

 ムービー43

(ピーター・ファレリー、ブレッド・ラトナー、ジェームズ・ガンほか)

 

Yesドン引き

懸念してた通りのくだらなさ!

豪華ハリウッドスター、大量無駄遣い

よくぞこんなバカすぎな脚本にこれだけのキャストが集結してくれたと感心するばかり。

数々の監督が描くショートムービーのオムニバス。

有名キャスト集めればいいってもんじゃない、の代表作。

 

 

2位

  ニューヨーク、恋人たちの2日間  (ジュリー・デルピー)

舞台と相手変えただけ、前作とやってること同じな上、ドタバタでも笑えない。

とにかく脚本つまらなさすぎ。

 

 

 3位

 ロード・オブ・セイラム  (ロブ・ゾンビ)

宗教がかった演出、こだわり強過ぎで

映画そのものがつまらなすぎ。ロブ・ゾンビお得意の世界だけど自己満足で終結。

 

 

 

4位

 悪の法則 (リドリー・スコット)

とにかくつまらない。

このメンバーでこの監督と、期待値も高く今年いちばんがっかり映画。

 

 

5位

 ブリングリング   (ソフィア・コッポラ)

少年犯罪をキラキラとゴージャスに描かれても困る。

 

 

 

 


特別賞

migが選ぶ、勝手に賞を与えたい映画

 きいろいゾウ (廣木隆一)

 西加奈子さん原作を映画化。

弟が脚本した作品だけど、そんなこと関係なくあたたかとした内容でわたしは好き。

義理の妹と早朝都内で行われた撮影にエキストラで参加して

ホイチョイ映画の10年以上ぶりにちらっと出たのも思い出

 

 


話題賞
わたしのblog内で今年トラックバックが一番多かった映画に勝手に贈ります!

 ジャンゴ 繋がれざる者(クウェンティン・タランティーノ) 66TB

タランティーノ作品は皆観てるね☆

それでも最近はTBお返しできないことも多々あり、、、、例年より少なめ。

 

 

 

 

哀しきDVDスルー

良い映画、面白い映画なのに惜しくも劇場公開されず、もったいない作品に送ります!

21ジャンプストリート (フィル・ロード)

 うゎー、はからずも またまたジョナ・ヒル出演のDVDスルー作品!

元々はジョニー・デップ出演ドラマの映画化で、ジョニーさんもカメオ出演☆

ダサオタク系、ジョナ・ヒル&筋肉バカ系、チャニング・テイタムの凸凹コンビが最高

 

 

来年、公開求む

今年新設。まだ日本公開されていない今年観た作品から1本。

ディス・イズ・ジ・エンド (セス・ローゲン)

セス初監督作。お金かかった世紀の終わりを描いたパニックコメディ♪

こちらにもジョナ・ヒル、ジェームズ・フランコほか実名で登場☆

日本での公開、難しいかなぁ。でも、公開希望

 

 

 

 

THE RAZZIES MOVIE

 ウルヴァリン SAMURAI    (ジェームズ・マンゴールド)

おバカすぎる。

外国人が好きそうなサムライニッポンを描き、これまでのシリーズとはぜんぜん別モノに

ミュータントがほとんど出て来ないX-Menシリーズなんて



 

去年にも増してなかなか更新できなかった2013年でしたが

ほそぼそと続けている中で更新なくてもコンスタントにみてくれてる方々がいると思うと続ける力になります 

コメントいただけるのも、もちろん嬉しいし。

2014年も、マイペースに続けますので宜しくお願いします

 今年のブロガーの皆様の映画ランキング、どんなかな??1位がかぶってる人あまりいないかなぁ?

 ことしもあと残り数時間となりました。皆さま、よいお年を、、、、

 

 

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HAPPY NEW YEAR 2014!! 片岡翔 長編デビュー「1/11じゅういちぶんのいち」映画化☆

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あけましておめでとうございます

 

 

皆さまにとって、最高にすてきでHappyな1年になりますように

地震もなく、争いのない平和な世界でいられますように

 

さて、ここで弟、片岡翔の監督/脚本作のお知らせ告知をしてきました。

去年すでにTwitterの方で告知したのでご存知の方も多いとは思いますが、

いよいよ 長編での監督デビュー作品が決定しました

 

ジャンプSQコミックで大人気の中村尚儁先生のサッカー漫画

原作コミックは、単行本既刊7巻が累計60万部を突破する人気作。

サッカー漫画というより、サッカーを通して11人ひとりひとりが力を合わせ、

「明日」を信じる勇気を与える作品と して注目され、

「日経エンタテイメント」(2012年8月号)の「男に売れてる本、女が読みたい本」特集で「エンタメ!編集部が自信をもって薦めたい 2012年度“今旬”ベストマンガ8」に選出されているものを

翔が脚本、映画化。

既に先月 11日間と短い期間で撮り クランクアップ済み

 

1/11 じゅういちぶんのいち

一人のサッカー選手・安藤ソラを巡る様々な物語
待望の映画化決定!

監督・脚本 片岡翔
主演 池岡亮介


「人が変わる瞬間」を描いた物語      


キャスト 

ミュージカル「テニスの王子様」などで人気を得た池岡亮介さん(若手俳優集団「D-BOYS」)が

主人公・安藤ソラ役。

四季役を、「仮面ティーチャー」や「ゆめのかよいじ」など映画やドラマに多数出演し、

「non-no」専属モデルも務める竹富聖花さんが演じる。

「D-BOYS」の弟分的存在の「D2」に所属する阿久津愼太郎さん、

西武ライオンズなどで活躍した工藤公康氏の長男でNHK大河ドラマ「八重の桜」で俳優デビューを果たした

工藤阿須加さん、

主題歌は、出演もする上野優華さん。


公式サイト  こちら

公式Twitter @1_11movie



そんなわけで、みなさま

ことしもマイペースにblog続けますが、こちらの作品もあわせてよろしくお願いします


 

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1月公開☆新作映画リスト

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現在、ノルウェーに住む妹夫妻、yue とぺぺが帰国中〜

中旬の帰る日まで、仕事の合間を縫って、温泉や温泉や映画を計画中

 

今月は観たいのがものすごーーーーく多い ので

早速いきます!!

月初め恒例 1月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

 

今月都内で公開されるなかから気になる10数本ピックアップ。
いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへリンク(ほぼ観たい順)
1月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト



観た作品

なし。先月多忙で試写はぜんぜん行けず。

 

観たい&気になる作品

今月楽しみに待ってたのが多い中、一番観たいのは3本♪笑

 オンリー・ゴッド     1/25(土)〜

ライアン・ゴズリング×ニコラス・W・レフン監督作。

「ドライブ」コンビ再び!ってことで楽しみ。

復讐劇、大好き。あとは、タイが舞台のサスペンスアクション。前知識はそれだけで観る予定☆

 

 

 インシディアス 第2章    1/10(金)〜

「ソウ」の ジェームズ・ワン監督作の2011年公開「インシディアスの後編。

前作から繋がってるので楽しみに待ってた1本は、全米でも大ヒット。

復習してから挑んだ方が余計面白いようで。

 

 

 

  ビフォア・ミッドナイト   1/18(土)〜

大好きなリチャード・リンクレイターのお馴染みの作品!

イーサン・ホーク&ジュリー・デルピーがまた帰って来た!

18年前の出逢い、9年前の再会、そして現在。

タランティーノほか、ベストに入れた著名人も多い。3作目も傑作?!

これもかなり楽しみすぎるーーー

 

 

 

 アメリカンハッスル     1/31(金)〜

「世界にひとつのプレイブック」デヴッド・O・ラッセル監督最新作。

クリスチャン・ベイル、ブラッドリー・クーパー、エイミー・アダムス、ジェニファー・ローレンス。

汚職政治家を捕まえるため、FBI捜査官が協力を依頼したのは「天才詐欺師」という、

ウソのような実話で、米上院議員と5人の下院議員が汚職で有罪となった

米国史に残る政治スキャンダル”アブスキャム事件”を映画化!楽しみ!

 

 

 

 

  V/H/S ネクストレベル   1/24(金)〜

気鋭のクリエイターが競作したオムニバスホラー『V/H/S シンドローム』の続編!

レビューまだだけど、前回面白かったので観る♪

「サプライズ」のアダム・ウィンガード監督作もあり☆

 

 

 

 アイム・ソー・エキサイテッド!   1/25(土)〜

ぺドロ・アルモドバル監督の最新作は原点にかえってコメディ☆

機体トラブルで旋回し続ける旅客機内を舞台に、

オネエ系の客室乗務員をはじめとするクセあり乗務員と乗客が抱腹絶倒の騒動!

アルモドバル好きだからハズせません♪

 

 

 

 危険な関係   1/10(金)〜

タイトル、過去にもあったなー

「四月の雪」などのホ・ジノが監督を務め、18世紀にピエール・コデルロス・ド・ラクロが発表した

フランスの古典小説を映画化した恋愛劇。

セシリアが出るので観る。

セシリア・チャン、チャン・ドンゴン、チャン・ツィイー共演。

 

 

 

 スティーラーズ    1/18(土)〜

 先日、事故で亡くなった「ワイルド・スピード」シリーズなどのポール・ウォーカー出演作。

イライジャ・ウッド、マット・ディロン、ブレンダン・フレイザー、

なぜかチラシではマスクのノーマン・リーダス出演☆

キャストで楽しみたい1本。

ブレンダンすごい肥った??

 

 

 ウルフ・オブ ウォールストリート  1/31〜

スコセッシ×ディカプリオ 5回目のタッグ

実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの回想録を映画化した実録ドラマ。

共演にマコ様、ジョナ・ヒルなど。

これは共演者で楽しみたい  笑


 

 

 ROOM237            1/25(土)〜

スタンリー・キューブリック監督の「シャイニング」の謎を、監督の全作品の引用と、

名高いキューブリック研究家たちのコメンタリーと共に読み解くドキュメンタリー。

 

 

 

 母なる復讐    1/26(日)〜

韓国で未成年者が起こした、実際の性犯罪事件をベースにしたサスペンスドラマ。

愛する娘をレイプしたにもかかわらず、少年法に守られる加害者たちに復讐を果たそうとする母親。

まぁ、DVDでもいいか。公式サイトない。

 

 

 

 

 

 ここから下は、ヒューマントラストシネマ渋谷での「未体験ゾーンの映画たち2014」での上映。

 MUD マッド    1/18(土)〜

今年もいい映画に沢山出演のマコ様の新作。

お蔵入りにならず良かったー!

 

 

 ポール・ヴァーホーヴェン トリック     1/18(土)〜

「氷の微笑」の鬼才ポール・バーホーベンが、「ブラックブック」以来6年ぶりにメガホンを取ったサスペンス。

映画の冒頭 4分だけを公開してその後の脚本を一般公募し、

送られてきた1000以上もの脚本から監督自ら選出したものを繋ぎあわせて製作。

その過程を追うドキュメン タリーを併せた2部構成。

 

 

 

 New York 結婚狂騒曲   1/18(土)〜

ユマ・サーマン主演、コリン・ファース共演。

以前から海外版DVD持ってて、その後NYで観てレビュー済み。

だけど劇場でも観たいな☆まさか今更公開するとは!

 

 

 スリーデイズ・ボディ     1/18〜

これも気になる。生きたまま体が腐っていく奇病に侵された女性の悲劇を描くサスペンスホラー。

まぁ、ゾンビもの。

っていうかポスター、インパクトありすぎ。一瞬、工藤静香かと思ったわ

 

この他にも、リンチの娘、ジェニファー・リンチの新作も。

 

 

以下、たぶん観ない

 

 

 

この数、すごすぎ。

今月はほんとに観たいっていうのが多いからこれどうしよう 

もう1本、お正月に観た映画のレビューもまだだった

どこまで観れるか!?

さて今日は今から箱根へ行ってきます〜

 

 

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かぐや姫の物語

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今は昔。竹取の翁といふものありけり。

野山にまじりて竹を取りつつ よろづのことに使ひけり。

名をば、さぬきの造りとなむ言ひける。

その竹の中に もと光る竹なむ一筋ありける。

 

 

11月に公開したジブリの最新作。

お正月に家族で集まった元旦、皆で観に行きました〜。

元は、もちろん 古典文学 竹取物語。

 

ジブリの高畑勳監督作品は、1999年の「ホーホケキョ となりの山田くん」以来14年振りなんだとか。

高畑勳氏、もう御歳78歳。

わたしが大好きなアニメ「アルプスの少女ハイジ」をてがけたことでも知られるけど

本作、みていてハイジに通じる部分をすごく感じた。

 

物語はあまりにも有名だけど、シンプルなその画風、

するすると描かれるシンプルな物語にぐんぐんひきこまれていた。

竹の中でみつけた小さな姫。とたんに赤ちゃんに変身。お婆さんと育てることに。

みるみる少女は成長。

近所の子供たちにタケノコと呼ばれ、ぐんぐん育っていく。

おじいさんはその後、何度か竹の中で砂金や、素晴らしい着物が溢れ出したのを手にし、

姫として扱い、都に城を建てることを決意、

仕留めた獲物を翌日食べようと約束したまま引っ越すことに。

初めは豪華な城にはしゃぎ、喜ぶも、友達もいない、

望んでもいない姫としての都会暮らしに辟易してくる、、、、。

 

 

吹替えキャスト

かぐや姫、朝倉あき。

竹取りの翁 故 地井武男。途中から?三宅裕司。

育ての母に、宮本信子。

近所の兄貴分の男の子、捨丸に高良健吾

ほかに、

相模 - 高畑淳子 女童 - 田畑智子 斎部秋田 - 立川志の輔 石作皇子 - 上川隆也 阿部右大臣 - 伊集院光 大伴大納言 - 宇崎竜童 石上中納言 - 古城環 御門 - 中村七之助 車持皇子 - 橋爪功 北の方 - 朝丘雪路(友情出演) 炭焼きの老人 - 仲代達矢

 

 かぐや姫はなぜ地球に来たのか。この地で何を思い、なぜ月へ去らねばならなかったのか。姫が犯した罪とは、その罰とはいったい何だったのか—。日本最古の物語文学『竹取物語』に隠された人間・かぐや姫の真実の物語を、高畑勲による全く新しいアニメーション表現で描き出す。

 

 

8/10(85点)

 

 

これはすごく好き

思ってた以上によくて、2回泣いちゃった。

翁(お父さん)はかぐや姫のことを思うがため、と言いながら

しきたりを重んじて、都に住む事、金に不自由なく高貴な身分の男に嫁ぐことこそが

幸せだと信じ込み、本人が嫌だというのにも聞く耳もたずで一生懸命。

かぐや姫はそんな父親の考えとは逆で、嫁などいかず、

毎日友達たちと自然の中で戯れていたい。

美しく育ったかぐや姫をひと目みたい、嫁にしたいと

5人の貴族たちが次々に来て、秘宝に例えた言葉をさしだすも

姫は姿もみせず、「それではあなたがたのそれぞれのその例えの秘宝を

持って来る事が出来たら結婚しましょう」と告げる。

やっきになった5人はそれぞれの方法で秘宝を持って来るが、

うち、ひとりだけ それを取る時に失敗して死んでしまった。

そのショックや、その後現れる、町いちばんの金持ちでお偉いの

自信過剰なモテ男、御門(みかど)にも言い寄られ、

抱きすくめられて我慢限界。ついに「月に返して!」と願ってしまったことで

月のお迎えがくることになってしまう。

 

5人の貴族たちがそれぞれ、アプローチする場面はちょっと長過ぎる

少しダレて感じたけど全体的に惹き込まれたし、わたしは退屈しないで観れた。

映画大好き、ノルウェー人のぺぺは、退屈だったーと言ってたのは仕方ない。

ウチの家族(弟の嫁含む)は賛否両論で意見分かれて面白かった☆

ラストの月の迎えのところは、なぜそこに仏さま(仏陀)が?!と違和感ありありだったけど

そんなところは目をつぶってしまえるほど、哀しく美しい物語でした〜。

 

すぐ戻れると言われてむりやり都に引っ越す場面、

帰りたいけど帰れない哀しい思い、野山を駆け回ってた頃に戻りたいという願望。

教育係の、躾けにうんざり。

などなど、ハイジとかぶるところがあって 描いてる根本は似てるなぁと思った。

本作で宣伝でも言われてる、「かぐや姫の罪と罰」については、

何不自由ない月にいるのに、昔聴いた歌に誘われて人間の地上での暮らしに憧れてしまい、

その罰として下界に降りてこられるも、やはり思う様に自由に生活出来ない事への

苛立を押さえられずにまた月に願ってしまったというところかな。

 

 

 公式サイト

かぐや姫の物語    2013年  日本    137min

11月23日より、公開中〜

 

 

とにかく、観て良かった1本でした〜

まだの方はぜひ

 

 

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インシディアス 第二章/ INSIDIOUS CHAPTER 2

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ソウ」シリーズの生みの親ジェームズ・ワンとリー・ワネルのコンビが

2010年に手がけたホラーの続編。

 

まるっきり前作の続き、数ヶ月後の設定かな、その更に昔

パトリック・ウィルソン演じる父親ジョシュの幼少時のシーンからはじまる。

前作を観直してからの鑑賞必須

 

話の筋云々ではなくて、それ以上に繋がりがわかるシーンがいくつか出て来るので

前作を再見したばかりなほど、細かい気づきがあってより楽しめることを保証します

 

「ソウ」主演、本作でも出演もしてるリー・ワネルは今回も迷コンビで登場

 

 

父親ジョシュ、パトリック・ウィルソン

母親ルネ、ローズ・バーン。

ジョシュの母親、バーバラ・ハーシー。

霊能者、エリーズにリン・シェイ。

その弟子、スペックス&タッカーにリー・ワネルとアンガス・サンプソン。

 

前作であちらの世界から息子ダルトンを連れ帰り、

無事に現実世界から戻ってきたジョシュ。

エリーズに不意にポラを撮られ、豹変して首を絞め殺す。

そして部屋に戻った妻ルネはエリーズが死んでいることに驚き

何者かに肩を叩かれ、驚きと恐怖の顔で振り返る!! といういいところで終わった前作。

   

1のレビュー 

 

前作と共通のテーマは

必殺、遊体離脱で彷徨った魂を取り戻せ

 

続編では、ジョシュに取り憑いた者の正体に迫って行く。

諸悪の根源、1でちょこちょこ出て来た白塗り婆さんは何者なのか

 

 

 どうにか危機を脱して平穏を取り戻したかに思われたランバート一家。ところ が息子ダルトンを救うために“あの世界”へ行った父ジョシュは、何かを連れて来てしまったらしい。ジョシュが警察から霊媒師エリーズ殺害容疑で疑われる中、一家は忌まわしい屋敷を離れ、ジョシュの母ロレインの家に身を寄せる。しかしそこでも不気味な怪現象に悩まされることに。ロレインはエリーズの助手をしていたスペックスとタッカーに事態の解決を依頼する。やがてジョシュの封印された少年時代の記憶が深く関わっていることが明らかとなってくるのだが…。

 

 

ジョシュは幼い頃から幽体離脱をして霊の世界とつながる特殊な能力があり、それを恐れた母親によって記憶が封印されていたことが判明する。

ジョシュにとり憑いた霊は、ランバート一家や霊媒師たちに害を及ぼしはじめ、

彼らはその霊の正体を突き止めるため封印されているジョシュの記憶の世界へと入り込んでいく。 

 

8/10(80点)

 

このシリーズ、というか毎回ジェームズ・ワン作品。

怖さが足りず、シリアスなわりにけっこう笑いによってたけどでも好き☆

話としてはそんなに怖くない、ありきたりな?呪いのストーリーだけど

怖がらせる演出は毎度好きだなー。

今回は心理的に怖がらせるという描写少なめかな。

父親に取り憑いて豹変して、身近な人間が恐ろしくなるという恐怖は

古典的でキューブリックの「シャイニング」も思わせる。

 

 怖いのは、糸電話の先が弟ではなくタンスに向かってていきなりそこから誰かが駆け出すシーンと

白い布をかけられた座った死体が沢山並ぶ部屋。 あんな部屋実際観たらやばいよ。笑

 

が、ところどころにギャグというか、笑えるお遊びも忘れない。

笑いは二人のコンビが今回も担当。

取り憑かれたジョシュの対決を、サイコロおじさん一人に託して車の中で二人は待機、

いざとなったら呼ぶという合い言葉で軽くもめ、

そんなのいらんと言ったサイコロおじさんはちゃんとその言葉を使い助けを求める 笑

「ヤバい!」と慌てて中に駆け込んで助けようとする二人。遅いから!

ここ場内、笑い起きてた

 

エリーズおばちゃん、冒頭から若い頃のシーンは別の女優さん使ってるんだけど

声がやたら似てて、喋り方も似せててうまかった。

そして、今回のポイントはダイス。

サイコロ転がして霊と話す手法。得意なおじさんが出て来て交信する。

 

前作で死んじゃったリン・シェイ(エリーズ)がまたみれたのは嬉しかった☆

  ジェームズ・ワン作品に欠かせなくなってきた人形は

今回はこんなのがエリーズの部屋の片隅に。前回活躍アイテム、ガスマスクかぶってる。

 

ここからネタバレちょこっとあり

オープニング、タイトルが出る前にジョシュの子供時代のシーン。

ここでジョシュは既にエリーズに会っていて現象を調べてもらっている。

ジョシュは何者かに「案内するよ」と囁いて廊下へ行き、扉を指差す。

これはこの続編で、遊体離脱して彷徨っていた大人になったジョシュが

自分の家にいき、子供時代のジョシュと対面し話していたことだと判明。

 

そして、前作で赤ん坊のカリが気配で泣き出したり

警報機が鳴って、ドアが勝手にあいていたりしたが誰もいなかったというのも

この時の大人になったジョシュが、赤ん坊を守ろうとしてやっていたことだと

繋がってわかる。

こういう発見があるので前作を観ていた方がより楽しめる。

わたしは前日にちゃんと観直してたので細かいところに気付けてその分得した感じ。

うん、この繋がり、良く出来てる〜。

 

過去の話から現代に戻る。

ダルトンを取り戻してから全て元に戻ったかと思いきやまた誰かいる気配。

そして、夫ジョシュがどこか変わった感じ。

ジョシュに取り憑いた何者か、その秘密はジョシュの母親ロレーンが働いていた病院にあった。
エリーズの友人・カールは、サイコロを振る占いで、死んだエリーズから病院の名前を教えてもらう。

元女医のロレーンは集中治療室で、パーカーという患者がいたことを回想しだす。

幼少期のパーカーは、母親に「マリリン」と自らを名乗ることを強要され、女装させられていた。
母親に虐げられた少年時代を取り戻したい願望で、パーカーはジョシュに取り憑いていたということが判明。

 

 

要するに、この母親が諸悪の根源で、すべてを仕切っていた。

そして 白塗り婆さんは結局、この殺しをさせられていた息子、病院にいたパーカーという

じいさんだった。

それにしても前作でわりと怖い感じだったのに

 

         

 化粧濃すぎだし

このギャグみたいな変わりようは何!? 

 

そして、息子ダルトンがあちらの世界へ行き父親を探すという

前作とは逆の展開を見せ、息子の活躍で今回はジョシュも自分の体に戻る事ができ、

解決したかと思われたラスト。

その後、なんかあるでしょと思ったらまたまた。

なんと、これまだ続くらしい! 笑

次回作は「ワイルドスピード7」待機中のジェームズ・ワンはもうホラーを撮らないと

寂しい事をいってるけど、3もあるならぜひまた監督してほしい。じゃないと、変な方向にいっちゃうよー。

ま、誰が監督でももちろん次も観ちゃうけど☆

 

痛くもグロさもないので、前作を観てからぜひ劇場で

 公式サイト

Insidious: Chapter 2        2013年   アメリカ  106min

1月10日より、公開中〜

 

 

 

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第86回 アカデミー賞 ノミネート発表!! 2014 THE ACADEMY AWARDS NOMINATIONS

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ご存知の通り第85回アカデミー賞のノミネートが、日本時間1月16日22:30頃発表されました〜。

恒例なので残しておきます☆ 全リスト。

主要部門のノミネートは以下の通り。

作品賞のノミネート枠は10作品。(またまた今年もノミニーは9作!)
作品賞のみ、タイトルから未公開のは公式サイト、観たものはレビューへリンクしてます
日本公開日付き。

 

                     第86回 アカデミー賞ノミネート

 

作品賞

 her 世界でひとつの彼女      6/28〜

 ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅      2/28〜

 ダラス・バイヤーズクラブ     2/22〜

 あなたを抱きしめる日まで     3/15〜

 それでも夜は明ける    3/7〜

 ゼロ・グラビティ      12/13〜公開中

 キャプテン・フィリップス    11/29〜公開中

 ウルフ・オブ・ウォールストリート     1/31〜

 アメリカン・ハッスル      1/31〜



スパイク・ジョーンズ監督作、嬉しい♪ 6月と遅いけどー。

作品賞のはそれ以外は2月3月で観れちゃう。

GG賞とトロント映画祭でとったのは「それでも夜は明ける」


ベン・スティラーの「Life!」が漏れたのは残念。


「キャプテン・フィリップス」評判いいしみとくかな。

オスカーは「それでも〜」か「ゼログラ」か「アメリカンハッスル」ってとこかな?



監督賞
アルフォンソ・キュアロン「ゼロ・グラビティ」
アレクサンダー・ペイン「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」
スティーヴ・マックィーン「それでも夜は明ける」
デヴィッド・O. ラッセル「アメリカン・ハッスル」
マーティン・スコセッシ「ウルフ・オブ・ウォールストリート」


ここはもうキュアロンだろうね。


主演男優賞

クリスチャン・ベイル「アメリカン・ハッスル」
ブルース・ダーン「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」
レオナルド・ディカプリオ「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
キウェテル・イジョフォー「それでも夜は明ける」
マシュー・マコノヒー「ダラス・バイヤーズクラブ」


珍しく入ったレオくんも頑張って欲しいとこだけど

マコファンなのでもちろんマコ様押し!


主演女優賞

エイミー・アダムス「アメリカン・ハッスル」
ケイト・ブランシェット「ブルージャスミン」
サンドラ・ブロック「ゼロ・グラビティ」
ジュディ・デンチ「あなたを抱きしめる日まで」
メリル・ストリープ「8月の家族たち」


メリルノミネートすごいされてるし受賞もある、サンドラ姐さんも受賞済みだけどさて。

いつもなら若いエイミーにいくところ。


助演男優賞

バーカッド・アブディ「キャプテン・フィリップス」
ブラッドリー・クーパー「アメリカン・ハッスル」
マイケル・ファスベンダー「それでも夜は明ける」
ジョナ・ヒル「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
ジャレッド・レト「ダラス・バイヤーズクラブ」


わー、ここはもう誰にいってもいい!

ジャレッドもジョナヒルも頑張れ♪バーカッドさんだけ知らないわ


助演女優賞

サリー・ホーキンス「ブルージャスミン」
ジェニファー・ローレンス「アメリカン・ハッスル」
ルピタ・ニョンゴ「それでも夜は明ける」
ジュリア・ロバーツ「8月の家族たち」
ジューン・スキッブ「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ」


ジェニファー・ローレンスは評価されすぎなのでぜひ別な人で。

願わくばジュリアだけど。


脚本賞

エリック・ウォーレン・シンガー、デヴィッド・O・ラッセル 「アメリカン・ハッスル」
ウディ・アレン 「ブルージャスミン」
クレイグ・ボーテン、メリサ・ウォラック「ダラス・バイヤーズクラブ」
スパイク・ジョーンズ 「her/世界でひとつの彼女」
ボブ・ネルソン 「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」


スパイク押し。みてないけど。


 脚色賞

リチャード・リンクレイター、ジュリー・デルピー、イーサン・ホーク 「ビフォア・ミッドナイト」
ビリー・レイ 「キャプテン・フィリップス」
スティーヴ・クーガン、ジェフ・ポープ 「あなたを抱きしめる日まで」
ジョン・リドリー 「それでも夜は明ける」
テレンス・ウィンター 「ウルフ・オブ・ウォールストリート」


視覚効果賞

「ゼロ・グラビティ」
「ホビット 竜に奪われた王国」
「アイアンマン3」
「ローン・レンジャー」
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」


撮影賞

フィリップ・ルスール(『グランドマスター』)
エマニュエル・ルベツキ(『ゼロ・グラビティ』
ブリュノ・デルボネル(『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』)
フェドン・パパマイケル(『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』)
ロジャー・A ・ディーキンズ(『Prisoners』原題)


美術賞

「アメリカン・ハッスル」
「ゼロ・グラビティ」
「華麗なるギャツビー」
「her/世界でひとつの彼女」
「それでも夜は明ける」

 衣装デザイン賞

「アメリカン・ハッスル」
「グランド・マスター」
「華麗なるギャツビー」
「The Invisible Woman」
「それでも夜は明ける」

 

 長編ドキュメンタリー賞

「アクト・オブ・キリング」
「キューティー&ボクサー」
「Dirty Wars」
「The Square」
「バックコーラスの歌姫たち」


短編ドキュメンタリー映画賞

「CaveDigger」
「Facing Fear」
「Karama Has No Walls」
「The Lady in Number 6: Music Saved My Life」
「Prison Terminal: The Last Days of Private Jack Hall」


 編集賞

「アメリカン・ハッスル」
「キャプテン・フィリップス」
「ダラス・バイヤーズクラブ」
「ゼロ・グラビティ」
「それでも夜は明ける」


 外国語映画賞

「オーバー・ザ・ブルースカイ」(ベルギー)
「追憶のローマ」(イタリア)
偽りなき者」(デンマーク)
「The Missing Picture」(カンボジア)
「Omar」(パレスチナ)

偽りなき者。おすすめ。


 音響編集賞

「オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜」
「キャプテン・フィリップス」
「ゼロ・グラビティ」
「ホビット 竜に奪われた王国」
「ローン・サバイバー」


 録音賞

「キャプテン・フィリップス」
「ゼロ・グラビティ」
「ホビット 竜に奪われた王国」
「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」
「ローン・サバイバー」


 メイクアップ&ヘアスタイリング賞

「ダラス・バイヤーズクラブ」
「ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中」
「ローン・レンジャー」


 作曲賞

ジョン・ウィリアムズ 「やさしい本泥棒」• "The Book Thief," by John Williams
スティーヴン・プライス 「ゼロ・グラビティ」
ウィリアム・バトラー、オーウェン・パレット 「her/世界でひとつの彼女
アレクサンドル・デスプラ 「あなたを抱きしめる日まで」
トーマス・ニューマン「ウォルト・ディズニーの約束」


 主題歌賞

「Alone Yet not Alone」 (「Alone Yet Not Alone」)
「Happy」 (『怪盗グルーのミニオン危機一発』)
「Let it Go」 (『アナと雪の女王』)
「The Moon Song」 (『her/世界でひとつの彼女』)
「Ordinary Love」 (『マンデラ 自由への長い道』)


長編アニメーション賞

「クルードさんちのはじめての冒険」
「怪盗グルーのミニオン危機一発」
「アーネストとセレスティーヌ」
「アナと雪の女王」
「風立ちぬ」


 短編アニメーション賞

「Feral」
『ミッキーのミニー救出大作戦』
「Mr. Hublot」
『九十九』
「Room on the Broom」


 短編実写映画賞

「Aquel No Era Yo (That Wasn't Me)」
「Avant Que De Tout Perdre (Just Before Losing Everything)」
「Helium」
「Pitaako Mun Kaikki Hoitaa? (Do I Have to Take Care of Everything?)」
「The Voorman Problem」


授賞式は、3月2日(日本時間3日)に米ハリウッドのドルビー・シアターにて☆

楽しみ♪


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ビフォア・ミッドナイト/ BEFORE MIDNIGHT

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ウィーンでの出逢いを描いた1作目 1995年「恋人たちの距離 ディスタンス(原題 Before Sunrise)」

その9年後のパリでの再会 2004年の「ビフォアサンセット(原題 Before Sunset)

そして更に9年後...ギリシャを舞台にした本作

18年前 ウィーン

9年前 パリ

 

現在 ギリシャ
 

変わらず、主演ふたりはイーサン・ホーク演じるジェシーと

ジュリー・デルピー演じるセリーヌ。

そして監督はリチャード・リンクレイター

「バッドチューニング」「スクール・オブ・ロック」「テープ」などリンクレイター作品、大好き

脚本は前作同様、この三人で担当。

 

 

3作目もやっぱり

会話が命

 

タランティーノが去年のベスト10に入れてたし、このシリーズ大好き。

そしてリンクレイター作品大好きなので楽しみにしてました〜

 

 パリでの運命の再会から9年。当時はそれぞれにパートナーがいたアメリカ人のジェシーと、フランス人のセリーヌは一緒に暮らしているばかりか、ふたりの間にはかわいい双子の娘たちまでいた。パリに暮らしている彼らは、南ギリシャの美しい港町にバカンスにやって来ていた。ウィーンでの初々しい出会いからすで に18年。すっかり中年となり、仕事と子育てに追われる日々。楽しいはずのバカンスも、気づくとすぐに言い合いとなってしまうふたりだったが…。

 

 

 

 ギリシャの空港でジェシーはアメリカから来た息子のお見送り。

ハンクはジェシーと過ごしたギリシャで の休暇を「最高のバカンスだったよ」と言われ

アル中の元妻のもとへ戻る息子と別れに寂しくなる。

 

その後、車で待っていたのはセリーヌと双子の娘。

ここでは車中に舞台を移して二人のまた他愛もないトークが続く続く。

ギリシャの友人のゲストハウスへ向かう。

 

到着して数組の友人たちとのランチ。

ここでも喋る喋る。 それぞれのカップルの出逢いの話になだれこみ

当時の出逢いと9年後の再会について語る二人。

 

友人に子供を預け、その夜は友人の計らいで二人でホテルに泊まることになっていた。

陽が落ちるまでの間、仲良く語り合う

 

二人ともいい感じで歳を重ねました

ジュリー・デルピーはお腹まわりに肉がついておばちゃんぽいぽっちゃり体型に。

これまたリアル。笑

イーサンは昔も無精髭あったのね。ほんといい感じに歳とったなー♪

 

その後、ホテルの部屋につくといいムードになり

求めようとするジェシーに服を脱ぎかけるセリーヌだったけど

突然ちょっとしたことで流れが変わり、

これまでの不満をぶちまけてくるセリーヌ。

相変わらず会話が自然でリアル。

 

 

8/10(80点)

 

ラブストーリーがそこまで好きではないんだけど

リアルで等身大の会話が魅力のこのシリーズ、まさか3作目が作られるとは!

同じく自分も数年経って成長し、いろんな出逢いを重ねてみているわけだけど、

この二人がその後どうなったか、を今回はさらに現実的にみせていく。

 

どこが面白いってわけでもない、セリフ覚えるの大変そう!と感心しちゃうほどの

セリフの洪水で日常会話のやりとりがひたすら続く前半。

とくに景色もないシーンでトークが続いていくので面白いとも思えないけど

リアリティある会話にひきこまれていく。

そしていい感じになったと思った途端の切り返しでケンカ。

会話会話会話、喧嘩。

ここでのセリーヌがまた、わがままに見えて仕方ない。

あなたは遊んでるのに私はなにもかも我慢して子育てや家事を全部やってる

だの、ジェシーの息子からの電話も自分だけ話して電話を代わらずに切っちゃったり、

ホテルの部屋が安っぽいとケチをつけたり

セックスがいつも同じでマンネリと文句言ったりとにかく言いたい放題。

黙って聞いてるわけもなく、言い返すも圧倒的にセリーヌが優勢。

いったん出て行ったセリーヌをなだめるように

優しい言葉をかけるジェシーだったけどまるで効果なし。

最終的に「もう愛してない」と部屋を出て行くセリーヌ。

 

どうなるの?!これ。

さすがにどちらか(ジェシー)が折れないとどうにも進まない。

そこで外のバーにいたセリーヌの横に現れたのはなんと。

自称、タイムマシンで過去のセリーヌに頼まれてやってきた

昔のジェシー。

セリーヌが未来のセリーヌにあてて書いた大事な手紙(もちろん何も書いてない)を

怒っているセリーヌの前で読み始める、、、、、。

もうね、ラスト10分?15分?が最高

まさかこんな手で関係を修復、本当の気持ちを伝えることが出来るなんて

素晴らしい

これは実際にこんな風にされたら感動だなー

ユーモアセンス抜群。 もう許すしかない。

 

こうして「恋」から「愛」をはぐくんでいた二人

かけがえのない想い出の一日。真夜中までの数時間。

 

また9年後、あるのかな、、、 今度は孫がいたりして。

いやふたりの結末はここまででいいかも。

自分がプラス9歳になってると思うと考えたくもない 笑

 

同じスタッフ、キャスト、脚本のおかげで前からの流れも綺麗に繋いだ

大人の恋愛映画の傑作

鑑賞前には必ず前作2作品の鑑賞を

 

 

映画『ビフォア・ミッドナイト』予告編

 

 公式サイト 

BEFORE MIDNIGHT           2013年   アメリカ    108min

1月18日より、公開中〜

 

リチャード・リンクレイター監督と。

 

お、イーサン、イメチェン

 

 

 

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ポール・ヴァーホーヴェン トリック/TRICKED/STEEKSPEL

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「ロボコップ」「トータルリコール」「氷の微笑」「ショーガール」

「スターシップトルゥーパーズ」「インビジブル」(←ケヴィン主演)など。

どれも好きな作品

ポール・バーホーヴェン監督の「ブラックブック」以来、6年振りとなる新作

は、ちょっと変わった実験的趣向。

 

冒頭4分はプロの脚本、

続きの45分の脚本を一般公募して、1000以上の中から監督自らセレクトしてつなぎ合わせて撮影、再び映像を1本の映画に仕上げている。

本作の前半30分ほどはその制作過程を追ったドキュメンタリーパートで

ポール・ヴァーホーヴェン喋る喋る!撮影現場や脚本の講演会含め、メイキングみたいな感じ。

その後、本編が50分付いた2部構成

 喋るの大好き♡

 

現在、ヒューマントラストシネマにて開催中の

未体験ゾーンの映画たち2014 にて公開中。

お蔵入りするのがもったいないというB級だったり、

地味だけど良作をまとめて観られるとあって、広くない劇場は連日大盛況。

 

 

50歳を迎えたプレイボーイの資産家ムレコは、愛する家族や美しい愛人に囲まれて満ち足りた毎日を送っていた。ところが、海外にいるはずの元愛人ナジャの突然の出現により、完璧だった彼の人生は崩壊していく。



金持ちの主演のオジサン、レムコはリーアム・ニーソンに誰か足した風。

 

 

その娘はジェニファー・ローレンスに誰か足した風。

 

左の彼は、レムコの息子。隣は愛人で娘の友人。

そして夫の浮気癖を認めつつも愛している良く出来た妻。

 

キャストには、有名どころではなく

「天国へのシュート」などのピーター・ブロックを筆頭に、オランダの実力派俳優たちの中からオーディション。

 

7/10(75点)

 

 

冒頭4分以降は、公募によって送られて来た沢山のプロットの中からの選りすぐり、

面白くないわけがない!

愛、嫉妬、欲望が絡んだ、っていうほど濃厚でもないけど、

ブラックジョークの効いたテイストでちょっと笑えたりっていうのがもう完全ヴァホーヴェン節!

一つの家族とその一家の主の愛人たちが繰り広げる様々な駆け引きがなかなか面白い。

 

観る前にみさせられるメイキングのようなものである最初の30分は

5分で済ませてくれれば良かったのにってくらい

これからさぁ本編を観る!という段階で観せられても。といった感じで

講義の様子や撮影風景や脚本教室の様子などけっこうだらだらで退屈。

いよいよ30分後に始まる本編。

 

メインキャストは一人の男の家族と、男の愛人たち。

浮気性の夫を持つ耐える妻、愛人を複数持ち不倫を続ける懲りない夫。

その父親を軽蔑視するイマドキの娘、その親友は父親の愛人であり、

息子は妹の親友で父親の愛人である美女に惚れている。

夫の誕生日パーティに日本に移住していたはずの元愛人が妊婦姿で現れた。

まさかと思ったがどうやらそのお腹の子は、愛人関係だったときに出来た子で

社の部下と話をつけていて、会社が破産目前だといいその前に中国の会社に売却話を持ちかけ

断ればお腹の子供のことをバラすとグルで脅迫してくる。

 

家族がいながらも外では愛人ともうまくやり、人生を楽しんでた男。

それが徐々に窮地に落とされていく。

人生そんなに甘くない。

 

オチにかけて、とくに珍しいほど面白いってわけじゃないけど

ブラックな笑いを誘うサスペンス展開で惹き込まれる。

しかしこれ、前半30分のそのメイキングみたいなドキュメンタリーいらないのと

本編も15分くらいはカットして30〜35分くらいの短編だともっと面白く完璧だったんじゃないかなー

 

今回は6年振り。もっともっと間を置かずにどんどん面白い作品、生きてるうち撮っていって欲しいな!

現役で頑張ってほしい監督です

 

 現在、75歳。おじいちゃん

 

 映画『ポール・ヴァーホーヴェン/トリック』予告編

 

公式サイト 

TRICKED/STEEKSPEL          2012年    オランダ     85min

1月18日より、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開中〜

 

 

 

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「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」

ガエルの女装が見れる「バッド・エデュケーション

一昨年のわたしのNo1映画「私が、生きる肌」などのスペインの巨匠、

ペドロ・アルモドバル監督最新作

は、アルモドバルの初期作品の頃にたちかえったようなコメディ。

ご本人、言わずと知れたゲイなので ゲイネタ、そして下ネタまで盛り沢山

 

アルモドバル作品ファン、3人のゲイのCAのダンスがあって大爆笑とかいうことで

楽しみにしてました〜試写にて。

 

これまでのアルモドバル組の面々だちが集結、ってくらい結構出演。

冒頭4、5分のシーンで アルモドバルのミューズ、ペネロペと

多分監督のタイプで何度も出演してるバンデラスが整備士カップル役で登場

前座よろしくショートコントのような会話を披露。カメオ出演。

 

 

 観たのがたとえ数年前でも あ、この顔「トーク・トゥ・ハー」の看護師!とすぐ気付く印象的な

ベニグノ役を演じたハビエル・カマラはオネエ客室乗務員(CA)のチーフ、ホセラ役。

 

「オール・アバウト・マイ・マザー」で主演のシングルマザー・マヌエラ役を演じたおばさんセシリア・ロスはSM女王・ノルマ。

 

「ボルベール」でペネロペ演じるライムンダの姉役だったロラ・ドゥエニャスは、アラフォー処女の預言者

 

 

「トーク・トゥ・ハー」で劇中サイレント映画のヒロインを演じた

精神病で落ち目俳優の愛人役

わー、この人誰だっけ?とあとで調べたらパス・ベガ!(アダムの「スパングリッシュ」など)

昔、"可愛いけどペネロペを古臭くした感じ"と評してたんだけど久々みたら一気に老けててびっくりー

 

私が、生きる肌」では、バンデラスの娘役、ブランカ・スアレスは落ち目俳優の元恋人役。

 

 

残り二人のオネエ客室乗務員、宗教ハマりすぎカルロス・アレセス、副操縦士を狙うラウール・アレバロ、

 

そして副操縦士役のユーゴ・シルバ、新婚カップル、謎のメキシコ人役たちはアルモドバル組初参加☆

 

マドリッドからメキシコ・シティへ。快適なはずのビジネスフライト。でも、その飛行機は目的地に向かわずに上空をぐるぐると旋回し続けていた...。そんな状況の中、3人のオネエの客室乗務員たちは乗客を楽しませようと歌って踊り、オリジナルカクテルを振る舞う。三角関係に悩む機長、運命が大きく変わる日だと予言をする乗客、愛人と元カノが気になる元人気俳優。SM女王にメキシコの怪しい警備アドバイザー、不祥事を働いた銀行頭取、酩酊し続ける新婚カップルなど、癖があり過ぎる乗客たち。徐々に彼らの正体が明らかになってゆく──。
  

 

未来が見えちゃうアラフォー処女

妻と愛人、どっちも必要な機長

機長の愛人、チーフCA

愛人と元カノのはざまで。落ち目俳優

クレームいいまくり、伝説のSM女王

女性は殺さない暗殺者

不祥事で高飛びの銀行頭取

妻ありながらゲイへの目覚め 副操縦士

副操縦士を狙うオカマCA

信仰心熱いおデブちゃんオカマCA

なぜかビジネスクラスに妻は夢遊病で眠りながらやっちゃう新婚カップル

 

 と強烈な面々が、

突如着陸不能で巡回する飛行機の中で大騒ぎ!

事態を収めるべくオカマCAが歌って踊る!って内容かと思ったら

歌って踊るのは1曲のみ。 あらそんだけだったの

あとは、窮地に陥ったビジネスクラスの濃いキャラたちが

相手の声も聴こえちゃう機内電話で、その大事な相手に話すなかで

それぞれの秘密が次第に暴露されていくー。

 

 

5/10(56点)

 

 

嫌いではないけどコメディなのに笑えないのがいまひとつ。

エコノミーの乗客達は薬盛って眠らせ

曲者揃いのビジネスクラスの乗客たち。3人のオカマCA、自分たちはお酒にクスリ混ぜてハイ!

乗客が次々コックピット入ってくるわ、機長と副操縦士は緊急事態に揃って

バイとゲイの経験話。非常事態だというのにヤリまくりの乗客たち。

いくらなんでも機内でエキサイトしすぎだろっ

これは日本人にはウケない笑いだね〜。下ネタもストレートすぎだから逆に引いちゃう

場内まったく笑い起きず。

エコノミークラスの眠らされてる見知らぬ男にのっかって

自ら強姦して処女捨てちゃうとか、ないから〜 笑(←いや笑えん)

 

 

しかしそれでもつまらなくはない。

そこはやっぱりアルモドバルの脚本力で惹き付ける。

これまでのアルモドバル作品を観て来た人なら、常連のキャストたちと

新しいメンバーたちのアンサンブルをある程度楽しめる。

それにこの笑いは「キカ」とか昔のアルモドバル作品のようなノリ。

ここ最近は真面目?(いや真面目じゃないな)

良い意味で変だけどややシリアスなドラマ傾向だったので

そっちに慣れてる人には驚きのテイストかも。

結局最後は無事に着陸。この数時間のフライトで意外なカップルも誕生してたりして終わり。

 

まぁそんなわけでこの映画、ナンセンスって思う方が、ナンセンス

構えずに、かるーい気持ちで観たい作品

90分っていう短さでちょうど良かった。  笑

 

 

 映画『アイム・ソー・エキサイテッド!』予告編

 

  公式サイト 

LOS AMANTES PASAJEROS/I'M SO EXCITED!        2013年   スペイン   90min

1月25日より、ロードショー

 

 

 本日、公開☆

 

 

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オンリー・ゴッド/ONLY GOD FORGIVES

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ライアン、革手袋をはずし、素手で挑む

 

「好き嫌いが分かれる、パーソナルな映画。」とは、ライアン・ゴズリングの言葉。

まったくその通りであり、わたしはこの世界観、大好物

 

ドライヴ」に続く、ライアン・ゴズリング×ニコラス・W・レフン監督作

 

 

 原題は『Only God Forgives』で"神よ許したもう"という意味。

 

女性強姦で死なせるという罪を犯した男。

その男が、裁きを受けた。

その悲報を知った、息子を溺愛する母親は次男のライアン演じるジュリアンに復讐を命じる。

 

寡黙な男。

 

 クリスティン・スコット・トーマスがその母親。

 

母親の内なる狂気。この人がまた最高!

金髪ロング姿はじめてみたけど似合う〜!鬼のような母親ハマりすぎ。

 

 

 

歌っては殺し〜歌っては殺し。主役を食うほどの強烈キャラ、

元警官のチャン。ヴィタ ヤ・パンスリンガム。

すご技の自己流儀で神に変わって、勝手にこの世の悪を制裁

 

キャラクターが確立されていて、独特の世界観がすばらしい

 

この作品、アレハンドロ・ホドロフスキー監督にリスペクトとして捧げられている。

もともとアレハンドロ・ホドロフスキー監督のファンだったニコラスWレフン監督、

ご本人と親しくなり、その後ずっとたまに食事したり相談したりと交流があるらしい。

 

わたしの父が一番好きな映画は彼(ホドロフスキー)の「サンタサングレ」で

昔から記憶にある世界観。

そことは似てるわけではないけど監督が影響を受けていることは明らか。

で、観客からすると完全に好みにわかれる作品となっている。

 

 

 

ある事件で米国を追われたジュリアンはバンコクへ渡り、ボクシング・クラブを経営する傍ら、裏では麻薬の密売に手を染めていた。ある日、兄のビリーが売春婦を殺した報復で何者かに惨殺される。米国で巨大な犯罪組織を取り仕切る母親のクリスタルは、溺愛する息子の死に衝撃を受け、ジュリアンに復讐を命じる。しかし、バンコクの裏社会を牛耳る元警察官、チャンが立ちはだかる!

 

 

8/10(86点)

 

 

ちょこっとネタバレ

上にも何度も書いてるけど、この世界観は好みに完全にわかれる。

暴力的シーンがいくつか含まれ、独創的世界がゆっくりと進行する。

ライアンは寡黙で台詞自体が少なめだけど

内に秘めた葛藤 シンプルな演技の中、表情だけで伝わるところがさすが。

 

独特なタイ、バンコクの空気感が出ていて 

強烈キャラの、自身を神と思っている元警察官の男、チャンの言動に次第に目が離せなくなる。

容赦なく人を裁いたかと思うと、警察官みんな集まって夜のバーでカラオケ、何もなかったかのように

しれーっと自慢の歌声披露。

 

 

元々は、ライアン演じるジュリアンの兄貴が犯した罪が発端なので

ぜんぜん共感はできないし、やられて当たり前とも思えるのだけど、

その息子を溺愛する母親、クリスティン・スコット・トーマスがすごく良かった。

二人の息子に同じように愛を注ぐのではなく、長男を偏愛。

女性を強姦で死なせ、殺された兄の敵をとることを命じられるも、ジュリアンはその敵の娘であるまだ子供(少女)には出だしはしない。

そこのところが正気である二人の違い。

 

チャンという男の本当の怖さを知り、その恐ろしさに身の危険を覚えた母親は

次男ジュリアンに救いを求めるが ジュリアンはそれに応えるのか。

最終的に、殺された母親のお腹に手を入れるジュリアン。

一見、とても強烈で不気味で意味不明の行動だけど

これは生まれたときの場所に還ってみたのだとわたしは感じた。

 

ほかに特筆すべきは音楽

 ソダーバーグ作品などで活躍のクリフ・マルティネスが、前作「ドライヴ」に続き担当。

昔のホラーのような音付けで、この思い切りダークな世界にハマり。

 

ライアンファンはもちろん、この狂気な世界に酔いしれたい方はぜひ劇場で

 

 

映画『オンリー・ゴッド』予告編

 

 

 公式サイト

ONLY GOD FORGIVES             2013年     デンマーク=フランス   90min

 1月25日より、公開中〜

 

 

 

 

 

 

二作品、立て続けにニコラスレフン作品に出演のライアン、愛されてます

 

 

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マイティ・ソー/ダーク・ワールド/THOR THE DARK WORLD

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マーベル・コミックの人気シリーズ「マイティ・ソー」の続編にして

「アベンジャーズ」のその後を描くアクション・アドベンチャー大作

 

2011年の前作「マイティ・ソー」は面白かったのにな〜

ということで続編けっこう楽しみにしてました✨

主演のソーより、ロキ(トム・ヒドルストン)がかなり魅力的だった前回。

今回は、、、、、

 

みどころはほぼロキの魅力

セクシーな男、No.2にも選ばれウディ・アレンの「ミッドナイト・イン・パリでの

フィッツジェラルド役や、ジム・ジャームッシュの

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」でのヴァンパイアなどで役の幅を広げてる

トム・ヒドルストン。

 ロキ

 ロキ

 ロキ

途中までほとんど出番少ないけど

出てきてからの二人の掛け合いが一番面白いかな。

ソーの義理の弟であり、宿敵でもあるが

どこかおちゃめで憎めない。

一人、おいしい感じ。これじゃあ皆ロキファンになっちゃうよ

 

今回は、ソーとの会話の中で様々な人に変身。

キャプテンアメリカ」のクリス・エヴァンスがちょこっと出てきたり☆

 

 

ソーに、クリス・ヘムズワース。

頭脳インテリ系、ロキとは真逆。筋肉ムキムキ体育系マッチョな魅力。

 

その父で、アスガルドの王にアンソニー・ホプキンス。

 

その恋人で天文物理学者のジェーンに、ナタリー・ポートマン。

プライベートでは結婚、出産により、ますます大人の輝きに美しくなったナタリー。

 

ニューヨークでのお返しよと、ロキとの再会後いきなりバシッ

 

コントか 笑

 

 

 

日本代表、浅野忠信さん 今回もほとんど出番なく。

こんなんだったらこのキャラいらないんじゃ?

 

元、シールド(国際平和維持組織)の科学者セルヴィグにステラン・スカルスガルド。

 

 

 

 ニューヨークに壊滅的な打撃を与えた「アベンジャーズ」の戦いから1年─。ロンドンに原因不明の重力異常が発生。ソーの恋人である天文物理学者のジェーンは、調査の過程で地球滅亡の鍵となる“ダーク・エルフ”の力を自らの身体に宿してしまう。打開策を求め、ソーは地球を離れ “アスガルド”にジェーンを連れていくが、そのために愛する家族や故郷をも危機にさらすことに…。絶望的な状況の中、ソーの最後の頼みの綱は、血のつながらない弟にして宿敵であるロキだった。ジェーンと地球を救うために立ち上がるソーとロキ。果たしてジェーンの身体から“力”を取り出し、ダーク・エルフによる地球の侵略を回避することはできるのか? そして、ロキの真の目的とは…?運命の戦いの舞台は、ロンドンへ──。

 

 

 

5/10(50点)

 

 

けっこうどうでも良かった〜

前半とにかく眠くなって退屈だった

テンポも悪いし 一度閉じ込めたロキを解放し動きがでてからはまだ良かったけど

戦いも見所っていう見所ない感じで勝敗の行方や展開が気になることもなくボーっとみちゃった。

そもそもこういう変なキャラでてる時点で子供っぽく感じちゃってわたしはいまいちノレない。

 

とにかく、ロキ(&演じるトム・ヒドルストン)の魅力のみ!

 

あと前作の監督、ケネス・ブラナーにかわって

この続編でメガホンをとるのは、テレビドラマ「MAD MEN マッドメン」シリーズなどのアラン・テイラー。

そこも面白さ半減しちゃった要因かも。やっぱり監督の手腕って大事。

 

アベンジャーズプロジェクトとして

アベンジャーズ→アイアンマン3→マイティ・ソー ダークワールド→

キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャー→ガーディアンズオブギャラクシー→

そして再び、2015年

アベンジャーズ エイジオブウルトロンへ。(2015/4/25公開)

と流れていくらしい。

映画ファンにとってはお楽しみ。 面白いといいな〜

 

本作、やっぱり大画面の迫力で観ることをおすすめ。

エンドロール途中にはあの人の登場、

そしてエンドロール後には、けっこうみてもみなくてもいいようなオチというか

ワンシーンあり。

海外の人ってほとんど100%に近いくらい最後まで座ってみてるひといないから

日本人向けの?おまけって感じかも。笑

 

The Avengers: Age Of Ultron SDCC Teaser (2013) - Marvel Movie HD

 

 

公式サイト 

THOR:THE DARK WORLD      2013年    アメリカ   112min

 2月1日より、公開中〜

 

クリス・ヘムズワース来日ジャパンプレミアにて。

 

 

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アメリカン・ハッスル/AMERICAN HUSTLE

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'70年代後半に実際に起った汚職スキャンダルを基に、FBI捜査官に捜査協力を依頼された天才詐欺師が

政治家たちにオトリ捜査を仕掛けていくドラマ。

3月発表のアカデミー賞にて、作品賞含む最多部門でノミネート

 

ザ・ファイター」「世界にひとつのプレイブック」のデヴィッド・O・ラッセル監督最新作

とにかくキャストが豪華

バットマンにX-Menのミスティークにアベンジャーズのホークアイ、、、、

それから、ん??ブラッドリー、たぬきの吹替なんてやってないけど

 

じゃなくて、

クリスチャン・ベール、ジェニファー・ローレンス、ブラッドリー・クーパー

エイミー・アダムス、ジェレミー・レナーという豪華キャストのアンサンブルで魅せる

 

この役作りのため、バーコード禿げ&でっぷり体系に体を作って出演は

クリスチャン・ベール。昔主演の「マシニスト」でガリガリになったときとまるで別人!

詐欺師のプロ、アーヴィン。

隣のくるくるパーマ、ブラッドリー・クーパーはFBI捜査官、リッチー。

 

アーヴィンの愛人で相棒の女詐欺師シドニーにエイミー・アダムス。

ほとんどずーっと衣装はハミ乳で見せまくり!

こちらもお色気では負けてません

アーヴィンの妻で二人の仲に嫉妬するロザリンはジェニファー・リーレンス。おとり捜査の邪魔者。

 

そして標的となり利用される、市民に愛される市長にジェレミー・レナー。

昔臭さがイイネ☆(後ろにちょこっと映ってるのはジェレミーの初子なんだって。)

 

あ、それから マイケル・ペーニャのホントは違うアラブ人役も良かったし

陰の大物として、出た〜!って感じにクレジットなしで出演のデニーロも良かった♪

(前作にも出演してたしね)

 

 

 

愛、嫉妬、嘘。騙し騙され、豪華キャストのアンサンブルで魅せる社会派コメディドラマ




完全犯罪を続けてきた天才詐欺師アーヴィンと、そのパートナーにして愛人のシドニー。遂に逮捕された二人は、イカれたFBI捜査官リッチーに、自由の身と引き換えに捜査協力を強いられる。それは偽のアラブの大富豪を使って、アトランティック・シティのカジノの利権に群がる政治家とマフィアを罠にハメるという危険な作戦だった。ターゲットはカーマイン市長。しかし、アーヴィンの妻ロザリンが、アーヴィンとシドニーへの嫉妬から捜査をブチ壊す動きを見せる──。

 

 

 7/10(77点)

 

 

まず、音楽の使い方、最高!!

名曲たちばかりで、音楽好きならサントラ欲しくなること必至♪♪

 

諸事情でオンライン予約した席だったのに間に合わず、最初の15分ほどを見逃したのが残念。

それでも意味はすぐ理解できたから良かったけど

また時間あるときにみようかな。

 

アカデミー賞会員のおじいちゃんたち、こういうエンタメ作品を作品賞ノミネートに

するなんて時代が変わったのね〜

と思うほど、普通にエンタメ作品。

キャストたちの個々のキャラを毎度魅力的に描くこの監督ならではの

今回もそれぞれのキャラが個性的に。

おかげで、悪いヤツなはずの詐欺師にも同情?というか

悪に見えなく思えてくるし、熱血FBIのブラッドリーがまたヘンなパーマだけど

可愛い

 夜になるとちゃんと自宅でカーラーすんのよ♡

 

批評家たちにやたらと毎度気に入られてるジェニファー・ローレンスは

前回のこの監督に引き続きだけど、本作も娼婦かっ!って思えるカッコで

寂しい悪妻&ビッチっぷり。

さすがにうまいけど、そんなオスカーあげちゃうほどか?

市長にもらったばかりの当時高価なオーブンに銀製のもの入れて壊したりと

やんちゃ。

 

鑑賞した日はかなり睡眠時間少なくて眠かったにもかかわらず、

引き込まれちゃってぜんぜん眠気もおきない!

これこそが映画を楽しめたって証拠!

トイレでの愛人と本妻の掛け合いも面白い

っていうかいきなり ぶちゅっとしちゃうなんて、監督の趣味? 笑

 

おちゃめなブラッドリーが可愛すぎる♡(しつこい)

 

うまい役者たちの絡み具合、掛け合いが最高。

まぁ、これがアカデミー賞作品賞ノミニー??って感じもしなくはないけど

面白いからいいんじゃない♪

映画を観た!って充実感をたっぷり味わえる作品というのはやっぱり今なかなか貴重。

実際2時間ちょい超えというのは長過ぎな感じも否めないけど

騙し騙されのエンターテイメント、つべこべ言わずに堪能しちゃうが勝ち♪

 

  公式サイト 

AMERICAN HUSTLE      2013年     アメリカ    138min

1月31日より、公開中〜

 

 

 

 

さて、オスカーどれだけとるかな??

 

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MUD -マッド-/MUD

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これから公開の「ダラス・バイヤーズ・クラブ」がアカデミー賞主演男優賞でノミニー中のマコ様主演

 最近ノリにノってるマコ。こちらも見逃せない良作☆

去年アメリカで地域限定公開にも関わらずじわじわと口コミで広がり

6週連続TOP10入り、RottenTomatoesで満足度98%


今期一番のわたしのお気に入り&おすすめ映画

 

だいぶ前に観ていたんだけどやっとup☆

監督は、「テイク・シェルター」でデビューを飾り評価された、ジェフ・ニコルズ。

 

自分たちだけの自由な世界、かなわなかった初恋、

その夏、思いもよらない一つの出会いが何かを変える。

そして少年たちは、少し大人になる。

 

 

秘密の島で出会うワケありの謎めいた男MUD(マッド)にマシュー・マコノヒー。

本作でのマコも素晴らしいのだけど、

注目の子役、タイ・シェリダンがまた、すばらしい

ツリー・オブ・ライフ」にブラピの息子役(3男)で出てたコといえばわかる人も多いかな?

あっと言う間に大きくなっちゃった(右)

あのとき、特に三男に今後も要注目!って書いたのがあたってた 笑。

若き頃のリバー・フェニックスそっくりの左のコは新人、親友ネックボーン役のジェイコブ・ロフランド。

 

マッドの幼なじみで元恋人、ジュニパーにリース・ウィザースプーン。

暗い役柄のせいもあるけど、痩せて法令線も目立ってきちゃって老けたなー。

「キューティブロンド」なんてもうだいぶ昔だもんね。

 

ほかに、サム・シェパード、前作に主演したマイケル・シャノンも出演(ちょっとした役でもったいない)

 

少年たちは、見つけた隠れ家である島で

潜伏していた奇妙な男マッドに出会う。

 そして彼と知り合い、彼の事情を聞いて逃亡の協力をすることになる。

次第に友情も芽生えてゆき、、、、。

 

 謎めいた危険な男と出会った14歳の少年2人。

まだ見知らぬ世界に足を踏み入れることで

ちょっとした冒険をしてるようで。

 

マコ様、本作でももちろん自慢の鍛えたボディ披露

 

 

南部のアーカンソーに暮らす14歳の少年エリス。ある 日彼は、親友のネックボーンとミシシッピ川に浮かぶ島へと探検に繰り出す。そして2人は、洪水で木の上に打ち上げられたボートに寝泊まりしている怪しげな 男マッドと遭遇する。マッドは愛する女性ジュニパーのために殺人を犯して追われる身で、この島でジュニパーと落ち合い、一緒に逃亡する準備をしていると告白する。エリスはその話に引き込まれ、愛する2人の逃亡を成功させようとマッドに協力するのだったが…。

 

 

 8/10(88点)

 

 

期待以上に良かった

 現代版「スタンド・バイ・ミー」などと言われてる本作。

マッドは罪を犯した人間とはいえ、事情があり

愛する女性に酷い仕打ちをした男への復讐から、その男を殺し追われる羽目に。

そして潜伏先であった島で出会った少年たちに協力を依頼する。

 

本当に恐ろしい男なのかと思っていたら、そこはマコが演じる役

愛する者のために。という事情は人を殺したといっても人間的に同情できる。

タイ・シェリダン演じる少年エリスはそこにぐっときてしまう。

自分も年上の女性に恋をしている。

愛するひととの愛を貫くことが美しいと感じていた。

 

得体の知れない男、マッドとの友情が自然に描かれていく。

そして、父親代わりともいえる男とマッドとの絆。

 

いつでも守って愛してくれる男がいても別のしょうもない男にひっかかる

マッドの愛する女の存在。この女性のために、罪を犯す。

 

 

少年たちのほろ苦いひと夏の経験、風なところもありながら

青春ドラマ的な爽やかさをもちつつも、追っ手から逃れるサスペンス的な要素もあって

知らぬ間にこの世界に入り込んでしまう。

とくに衝撃的な、とか驚くオチとかではないけど

逃亡者+少年たち という構図がうまいドラマで成り立つ良作

これ、渋谷で開催中の「未体験ゾーンの映画たち」という

お蔵入りになりそうな映画を一挙公開、シリーズで上映中なんだけど

この名作、もっと観れるようにしてほしい。

行ける方はぜひとも公開中に大きなスクリーンで

 

 

映画『MUD -マッド-』予告編

 

  公式サイト 

MUD        2012年     アメリカ    130min

1月18日より公開中〜

 

 

あのときは(っていうか本作でも)まだけっこう子供だったのに、、、、

タイ・シェリダンくん現在 

うぎゃ

 次回作はニコ共演作!!!「Joe」

こちらも評判もよく、日本公開が楽しみ

 

マコ様の快進撃、まだまだ今年も続きます頑張れー

 

 

 

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新しき世界/NEW WORLD

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ごひいきの素敵なオッサン、韓国俳優のチェ・ミンシク出演の新作

韓国での観客動員数470万人を記録、またまたハリウッドリメイク決定という本作、堪能しました〜

 

よくある潜入捜査もの。

映画祭や映画賞で高い評価を獲得したクライムストーリー。

犯罪組織に潜入する警察官が、組織のナンバー2と育んだ絆と職務の間で葛藤を描き出す。

 

兄貴分である男か、父のような存在である男への忠誠か。

傑作「インファナル・アフェア」+「ゴッドファーザー」+韓国のオリジナリティ


監督は、「悪魔を見た」や「生き残るための3つの取引」の脚本家、パク・フンジョン。

 

韓国最大の犯罪組織「ゴールド・ムーン」に入って8年になるジャソンに、

10人の泥棒たち」などのイ・ジョンジェ。

その組織の潜入捜査のためジャソンを送り込んだのが、父のような存在のカン課長。

ハイ、今回も太ったまんま登場のチェ・ミンシク

 

自分と同じ中国系韓国人で組織のNO.2のチョン・チョンに、ファン・
ジョンミン。

この人がすごく良かった!「生きるための3つの取引」にも主演だから観たい。

 

紅一点、囲碁の先生にソン・ジヒョ。この正体は、、、、!

 

ある時、組織の会長が何者かによって殺される。

そこからはじまる、トップ争い。容赦ない命をかけた抗争。

自分の素性がいつバレるかわからない状況で

早くこの一件から足を洗って普通の生活に戻りたいと願っていた。

 

が、カン課長は混乱に乗じて組織を破滅させるための「新世界」作戦を打ち出した!

アンタこれで終わりや言ったやないかぃ

 

 

「潜入」という任務が一人の男の運命、人生を変える。

 

己の中の、偽りの人生。

本当に偽っているのはどっちだ。

 

 

 あ、そうそう

次期会長を狙う男、イ・ジュング役のこの人パク・ソンウン。

誰だっけ?この顔の日本人(芸人だっけ?)いたよね!?

名前思い出せないけど似すぎてた。

 

 

女性は殆ど出てこない、かなり硬派な映画。

この120分超えは見応えあり!

 

 

 8/10(80点)

 

 

もうねー、しびれる。メインの男たち、3人が素敵

気の進まないままの人生を歩まされている男、

その世界で義理と人情で生きる荒っぽい男、

息子のような部下をも駒にする、それを使命として厭わない男。

はじめはよくある潜入ものになっちゃったかなぁって、

あまり話しが進まないしのめり込めないくらいけっこう淡々としてたので

ぼんやりみていたら、突然途中から面白くなって引き込まれた!笑

 

殺しに自宅潜入して「おい、銃持ってるぞ」 「知らなかったよ」とか

間抜けでコントみたいなセリフのやりとりが笑える中国から来た殺し屋3人組がまた

おかしくてなかなかよかった☆

 

傑作の「ゴッドファーザー」も「インファナル・アフェア」も大好物だけど

本作はまたそれとはちょっと違うところに焦点をあてている。

韓国の殺しの場面ってほんと容赦ない。

飛び散る血も、ヘタなB級ハリウッドのホラーよりもリアルで怖い。

最初はただのチャラいヤクザなチョンチョンが

ラストに近くなるにつれ素敵に思える。

中国のハッカーに調べさせ、ついに判明した警察の犬。

その恐怖に怯えるがもう時間の問題。

見つかったヤツは残虐に殺される。

そのハラハラ感と、その裏にあった、数年間で築かれたブラザーとの友情。

 

 

そしてその意思を受け継ぐかのようにして出した己の未来=新しい世界への決意。

 

ラストの「回想」シーンがポイント。

あそこがなかったら傑作とは思えなかったかもね。

それほどに素晴らしいシーンでした

うん、もう一度みてもいいなー。満足の1本

 

新宿シネマートの劇場がめちゃめちゃスクリーン小さいので残念だった。

この作品だったら宣伝してもっと大きく公開しても人呼べると思うのにもったいないな。

韓国映画(恋愛もの以外の)ファンには見逃せない作品

 

 

韓国最大の犯罪組織で8年間も危険な潜入捜査を続けている警察官のジャソン。その甲斐あって、今では組織のナンバー2、チョン・チョンの信頼を勝ち取り、 その右腕として台頭するまでになっていた。しかし神経をすり減らせる仕事に、警察へ戻る日を待ちわびる毎日だった。そんなある日、組織の会長が急死し、にわかに跡目争いが勃発する。ジャソンの上司カン課長は、これを組織壊滅の絶好のチャンスと捉え、警察復帰を嘆願するジャソンに非情な捜査継続の命令を下し、“新世界”と名付けた一大プロジェクトを決行する。


『新しき世界』予告編


 公式サイト

NEW WORLD    2013年     韓国    134min

2月1日より、公開中〜


 

さーてと、久々に チェ・ミンシク出演の「親切なクムジャさん」でも見直すかな♪

 

 

今日は東京も大雪! 皆様あたたかくしてお家でゆっくり過ごしましょう✨

 

 

 

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2月公開☆新作映画リスト

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嫌いな2月がやってきたー!といってももう1/3 笑

梅の咲く季節が終わるとすぐに桜、そう思うと春はもうすぐなーんて思ってたら

どかーんときました、予報通りの大雪で都内もすごい積もっちゃいました

ここは雪国か?

風邪による微熱で二日間休んだので、家にいてのんびりだったけどたまにはゆっくりしなきゃね。

今月はまた観たいの多すぎ!先月の映画も観こぼしが3、4作あるし

ついに3代目、新しいMacちゃんを買って、iPhone5Sにしたので電波もさくさく快適♪

最初の設定いろいろ時間かかってるけど いちばん小さくて軽〜いMac BookAirなので

スタバに持ち込むのも海外持ってくのも今度から楽チン

 

今月は仕事も中旬から忙しいのでそういうわけで前半からピッチあげてupしてるけど

まだまだupしたいトピックが山ほど。がんばろー。

 

今月のリスト遅くなっちゃったけど自分でもこれ利用してるからそろそろupしておかないと 笑。

それでは早速、

 

 月初め恒例 2月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

 

今月都内で公開されるなかから気になる10数本ピックアップ。
いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへリンク(ほぼ観たい順)
2月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト。

 

 

今月は2本観てました
観た作品

 新しき世界       2/1〜 

「潜入」という任務が一人の男の運命、人生を変える。

 己の中の、偽りの人生。

本当に偽っているのはどっちだ。(レビューから抜粋)

 「悪魔は見た」の脚本家がメガホン。

イ・ジョンジェ×チェ・ミンシク×ファン・ジョンミン競演。

見応えありの韓国マフィア×潜入捜査+友情もの。おすすめ☆

 

 

 

 マイティ・ソー ダーク・ワールド    2/1〜

「マイティ・ソー」第二弾。

前作は面白かったけどわたしはあまりノレず。

 

 

 

 

 

観たい&気になる作品

いちばんはこれ!マコさま&ジャレッド・レトが、作品賞含めWでオスカー候補

 ダラス・バイヤーズ・クラブ       2/22〜

これ、ガリガリに痩せたマコがゴシップででてからずっと待ってた作品!
1980年代当時無認可だったHIV代替治療薬を密輸販売し、

アメリカのHIV患者が特効薬を手にできるよう奔走した実在のカウボーイの半生を映画化。

マシュー・マコノヒーが21キロも減量しエイズ患者を演じて大絶賛。

同じくジャレッドも痩せて、女装も披露。二人してGG賞受賞で、オスカーもとっちゃうか注目



 大統領の執事の涙        2/15〜

こちらもアカデミー賞作品賞ノミニー作品。

フォレスト・ウィテカーが執事ってことでまた濃厚なわざとらしいほどの演技は

目に見えてるけど、笑 監督は「プレシャス」「ペーパーボーイ 真夏の引力」の

リー・ダニエルズってことで楽しみ!!

 

 

   スノーピアサー     2/7〜

試写のがしちゃったけどこちらもすごい楽しみだった1本。

主演はオジさんに見えるけど、クリス・エヴァンス。

監督は「母なる証明」のポン・ジュノ。

ティルダ・スゥイントン、ソン・ガンホ共演で制作にパク・チャヌク。

フランスのコミックが原作のSF作。

新たな氷河期が到来した地球を列車でさまよう数少ない人類の生き残りが、支配層と被支配層に分かれて車内で壮絶な戦い

を描く密室劇。



キック・アス  ジャスティス・フォーエヴァー  2/22〜

前作でマフィアの父親を殺されたレッド・ミストが悪党マザー・ファッカーを名乗り、

キック・ アスやヒット・ガールのもとへ次々と刺客を送り込む。

前作の監督マシュー・ヴォーンは製作に回り、新鋭のジェフ・ワドロウが監督。

アーロン・テイラー= ジョンソン、クロエのほか、ジム・キャリーがヒーロー軍団のリーダーとして登場♡




 17歳      2/15〜

フランソワ・オゾン作品最新作なので観たい。

主演の可愛コちゃんは、モデル出身のマリーヌ・ヴァクト。

ジェラルディーヌ・ペラスや、オゾン作常連のシャーロット・ランプリングが共演。



エヴァの告白   2/14〜

マリオン・コティヤール、ホアキン・フェニックス、ジェレミー・レナーら共演の人間ドラマ。

気になるけどDVDでもいいかな。(っていうか今月こんなにあるし)



ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅   2/28〜

アカデミー賞作品賞9作品のうちのひとつ。

2月最終日公開ってことだし、観るのは3月にはいってからオスカー発表前

までにみられればでいいかな。




 土竜の唄 潜入捜査官Reiji   2/15〜

高橋のぼるの人気コミックを、三池崇史監督、宮藤官九郎脚本のタッグで実写映画化したコメディー

生田斗真くん主演なので観ようかな、時間あえば。

共演に、堤真一、仲里依紗、山田孝之、岡村隆史、上地雄輔ら。



先月から上映中の<未体験ゾーンの映画たち2014>にて

 ザ・ドア 交差する世界   2/1〜(上映回数少な!)

マッツ・ミケルセン主演で観たいー!


 ハウンター   2/19〜 「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督作。

アビゲイル・ブレズリン主演のSFスリラー。


 パイオニア   2/19〜ノルウェー映画ってことで気になる。

監督は、『私は「うつ依存症」の女』などのエーリク・ショルビャルグ。


 悪魔の秘め事     2/15〜

レナ・オリン、ロザムンド・パイクが共演し、共に女優である母娘の愛憎を描くサスペンス。

こういうの、好き。


 ガンズ・アンド・ギャンブラー  2/5〜

カジノで一文なしになったギャンブラーが100万ドルのお宝を盗んだと言い掛かりをつけられ、

突然命を狙われる羽目になるというアクション。笑

「トゥルー・ロマンス」で共演のクリスチャン・スレイターとゲイリー・オールドマンが再びタッグ☆


 チェインド   2/1〜  デヴィッド・リンチの娘で

サベイランス」を撮ったジェニファー・リンチ監督によるサスペンススリラー。

前作普通だったしDVDでいいな。


ヒューマントラストでのこの企画のだけで観たいのだけに絞ってもこんなにあるぞー


 

 

以下、たぶん観ない。

交通事故で亡くなった、ポール・ウォーカーの最新作も上映。

 

 

 

ふうー 今月もすごい量だわ

 


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