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1月公開☆新作映画リスト

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 2016年 あけましておめでとうございます 

あっという間にあけちゃいました!

年末休み入ってそうそう気が抜けたのか風邪ひいちゃいました

あったかくして、睡眠休息第一。

今年もマイペースでいきますが無理しちゃうタチなので、今年はムリしないようにコントロールしていこうかな。

去年も沢山温泉に行けたけど、今年も年明け早々2泊で行く予定なので楽しみ

 

 

それでは早速、

 月初め恒例 1月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

 

今月都内で公開されるなかから気になる10数本ピックアップ。
いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへリンク(ほぼ観たい順)
1月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト




観た作品

 イット・フォローズ         1/8~

各国の映画祭で高評価!タランティーノ絶賛のホラー。

忍び寄る静かな恐怖。これはおすすめ 音楽もいい。

 

 

 

 

観たい&気になる作品

一番観たいのはこれ
 ザ・ウォーク       1/23~

1974年にワールド・トレード・センターでの空中綱渡りに挑戦した実在の人物を映画化実録ドラマ。

彼が成し遂げた前代未聞の偉業の全貌が映し出される。

監督、ロバー ト・ゼメキス×ジョセフ・ゴードン=レヴィット。

高所恐怖症だから余計怖そう。こればっかりは3Dで観ようかな~

 



 今月は、ヒューマントラスト渋谷で 未公開ゾーンの映画たちがあるので期待の作品多め。

※未体験ゾーンの映画たちでの上映作品にはマーク付

 グッドナイト・マミー      1/12~

美容整形により人格まで豹変した母親の正体を疑う双子の少年が引き起こす惨劇を描いたオーストリア製サイコスリラー。

2014年のシッチェス映画祭ほか、世界各地の映画祭で話題!アカデミー外国語映画賞にエントリーするオーストリア代表作品にも選出された。

ずっと楽しみだったホラー。評判良いからこれは期待しちゃう

 

 

 

 

 

 殺されたミンジュ           1/16~

キム・ギドク監督、脚本、編集、撮影、製作総指揮!

女子高生を殺害した容疑者7人が謎の7人組集団によって拉致され、拷問される不可解な事件に迫る。

これは面白そうな匂いがする

 

 

 


 エージェント・ウルトラ     1/23~

ジェシー・アイゼンバーグ×クリステン・スチュワート共演のアクション。

CIAの洗脳プログラムによって工作員へと育成された青年が、巨大な陰謀と恋人に迫る危機に立ち向かう。

ジェシーの新作コメディってことで楽しみ♪ 試写予定

 




 パラドクス      1/12~

シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭、バンクーバー国際映画祭などで称賛を浴びたスリラー。

1階へと下りると最上階の9階へと戻るビル、いくら進んでも同じ道に帰ってしまう道と、

不気味なループ空間に迷い込んだ者たちの運命を追い掛ける。監督は、ショートフィルムを中心に活躍してきたアイザック・エスバン。

必ず観る♪




クリムゾン・ピーク    1/8~

パンズラビリンス」の鬼才ギレルモ・デル・トロが放つミステリーホラー。

クリムゾン・ピークと呼ばれる屋敷で生活する女性が、次々と出現する亡霊たちに導かれるようにして同地に隠された恐ろしい秘密とは!?

久々の、ギレルモ監督作ってことで期待!!





 マーターズ      1/26~

あの、パスカル・ロジェ監督のフレンチホラー「マーターズ」をハリウッドリメイク

オリジナル大好きなのでやっぱり一応観てみるか☆




 

エリザベス 神なき遺伝子   1/16~

クローン技術により誕生した新生児“エリザベス”をめぐり、遺伝子研究に熱中するあまりタブーに踏み込む科学者を描く衝撃的ホラー。

長きにわたる実験の末クローン技術により赤ん坊が誕生するも、ある写真が世間に流出したことで成功の裏に隠 された秘密が明らかになっていく。

監督・脚本はショートフィルムなどを製作してきたビリー・セニース。

2014年ファンタジア国際映画祭 脚本賞受賞。ということでこちらも気になる~!!

 

 

 

 

 ライフアフターズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界   1/2~

「スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間」のその後を描くホラー。

前作レビューDVDでみて書いてないけどなかなか面白かったので時間合えば。

 

 

 

 デス・ノート   1/5~

原題「LET US PREY」 2014年のイギリス/アイルランド合作。

あのデスノートのハリウッド版はアダム・ウィンガード監督で進んでるはずだけど。

しかもこれ原題全然チガウし、予告観たら名前のノートだけは同じだけどどーゆーこと?

ちょっと気になる、、、。

 

 

 

 ブラック・スキャンダル     1/30~

ジョニー・デップ主演の実録クライムドラマ。

実在するアイリッシュ・マフィアのボス、ジェイムズ・ホワイティ・バルジャーが裏社会でのし上がっていく話。

ジョニーさん最近作品選びいまいちだから地雷の匂い~

でもケヴィンが出るので観たい、、、、。




 

 サウルの息子     1/23~

ハンガリー出身のネメシュ・ラースローがメガホンを取り、強制収容所に送り込まれたユダヤ人たちがたどる壮絶な宿命に迫る感動作。

カンヌ映画祭グランプリ受賞。

 

 

 

 


 ブリッジ・オブ・スパイ     1/8~

スピルバーグ監督×トム・ハンクスによるサスペンス。

脚本は、コーエン兄弟。まぁ気になるけど、、、、優先順位は未公開の映画ゾーンたちの方が。




白鯨との戦い     1/16~

ハーマン・メルヴィルの「白鯨」の裏側に迫るナサニエル・フィルブリックのノンフィクション

「復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇」を基に描く驚異のサバイバルドラマ。

キリアン出てるけど、、、、



以下、たぶん観ない。



とにかく未体験ゾーンでの上映で観たいのが多い1月。

どこまで観られるかな



エージェント・ウルトラ/AMERICAN ULTRA

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ジェシー主演コメディということで、楽しみにしてました~

今月末公開。試写にて。

 

謎の暗号をきっかけに、片田舎のコンビニバイトの秘められた能力が覚醒

彼はCIAの極秘マインドコントロール・トレーニングを受けた最強エージェントだった

 

CIAが実際に行っていたとされる極秘マインドコントロール・プログラム(MKウルトラ計画)を題材にしている。

何度国外旅行を計画しても途中でダメになって行く事ができなくて

彼女をその度にがっかりさせるけどそれには理由があって、、、、。

 

ダメ男のプロポーズ計画大作戦×ラブアクション。

 

おバカで可愛いカップルに、ジェシー・アイゼンバーグ&クリステン・スチュワート。

相手はとっくにロブ様ではない。

 

マイク&フィービー。

 ってゆーか、ロン毛!(似合わなっ!)

いつものくるくるクセっ毛封印。

 

 赤毛!(似合うっ!)

 

このふたり、過去に「アドベンチャーランドへようこそ」で共演、カップル済みなので相性ばっちり。

 

 

その他のキャスト。

  ビル・プルマン     トファー・グレイス     ウォルトン・ゴギンズ     コニー・ブリットン

 

トニー・ヘイル、ジョン・レグイザモなど。

トニーさん、この方がとくにイイ味。

ビル・プルマンは大ボスだけど こんな数分の出演でギャラいくらもらったのか気になる。

 

 

原題は「アメリカンウルトラ」オリジナル脚本を手掛けたのは「クロニクル」(←鑑賞済み未レビュー)マックス・ランディス。

ジョン・ランディス監督の息子。

 

マイク・ハウエルはバイト中にレジでスーパーヒーローのサルを主人公にした自作漫画を描きながら、のらりくらりと過ごすダメ男。一念発起で最高のプロポー ズを演出しようと同棲中のガールフレンド、フィービーとのハワイ旅行を計画する。しかし直前にパニック発作を起こし飛行機に乗ることさえできない。 フィービーは、そんなマイクを責めることなく優しく見守っていた。ある日マイクは店番中に謎の暗号を告げられる。気が付くとスプーン1本で2人の暴漢を刺殺していた。マイクはCIAの極秘計画でトレーニングされた最強エージェントだったのだ。覚醒したマイクは、極秘計画の封印を目論むCIA幹部に命を狙われる。州を封鎖され、殺人マシーンと化したエージェントたちが次々と襲いかかる―。
     

 

 

 

6/10(63点)

 

 

めちゃ期待してたから、そうでもなかったかな。まぁまぁ。

笑いがまず足りない。アクションコメディだし、もっと笑えるところあってもいいのになー。

試写室での50人くらいで鑑賞だったけど、誰もほとんど笑ってなかった

ハッパやっててのらくらダメ男、ジェシーは板についた感じがでオロオロする様が可愛いし、

その男がいきなり目醒めて、(まさに覚醒!)かなりやり手のエージェントになり見事な殺しさばきを見せるのは

のと、 プロポーズする場面をいつも頭に思い描いてて、

ヘンなシーンで「ここじゃないよな、」なんてやってる姿は間抜けで面白かったけど。

そもそものCIAチームが皆おバカ過ぎてツッコミどころ満載。ありえないけど、コメディだしまぁ、いっか。 笑

 

実は恋人のフィービーはワケありな存在で。

ジェシーが無敵になるのはかっこいいが、逃げたりアクションのくだりはそんなに盛り上がらない。

それにしても、今回主要キャストが皆(三人)ぼろぼろになって血まみれで小汚くなってること!

クリステンなんかも、美貌?は忘れて ひどい顔さらけだしてる役者根性には拍手したい

 ジェシー、こんな顔だからカッコ良くもないし 笑

けど頼り無さげが母性くすぐり系。

 

憎めない可愛いふたり。

ラストの思いがけないところでのプロポーズが最高でした

※↑ラストシーンとは無関係です↑

 

 

 

 公式サイト

AMERICAN ULTRA     2015年    アメリカ    96min

1月23日より、ロードショー

監督 ニマ・ヌリザデ 
脚本 マックス・ランディス
撮影 マイケル・ボンヴィレイン
音楽 マルセロ・ザルボス

 

1/23公開!映画『エージェント・ウルトラ』予告編

 

 普段もずいぶんとサエナイな  笑

 

 

プレミアにて

 

こちらではさすがにバッチリメイクのクリステン。

ジェシー、短髪。

 「グランドイリュージョン」の時のスタイル最高

 

 

あら。「トワイライト」で三角関係のテイラーくん、ご無沙汰、丸くなっちゃった。

 

 

ジェシーの次回作ではバットマンの最新作で悪役 楽しみ

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 (2016) 出演

レックス・ルーサー

人生はローリングストーン (2015)

 

 

 

クリムゾン・ピーク/CRIMSON PEAK

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「ミミック」「デビルズバックボーン」「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督作

 

ギレルモ監督自身が「これまでの映画の中でも大好きな三本のうちの一本。そして個人的に最も美しい映画だと思っている」と言い放ち、

ゴシックミステリーな感じを漂わせてるけどさて。

ギレルモデルトロ作品は製作総指揮や脚本だけのも含め、殆ど観てるのでこちらも早速チェック。

あ、そういえば「パシフィックリム」だけどーしても興味湧かなくて観てなかったな。

今回、キャストもポスターもよく見てないから知らぬまま、予告編すら観ずに挑みました~。

 

 

幸薄、不幸な女が世界一似合う女優、ミア・ワシコウスカ。

イーディス。

個人的には好みではない。

 

 

 

 

陰のある男が世界一似合う。ロキ役からブレイク、トム・ヒドルストン。

トーマス。

 

トーマスの姉ルシールをジェシカ・チャステインが。

ギレルモ製作総指揮のホラー、「MAMA」にも出てた繋がりかな。

 

 

医者のアランにチャーリー・ハナム。

 

 

 

イーディスは幽霊を見ることができる。初めて見たのは10歳の時。死んだ母親だった。父親のカーターと一緒に暮らしていた彼女は、ある日、突如墓場の彼方から現れた母親から不思議な警告を受けとる「クリムゾン・ピークに気をつけろ。」
大人になったイーディスは父親が不可解な死をとげた後、トーマスと結婚、彼の姉・ルシールと一緒にトーマスの豪奢な屋敷で暮らすことに。その屋敷がそびえ立つ山頂は、冬になると地表に露出した赤粘土が雪を赤く染めることから、【クリムゾン・ピーク】と名付けられていた・・・。イーディスが新たな生活に慣れるにつれ、クリムゾン・ピークはそれ自身の命を生きはじめ、悪夢のような幻影や深紅の亡霊たちが姿を現し始める。果たして、亡霊たちが現れる意味とは?そして、この屋敷に隠された秘密とは?

 

 ホラーというより、一人の女の切ない愛の物語でもある。(のか?)

 

 

 

 

 6/10(60点)

 

 

 ちょこっとネタバレあり

 

ホラーかと思いきや、幽霊の怖さが全面に出るというより、ダークテイストのミステリー。

 

お化けよりも、

嫉妬に狂うジェシカ・チャステインが怖い

 覗き見。

 

ファンタジックでダークゴシックな廃墟と化した古城、美術、衣装、映像、世界観。

ギレルモ監督らしいこだわりが健在。

衣装がものすごくクラッシックで可愛い。 こんな吹き抜けで落ち葉待ってる館で寒いだろうというくらいの

薄着のドレスとか、フリルのパフブラウスなど。

 

さて、冒頭からしばらくして どうやらトムヒさんが怪しげで 幽霊はこいつだパターンかなと思わせる。

明らかにお金欲しさに、ミア演じるイーディスに近づき、父親が「気に食わん」というも

あっという間に殺されて、独り身で金を持ってるイーディスにアプローチ。

即、結婚となり。彼の館へ。

何かが「いる」恐ろしい屋敷。

 

そしてなにやらこの姉弟、関係がフツウじゃない。弟に金になる獲物を探させ、見つけたら結婚し、館に連れて来て

お茶に毒を盛って殺す。過去3回。

今回はたまたま、幽霊を見れちゃう子だったからバレちゃった。

霊が逃げろ、と教えてくれて 自力で見つけた過去の証拠から謎が段々解けてくる。

ヘンなCGの幽霊、ギレルモ製作総指揮作品の「MAMA」でも残念な感じで出て来たけど

またまた出て来ちゃいました、紅いバケモノ。

 

前半の30分はダラダラしてて眠くなったけど、

屋敷に着いてから段々面白くなったかな。でもホラーとしての面白さはなく、

先は読めるし、ミステリーとしても物足りない。むしろ後半は半分コメディ。

全体的な雰囲気を楽しめればいいという感じ。 

トムヒのお尻出しは一瞬あれど、ラブシーンのわりにはリアルに胸とか出さないししっかりガードしてるから

綺麗に撮ってて、健全ギレルモ印。

 

 

ラストの方では、何かおかしいと調べだした医者が駆けつけ、

簡単に刺されるが そんなことなら 捕まえた娘だって面倒くさいお茶に毒持ったりしてないで

刺したらすぐ殺せるのにとか、

弟を愛してたから女を連れて来る度嫉妬して堪え難かったとか

 

トムヒさん、急にいい人になって もうそのお茶は飲むな、とか

助けに来た医者を姉の指示で刺す前に 君は医者だ、刺す場所を言えとか

そして今まで姉のいいなりになってた風に変わっちゃってる。  全ては実は姉のせい、みたいな。展開へ。

まさかのトムヒの「皆で幸せになろう」「今度は愛してしまった」との告白にキレて

怒り狂った姉がいきなり顔をグサリ。

 

ラスト近くで女同士のバトルに。

シャベルで叩き付けて一撃、には笑ったけどあんなんでほんとに死んだの?

 

結局、父親の暴力で可哀想だった母親を幼い頃殺したのはこの二人の兄弟(姉メイン)

完璧な弟は叱られず、何かあると自分が叩かれてたと愛されてなかった自分を悲しみ、

弟への狂わんばかりの愛を訴えた可哀想な姉の最期。

 

ギレルモ製作総指揮「MAMA」の方が好み。

気になる方はTOHO系で上映中なのでぜひ劇場で~。

 

 

 

 公式サイト

CRIMSON PEAK              2015年      121min

1月8日より、公開中~

監督/脚本  ギレルモ・デル・トロ  
共同脚本 マシュー・ロビンス
撮影 ダン・ローストセン
編集 ベルナ・ヴィラプラーナ

 

『クリムゾン・ピーク』予告編 90秒

 

 

プレミアにて

 

 

グッドナイト・マミー/ICH SEH ICH SHE/GOODNIGHT MOMMY

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 2014年、シッチェス・カタロニア国際映画祭ほか、世界各地の映画祭で話題

アカデミー外国語映画賞にオーストリア代表作品でノミネートされたスリラー、日本上陸

 

といってもヒューマントラストシネマにて今年も開催中の未体験ゾーンの映画たちのなかでの限られた上映のみ。

予告編も一切観ずにその評判から去年から楽しみにしてたので早速初日のレイトへ。

 

観る前は、そのチラシのビジュアルなどからも完全なホラーだと思っていたから

怖さを期待してたし、ホラーとしての気味悪さをうたっているけど、

実際は、ホラーっぽい気配を漂わせながらも スリラーという方が近いかな。

それも、後味の悪い系ね。

 

 

森とトウモロコシ畑に囲まれた家に暮らす9歳の双子の男の子エリアスとルーカスが、

美容整形を終え、顔に包帯を巻いて帰ってきた母親を別人であると疑ったことから壊れていく母と子の関係。

 

圧倒的に映像美と子供たちと、全体的な演出に拍手。

 

そっくりで可愛いけど、どこか狂気を秘める双子ちゃんは実名で出演。

 

母親を演じるのは、ドイツ人ボクサー=マックス・シュメリングの伝記映画

「ザ・ファイト 拳に込めたプライド」(11・未)のスザンネ・ヴェスト。

 

 

 オーストリア映画「パラダイス」シリーズで脚本を務めたヴェロニカ・フランツが、

短編ドキュメンタリー「Kern(原題)」の監督セヴェリン・フィアラとタッグを組み、共同監督した。




森と畑に囲まれた田舎の一軒家で母親の帰りを待つ9歳の双子の兄弟。ところが、帰ってきた母親は顔の整形手術を受けており、頭部が包帯でぐるぐる巻きになっていた。さらに性格まで別人のように冷たくなってしまい、兄弟は本当に自分たちの母親なのか疑いを抱くように。

 

 

 

 8/10(82点)

 

 

 

美しい風景の中の不穏な雰囲気、

双子は無邪気に外で遊んでいる。

家に帰ると包帯ぐるぐる巻きのママが、何だか冷たい。

ドスドス家の中を歩き、怒ったり、優しかったはずのママはどこへ?

 

このママが思わせぶりで、かなり不気味で不可思議な言動なので惹き付けられる。

本当にママなのか、それとも別の何かが、ママに乗り移ったのか?という疑念が

少年二人と同時進行で湧き出てくる。

 

けっこう早い段階で、もしやアレ?と気づいてしまったので

オチには驚かなかったし、むしろその告白をいつまで引っ張るんだろう?という気持ちで観てしまったのだけど

それでもその思わせぶりな演出含め、面白く楽しむ事ができる。

 

 

ここからネタバレあり感想

恐怖の対象の移行。

はじめは母親がめちゃくちゃ怖いのに、だんだんと恐怖の対象が入れ替わっていく様が素晴らしい。

 

子供の怖さは、ある意味 ハネケの作品を観てるので慣れているというか

驚かなくなってしまってるけど、

疑う事で、恐怖の対象物が逆転し、その存在よりも、もっと恐ろしい「行為」に及んで行くという

脚本のアイディアがお見事。

こーんなぐるぐる包帯の顔で、なんだか冷たいし子供は疑うよね。

 

最初はほんとにママが怖い感じなので一体何者??

 背景に不気味なバービー風の人形いたりしてなかなかのセンス。

随所に虫がいたり、虫を体内に入れるシーンなどからまさか虫で出来た人間系か?などと思えてしまうけど

「シックスセンス」に倣う、はじめから死んでました系?をまず疑った。

男の子の一人にしか話しかけないし、渡したものも、ひとつしか受け取らないし、

飲み物も一人にしかあげない、三人でゲームしてても一人にしか相手にしてない。

ということでこれは事故で男の子を亡くした母親が、塞ぎ込んで、そして整形手術をしたかなにかで

顔を覆っている、(でもその割に直射日光にあたらないようにしてたりはしてるし思わせぶりがいっぱい)

 

そうしたらまさにその通りだったんだけど、母親だと確信できない子供が、母親を監禁状態にして

ーという、展開に。

 どっちがどっちか分からないように髪も同じにしよう。

 

そうなるともう、怖さと面白さが少し半減しちゃうんだよね。

前半はだからすごく面白かった。

 

母親が謎のほうが、ホラーとしてだったら格段に面白い。

けど、その手のパターンならあるし、いくらでもSFだったら宇宙人にしたり、虫にしたり、バケモノにしたりで失望しちゃう。

子供達が怖くなるから、の恐怖であるとは思うんだけど

観てると子供がそんなに力あるかー?とか、接着剤で口を塞ぐけどそんなにすぐ口くっついちゃうか?とか

たったひとりでオトナを縛り付けてどうやっても取れないように出来るか?とか

ツッコミが増えてっちゃう。

 

ママの思わせぶり

スプレーで家の外壁まで掃除!

子供部屋で何かを漁る!

紫外線ダメ、ホクロも悪性なのでとった。

「人が来たらママは寝てるからと言って」

部屋を歩く時はドスドスと凄い音を立てる

寝てる時にビスケットみたいなのをベッドの中持ち込んでていきなりかじる。

ヘンな時間に足の爪やすりかける。

そっくりな雰囲気の女とのツーショット写真

壁の写真が何枚か剥がされてる。アルバムの結婚式の写真も剥がしてる(多分旦那とは別れた)

子供が帰って来たら、外してた包帯をぐるぐるまた急いで巻き付ける

森へ入っていき、いきなり全裸になって首をめちゃくちゃに振る。

誰かに、「もうフリを続けられない」と言う。

 

包帯取ると、実はフツーのママ。

 

子供の頃、わたしが好きだった絵本に「やまんばがやってきた」というのがあって(←写真見つけた!)

てつたくんが留守番をしてる時に、お婆ちゃんがやってきて、

勝手に冷蔵庫あさってなにか作ったり、並んだぬいぐるみを見て「たべちまいたいくらい可愛いねぇ」と言って

舌なめずりしたり、佃煮とか虫みたいなものを食べてたり、ふーふー言ったりっていうのが

子供目線でみてると全部怖くて、やまんばに見えて恐怖に怯えるも、実は母親が帰宅してわかる

本当にただの自分のお婆ちゃんだった。というのがあって、それに近いものがあるなぁと。

 

 ←にしても、これ怖すぎだろッ!

子供の目線から見たら、ちょっとでも母親の様子が変わると 恐怖の対象に見えてきて

というのが。ただネコが死んだのを水槽の中にいれたり、虫を大量に飼ってたりと元々

ちょっと異常なところのある子供だったのかもしれない。

 

結局のところ、ルーカスの方は事故で亡くなっていて、そのショックで双子のもう一人エリアスが

ずっとその死を受け入れずに横にいて喋っている、という それは他の人には誰にももちろん見えずに

母親はそれに合わせて食事も最初は二人分作り、話しかけというのをやっていたらしい。

でもそれを本人(エリアス)にハッキリと言わずに監禁されても

最後の最後のほうまで引っ張るから、観てる方は早くいいなよ、と思ってしまう。

エリアスはそれを信じる事も受け入れる事も出来ずに、

母親を痛めつけることがエスカレートして、とうとう 石油をまいて火をつけ、家ごと燃えてしまう。

その前に、赤十字の人が家に来て 母親は二階で縛られたまま、助けを求めるけど

口を塞がれてて声が出ず、気づかれずに行ってしまう というどきどきな展開は、もはやホラーではお約束。

 

 

このシーン最高に良かった。

それにしても、森で全裸になることもなかろうに。 笑

 

 

というわけで、期待を裏切らない、なかなかの作品でした

怖いといっても、ホラーな怖さではないので、気になる人はぜひ劇場で!

 

 『グッドナイト・マミー』予告編

  公式サイト 

  Ich seh, ich se   

2014年 オーストリア

99min

   

未体験ゾーンの映画たち にて上映

 海外版ポスター、怖すぎでしょ!

 

2014年ヴェネチア映画祭にて

 可愛い、二人とも瓜二つ。

ママも素顔は怖くない。

監督二人と。

 

また何かに出演するのかな? 今後も期待の二人。

 

 

第88回アカデミー賞 ノミネート発表!! 2016 THE ACADEMY AWARDS NOMINATIONS

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14日(現地時間)発表、レオ様主演の「レヴェナント 蘇えりし者」が主演男優賞を含む最多12部門で選出された。

同作は、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で

昨年のオスカー4冠のアレハンドロ・G.・イニャリトゥが監督・脚本・製作。

 

恒例なので残しておきます 全リスト。

主要部門のノミネートは以下の通り。

作品賞のノミネート枠は10作品。(今年も昨年に続き、ノミニー8作!)
作品賞のみ、タイトルから未公開のは公式サイト、観たものはレビューへリンクしてます
日本公開日付き。

 

 

 

  第88回 アカデミー賞ノミネート


作品賞
マネー・ショート 華麗なる大逆転     3月4日~

 

 


ブリッジ・オブ・スパイ         上映中

 


ブルックリン              7月~

 

 

マッドマックス 怒りのデス・ロード   DVDリリース中

 

 


オデッセイ               2月5日~

 

 


レヴェナント 蘇えりし者        4月~

 

 


ルーム                 4月8日~

 


スポットライト 世紀のスクープ       4月~

 

 

「ヘイトフルエイト」入選ならず!

日本でも続々観れるので楽しみ。

 

 

監督賞
ジョージ・ミラー/マッドマックス 怒りのデス・ロード     DVDリリース中
アレハンドロ・G・イニャリトゥ/レヴェナント:蘇えりし者   4月~
アダム・マッケイ/マネー・ショート 華麗なる大逆転      3月4日~
レニー・アブラハムソン/ルーム                4月8日~
トーマス・マッカーシー/スポットライト 世紀のスクープ   4月~ 

 

タラちゃん漏れちゃった。

 

主演男優賞
マット・デイモン/オデッセイ                                        
レオナルド・ディカプリオ/レヴェナント:蘇えりし者   
マイケル・ファスベンダー/スティーブ・ジョブズ      
エディ・レッドメイン/リリーのすべて      
ブライアン・クランストン/Trumbo

 

 

主演女優賞
ケイト・ブランシェット/キャロル                
ブリー・ラーソン/ルーム
ジェニファー・ローレンス/Joy
シャーロット・ランプリング/さざなみ
シアーシャ・ローナン/Brooklyn

 

 

助演男優賞
トム・ハーディ/レヴェナント:蘇えりし者
マーク・ラファロ/スポットライト 世紀のスクープ
マーク・ライランス/ブリッジ・オブ・スパイ
シルベスター・スタローン/クリード

 

助演女優賞
ジェニファー・ジェイソン・リー/ヘイトフル・エイト      
ルーニー・マーラ/キャロル                  
レイチェル・マクアダムス/スポットライト 世紀のスクープ
アリシア・ヴィキャンデル/リリーのすべて
ケイト・ウィンスレット/スティーブ・ジョブズ

 

 

脚本賞
ブリッジ・オブ・スパイ(マット・シャルマン、イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン)
Ex Machina (アレックス・ガーランド)
インサイド・ヘッド(ジョシュ・クーリー、ピート・ドクター、メグ・レフォーヴ)
スポットライト 世紀のスクープ(トーマス・マッカーシー、ジョシュ・シンガー)
ストレイト・アウタ・コンプトン(アンドレア・バーロフ、ジョナサン・ハーマン、S・レイ・サヴィッジ、アラン・ウェンカス)

 

 

脚色賞
マネー・ショート 華麗なる大逆転
キャロル
オデッセイ
ルーム
Brooklyn

 

 

美術賞
ブリッジ・オブ・スパイ
リリーのすべて
マッドマックス 怒りのデス・ロード
オデッセイ
レヴェナント:蘇えりし者

 

 

編集賞
マネー・ショート 華麗なる大逆転
マッドマックス 怒りのデス・ロード
レヴェナント:蘇えりし者
スポットライト 世紀のスクープ
スター・ウォーズ/フォースの覚醒

 

 

撮影賞
キャロル
ヘイトフル・エイト
マッドマックス 怒りのデス・ロード
レヴェナント:蘇えりし者
ボーダーライン

 

 

視覚効果賞

Ex Machina
マッドマックス 怒りのデス・ロード
オデッセイ
レヴェナント:蘇えりし者
スター・ウォーズ/フォースの覚醒

 

 

衣装デザイン賞
サンディ・パウエル/キャロル
サンディ・パウエル/シンデレラ
パコ・デルガド/リリーのすべて
ジェニー・ビーヴァン/マッドマックス 怒りのデス・ロード
ジャクリーン・ウェスト/レヴェナント:蘇えりし者

 

メイクアップ&ヘアスタイリング賞
マッドマックス 怒りのデス・ロード
100歳の華麗なる冒険
レヴェナント:蘇えりし者

 

 

音響編集賞
ブリッジ・オブ・スパイ
マッドマックス 怒りのデス・ロード
オデッセイ
レヴェナント:蘇えりし者
スター・ウォーズ/フォースの覚醒

 

 

録音賞
ブリッジ・オブ・スパイ
マッドマックス 怒りのデス・ロード
オデッセイ
レヴェナント:蘇えりし者
スター・ウォーズ/フォースの覚醒

 

 

作曲賞
トーマス・ニューマン/ブリッジ・オブ・スパイ
カーター・バーウェル/キャロル
エンニオ・モリコーネ/ヘイトフル・エイト
ヨハン・ヨハンソン/ボーダーライン
ジョン・ウィリアムズ/スター・ウォーズ/フォースの覚醒

 

 

主題歌賞
「Earned It」/フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ
「Manta Ray」/Racing Extinction
「Simple Song #3」/ユース
「Til It Happens to You」/The Hunting Ground
「Writing's On The Wall」/007 スペクター

 

 

長編アニメーション賞
Anomalisa
The Boy and the Beast
インサイド・ヘッド
ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム
思い出のマーニー

 

短編アニメーション賞

Bear Story
Prologue
Sanjay’s Super Team
We Can’t Live without Cosmos
World of Tomorrow

 

 

外国語映画賞
エンブレイス・オブ・サーペント(コロンビア)
裸足の季節(フランス)
サウルの息子(ハンガリー)
ディーブ(ヨルダン)
ア・ワー(デンマーク)

 

短編実写映画賞

Ave Maria
Day One
Everything Will Be Okay (Alles Wird Gut)
Shok
Stutterer

 

 

長編ドキュメンタリー賞
エイミー
Cartel Land
ルック・オブ・サイレンス
ニーナ・シモン ~魂の歌
ウィンター・オン・ファイヤー:ウクライナ、自由への闘い

 

 

短編ドキュメンタリー映画賞

A Girl in the River: The Price of Forgiveness
Body Team 12
Chau, Beyond the Lines
Claude Lanzmann: Spectres of the Shoah
Last Day of Freedom

 

 

発表は日本時間で2月29日午前。クリス・ロックが2度目の司会。

今年も楽しみ  

あ、仕事 休み入れたっけ??

 

 

 

 

インシディアス 序章/INSIDIOUS CHAPTER 3

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2011年、日本でも公開された 「ソウ」のジェームズ・ワン監督×リーワネル脚本コンビによるホラー

インシディアス」、2014年「インシディアス 第二章」の前日譚。

 

 

次はジェームズ・ワンは監督しないとのことだったけど、プロデュースにまわり(カメオでちょこっと出演)

今回、相棒のリー・ワネルが監督(右)

 

舞台は「インシディアス」の時から遡り、その過去のはじまりのお話。

霊能者、エリーゼと凸凹コンビが出会うきっかけとなった怪事件がメイン。

 

less-レス-」(←おすすめホラー)「メリーに首ったけ」「デトロイト☆ロック☆シティ

などのコメディでもハマってしまうオバあちゃん、リン・シェイ。

1年前に夫を自殺でなくしてから、一度あちらの世界に夫を探しに行き、

そこで1で出て来た悪魔に狙われた事から霊界と交信するのを絶っていた。

1で既にあぁなっちゃってたけど前日譚だから元気に復活☆笑

っていうか、少しは若いはずなのに歳とってるんですケド  笑

それもそのはず、リン・シェイもう今年72歳!

 

そこへ一人の少女クインが、ガンで亡くなった母親と話がしたくて友人のママに紹介された霊能者エリーゼのもとへ訪れる。

ステファニー・スコット。

ちょっと15歳若くしたミランダ・カーという感じでキュート。

ナタリー×アシュトンのラブコメ「抱きたいカンケイ」でデビュー。

 

父親には、「ベストフレンズウェディングのダーモット・マローニー。

 

おなじみコンビ、タッカーとスペックスがまたいい味。

 

 

シリーズ中、最恐

 

エリーズ バアちゃんの覚醒というサブタイトルでも付きそうなスピンオフ的な感じもある

チャプター3。

 

 

8/10(85点)

 

はじめは気弱で「もうやらないわ。」なぁんて言ってるエリーズですが

後半になると「カモン、ビッチ!!」なんて言って勇ましく戦ってくれる姿が微笑ましい。

やっぱいいな、リン・シェイ。

 

いや~わたしはリー・ワネルの監督としてのセンスも評価しますね

ジェームズ・ワンとのコンビを長年組んでるだけに、そのオリジナリティの流れは汲んだままに、

しっかりとマジメに怖がらせに来てる王道でもある造りのホラーになっていて、

ここ近年はなかなか怖いと感じるホラーがなかったけど、こちらこの怖いもの知らずのわたしを

ちょっとはビビらせてくれました

笑いの方にもっていかず、とことん怖がらせようとしてる演出がエラい

 

クインが車に跳ねられるシーンなんて、これまでもホラーで跳ねられるシーンは幾度も観て来たけど

一番リアルな感じで、側で事故を目撃したようなショッキングな怖さを味わったし、

音とともに脅かすシーン、突然ドスン!とくるシーン、隣の家の彼に壁を叩いた合図で返事来てたと思ったら、

今は留守にしてる。 え?じゃ 叩き返したのは、、、??

ってなシーンや、そのほかちょっと実際体験して欲しい。

怖がりさんはとくにドキドキできちゃいそう。

 

死者(あっち)の世界ヘ話しかけたら、皆に聞こえてしまう。

別な何かをつれてくる場合があるから気をつけて。 (そりゃ怖いわ)

 

エリーズの霊媒師仲間の友人や、凸凹インチキ臭いコンビ、悪霊、

前2作からのキャラはきちんと出てくるし、伏線、繋がりもちゃんとしてるので 1→2→3→で、また1を観たくなる。

なにしろ、怖いだけじゃなくて「愛」があるところがいい。

失った夫、亡くなった母親など 「霊」となってしまった死者である彼らを、愛情を持って描く。

 

安っぽいホラーの続編と違い、ちゃんとジェームズ・ワンの相棒が撮ってることで3作目だけど

面白さは更に復活。

観てる時に足下がふわあっと風がきたような気がしてちょっとビビっちゃったけど

実際、劇場内 足下に風出したのかも。

レイトショー1週間のみの上映だったので やはりファンが多いのか

けっこう怖めだけど、キャーという声もびくっとなって椅子から飛び上がる人もなし。

皆静かにみてたけど、例のリーワネル演じるスペックスとタッカーコンビにはけっこうウケてた。

なるほど、それで二人はエリーズと組むことになったのね。

しかも1ではスーツ姿で。

 

 

2の続きには触れてないから こりゃまだ4あるな、 ぜひまた監督はリー・ワネルで!

 

地味なシリーズ通しての繋がりが楽しめるので、ぜったい前2作を観てからの鑑賞をおすすめ

29日(金)までの限定レイトショーなので、ぜひともこの恐怖は劇場で

(大好評のため、22日までの1週間限定から延びて29まで!!)

 

高校卒業を間近に控えたクインは、最近亡くなった母リリーとの霊界交信を求め、霊能者エリーズのもとを訪れる。エリーズは鬱病の夫を一年前に自殺で亡くして以来、仕事から足を洗っていたが、クインに同情し話を聞くうちに、彼女が霊に取りつかれていることに気づく。 演劇学校のオーデションの帰りに車にはねられ、クインは重傷を負う。3週間後、退院し家に戻ったクインに悪霊の魔の手が迫っていた。娘の危機に父親の ショーンは、エリーズに助けを求めるが、、、、。

 

 

 公式サイト

INSIDIOUS CHAPTER 3     2015年       アメリカ       97min

1/16~29(金)まで2週間限定レイトショー

是非、大画面で

もしくは、DVDの場合はぜったい部屋を真っ暗にして楽しく観ましょう♪

 

『インシディアス 序章』 1月16日新宿武蔵野館にて1週間限定レイトショー

 

 

プレミアにて

リー・ワネル、イケメンですからね♡

 

ステファニー・スコットちゃん可愛い。

 

 いや~、リン・シェイ、若いから♡

映画の中とは違い、綺麗

 

 

 1の白塗りおばちゃん(実際は男)大ハッスル♡

 もっとアタシを出してよぉ~。

 

The Black Bride at the World Premiere of Insidious Chapter 3 Movie #InsidiousChapter3 #Insidious

 

 

リー・ワネル、 今後も脚本、出演作品2本公開

1つは 来月公開の未体験ゾーンの映画たち にて

 「ブレイキング・ゴッド」は2/2~。

 

「ゾンビスクール」(イライジャ・ウッド主演)が2/20公開! 

今後の俳優、監督としての活躍も期待

 

 

デレク・ズーランダーに73の質問!ズーランダー2 ベン・スティラー/73Questions with Derek

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先日はサラ・ジェシカパーカーをとりあげたけど、

VOGUE誌の人気企画。 世界の人気モデルやセレブたちに73個の質問をする「73 Questions」から

今回は映画「ズーランダー」より、ベン・スティラー演じるモデルのデレク・ズーランダーの登場

 

 

ZOOLANDER 2 Viral Clip - 73 Vogue Questions with Derek (2016) Ben Stiller Comedy Movie HD

 

 

 

続編にはペネロペも出演してるので

2月12日、海外で公開。

日本でも早く公開しろー(毎回言ってます)

もちろんハンセルもね

 

かっちょいーーーーー

 

 

 

パラドクス/EL INCIDENTE/THE INCIDENT

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未体験ゾーンの映画たち2016にて。
シッチェス映画祭ほか40部門正式出品、15部門受賞
海外批評サイト、ロッテントマトで91%が面白いと支持

(現在は81%)

 

 

未体験ゾーン、ホラーばかりではありません。

こちらはSF的ループシチェーション、スリラー。

 

これは面白かったけど先に一言いわせて。まず、日本のポスターが酷い!

こんなシーンないし。女はひとりだけ出てくるからその人なんだろうけど。

↓ このシーンのポスターでいいのに。

 

 

無限ループ、脱出出来るか

という話だったらありきたりだったけど、それだけじゃ終わらなかったところが面白い。

 

 

老婆がエスカレーターに流れている、、、、。

 

犯罪を犯した兄弟と、彼らを追いつめた刑事との一室。

 

兄弟の兄の方は刑事に脚を撃たれそのまま追いつめられ非常階段へ。

すぐに出口を探すが開かない。

いくら降りても1階の下はまた9階が始まっている。下に落とした物は上から落ちてくる。

1階にある自販機からは、食べても食べても同じ水のペットボトルとサンドイッチなどが

何故かまた出てくる。必死にドアをこじ開けようともびくともしない。助けも来ない。

そして、そのビルから抜け出せないことに気づいた3人。

 

 

場面変わって4人の家族。家の中でのシーンから始まるが、離婚した夫の実家?へ現在の男と家族で車で出かける。

そこで同じ道を何度も通って先にいけないことに気づく。

動転して叫び続ける母親。

運転をしている連れの男(再婚相手?)は、そうとは知らずに喘息の娘に軽い気持ちでマンゴー味のドリンクを美味しいからと一口飲ませ、

その中に娘がアレルギー反応を起こす食べ物も入ってて発作が起きる。

男は喘息のクスリのケースを踏んで壊してしまい、

妹の喘息の薬のスペアを忘れて来た兄はそれを悔やむこととなる。

 

 

好きなホラー「less レス」(dead end)というのがあるけれど、

無限に続く道は怖い。こちらは昼間だけど怖い。

 

その2場面は関係ないように見えて、あるところでリンクしていく。

前半は伏線だらけだからしっかり観ておかないと頭がこんがらがります。

 

 

 

キャストは

刑事。「カクタス・ジャック」「レジェンドオブゾロ」のラウル・メンデス

渋いイケメンおやじ

 

 

兄。「アモーレス・ペロス」のウンベルト・ブスト

 

弟。

 

「父の秘密」のエルナン・メンドーサ

 

 

監督は、ショートフィルムを中心に活躍してきたアイザック・エスバン。

 

 

無限に繰り返される空間に閉じ込められた人々を待ち受ける予測不能な運命を描き、世界各地の映画祭で注目を集めたメキシコ製スリラー。刑事に追われる犯罪 者の兄弟が、とあるビルの非常階段に逃げ込んだ。刑事もその階段に足を踏み入れるが、1階の階段を下りると何故か最上階の9階が現われ、何度下りても9階にたどり着いてしまう。そんな不可解な状況の中、兄が刑事に足を撃たれ、瀕死の状態に陥る。一方、車で荒涼とした大地を横断していた家族4人は、一本道なのに何度も同じ場所を走っていることに気づく。やがて娘が持病である喘息の発作を起こし……。

 

 

8/10(85)

 

 

これ好き

クラッシック音楽に、美しくスタイリッシュな映像に、繰り返されるループの謎を表わすかのような

独特の色彩トーン。

大量のゴミや汚いシーンなど生理的に気分はよくない部分もあれど、

それよりも、持ってるアイテムたちが毎回届き積み重なり、アート化してくる退廃図

美術ワークが素晴らしく、ビジュアル面においても映画全体の質をあげている。

 

あらゆるところで実はリンクしてるのが後半よくわかってくる。

登場人物も、弟が実はあの人だったりとハッとする展開に。

それを確かめるべく、また観たくなる。

既にまた観たいけどDVDがすぐ出るみたい。

2/3 DVDリリース

 

変わったシチェーションスリラーが好みの方は必見

 

公式サイト(未体験ゾーンの映画たち)

EL INCIDENTE            2014年         メキシコ    100min

 

 

 

とある映画祭にて。

ムスメ役、おばあさんに見えた (←失礼)

 

 


ザ・ウォーク(3D字幕)/THE WALK

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1974年にワールド・トレード・センターでの空中綱渡りに挑戦した、フィリップ・プティの著書を実写化!

2008年のアカデミー賞受賞ドキュメンタリー「マン・オン・ワイヤー」でも描かれたが本作の

監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「フォレスト・ガンプ 一期一会」などのロバート・ゼメキス。


ゼメキス映画大好き 本作も楽しみにしてました~。

わたしは超、高所恐怖症だけどこういうのこそ3Dで観て恐さを楽しまなくちゃ

実際観てるだけで落ちて死ぬわけじゃなし。

ってことで、普段だったら3D否定派だけど、今回ばかりは別


これは絶対に大画面じゃなきゃダメ

面白さが全然違うと思う、そして3Dが最高

 

ジョセフ・ゴードン=レヴィットがフィリップ・プティをフランス語訛りの英語を話して熱演。

髪のせいなのか、なんだかいつもより可愛いぞ。



弾き語りしていたアニーと出会う。シャルロット・ルボン。



ベン・キングズレーはこういう目の下にアイライン必要な役ハマる。

 

 

いつもロープをはれる場所を探していた。

たまたま雑誌で見つけた記事、NYにこれから建てられる世界最高の高さを誇る高層ビル。

そこで綱渡りをするのを夢と決めたフィリップ。

地上411m、110階の最上階でそびえ立つツインタワー間をワイヤーロープ1本でつなぎ、命綱なしの空中闊歩に挑む

 

 

内容としては。

師匠との出会い。

力になってくれる恋人との出会い。

捕まれば共犯になってしまう事を覚悟の上での協力してくれる友人を集め。

ビルの下調べは変装をして潜り込み、潜入捜査。

当日の入念な計画と実行。

 

 

 

8/10(87点)

 

 

素晴らしい。

夢とパワーをもらえる映画

予想してた以上に面白かった!

3Dの特性を最大限に活かし、本当なら相当苦労したはずのシーンを

エンタメとして楽しく魅せ、緊張感と臨場感を持って描いた手腕はさすがゼメキス監督!

これ、DVDやTVで観てもだめ。気になってる方は絶対、劇場へ!!

 

手汗なんて~と思ってたけど、本気で手に汗すごい出た

しかも隣の男性なんて、観ながら空中渡るシーンになったら突然鼻息荒くなってうるさいったら

 

私も、そのシーンが終わったら すーっと気が抜けた。ものすごい緊張感と脱力感。

 

前半から本人の解説によりNYの自由の女神の像の上から実況トーク。

 

一度渡るだけだと思ったら、まさかUターンして戻って来たり、

寝転んだりひざまずいたりするとは!!

 

数学の教師やってる高所恐怖症の助っ人とか(キュート)

専属カメラマン(昔のトラボルタ風)とか

ヤクでハイになってるロン毛とか(ウォーキングデッドs6にちょこっと出演)

 

二つのビルの間にロープをかけるというだけでも至難の業!

一体どうやって、というところで既に興味深い。

 

とにかくこの映像体験は自身の目で

そうか、綱で渡るくらいの人だから、こんな端っこに立つとかぜんぜん平気なんだ

と妙に納得したり。

 

ちょっと、そこのアナタ

高所恐怖症でとか、恐いとか言ってる場合じゃないですよ

この映像、体験しないとソン

無理無理ムリ~!と心で叫んじゃった。

本当にすごい。 人間やれば出来るんだね。やって出来ない事はない!夢は叶う!

 

地上110階・411メートル、幅2.2センチのワイヤーの上から眺める世界。

その光景を、最新3Dとデジタル技術で作り上げた。

9.11アメリカ同時多発テロによって今となっては存在しないワールドトレードセンター

ツインタワーのロビーから各フロア、 そして屋上に至るまでをCGと巨大なセットによって完全再現!

少しづつ雲が切れて、下の街が小さくみえてくる演出がまた凄い。

屋上の高さから地上を眺めた、74年当時のニューヨークのあらゆる街並みが作られている様に圧倒感動

 

CGとはいえ、ちゃんと3m60cmの所から歩いて渡る訓練もして撮影に挑んだジョセフ。素晴らしい。

 

 

実際のプティの写真。

(本当はこのあと、彼女と祝杯をあげる予定をすっぽかして、ファンの一人とベッドに行ってしまったらしいけど)

 映画は出来過ぎというくらいの友人たちの協力のもと、大成功。

それは現実の話でかなりエンタメ性に溢れ、映画的なストーリーでもある。

 

本人の限りなく熱い情熱も凄いけど、縁は大事だね。

彼らの友情と協力なくしては成功もなし。

今はなき、ツインタワーへの愛と敬意あるラストカットも素敵でした、、、

 

少年時代に綱渡りに魅せられ、以来独学でその技術を磨いてきた青年、フィリップ・プティ。彼にとって綱渡りとはアートであり、自己表現の方法だった。そんな自らの欲求を満たしてくれる舞台を求めていた彼は、エッフェル塔を抜いて世界一の高さになるというニューヨークのツインタワー建設の記事を目にする。 その瞬間、この地上110階、高さ411mのワールドトレードセンターで綱渡りをしたいとの欲望に取り憑かれたプティ。さっそく大道芸人仲間のアニーをは じめ、この壮大な夢を共有してくれる仲間を集め、入念な準備に取りかかるプティだったが…。

 

『ザ・ウォーク』予告1 2016年1月23日(土)公開

 公式サイト

THE WALK         2015年      アメリカ      123min

1月23日より、公開中~

 

プレミアにて

 

現在のフィリップ・プティ氏。

自身のドキュメンタリー映画「マン・オン・ワイヤー」もあわせてどうぞ

 現在、66歳。まだまだ現役だそうで。

これからの活動にも期待!

 

 

 

ストレイト・アウタ・コンプトン/STRAIGHT OUTTA COMPTON

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アイス・キューブ、ドクター・ドレー、イージー・Eらによって結成された伝説的ヒップホップ・グループ“N.W.A.”の

誕生から崩壊、その後の顛末を巡る真実を完全映画化した音楽ドラマ。

 

暴力に走らず、[ラップ]という表現で権力者たちに立ち向かい、

理不尽な社会や警察へのメッセージを暴力的なリリック(歌詞)で表現したことで注目された彼ら。

ちなみに、グループ名N.W.A.とはNiggaz Wit Attitudes(ケンカ腰の黒人たち)の略。

本国アメリカでは、トムちんの「ミッションインポッシブル ローグネイション」を押さえて初登場興行収入が全米1位。

プロデューサーは黒人、監督も黒人、主演ももちろん黒人ということで、なのか?

もうすぐ発表となるアカデミー賞では見事、脚本賞にノミネート

役者の方は黒人ということでなのか(そこが今年問題視されてる)あまりノミニーされなかったけどすごい勢いのある本作。

 

映画化にあたってN.W.A.メンバーは全員オーディションで選ばれた。

アイス・キューブ役には実の息子、オシェア・ジャクソン・Jr。

パパそっくりだけどもっと魅力ある。

 

ドクタードレーには、「ウォーキングデッドS6」でもちょこっと出演のコーリー・ホーキンス。

先日、「24」のスピンオフ「24レガシー」の主演に抜擢されたところ。今後も活躍しそう。

 

イージーEには、ジェイソン・ミッチェル。

 

いち早くその才能に目を付けデビューを持ちかけ、マネージャーになるジェリーに、曲者役といえば、のポール・ジアマッティ。

去年わたしの1位「ラブ&マーシーとほぼ同じ役どころで笑える

こういうキャラがほんとにハマるんだよねこの人。相変わらず憎らしくていいわ。

 

製作には元メンバーのドクター・ドレーとアイス・キューブが携わってるからこそのリアル。

 

監督は「交渉人」「Be Cool/ビー・クール」のF・ゲイリー・グレイ。

もともと、アイスキューブやドクター・ドレー、ベイビーフェイス、TLC、ジェイZ、ホイットニーなどのMVを撮ってる人なので

その点でも音楽映画には適任!

(中央)

まだ若いし役者として紛れててもぜんぜん分からん感じ。笑

現在は次回作、「ワイルドスピード」シリーズ続編「ワイルドスピード8」を撮影中。

 

 

1988年にアルバム「Straight Outta Compton」が大ヒットし、あっという間に一躍ギャングスタラップの王に君臨したN.W.A.。

でも、限度を超えた過激さの楽曲は当然ながら各所に波紋を起こす。

とりわけ強烈だったのは「Straight Outta Compton」に収録された「Fuck tha Police」という曲。

その歌詞は、警察の野蛮性を非難と警察への暴力を正当化したものとなっていて

当然FBIも黙ってるわけがなく、音楽配給会社Priority Recordsに対して警告書を出すという異例の手段をとった。

 

 

そんな経緯は知らずとも、音楽好きであればこの映画楽しめるように出来ている

 

音楽の力で権力に立ち向かい、世界を変えろ


 

8/10(84点)

 

 

ブラックミュージックもラップももともと大好きなので、その評判の良さで気になってたので年明け観てきた。

2時間半あるも、全く無駄なし退屈なし

面白い映画はさすが長く感じないね~。

アカデミー賞脚本賞ノミネートだけど、作品賞ノミニーでもいいんじゃない?

会員たち爺さんばっかだからこういうの選ばれないのねきっと。

 

キャストは有名どころじゃなくても クール。

 

現在も俳優としても活躍するアイスキューブの息子がやっぱりなかなか魅力的。

今後も期待したいな。

 

音楽の世界ではよくあるギャラなどからくるトラブル、脱退、仲間割れや、プロダクションとの確執、マネージャーとのいざこざ。

夢を抱くただの若者からスターへ駆け上がり、その後のグループのゆくえ

もちろん、映画としてはありきたりな展開もありながらの実話ベース。

決別、友情、N.W.A.が成し遂げたもの。

世間が持っていたイメージと、彼らの中身 当時の葛藤がギャップとしてきちんと描かれているのも

本人たちが直接この映画に携わったからこそ。

しかし、今でも黒人というだけで白人の警察が暴力を振るう事件がやまないのは何とかならないものなのか。

人種の違いだけで 法と権力を振りかざして、そのあり方を避難した彼らをどのように当時扱っていたのかも

興味深かった。

あと、今ではヒップホップ界の大御所、スヌープドックや、2pacも登場。

 

人気が出ると自分勝手に突き進むボーカル。

グループ内でギャラが違うことで生まれる不信感とかメンバーの亀裂とか

定番ながらその辺がやはり面白いところ。

 

そしてやっぱり、ポール・ジアマッティが出てるだけで悪人と想像つくその通りのキャラで

楽しませてくれた彼の存在も面白さに拍車をかけてくれた。巧いなぁもう。

 

そして、イージーEはエイズで若くしてこの世を去った。

そのメッセージが多くの観るものにも響くであろう作品。

 

エミネムは「N.W.A.がいなければ俺は存在しない! とにかくこの映画を観ろ!」とコメント。

 

 

伝記ドラマとしてもエンタメ性をもってよく出来てるから

彼らを知らずとも楽しめちゃうので興味ある方はぜひ

 

 

 1986年、アメリカ屈指の危険な街、カリフォルニア州コンプトン。暴力とドラッグがはびこるこの街では黒人というだけで警察から容赦ない取り締りの対象となる。そんな中、元売人のイージー・EはDJのドクター・ドレー、作詞ノートを持ち歩くアイス・キューブらとともに N.W.A.を結成、自分たちの周りで起きている現実をラップにして世の中に訴えた。彼らの才能に目をつけたジェリー・ヘラーがイージー・Eと共同でルースレス・レコードを設立、たちまち大ブレイクするN.W.A.だったが、その過激なリリックで“世界で最も危険なグループ”とレッテルを貼られ、警察との対立も深まっていく。一方で、グループ内部でもいつしか不協和音が生まれていく…。

『ストレイト・アウタ・コンフ?トン』予告編

 

映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』特別動画

 

Eazy E - Boys in the Hood N.W.A

 公式サイト

  Straight Outta Compton       2015年    アメリカ     147min

12月19日より、公開中~

 

 

L.Aプレミアにて

 

アイスキューブ/監督/ドクター・ドレー

アイスキューブJr./ジェイソン・ミッチェル/コーリー・ホーキンス

 

 

 

 

 

サウルの息子/SAUL FIA/SON OF SAUL

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 2015年カンヌ国際映画祭グランプリ受賞、ゴールデングローブ賞外国語映画賞ほか、

様々な映画祭で話題。本年度のアカデミー賞外国語映画賞ノミネート中のハンガリー映画。

 

 

強制収容所で死体処理に従事するユダヤ人のサウルが、息子の遺体を見つけ、ユダヤ教の教義に基づき葬ろうとする。

 

 

舞台は1944年10月、アウシュビッツ=ビルケナウ収容所。

ナチスにより、同胞であるユダヤ人の死体処理を行う特殊部隊をゾンダーコマンドと呼んだ。

仕事中にハンガリー系ユダヤ人のサウルは、ガス室で生き残った息子と思える少年を偶然目にするが、

少年はすぐにナチスによって静かに殺されてしまう。

サウルは少年の遺体をなんとかしてきちんと葬ろうとする……。

 

 

仕事とはいえ、毎日繰り返される惨劇。自分も近いうちに、同じ形で処理される事がわかっている中で、まるで機械のように

無表情で機械のようにただただ仕事をこなし

人間性を失いかけていたユダヤ人のひとりの男サウル。

 

少年の死をきっかけに、その亡骸を正しく埋葬することに全身全霊をかけて行おうとする姿を、

客観ではなく、主観の目線で意図的につくられた構図によって

大量殺戮が行われていた収容所の実態をぼやけたピントでバックに描きながら、カメラはずっと、終始サウルの表情を追い続ける。

それによって観る側も、ずっとその現場を同行しているかのような感覚になる。

 

主演はルーリグ・ゲーザ。

監督は、タル・ベーラ監督の「倫敦から来た男」で助監督を務め、 本作が長編デビューとなるハンガリーの期待の新鋭ネメシュ・ラースロー。

ハンガリー生まれのパリ育ちで、1977年生まれのまだ38歳!

自身の祖父母が収容所で亡くなっていることから、

「一つのトラウマとして負の遺産を忘れてはならない」という思いを今作に込めた。という。

 

 

 

アウシュビッツで、何が行なわれていたのか、その事実を目撃せよ

 

 

7/10(72点)

 

 

 

 

上映開始。劇場スクリーンのカーテンが小さく狭まった。

35mmフィルムによって撮影されていた。

 ただひたすらサウルの表情を追ったカメラを観る観客側は

起っている現実を、起きた事実を 体感させるかのように映し出す。

「鍵穴から覗き見るイメージ」で撮ったという監督の意図した通り、

この作品は現実を目の当りに捉えた撮影手法が評価された一因でもあるでしょうし、

これまでのホロコーストものとは違うところでもある。

サウルの表情ばかりが続くので、正直 眠気を誘うところもあるんだけど

処刑される人たちの中から、自ら入っていってラビを探し出し

どこまでも「この子供を葬ってあげること」に神経を注ぎ全うしようとする姿と

その行方がリアルに伝わるところが注目される。

 

「今までのホロコースト作品では伝えきれていない悲劇」が、ここではみえてくる。

 

時間が合う方はぜひ劇場で体感を。

 

 

 『サウルの息子』予告編

公式サイト

SAUL FIA       2015年     ハンガリー    107min

1月23日より、公開中~

 

 

 

カンヌ国際映画祭にて

 

主演の方、ひげもじゃ。

 

 

 

監督来日しました~。

 

 GG賞!

 

アカデミー賞外国語映画賞も最有力。

 

 

 

ブラック・スキャンダル/BLACK MASS

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ジョニー・デップがFBIの最重要指名手配犯となった実在する伝説のギャング、

ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーを演じた実録犯罪ドラマ。


 この人。

 

 

ケヴィンが出てるので早速鑑賞。

マフィアの話なにげに好きだし実在の犯罪者の話だし興味深い。

 

ボストンを舞台に、極悪非道なバルジャーとFBI捜査官の間で交わされた禁断の密約の実態と、

次第に狂気が暴走していくバルジャーが手を染めた恐るべき悪行の数々とは。

 

ジェームズ・"ホワイティ"・バルジャーとは?

あらゆる犯罪に手を染め、アメリカ史上最も冷酷残忍なギャングスター。

ウサマ・ビン・ラディンに次ぐFBI最重要指名手配犯として、200万ドル(約2億4000万円)もの懸賞金を掛けられた。

 

その、ジェームズ・バルジャーに、ジョニーさん。

ハゲヅラがわざとらしい。目も、薄いブルーのコンタクトで目周りも大きくフツウじゃない感じ。

笑うと不気味。(ちがった意味で

 

FBIでジェームズの級友、ジョン・コノリーにジョエル・エドガートン。

 

 

ジェームズの弟で政治家、ビリー・バルジャーにベネディクト・カンバーバッチ。

そもそもジョニーさんとバッチさんが似ても似つかないんですけど。なんでこのキャスト?

 

スティーブン・フレミに、「オキュラス 怨霊鏡」「アルゴ」のロリー・コクレイン。

 

 

ケヴィンはFBIのボス。「ザ・フォロウィング」でもFBIは板につきました★

もうちょっと活躍するかと。

 

FBI ジョン・モリスにデヴィッド・ハーバー。

 

 

ジェームズの妻に、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のダコタ・ジョンソン。

キュート。

 

ほか、ちょこっと出演で

ピーター・サーズガード (あいかわらず巧い!)ちょっとで残念。

 

ジュノー・テンプル。

あいかわらずこんな感じの娼婦役。

 

アダム・スコット。コメディ専門アダムさん、シリアス珍しい。

 

マット・デイモン ジェシー・プレモンス。

 最初マット・デイモン変装してるのかと思った

 

 

監督は「クレイジー・ハート」「ファーナス 訣別の朝」のスコット・クーパー。

監督もなかなか渋イケメン。

 

1975年、サウスボストン。アイリッシュ系ギャングのボス、ジェームズ・バルジャーは、イタリア系マフィアと激しい抗争を繰り広げていた。一方、弟のビリーは州の有力政治家として活躍していた。そこにバルジャーの幼なじみジョン・コノリーがFBI捜査官となって戻ってきた。折しもFBIはイタリア系マフィアの掃討を目標に掲げており、功名心にはやるコノリーは、バルジャーにある提案を持ちかける。それは、バルジャーがFBIの情報屋となり敵の情報を流す代わりに、FBIは彼の犯罪を見逃すという驚愕の密約だったのだが…。

 

 

6/10(67点)

 

FBI史上最悪の汚職事件

と言われても、これまでも多くの映画で警察やFBIの汚職については描かれているから驚かないし

街のチンピラから成り上がってFBIが狙う大物になったバルジャーがどんな人物だったのか、

その半生に興味があるわけではないけど、

やはりこの豪華なキャストの組み合わせでこられるとそこを楽しむことが出来る。

幼なじみであった友がFBIになり、弟が政治家になったことで

あらゆる凶悪犯罪に手を染め悪の頂点にたった犯罪王バルジャー。

可愛い息子や最愛の母親をちゃんと愛することの出来る普通の男だけど、裏切りや密告する仲間には容赦なし。

 

映画の脚本そのものが面白くて引込まれるというより

仲間よの食事中の何げない会話でのシーンや、

具合が悪いと言い訳し食事の席に顔を出さないコノリーの妻の部屋を訪れるシーンに

彼の本気の怖さを感じ、面白い。

しかし、自分の事を密告した相手がすぐ消えて(殺す)しまうんだから犯人は誰かすぐバレるというもの。

そんなことやってても16年も逃げ続けたんだからやっぱり持つべき者はFBIの友(違)

 

ケヴィンファンとしては、もうちょっと出て欲しかったけど

久々にスクリーンで観れたのは嬉しい限り。

 

久々にジョニーの凄みある役どころも見どころのひとつなので、ファンはもちろんお見逃しなく!

 

 

 

 映画『ブラック・スキャンダル』予告編

 

 公式サイト

BLACK MASS               2015年      アメリカ          123min

1月30日より、公開中~

 

 

ヴェネチア映画祭にて。

 

トロント映画祭にて。

監督が一番イケメンなんじゃないの? 笑

 

地でもうマフィア風

アンバーハード、マフィアの女。

 

 

 バッチさん。

 

メガネ姿もイケてるケヴィン(贔屓目ごめん)

 

 

 

ピーターサースガード

 

共演シーンはないけど

何だこの組み合わせ

 

 

 

 

 

 

 

ウィレム・デフォーがマリリンに!スニッカーズCMで「7年目の浮気」

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デフォーさんが、大好きなマリリンに大変身

ってことであのスニッカーズのCMに登場

 

もちろん、このドレス 有名な「7年目の浮気」でのワンシーン。

 

 

すごいなデフォーさん

 

 

SNICKERS® ? “Marilyn”

 

2月公開☆新作映画リスト

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こないだ年明けしたかと思えばもう1ヶ月。

今月もバタバタ、試写の日も仕事が重なり行けず

そんな中、今月はかなり前から楽しみにしてたアレがいよいよ公開

 

 

月初め恒例 2月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

 

今月都内で公開されるなかから気になる10数本ピックアップ。
いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへリンク(ほぼ観たい順)
2月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト



観た作品

あ、、、なしでした。

 

 

観たい&気になる作品

 今月一番楽しみなのは、、、、もちろんこれ

待ちに待った、タラの新作ついに日本公開

  ヘイトフル・エイト      2/27~

観る前から今年のベスト3入り候補 笑

今度のタラ作は、ウエスタン仕立ての密室ミステリー。

見知らぬ男女8人が閉じ込められた、雪嵐の山小屋で起きた殺人事件の意外な真相とは!

ぜったい今回もハズさないわタラ。面白いはず!!!なるべく前知識なく観るつもり!!


 

 

 

 ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー   2/27~3/11までの限定公開

セス・ローゲン×ジョセフ・ゴードン=レヴィッド×アンソニー・マッキー。

「50/50 フィフティフィフティ」のジョナサン・レビン監督作。

日本公開待ってたこりゃ見逃せない

 

 

 

 

 オデッセイ    2/5~

アカデミー賞作品賞ほかノミネート。

リドリー・スコット監督×マット・デイモン。

火星に取り残された一人の男を描く、SFもの。共演に、ジェシカ・チャステイン、クリステン・ウィグ。

 

 

 

 

 ゾンビスクール!      2/20~

イライジャ・ウッドが主演、製作総指揮×「ソウ」の脚本、リー・ワネルが出演&脚本!

子供VS教師 ナゲット食べたらゾンビになっちゃった

待ってました、面白可笑しいゾンビコメディ。

絶対観る。楽しみ

 

 

 

 

 

マギー      2/5~

ゾンビ続きます~

これだいぶ前にyueからおすすめされてた、シュワちゃんが、ゾンビになりつつあるムスメを、、、、!

ゾンビになりゆく娘には、アビゲイル・ブレスリンちゃん。

これもハズせない。 未体験ゾーンでの上映。

 

 

 

 ブレイキング・ゴッド    2/2~

「ソウ」のリー・ワネルこちらも出演と脚本。

&俳優アンガス・サンプソンが共同脚本を手がけ、サンプソン自ら共同監督・主演。

初めて麻薬の運び屋を引き受けたマヌケな男と捜査官たちの攻防を、実話を基にしたオーストラリア製クライムサスペンス。

こちらも未体験ゾーンでの上映なのですぐにDVD化するはずだけど観たい、、、

 

 

 

 

ディーパンの戦い     2/12~

「預言者」のフランスの鬼才、ジャック・オーディアール監督作。

内戦中のスリランカからフランスにたどり着いた他人同士の3人が、偽装家族として見知らぬ土地で新しい第一歩を踏み出す。

カンヌ映画祭でパルムドール(最高賞)受賞。

これは観たい。

 

 

 

 

  スティーブ・ジョブズ     2/12~

アシュトン主演のがあったけど、こちらの方が評論家ウケ良し、の

ダニー・ボイル監督最新作。

ジョブズを演じた、マイケル・ファスベンダーやケイト・ウィンスレットなどキャストはオスカーノミニー。

ウォルター・アイザックソンのベストセラー評伝を基に、希代の天才の知られざる素顔を描く伝記もの。

翔が先に観てて、かなりマジメに作られてるっぽいからどうかな~。

もちろん観るけど。

 

 

 

 グランド・ジョー    公開中~

ラリー・ブラウンの小説を基に、昔犯罪に手を染めた男と、父親からDVを受けつつも家族を支える少年の交流をつづる人間ドラマ。

「スモーキング・ハイ」などのデヴィッド・ゴードン・グリーン監督。

久々にニコの新作を劇場で

「未体験ゾーンの映画たち」にて。

 

 

 

 

 ライチ★光クラブ     2/13~

醜い大人になることを拒む14歳の少年たちの愛憎と裏切りを描いた、古屋兎丸のコミックを実写映画化。

黒々とした煙と油にまみれた町・蛍光町を舞台に、美しい9人の少年たちが廃工場で結成した秘密基地「光クラブ」が舞台。

翔の脚本作にも出演している、古川雄輝くんが好演。

ほか、野村周平、間宮祥太朗、池田純矢、松田凌。監督は、「先生を流産させる会」などの内藤瑛亮さん。


 

 

 

  コインロッカーの女     2/16~

キム・ゴウンと、「観相師−かんそうし−」などのキム・ヘスが主演の衝撃のサスペンスドラマ。

気になるので時間があえば。こちらも、未体験ゾーンにて上映。

 

 

 

 

 クーパー家の晩餐会     2/19~

 ダイアン・キートン、ジョン・グッドマン、アマンダ・セイフライド、アラン・アーキン、マリサ・トメイ、オリビア・ワイルド

など豪華キャストで綴る家族の物語。

監督は「I am Sam アイ・アム・サム」のジェシー・ネルソン。

ちょっと気になる、時間があえば。

 

 

 

 

 虹蛇と眠る女     2/27~

砂漠地帯にある小さな街へと越してきた一家が、先住民族アボリジニに伝わる神話が絡んだ子供たちの失踪事件に翻弄される。

というサスペンス。

監督は、TVドキュメンタリーや短編で活躍してきた新鋭キム・ファラント。

共演には久々、ジョセフ・ファインズ。

なんか、微妙かも。どうしようかなぁ。

 

 

 

 キャロル       2/11~

既にアカデミー賞からは漏れてますがチラシにでかでかと候補の文字がサムイ。

「太陽がいっぱい」の作家パトリシア・ハイスミスの小説を基にしたラブストーリー。

同性ながらも強く惹かれ合う女性たちに待ち受ける運命とは。

メガホンを取るのは『エデンより彼方に』などのトッド・ヘインズ。

ケイト・ブランシェット×ルーニー・マーラ。

このふたりの恋愛べつにあまりみたくない気もするが、、、、



 

 

 

 

以下、たぶん観ない。

 

 

 

 

観れるか?こんなに~。

 

 

マーターズ/MARTYRS(2015 リメイク)

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2007年製作、カルト映画となったパスカル・ロジェ監督のフレンチバイオレンスホラー

マーターズ」一部の人にのハリウッドリメイク版



とにかくオリジナルが強烈すぎだったので、リメイクなんてやる必要ないじゃん

あれより凄いはずはない!と思いつつ 

わたしが観なきゃ、誰が観るって勢いでどう違うのが観て来たよー。

こういうのやってくれるのはもうここしかないね、

未体験ゾーンの映画たち 2016にて。


幼いころに監禁されて惨い虐待を受けた女性による復讐劇が思わぬ方向に



「デッド/エンド」などのケヴィン・ゴーツ&マイケル・ゴーツが監督。


前半はじめの、養護施設に入った二人の女の子のシーンはオリジナルにはない。

話のベースはもちろん同じ。

でも、前半と後半では主役が入れ替わる。という面白さがなく(二人とも最後まで出てくる)

まぁオリジナルのネタバレになるからあまり先の方では言えないけど

映像と雰囲気はリメイクでなければそこそこのレベルなのだけど、

どうしてもオリジナルが凄すぎるので比較しちゃうといまひとつ。

ビジュアル的に凄い、アレと存在と、後半の強烈なあのシーンはほぼ省かれちゃって

全体的にさら~っと話は進み、オリジナルのダイジェスト版を観させられた感じ。


名前は二人ともオリジナル同様、ルーシーとアンナ。



TVドラマ「プリティ・リトル・ライアーズ」シリーズのトローヤン・ベリサリオ。

ノオミ・ラパス似。

冒頭、監禁されていた悪夢の場所から幼少時に逃げ出せたルーシーは

10年後、復讐を果たすため、ある一軒家に押し入る。



こちらもTVドラマ「スキャンダル 託された秘密」シリーズなどのケイト・バートン。

ナタリー・ポートマン似。

唯一心を開く親友のアンナは、その現場にやって来て、今までルーシーに聞かされていた話が

事実だったと知るが、そこにはまだ想像もつかない秘密が隠されていて。



人里離れた倉庫で監禁され、むごたらしい虐待を受け続けた10歳の少女ルーシーは、命からがら逃げ出すも心身共に深い傷を負う。児童養護施設に収容された 彼女は同い年の少女アンナにだけは心を開くが、悪夢に悩まされ続けていた。それから10年後、かつて自分をひどい目に遭わせた一家を見つけたルーシーは、彼らにリベンジを試みる。



4/10(44)



ネタバレあり

そもそもオリジナルが面白いから忠実にやれば面白いに決まってるんだけど、

それじゃリメイクの意味がないからというのもあるのか

衝撃度が俄然、弱まっててただの表面をなぞった、恐怖感と緊張感の足りないリメイクになっていた。


そもそも、この話

どんな拷問や精神的苦痛や肉体的痛みにも耐えられた者だけを選び抜き、

実験台としてさらに究極の痛みを味わわせる事で、

神の領域に近づくため、死の間際に見る物がいったい何なのかを知る。

という目的で集まった宗教みたいな団体と、ただの興味で見る事を望んでいる悪趣味な人間たちの集い。

そこで、あちらの世界に行く前に(要するに死ぬ直前)目にしたものを

喋ってくれるんだけどそれが何なのかは観てるものにもわからない。




そんなに知りたきゃ自分でやれといいたいところだが、

結局、オリジナルでは友人のアンナが捕まって生皮(皮膚)剥がされる拷問の末、

何かをみてささやくのだけど、 リメイクのほうではルーシーがそのまま引き戻された形で

最後の拷問まで受け持ち、友人のアンナがその前に監禁された少女とともに逃げ出そうとするが結局捕まり

(少女だけは逃げるも、トラクターの男に助けを求めるシーンはあるものの、結局皆グルだからおそらくこれも引き戻される)


ラストはルーシーとアンナのアップであっちの世界にイッちゃってる目をし、

過去の幼少期のフラッシュバックがかぶって二人の愛が強調される、、、、。


という話になっちゃってました。

強烈さや衝撃を好まない人向け。 笑

ハリウッドだと規定が色々あるからこの程度なのかね。

だったらやる意味ないじゃない。


と思ってよくみたら、脚本が、残念ホラー「モーテル」などのマーク・L・スミス。

脚本は大事。


こんなんじゃオリジナルみろって話です!



まだ観てなくて気になる方は、ぜひオリジナル版を。

もう既に観ていてリメイク気になる方だけ、ぜひどうぞ。



マーターズ(2015) (『未体験ゾーンの映画たち2016』)



 公式サイト

MARTYRS           2015年    アメリカ     83min

1月26日より、公開中~









オデッセイ/THE MARTIAN

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リドリー・スコット×マット・デイモン初タッグ

原作は、新人作家アンディ・ウィアーによる驚異的なベストセラー小説『火星の人』 



脚本は「クローバーフィールド」「キャビン」「ワールドウォーZ」の脚本家、ドリュー・ゴダード。

この人のって「キャビン」(←監督も務めてる)以外はダメだったわたし。



マーク・ワトニーにはマット・デイモン。ちゃんとげっそり痩せました。

 

 

ジェシカ・チャステイン。メリッサ役。

 

マイケル・ベーニャ。

 

キウェテル・イジョフォー。

この濃い顔だれだっけ~って観ながら思ってた

 

ジェフ・ダニエルズ、クリステン・ウィグ。

 

ルーニー・マーラの妹、ケイト・マーラ。 姉に似てない。

 

 

 

 

人類による3度目の有人火星探査ミッションは、猛烈な嵐が吹き荒れたため中止に追い込まれた。撤収の最中、マーク・ワトニーに突風で吹き飛ばされた通信アンテナが直撃。彼は遥か彼方に飛ばされ嵐のなかへ姿を消した。ワトニーは死亡したと判断され、ルイス船長らクルー5人は宇宙船ヘルメス号で地球への帰途につき、NASAのサンダース長官も記者会見でワトニーの死を発表した。ところが、奇跡的にワトニーは生きていた。かろうじて砂漠からハブ(人工居住施設)に戻った彼は、絶望的な現実を思い知らされる。しかし、科学的知識と持ち前のポジティブ思考によって、ハードルを一つ一つ乗り越えいく。一方、NASAでは、火星の衛星画像に動く物体が映り、ワトニーの無事が確認される。やがて火星とNASAとの通信が可能になるが、救出作戦は思いがけないトラブルに見舞われ、火星のワトニーも再び絶望的な状況に―。

 

 

 

果たして生き延びられるか

 

人口居住施設(ハブ)には31日分の食料しかない

次の探査ミッションのクルーが火星にやってくるのは4年後

それまで生き抜くためには、酸素や水を作り出すところから始めなければならない。

 地道に。

たまたま植物学者でメカニカル・エンジニアのワトニーは芋を育てることに成功

 

 

ゾンビの世界になった極限状態とか、サバイバルの世界ではやっぱり頭のいい人が生き残ると毎度思う。

ちゃんと酸素だって水だって創りだしちゃう。

しかも、ハブが近くになかったら死んでたね。

絶望の中、こんなに素直に喜ぶことが出来るだろうか?

ポジティブ志向はこんなとき大事。


 


ワトニーのサバイバルと並行し、不眠不休であらゆる手段を尽くしてワトニー救出の可能性を探るNASA科学者たち。

仲間の生存を知り、無謀とも思える作戦に身を投じていく宇宙船のクルーたちの物語が描かれる。


6/10(60点)



つまらなかったわけではないけど正直、これがアカデミー賞作品賞ノミネート?という感じ。

前半、怪我を自分で治したり、芋作りをしてるところまでは面白く観てたけど、

同じ画ばかり見せられるし2時間半が長い。

 

後半はうとうとしてしまった。

マットは本作でオスカーノミニーのほか、ゴールデングローブ賞で作品賞と主演男優賞両方で(ミュージカル・コメディ部門)に輝いた。

というか、どこがミュージカルコメディ部門なんじゃ!

それ、おかしいだろッ。(確かリドリースコット監督本人もその発言してた)

 

注目すべき、評価されたのは

人間の開拓精神や将来への希望を一人の男が体現した

 

ということでしょうね。

 

というわけで、全体的に映画としての面白さはわたしはあまり感じられず。(期待し過ぎた)

ちなみに「アポロ13」は好き。

マットの演技は今回に限らずとも毎回巧いから特別にこれで賞あげるほどなの?という感じでした~

 

良かったのは音楽。

80年代の懐かしの名曲たち

 

VICKI SUE ROBINSON ; TURN THE BEAT AROUND

Donna Summer- Hot Stuff

Hues Corporation – Rock the Boat

Don’t Leave Me This Way-Thelma Houston Lyrics

David Bowie – Starman (2012 40th Anniversary Mix)

Abba – Waterloo

The O’Jays Love Train

Gloria Gaynor – I Will Survive (Official Video)

 

わたしって最近どうもお金のかかった大作がそれほど(世間でヒットしてるほど)ハマらないな~。

 

映画『オデッセイ 』予告編

 公式サイト 

THE MARTIAN        2015年  アメリカ    142min

2月5日より、公開中~



プレミアにて


妻のルシアナさんとはずっと仲良し♡




残穢 ざんえ ‐住んではいけない部屋‐

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小野不由美による第26回山本周五郎賞受賞の同名ホラー小説を

「予告犯」「白ゆき姫殺人事件」の中村義洋監督が映画化。

 

部屋でする、着物をひきづるような音。それは、はじまりにすぎなかった。

 

小説家の「私」に、読者である 女子大生の久保さんから届いた一通の手紙。

「住んでいる部屋で奇妙な音がする」とい書かれたその手紙に、好奇心から「私」と久保さんが調査を開始する。

そこで明らかとなったのは、その部屋の過去の住人たちが転居先で自殺や無理心中、殺人などさまざまな事件を引き起こしたという事実だった。

彼らは、なぜその部屋ではなく、さまざまな別の場所で不幸に遭ったのか。

「私」たちは、ある真相にたどり着き、さらなる事件に巻き込まれることとなる。

 

 

残穢とは。

そこに残った怨念や穢れ。(汚れ)仏教や神道の観念で不潔・不浄等の清浄でない、汚れた悪しき状態を言う。

 

小説家で、読者の実体験を基に書く、ホラー小説の連載を持つ「私」に 竹内結子。

 

恐怖体験を投稿した久保さんに橋本愛。

 

他に、小説家で佐々木蔵之介。

 

心霊マニアに坂口健太郎。

 

 

竹内結子の夫に、滝藤賢一。

 

 

 

 

 

小説家である私のもとに、読者の久保という女子大生から、住んでいる部屋で奇妙な音がすると記された手紙が届く。好奇心から彼女とともに調査に乗り出したと ころ、かつて住んでいた人たちがこのマンションから引っ越していった後、自殺や心中、殺人といった事件を引き起こしていたことがわかる。やがて恐ろしい真相にたどり着いた二人もまた事件に巻き込まれてしまう……。

 

 

 

『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』予告編

 

 公式サイト 

残穢  ざんえ 住んではいけない部屋       2015年    日本    107min

1月30日より、公開中~

 

 

 

続きはのちほど、、、、

 

ヨコハマ・フットボール映画祭2016☆片岡翔監督作「1/11 じゅういちぶんのいち」上映

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色々なところで、いくつかの作品の上映があったのですが

久しぶりのここでの告知。来て下さった方ありがとうございました

 

 ヨコハマフットボール映画祭2016

このたび、2月11日から14日まで横浜ブリリアシアターにて開催される ヨコハマ・フットボール映画祭にて

片岡翔の監督デビュー作「1/11 じゅういちぶんのいち」が上映されます

 

 

今年上映されるのは、2014年W杯を制したドイツ代表の優勝までの道のりに迫ったドキュメント「ディーマンシャフト」や、メッシに密着したドキュメント「MESSI/メッシ 頂点への軌跡」、クリスティアーノロナウドのドキュメント「RONALD/ロナウド」、ブラインドサッカー日本代表をテーマにした「盲目のストライカー 世界へ ~ブラインドサッカー日本代表 闘いの軌跡~」、サッカーマンガを実写化した「1/11 じゅういちぶんのいち」などの11作品。

 

 

「1/11 じゅういちぶんのいち」

チケット及び、ターンテーブル  こちら

 

2月13日(土) 19時20分~

トークゲスト 片岡翔監督

1/11 じゅういちぶんのいち

 

  Cast 池岡亮介、竹富聖花、阿久津愼太郎、工藤阿須加、上野優華ほか。 監督 片岡翔 日本/ドラマ/80分       会場   

ブリリア ショートショート シアター
神奈川県横浜市西区みなとみらい5-3-1 フィルミー2F

みなとみらい線「新高島駅」徒歩5分、「みなとみらい駅」徒歩6分

 

シングル券

前売券:1300円
当日券:1500円
学生・障害者:500円


1日券

前売券:3500円
当日券:4000円

 

  ※11時半より整理券を配布。
入場は各上映開始の10分前より整理番号順にご入場いただきます。       『1/11 じゅういちぶんのいち』予告編【池岡亮介Ver.】

 

池岡亮介さん初主演映画 「じゅういちぶんのいち」 片岡翔監督がゲスト登壇!

  是非見に来てください! 2/13 19:20~ ⇒

 

 

 ご都合の合う方はぜひ、行かれてみてください

 

 

スティーブ・ジョブズ/STEVE JOBS

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わたしも、Apple製品のシンプルなのに可愛い洗練されたデザインと機能性に惹かれて

20年前からPCはApple🍎だし、もちろん携帯はiPhoneを持つひとり。

だけど、スティーブ・ジョブズその人については興味はさほどない。

 

 ダニー・ボイル監督がメガホンを取り、故スティーブ・ジョブズの半生に迫る伝記ドラマ。

ウォルター・アイザックソンのベストセラー評伝を基に、アーロン・ソーキンが脚本を手がけた。

ということで楽しみにしてた本作。


ジョブズの生涯の最も波乱に満ちた時期の3大製品

1984年のマッキントッシュ、アップルを追われて作った1988年のNeXT Cube、

そしてアップルに復帰して発表した1998年のiMacの新作発表にフォーカスを当て、

それぞれの本番直前の舞台裏を描く形をとっている。

そこに、嫁や娘との確執にかなり時間配分を費やした感じ。



そっくりである必要性よりも、立ち居振る舞いや動きででジョブズを体現したマイケル・ファスベンダー。


以前やったアシュトン・カッチャー版、スティーブ・ジョブズも、実は若い頃はけっこう似てる。

アシュトン版スティーブ・ジョブズ レビュー


仕事上の妻ともいうべき、ジョブズの片腕ジョアンナに、ケイト・ウィンスレット。

登場して30秒はこれがケイトって気づかなかったけど。笑

本作で色々な助演女優賞などノミニーや受賞してるがいつものケイトでそこまですごいと思わなかったが。



ジョン・スカリー。元、アップルCEOであり、元ペプシコーラ      ジェフ・ダニエルズ。

ジョブズが彼を引き抜く際「このまま一生、砂糖水を売りつづけるのか、それとも私と共に世界を変えるチャンスをつかみたいか。」

と言い放ったのは有名。

(←ジョブズ&ジョン・スカリー)



アップルを創ったもう一人であり、ジョブズの元親友。スティーブ・ウォズニアックに、セス・ローゲン。

この方は、AppleとApple2をほぼ独力で開発。

セスはコメディのイメージ強い人多いかもだけど、「50/50」(レビュー消えた)や「ティク・ディス・ワルツ」(どっちも)などもいいよ♡

今回も切ない感情伝わり素晴らしかった


ジェサベル」「プリデスティネーション」(どっちも)のサラ・スヌークも出演。



ジョブズの人生よりも、アップルで成し遂げた功績や商品開発に至るまでの過程などの方が興味深かったのだけどな。

よほどのジョブズファンかAppleファンじゃなきゃついてこれないような内容にがっかり。



1984年。Macintosh発表会の40分前。“ハロー”と挨拶するはずのマシンが何も言わず、激高するジョブズ。マーケティング担当のジョアンナ は、そんなジョブズにいつも振り回されてばかり。するとそこに、ジョブズの元恋人クリスアンが娘のリサを連れて現われる。いまや公然の秘密である娘の認知を頑なに拒絶するジョブズだったが…。



4/10(48点)



ダニー・ボイル作品好きだし、楽しみだったけど正直、期待はずれ。

おおまかなジョブズのAppleにおいての立場や経緯などは

アシュトン・カッチャーがジョブズを演じたアシュトン版で観ていたので知ってたけど、

マックオタクでないと分からない専門用語をばんばん使った会話や、かつての友人(親友含む)たちとの言い合い

シーンが多くて、はじめは見入っていたけど、マニアックな感じの内容に段々と置いてけぼりになり、眠くなってくる。

なんかとにかく、口論というか、言い合いというか揉めてるシーン多い。

ジョブズの功績、Appleが成功を収めるまで、や商品開発の裏話的なものはなく。

ジョブズの人生や人となりを知りたいわけではなく、単にApple製品が好きなわたしみたいな人が観るには、期待はずれすぎ。

内容が随分とシリアスすぎるというか、商品に関しての話よりジョブズその人に関しての内容で、

娘との関係とか、別にジョブズのファンでないわたしにはどうでもいい事で。

そこにオスカー狙いなのか知らないけど、感動とか、親子の関係を描かれても退屈というもの。

ファスベンダーのファンにとっては楽しめるのかな。


これまでのダニー・ボイル作品は観る者を楽しませようとするエンタメ性に優れてたけど

本作はこれがダニー・ボイル作品?って思えちゃうほどなんか違う。

出来不出来という意味ではなく、面白いかという点だけで言うと過去作品全部観ているけどこれまでで一番つまんなかったな。

キャストはもちろん、皆さんよかったけど。

それにしても上に立つ人ってやはりワンマンで強気でっていうのはわかるけど

ジョブズってこんなに頑固で頑で、そして子供すら絶対認知せずに相手から恨まれるほど満足に養育費なども出さないような

男だったんだなって。ウォズがあんなに頼んでるんだから一言くらい発表会の時に言ってやれよと思ったり。

コレ観たらなんか凄いイメージ悪くなったけど


しかし、亡くなって4年でもう2本もハリウッド映画化したなんて。

ご本人が観たら本作どう感じてたかな。


ダニー・ボイル監督 映画『スティーブ・ジョブズ』予告編

 公式サイト

STEVE JOBS        2015年     アメリカ     122min

2月12日より、公開中~



素敵

 

 

 

NYフィルムフェスティバルにて。

 

サラ・スヌーク(左)出演シーンわずかだけどこの人ほんと、存在感あり。

 

 

ゾンビスクール!/COOTIES

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次々出てくるゾンビ映画。

こちら、ナゲット食べたらゾンビになっちゃった

 

 「ソウ」(主演&脚本)「インシディアス」(3で監督&脚本&出演)の脚本家、リー・ワネルが

脚本と製作総指揮ということで楽しみだったゾンビコメディー。

原題「Cooties」の意味はバイ菌。

本人も、コミュニケーション障害の理科教師という役所で、もしかしたら一番おいしいキャラを担当。


元々は、本格的ホラーでの依頼に

タイトルは「バイ菌」だよ?!ってことで「glee/グリー」など学園ドラマに携わるイアン・ブレナンを共同脚本として呼んだらしい。

自己中な教頭役で登場。


ん?そんな最強タッグにも関わらず、内容はフツウすぎた~。

これは予告編がうますぎるのか?

内容が、予告編でみたそれ以上でもそれ以下でもなく。

監督したのは、これがデビューのコンビ、ジョナサン・マイロット&キャリー・マーニオン。

んー、これは脚本がリー・ワネルにしちゃあありきたりすぎだし。

監督の力量も足りない感じ。




主演のイライジャ・ウッドも製作総指揮を務める。

イライジャはNYに来て小説家を書いてるが、パッとせず

臨時教員として呼ばれて田舎に帰る。

アリソン・ビルはヒロインってわけではないけど幼なじみの教師役。

もうちょっと魅力的な女優ほしかったところ。


そのアリソン演じるルーシーの彼ですぐキレる体育教師にレイン・ウィルソン。



ほか、オネエ系教師や

神経質な女教師がいたりするところは良かったんだけど

それぞれのキャラがほとんど活かされてこないし、唯一面白いキャラだった教頭はすぐヤラレちゃう。

 

オープニング、養鶏場で加工されてチキンナゲットになる行程が流れ

一見、食べ物系ドキュメンタリー風。出だしは良かった。


小説家の夢破れニューヨークから故郷に舞い戻ったクリント。母校の小学校で臨時教員となるが、給食のチキンナゲットを食べた女子生徒が、なんとゾンビになってしまった。そして彼女に襲われた生徒たちが次々とゾンビ化し、集団で大人たちも襲い始めたのだった。クリントはじめわずかに生き残った教師たちは自らの生存を懸け、獰猛なキッズゾンビたちに戦いを挑むのだったが…。


5/10(50点)



正体不明のウイルスが人里離れた小学校を襲撃。
感染し凶暴化した生徒を相手に教師たちがバトルを繰り広げるホラーコメディ。


本当にそれだけ。 笑 何にもひねりがない。


以下、ちょこっとネタバレ

せっかく出演の、「LOST」のハーリー(ホルヘ・ガルシア)=ヤク中の警備員。

マッシュルームをやってるため、幻覚かと思ったらリアルな現場を目撃しちゃう。

車にいるだけでなんともったいない役どころか

このキャラをもっと活かせ


おかしいな~。リー・ワネルの脚本ならもっと面白いはずなのに、どうしちゃったんだ?

途中眠気がきちゃった。

最大の見せ場はやっぱり子供ゾンビたちが襲ってくるってことで、立ち向かうオトナたち、

なんだけど、それだけじゃお話になんない。

イライジャは昔「パラサイト」っていうロバート・ロドリゲスの監督作で感染系のに

出たことがあるけど、「遊星からの物体X」みたいに、仲間内で本当は誰が感染してる?ってなる面白さが

あったけど本作では、学校から脱出を試みたり、体育教師が活躍し火を放ち大量に焼いたり(けっこう残虐)

お迎えに来る母親たちの助けを待つがいずれも自分の子供にやられという展開があるものの

とくに面白い展開にならなすぎる。

せっかく黒人の子供だけは無事だったのに、それを利用した展開などもなし。

これじゃあ誰でも考えられる脚本、その先になにか強烈な展開や面白い事が待ってるかと思いきやそのまま終わっちゃった感じ。

リー・ワネルの役ももっと面白くてもよかったのになー。

 相変わらずイケメンですけどね☆

肝心のイライジャの個性もないし。


子供の怖さを描いた映画は昔からいくつかあって、

こちらも違わず、「ザ・チャイルド」を意識したといってるけどまだまだ。

特殊メイクはなかなかなんだけどね。


ゾンビランドを超えた!って

超えてないし。ぜんぜん。

期待していただけに、うーん、ザンネン

全国公開を前にわざわざ池袋の先行で観たけど、DVDで十分でした~。



映画『ゾンビスクール!』予告編(2月20日公開)


特別メイキング映像 リー・ワネル生誕記念



 公式サイト

Cooties         2014年   アメリカ     88min

2月13日より、池袋サンシャインにて公開、20日より全国ロードショー




イライジャくん、ホラーも積極的に出てるけどね~

リー・ワネルの初監督作「インシディアス3」(「インシディアス 序章」)はおすすめです

(2/24にもうDVDリリース決定!)

未体験ゾーンでもリー・ワネル脚本作あったんだけど、見逃しちゃったのでまたそちらはDVDにて!



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