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ジェーン・ドウの解剖/THE AUTOPSY OF JANE DOE

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待ってました やっと久々にオススメできる怖面白ホラー

 

全米最大のジャンル映画の祭典、ファンタスティック・フェストで最優秀作品賞

ほかで世界中の注目を集めた

お気に入り「トロール・ハンターのノルウェー人監督、アンドレ・ウーヴレダル監督作、初のハリウッド作品!!

 

製作にはフレッド・バーガー。

 ソフィア・コッポラ監督の「ロスト・イン・トランスレーション」(03)<アカデミー脚本賞>

「マリー・アントワネット」(06)<アカデミー衣裳デザイン賞>などのプロデューサーを務める。

近年ではアカデミー賞最多6部門を受賞した「ラ・ラ・ランド(16)も手掛けている。

 

「ジェーン・ドウ」とは、身元不明者に一般につけられる名前で、

名無しの権兵衛にあたる、英語でジョン・ドウ。(男性)から由来、女性の死体だとジェーン・ドウらしい。

 

 

 

とある家の地下から、全裸の美女の死体が出てきた。

死体検視官の親子の元に運ばれてきたその死体は、何かがおかしかった、、、

 

検視官の父親、トミーにブライアン・コックス。

とその息子、オースティンにエミール・ハーシュ。

 

ビビリな息子だけど、死体安置所で働く。

パパの仕事手伝いとはいえそれだけですごいよ。

 

興味深い死体が届くとデートもお預けにしてお手伝い。

恋人エマに、オフィリア・ラフィボンド。「ガーディアンズ・オブ・リミックス」(1作目にもちょい出演)

 

 

解剖を進めていくと、出てくる出てくる、ヘンなもん 

 

そして、死体安置所という中で起こる怪奇現象

 

「人は誰でも秘密がある。」

っていったって、こんな秘密は普通の人にはなかなか暴けまい。

 


 

 

ジェーン・ドウ役は、モデルのオルウェン・ケリー。

さすが、死体も美しい。

ずっと寝てるだけだけど、場面によりいろんな表情を見せる。

(しかし顔と作り物ボディとの切替で見せるも、安っぽくないからリアルな怖さが!)

 

ここだってあんなことになってるし!

 

 

 8/10(84点)

 

 

期待してたけど、期待裏切られず

 面白かった〜!!怖い映画がほとんどないって豪語してるわたしが、

滅多にないドキドキを感じてしまうほど。

ありそうでなかった 解剖を丁寧に見せつつ、ここがこの状態だから

こうだったのだろうと検視、推測していくその仕事の過程を覗き見る感覚。

この、ジェーン・ドウが何者か。死因を突き止めようとするうちに

ヒントとなるアイテムが次々出てきて、同時に普通じゃない現象までも体験する。

二人と一緒にわたしたちまでその恐怖を共に体験。

 

トロール・ハンター」同様、リアルな演出に、ビビリの方が観るとちびっちゃうかもよ

 でも、そんな人にも是非体感して欲しいのだ

 

死体安置所で起こる、説明不可能な恐怖の畳み掛け

ホラーの恐怖を煽る細かな演出が秀逸。

 

そして、ほぼ親子二人と一つの死体だけしか出てこないし

死体安置所で全てが行われるという密室劇という中で、逃げられない恐怖が襲う。

ブライアン・コックスとエミール・ハーシュの素晴らしいキャストと演出。

 

死因を巡るミステリー要素✖️ホラーとしての恐怖のバランスがお見事

 

時間も88分としつこすぎなくていい。

最初から最後まで無駄なく見せるから飽きさせずにグイグイ引きこまれる。

映像も美しく、効果音や音楽の使い方、鏡やハエの使い方まで素晴らしい。

 

オチや脚本の面白さってよりも、怖さを体感する映画

だから絶対真っ暗な状況でみないとこれは!

仕方なく部屋で観るならできればエアコン効かせて、PCじゃなくてテレビでもできるだけ大画面で!

明るい部屋でDVDで、なんて面白さ半減どころか全くなくなっちゃう。

 

ここからちょこっとだけネタバレ

外傷はなく、きれいなままの死体。なのにふたを開けてみると

骨はあちこち砕けてるわ、歯が1つなくてそれが意味不明の文字が書かれた布に包んで胃から出てくるわ

膣内は傷だらけ、肺は真っ黒。

ジェーン・ドウが何者か。そして、一体なぜ殺されたのか。

 

全ての根源はこの死体のせいだと気付き死体に火をつけるが、

部屋に火がまわり逆に危ない目に。

そしてジェーン・ドウは無傷なまま。

結局のところ、魔女狩りの話に着地するのでそこは急に

「魔女系」ジャンルか。と非現実的になり冷めちゃうようなところもややあるけど、

一貫して、最後まで解剖を続けようとする主人公たちを追うというのが面白い。

そして呪いは復讐に変わる。

 

口で説明しても仕方がない作品なので、 笑   興味ある人にはみて欲しい

 

残念ながら全国上映はないみたいなので、近くの劇場で見られる人は是非お見逃しなく!!

トロール・ハンター同様、小さな画面じゃもったいない。

そして、ホラーファンは全員、必見

 

 

あ、そうそうデルトロ監督まで。

お気に入りだそう❤︎

 

『ジェーン・ドウの解剖』

 

ある日、検死官のトミーとその息子オースティンのもとに、そんな身元不明女性の全裸死体ジェーン・ドウが運ばれてくる。その死体は不可解な猟奇殺人事件の現場となった屋敷の地下室から発見されたものだった。さっそく検死に取りかかるトミー。外傷は見られなかったが、解剖を進めてみると次々と不可解な事実が明らかとなっていく。死因が一向に突き止められないまま、ジェーン・ドウをめぐる謎ばかりが深まっていくことに困惑を隠せないトミーとオースティンだったが…。

 

 

公式サイト  

THE AUTOPSY OF JANE DOE        2016年      アメリカ   88min

5月20日より、公開中〜

 

 

 

こらこら死体で遊んじゃダメ

 


 

 


メッセージ/ARRIVAL

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今年のアカデミー賞作品賞ノミネート

テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を基に、

ライト/オフ」「遊星からの物体X ファーストコンタクト」のエリック・ハイセラーが脚本

「灼熱の魂」「プリズナーズ」「複製された男」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作。

 

原題はArrivalで到着の意味。 

 

突然やってきた得体の知らない生き物。

彼らの世界では時間の概念がなく、

時間のループの中で生きている。

映画の中でも、ルイーズの娘の名前がHANNAH(ハンナ)で、逆さから読んでも同じだったり

ところどころでそれを象徴する部分がある。

 

 

エイリアンが襲ってきたり、世界中パニックになり戦うというSFではなく

描き方が淡々としてて エンタメ作品ではなくて静かなドラマになっているところがドゥニ作品らしいといえばらしい。

 

ある日突如世界12カ国に1つ現れた巨大な謎の飛行船。(シェル)

中にいる彼らとコミュニケーションをとるために選ばれた言語学者、ルイーズに、エイミー・アダムス。

 

物理学者のイアンにジェレミー・レナー。

 

 

ウェイバー大佐にフォレスト・ウィテカー

 

 

マイケル・スタールバーグ。最近よく出るな〜。 

 

 

宇宙人の目的は??

 

 

 

6/10(60点)

 

ネタバレあり

 

SFは好きなんだけど 鑑賞後の感想は、「嫌いではないけど好きでもない」

テンポが遅く、終始淡々としてるので 正直、昨日は疲れてたし眠くなったシーンも。

(その前に観た「ジェーン・ドウの解剖」のインパクトの方がすごかったし)

世界12カ国に同じのを出現させたというのもポイントで、

中国だけが先に見切り発車ですぐに攻撃を始める 笑

だけど、物語の中心となるアメリカは、、、、(ちなみに本作アメリカ映画、ドゥニ監督はカナダ人)

依頼した言語学者の女性、ルイーズと物理学者のイアンに任せて 得体の知らない彼らとの

コミュニケーションを地道に行う。

(実際だったら絶対のんきにしてないですぐ攻撃するのはアメリカもだと思うけどね)

 

 彼らが使用する「言語」の解読に挑むルイーズだけど

はじめのアプローチがこんなんはありえないって思っちゃう

 

こんな文字と文字(模様?)の組み合わせで円を描くことばも面白いけど

それが理解できたことには理由があって、、、

 ヘプタポット文字。

 「Mathematica」の生みの親でもある理論物理学者らの協力を得て、

このような図形を体系化、挨拶する程度の簡単な意味のものから、複雑な思考を表現するものまで

線の太さや波形を変える事で100パターンのロゴグラムをデザインしたとのこと。

 

 

 

現在・過去・未来その時間の概念が、「彼ら」の星にはないらしい。

その時その時が、いつでも取り出して見られるオンデマンドのように。

はじめに見せられた映像が実は未来のもので、現在とリンクしながら、

「彼ら」と接触しながら、リアルに頭の中にフラッシュバックで映し出される娘との映像は未来の出来事。

それを気づかせてくれたのが「彼ら」の存在。

 

「未知との遭遇」はときめくもので、同時に恐怖でもある。

 

彼らの数千年先の世界では争いが起き、滅亡の危機に追いやられることになる。

そのため、予めやってきて自分たちの言語を解読してもらい、

自分たちを助けて欲しいということ。

なんだかドラえもんみたいな話だな

 

ルイーズは調べていくうち「WEAPON」とは「武器」ではなく「ギフト」を意味していると気づく。

そして、自分が未来がわかるということがそのギフトであると。

中国の攻撃を皮切りに、アメリカでもついに攻撃を始める時

自分がこの事件を解決して、中国の国家主席と対話している未来の映像がが見えたルイーズ。

その事実を踏まえ、急いで行動に出る。

国家主席の携帯の番号と攻撃中止のための、彼しか知らないはずの奥様が亡くなった時に言った言葉を伝える。

かくして中国の軍事攻撃は中止された。めでたし!

って、ずいぶんパーソナルな話になっちゃってるのと、そんなはずないでしょう

そんな簡単なのかよ!とどうしても突っ込まずにはいられない。

 

世界規模の話なのに、実はたった一人の女性の運命とつながっている。

というのが、素晴らしいと捉えるか、そんなバカなと捉えるか。そこがこの映画を評価するかの分かれ道かな。

 

そして今まで見ていた映像によって、自分が結婚し、娘を産む。

その後、夫とは離婚。娘はガンで幼くして亡くなってしまう。という自分のこれからを知ってしまったルイーズの決断。

 

そうとわかっていて、同じ人を愛するのか。

同じ運命を辿るのか。

 

その愛に後悔なければ、そこに愛があれば、 きっと人は同じ道を選ぶと思う。

 

 

ある日、宇宙から飛来した巨大な楕円形の飛行体が地球の12ヵ所に突如姿を現わし、そのまま上空に静止し続ける。その目的が判然とせず、世界中に動揺と不安が広がる。やがて、最愛の娘ハンナを亡くした孤独な言語学者ルイーズ・バンクスのもとに、アメリカ軍のウェバー大佐が協力要請に訪れる。こうして同じく軍の依頼を受けた物理学者のイアンとともに、アメリカに飛来した飛行体の内部へと足を踏み入れたルイーズ。7本脚の異星人との接触を試み、飛来の目的を探るべく彼らが使う言語の解読に没頭していくのだったが…。

 

 

 

  公式サイト

ARRIVAL       2016年          アメリカ     116min

5月19日より、ロードショー

 

 

プレミアにて

 JJエイブラムスと。

 

 

 

 

 

 

 

 

バッド・バディ!私とカレの暗殺デート/MR. RIGHT

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突然超能力を手にした、フツーの高校生たちを描いた「クロニクル」

コンビニバイトが覚醒彼は実は、CIAの凄腕エージェントだった! エージェント・ウルトラ

恋した男が実は凄腕ヒットマン。自身も隠れた殺人能力開花の本作

 

3作の共通点は、脚本 マックス・ランディス。

父親はあの、「アニマル・ハウス」「ブルース・ブラザーズ」「星の王子ニューヨークへ行く」の大御所監督ジョン・ランディス。

 

監督は「トカレフ」のパコ・カベサス。

 

男運ナシ、マーサにアナケンこと、アナ・ケンドリック。 世界有数、伝説の凄腕殺し屋、フランシスにサム・ロックウェル。

 

刑事なのかはたまた、、、謎の男ホッパーにティム・ロス。

 

RZAと、ジェームズ・ランソンも出演。 

この人、イーサン主演の「バレー・オブ・バイオレンス」でもトラさんのしょうもない息子役良かった。

 

他に、アンソン・マウント。

                              

 

大好きな3人が競演で私得映画ってことで楽しみにしてた〜

2015年の作品なのでやっと日本公開。

 

 

やっと出会えた運命の男は、プロの人殺しだった

しかも、殺人が許せず依頼人を殺すというイカれた殺し屋。

 

オープニングからのサム・ロックの華麗なキレキレダンスからスタートで目がハート 笑

 

二人はすぐに惹かれあう

 

殺し屋でも、自分を心底愛してて守ってくれる。

こんな彼なら(いや、サムロックなら)全然オッケー  笑

 

 

 

が、ギャングの抗争に巻き込まれたり、彼を追う怪しい男ホッパーに付きまとわれたり、、、

一緒にいるうち、彼の仕事現場で殺しの場面を見てしまったマーサは、、、、!!

 

才能は、伝染する

 

もともとマーサにあった、潜在能力をまさに覚醒させる相手との運命の出会い

とにかく二人の可愛さに尽きる

人殺しの悪人なのに、愛すべき憎めない可愛いヤツになってしまうのがサムロックだからこそ

 

 

6/10(66点)

 

 

特別面白いってほどじゃないけど、ラブアクションコメディとして

何も考えずにサクッと90分で観れちゃうのがヨシ!

 

特に最初はまだマーサにはその能力への自覚がなく最後でやっと発揮するというのも楽しい。

 

中身が抜群に面白いってよりも

サムロックウェルの魅力と、アナケンの魅力に引っ張られていく作品なので

二人のファンにはいいけど、そうでもない人が見たらややつまらなさはあるかも。

二人が惹かれあってく過程が、急接近だけどいい感じに距離が縮まるのがちゃんと自然になってて

好感持てるしラブコメとしての出来はなかなか。

 

ティム様は刑事かと思いきや、昔の仲間だったという設定でやっぱり単純ないい人役ではなかったけど

せっかく出てるのにあまりいてもいなくてもいいキャラだったなー。

もっと扱いを強烈にして欲しかったけど惜しい。

その代わりダメギャング達とRZAのキャラが面白い。

この人は今後もチェックだなーと先日思ったばかりでこんなとこに出てたとは。

 

 

付き合うのはダメ男ばかりのマーサ。ある日、彼女は自分の理想を全て備えているフランシスと運命の出会いを果たす。たちまち激しく惹かれ合う二人だったが、フランシスの正体は殺人こそ許せない犯罪という強い信念を持つがゆえに依頼人を殺してしまう暗殺者だった。次々と襲い掛かってくる同業者を迎え撃つ彼と過ごすうちに、次第に暗殺者としての才能に目覚めるマーサだったが……

 

 

公式サイト

MR.RIGHT           2015年      アメリカ    95min

5月13日より公開中〜

 

プレミアにて

 

 ダブルピース可愛い 笑

 

 

 

マンチェスター・バイ・ザ・シー/MANCHESTER BY THE SEA

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泣くつもりなんてなかったんだけど

 

今年のアカデミー賞にて、作品賞ノミネート

ケイシー・アフレックが主演男優賞と、脚本賞で受賞

 

 ある悲劇をきっかけに故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーに背を向けて生きてきた孤独な男が、

兄の突然の死で帰郷を余儀なくされ、過去の悲劇と向き合わざるを得なくなる。

 

監督は「アナライズ・ミー」「ギャング・オブ・ニューヨーク」の脚本家、

「ユー・キャン・カウント・オン・ミー」(2000年)で監督デビューもしているケネス・ロナーガン。

 

マット・デイモンに依頼されて本作の監督脚本を兼任。

マットは制作で参加して、親友ベン・アフレックの弟で昔からの仲良しケイシーを主演に押して

自分ではなく、ケイシーの出演が決まった本作。

 

便利屋として働くリーに、ケイシー・アフレック。

昔は似てると思わなかたけどやっぱり兄弟、ベンにたまにやっぱり似てる。

 

妻、ランディにミシェル・ウィリアムズ。

出演シーンは少ないけど、良かった〜

 

リーの兄、ジョーにカイル・チャンドラー。

 

その息子でリーの甥っ子、パトリックにルーカス・ヘッジズ。

 

出てった母親にグレッチェン・モル。この人、「ベティ・ペイジ」の主演の人だった〜

 

あと、久々にマシュー・プロデリック見た。

この監督の過去作に出てるからだね

サラ・ジェシカとはおしどり夫婦💛

 

 

アメリカのボストン郊外でアパートの便利屋をして孤独に生きる男リー。兄ジョーの突然の死を受けてボストンのさらに北の港町マンチェスター・バイ・ザ・シーへと帰郷する。そしてジョーの遺言を預かった弁護士から、彼の遺児でリーにとっては甥にあたる16歳の少年パトリックの後見人に指名されていることを告げられる。戸惑いを隠せないリー。仕方なくパトリックにボストンで一緒に暮らそうと提案するが、友だちも恋人もいるからここを離れることはできないと激しく拒絶され途方に暮れてしまう。なぜならばリーには、この町で暮らすにはあまりにも辛すぎる過去があった。

 

 遺言でパトリックの後見人となった彼は、甥の面倒を見るため故郷の町に留まるうち

自身が心を閉ざすことになった過去の悲劇と向き合うことになる。

 

 

8/10(80点)

 

 

静かだけどじっくりと引き込まれていくドラマ。

あるちょっとした不慮の出来事から、大きな不幸を招いてしまったことで

自分を責めながら生きてきた寡黙な男。

父親の突然の死を引きづることなく、部活やバンドもやり、二人のガールフレンドと付き合い、

鬱ぎ込むことなくこれからを生きる甥。

二人の距離をうまく描きながら、過去の記憶を時々思い出す形で積み重なった悲しみが見えてくる。

 

会話が自然だったり、ちょっとした状況もすごく細かく描かれているので

見てる方も思いが入りやすい。

ミシェル・ウィリアムズが具合が悪いとベッドにいるシーン。

たいていの映画だとメイクもばっちりだったりで違和感あるけどきちんとダルそうな感じ。

とか、細かい会話にしても不自然さがない。

 

大人と子供の境目の難しい思春期に、両親がいない。頼れるのは子供の頃から遊んでくれた叔さんだけだ。

だけどその叔さんは、過去に自分の過ちから子供を失っていて、そのことを妻にずっと責められながら

妻も離れていった。

その場所にい続けることが、どれだけ苦しいか。

 

再会のシーンがこの映画のすべてを語っていたような気がする。

ここ近年の映画の中でも名シーンの上位だな、、、

ぐっときてしまって思わず涙が止まらなかった。

ミシェル・ウィリアムズ、オスカー取ってもよかったのに〜と思ったけど

そういえば今年の主演女優賞「ララランド」のエマか。(あっちもよかったね)

 

「あの時、わたしの心は壊れてしまった」

「あなたの心もきっとあの時壊れてしまった」

 

もう責めてないと伝えることができて、そしてそれを聞いただけで

自分を責めていた、一つの心のつかえが外れた。

 

きっと、元妻ランディも 新しい人と出会って、新しい命を授かったからこそ

そうやって過去の悲しみを振り切って前に進むことができるんだと思う。

一人、自分のしたことが原因となって失ってしまった子供への想い、自責の念は、きっと簡単には

振り払えない。

新しい人生を歩き出すまで、、、

 

本作で主演男優賞受賞のケイシーもすごくよかったし、甥のルーカス・ヘッジズもよかった。

それと、全体の音楽。ジャズだったり古い名曲だったり、クラッシックだったりでとてもよかった〜。

3時間くらいに感じるくらいちょっと長かったけど。

濃密な2時間17分。

 

 

 

 公式サイト

 MANCHESTER BY THE SEA                   2016年      アメリカ      137min

5月13日より、公開中〜

 

 

 

トロント映画祭にて。

マットもおる。

 

 


 

 

 

 

 

ミシェル可愛い

 

 

片岡翔監督短編作品上映会開催!「さよなら、ムッシュ」小説単行本発売記念@銀座マリアの心臓

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 片岡翔の久しぶりの上映会が決定しました

 

片岡翔 @NekomeFilm

小説「さよなら、ムッシュ」発売日の6/16(金)から18(土)に、

銀座にある人形博物館・マリアの心臓で片岡翔短編映画会を開催することになりました。

2005年の人形アニメーションから、昨年撮った最新作まで。

一挙21作を上映します

 

どれも是非見て欲しい作品たちばかりだけど

わたしの個人的なお気に入りは

「ぐるぐるまわる」「Mr.バブルガム」「ヒゲとりぼん」「くらげくん」

そして、友人でもある三浦悦子ちゃんの人形の短編「食卓」「食堂」です

もちろん、 他の作品も

 

実はこんなところにこの人が!とかキャストの皆様もおなじみの方だったり

音楽は翔の作品に欠かせない中田真由美さんの素敵な楽曲も

この世界観を、堪能して欲しいです。 私も二日間行くので楽しみ。

 

片岡翔

2004年に東京でNekome Filmを設立し、ショートフィルムを中心に映像制作を開始。短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル」で2009年より3年連続で観客賞を受賞し、2011年の「SiRoKuMa」は「STOP!温暖化部門」で優秀賞、J-WAVEアワード、観客賞の3賞を独占する。また「くらげくん」(2010年)はPFFアワード2010準グランプリをはじめ国内外の映画祭で7つのグランプリを含む13賞を獲得。以降もショートフィルムを制作するほか「Miss Boys!」(「決戦は甲子園!?編」2011年・「友情のゆくえ編」2012年/佐藤佐吉監督)、「きいろいゾウ」(2013年/廣木隆一監督)「夏実のホタル」(2015年/廣木隆一監督)では脚本を担当している。

他、監督/脚本作として「1/11じゅういちぶんのいち」「たまこちゃんとコックボー」。

 

Nekome Filmイベント 

さよなら、ムッシュ

あの日。気がついたら、その子は話しはじめていた。コアラのぬいぐるみのはずなのに。
それ以来、彼はそのことを20年間秘密にして、生きてきた――。
話すぬいぐるみと出版社校正男子の切なさMAXの友情物語。
イラストは、なんと松本大洋さんの描きおろしです

 

※会場にて、限定サイン本販売いたします。(なくなり次第、終了)

 

以前、渋谷にマリアの心臓があった時には、あのティム・バートン監督や

マリリン・マンソンなど、耽美なドール好きな方々も多数ご来館の、人形・絵画好きが集うコアな場所です。 笑

 



会場 銀座マリアの心臓 マリアの心臓 

 

 

興味のある方、是非ともお待ちしています

 

 

 

 

夜に生きる/LIVE BY NIGHT

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ゴーン・ベイビー・ゴーン」「ザ・タウン」「アルゴ」ときて、

ベン・アフレック監督脚本最新作

禁酒法時代のボストンを舞台に、警察官の父親のもとに生まれながら裏社会でのし上がっていく一人の男の愛と野望のその先は。

主演、監督、脚本、プロデュース全てをこなすベン。カッコよすぎ

プロデューサーには、レオナルド・ディカプリオ。(出演はなし)

 

ベン演じるジョーが、対立組織のボス(ジイさん)の娼婦と恋に落ちたために命がけで生きることとなる。

演じるシエナ・ミラーは最初誰だか気づかなかったほど。

5分くらいでわかったけどメイクもあるけど毎回最近顔変わりすぎ

←これなんてすごい

いや巧かったから文句ありませんが。

 

 

とにかくね。

長年ファンやってるけど、ベンは悪人が似合わないんですよ!(なのにやりたがる 笑)

こんな優しい顔のマフィアがいるかっつーーの

いや、でも毎回結局は根っからの悪人じゃないからOKなんだけど  笑

 

とにかくベン、かっこいい(2回目)

 

相棒はこの人、クリス・メッシーナ演じるディオン。ベン作品「アルゴ」にも出演で息もぴったり。

 

⇩この方、マシュー・マーさんも良かった。ちょいちょい脇で出てるけど

ベン絡みとしては、ベン&マット主演の「ドグマ」でデビュー、

ベンが主演、ケヴィン・スミス監督作「ジャージーガール(邦題・世界でいちばんパパが好き)」に出演。

 

 

愛する運命の女にゾーイ・サルダナ。

 

 

フィギス本部長に、いつもいい味、クリス・クーパー。

 

その娘で、宗教活動家になるロレッタにエル・ファニング。さすがにベンの恋人役ではなくて一安心 笑

最近姉のダコタちゃんよりも売れてるね。 撮影当時は17歳でこの大人っぽさ。

 

若いのに説得力もあってカリスマ的魅力。

「神が聖書を書き直しギャンブルを認めるなら反対するのはやめましょう。罪は全て平等に扱います。」

 

 

罪は必ず返ってくる。

 

愛を選んだ男の生き様と、大いなる代償。

 

7/10(70点)

 

ベン監督作にハズレなし!

 

古き良きギャング映画にオマージュといった感じで

客層も60年台以上の男性が多かった。

話には期待してなかったし

最初の30分くらいは正直ちょっと退屈で、マフィアの裏社会の男の話どうでもいいな ベンかっこいいな〜

と見てたんだけど、そこはベンの作品。

どんどん引き込まれていった。

裏切りと、愛と希望。

 

とにかくベンがかっこいい(3回目)

 

でも帽子はやめたほうがいい

 

簡単に恋には落ちないと言いながら速攻だったゾーイ・サルダナ。

そりゃこんな一途にベンに愛されたらねー。

 

再会しに行った後のシエナ演じたエマがすごく切ない。

シエナはベンの作品を全部見てて、出演を熱望してたそうな。(意外)

 

そして幸せになったかと思った矢先の事件を経て、ラストへ。

なんとも言えない悲しいけど、明るい未来の兆しが見えるエンディングでした

海外の興行ではマイナスらしいけど、こういう時代ものって

アカデミー賞ノミネートされないと客を呼べなくなるらしい。キビしいね。

地味だけど、じっくり魅せる良作。

ベンのこれまでの作品が好きな方、ギャング映画が好きな方にオススメ。

 

 

 禁酒法時代のボストン。厳格な家庭で育ったジョーは警察幹部の父への反発心から、ギャングの世界へ足を踏み入れる。ある日、強盗に入った彼はそこに居合わせたエマにひと目で魅了され、恋に落ちる。ところが彼女は、あろうことか対立組織のボスの娼婦だった。

 

 

 

公式サイト

LIVE BY NIGHT           2016年     アメリカ      129min

5月20日より、公開中〜

 

NYプレミアにて

 

 ヒゲ似合わん。

 

俺のナンバーワンはもちろんオマエだよ

えへへ。

 

なーんてな!!

あ、やっぱりー?

 

 

いやほんと可愛い二人

 

 

 

ベンの次回監督作も楽しみだ

「バットマン」は結局監督はマット・リーヴスに任せ、脚本&主演のみになったらしいけど、、、

「ジャスティスリーグ」もあるし  そちらも楽しみ。

 

 

 

2017年6月公開⭐️新作映画リスト

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さて〜嫌な梅雨の時期が今年もやってまいりました

5月みたいのがすごい多いと焦ってたけど今月も多い先月見逃した(やめた)のは2作。

中旬には、翔の短編映画上映会もあるのでご都合の合う方、是非いらしてください

 

月初め恒例 6月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

 

今月都内で公開されるなかから気になる10数本ピックアップ。
6月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト(ほぼ観たい順)


 


観た作品

 6/1〜  ローガン

ラストウルヴァリン 評判いいようだけど、X-MEN好きなわたしとしては物足らず。



 

観たい&気になる作品

 6/9〜

パトリック・ネスによる小説を、「永遠のこどもたちのJ・A・バヨナ監督が映画化したダークファンタジー。

楽しみー。ちなみに、怪物の声はリーアム・ニーソン。

 




6/10〜

「バックトゥ〜」のドク✖️「かいじゅうたちのいるところのマックス・レコーズくん。

死体や殺人に異常な関心を抱く少年VSイカれたシリアルキラー!

 




 6/9〜

ケヴィン出演なので楽しみ

2013年に発生した、ボストンマラソンを標的にした爆弾テロを描いた実録サスペンス。

 




6/17〜

「レザボア・ドッグス」などで俳優としても活躍した作家エドワード・バンカーの小説を映画化。

ニコ✖️デフォーときたら楽しみすぎる!タラが絶賛だって

 



 6/10〜

別離ある過去の行方」などのアスガー・ファルハディ監督作。アカデミー賞外国語映画賞受賞。

 




 6/23〜

エロドラマ(笑)「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の続編。

前作に引き続きダコタ・ジョンソンとジェイミー・ドーナンが出演ってことで結構楽しみ。

 




 6/3〜

ノオミ・ラパス主演

被験者が一番嫌いなものを与え続けられる拷問ホラー。こういうB級ホラー大好物。期待せず観る。

 




 6/17〜

昼は教師、夜はドラッグ中毒者。ライアン2006年の幻の作品が今更公開。

第79回アカデミー賞主演男優賞に初ノミネートされたドラマ。

 




6/24〜

監督&脚本は、俳優のザック・ブラフ(本作で監督4作目かな?全部好き)

モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキン。




 6/24〜

アカデミー賞作品賞ノミネート作品。メル・ギブソン監督✖️アンドリュー・ガーフィールド主演。




6/10〜

その年の3位に入れた、パク・シフ主演の韓国映画「殺人の告白の日本リメイク。

聞いた時は エーーー?だったけどどうかな。

藤原竜也主演、「サイタマノラッパー」シリーズの入江悠監督がメガホン。




 

 6/1〜

 

禿げ上がりでマコ様主演。なぜ消えたか?結構どうでもいいけど。

 






 6/17〜

ジャン・デュジャルダン主演のラブストーリー。

優しくて知的でハンサムだが、身長が低い男性と恋に落ちることは可能か?!

これって「SatC」でサマンサが体験したエピと同じ。小さくなったジャン主演だから観たい。

 



 



 

 6/17〜

 

ジュードが敵。

 

 




以下、たぶん観ない。


ラプチャー 破裂/RUPTURE

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嫌いなものを正直に答えてはイケマセン

 

嫌いなものと直視させることで、人間の限界から解き放たれたその先には、、、、、

 

な、ななにが、何が一体待ってるというのか

 

ってまるでちょっとあの狂ったホラー(オススメ)「マーターズ」のようですが。

主演は北欧、「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」でメジャーとなったノオミ・ラパス。

このところずっと普通の髪なので普通っぽいけど 笑

 

このシングルマザーのレネー。蜘蛛が大嫌い。

突然、何者かに拉致される!!

 

トラックで遠く連れて行かれた先には、自分と同じように監禁された人がいて

叫ぶ声が聞こえる。

何が始まろうとしているのか。彼らの目的は!?

 

何やら不思議な人たちを演じるのはこの方々。

アリ・ミレン、ピーター・ストーメア、ケリー・ビシェ、レスリー・マンヴィル。

 

 監督は「セクレタリー」「毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト」のスティーヴン・シャインバーグ。 

 どっちも一風変わった作品で面白かったんだけど、この映画もやっぱりちょっと不思議。

 

5/10(57点)

 

 

私だったら嫌いなものは言わないな 笑 (言っちゃう状況だったらあきらめるしかないけど)

自分だったら、こんな状況にされたらやばいものってなんだろう

虫全般が全部無理だけどやっぱりそこはGじゃない??

いやカエルも相当やばいな

 

 

ネタバレあり

「破裂」ってタイトルについてるの、サブタイトルではなく 「ラプチャー」の意味そのものだった

 

つまらなくはなく、引き込まれて見てたんだけど

ホラーとしての怖さがない。と思ったらそっち系だったんだ。

そう、これ、SFだった。

何が破裂するんだって思ってたら

顔の肌(主に頬)に触れて、肌質を確認。(ここら辺が意味不明)

 

要するに、彼らは選んだ人材に、ラプチャーさせたくて、

ラプチャーすると顔が破裂しちゃう。

そうすると一皮むけた人格(別の生き物)になれる。

細かいことも気にしなくていいから、みんなでラプチャーしてどんどん仲間を増やそうよ

ってことらしい。

 

ある程度、拉致する人の家庭事情やだいたいの情報仕入れておいて、最初のカウンセリング??で質問攻め。

何が嫌いか、次々お題を出す中で「それは無理」というのを見つけ出し

そこから実験開始 嘘発見器もないんだし、テキトーに嫌いなものバレなきゃいいんじゃない?

と思ってたけど、、、、すぐに蜘蛛嫌いがバレて、蜘蛛による実験となる。

その後、上の通気口から逃げ出そうとした際に、他の人の実験を覗き見る。

人の苦手なもの、嫌いなものはそれぞれなので、

側から見たらそんなもの??って感じで高いところから急に降ろされたり、

父親の顔だったり。でもそんなのは画的に面白くもない。

 

 

 

普段は人間に見せかけるコンタクトでこちらが本当の目。

奴らは人間が変わり果てた姿の、人間ではなくなってしまった別の生きもの

 

そうきたか。

 

くっつきすぎだろう。

 

さすがノオミ、簡単に縛られたのを解いてついにはラボまで侵入成功。

 

だけど結局、顔じゅう、大嫌いな蜘蛛まみれにされて見事、ラプチャー

仲間にされてしまうのであった〜 せっかく逃げられそうだったのに

 そんなあっさりと。

 

息子は母親が変だと気付く。

 

 チャイムが鳴る。今度はレネーと同じ遺伝子を持つ、息子を狙ってレネーの家を訪れた奴ら。

変わってしまったけど、まだ人間の心は残っていたレネー。

息子にメールをする。早く逃げて!!と。

 

面白い終わり方だった。

悪くないんだけど、結局一番見せたいシーンが怖くも面白くもないのが致命的。

 

昔の低予算のC級ホラーテイストの味わい。なんだかちょっぴり懐かしい。

こんなSFホラー、興味ある方は是非。

 

蜘蛛が嫌いなシングルマザーのレネーは、正体不明の男女にいきなり拉致され、怪しげな研究所に監禁されてしまう。そして目的も知らされぬまま、恐るべき人体実験の被験者にされてしまう。それは、ひたすら一番嫌いなものを与え続け、極限の恐怖を引き出すというあまりにも謎めいた実験だったのだが…。

 

 

 公式サイト

 RUPTURE                 2016年     アメリカ    102min

6月3日より、公開中〜

 

 


ゴールド 金塊の行方/GOLD

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昔は肉体美を見せつけるラブコメばっかに出てたマコ様、

そういえば同じくゴールド付くタイトル、「フールズゴールド」(ケイト・ハドソン共演)なんてのがあったっけ。

←これ。

 

ゴメンナサイ 6月に観たい映画リストで、金の行方なんてどうでもいいと言っちゃって

正直期待してなかったこれ。だってポスターもつまんなそうなんだもん

 

170億ドル相当の黄金が、一夜にして消失したという通称“Bre-X事件”を描いたまたまた実話の映画化。

禿げ上がりのメタボ体型に化けたマコ様の本気の熱演にグイグイ引き込まれる2時間

監督は「トラフィック」「シリアナ」などの脚本家でもあるスティーヴン・ギャガン。

ちなみに、ソダーバーグも関わったこの「シリアナ」は当時はつまらなく感じたけど今見たら

もしかしたら面白いのかな?(また見てみたい)

 

マコ様、いつの間にかオスカー俳優です、名演に見惚れます(笑)

ほんと、お世辞でもなくマコの演技力、なりきりに引き込まれちゃう。

 

開始後ほどなくして7年後に。

ケニー・ウェルスは一気に禿げ頭、それにメタボ腹になって挑む、マシュー・マコノヒー。



父親は名監督ロン・ハワード、ブライス・ダラス・ハワードは献身的に支える恋人、ケイ。

この人、見るたびに整形っぽくなっていくけど、、、今回ハマってました



地質学者のマイケル・アコスタ役にエドガー・ラミレス。

最近だと「ガール・オン・ザ・トレイン」や先日見た「Joy」にも出てたけどセクシーなベネズエラ人




果てない夢と野望、一攫千金に賭ける男のロマン

 

 

8/10(80点)

 

いやー予想に反して面白かった。

それというのも、マコ様の説得力あるなりきり熱演に引き込まれたせい。

この入魂演技!

 

これ他の俳優だったらそこまで良くならなかったと思う。

それに相棒役のエドガー・ラミレスの存在感。

だんだんと築き上げられる二人の友情。そこにもグッと惹きつけられるものがあったし

伏線と、思うようにすんなりとはいかない、映画ならではの展開。

 

最後の10秒で逆展開するという宣伝文句に、最後に一攫千金することはバレバレだし

だいたいの予想はつくものの、最後までグイグイ引き込まれた。

地質学者であり、世から見放された男であるマイケルに目をつけ

組むことにし、自分の全財産をつぎ込んで鉱山からゴールド(金)を掘り当てることに専念するものの

マラリアにかかり、生死をさまよった後 マイケルの努力によって見事、ゴールドを発見。

 

マイケルは投資する人がいれば一人でも見つけられたんじゃない?って感じだけど 笑

そこに、投資したい大企業やインドネシアの大統領、その一人息子などが絡んできての面白さ。

そして、のちに調査で判明する

マイケルが見つけたという「鉱山からの金など最初から存在していなかった」という驚愕の事実

石の上に金の粉片を撒いて金に見せかけていたという、信じられないような詐欺発覚。

しかも本人も高飛びし、その後ヘリコプターの上から突き落とされたと、、、

(この辺りは本当のことらしいが)

 

最後の最後の10秒で明かされるその後の話。

 

どこまで実話でどこまでが脚色なのかは定かではないけれど、

結局、マコ様演じたケニー・ウェルス、(実際にはカナダ人のデヴィッド・ウォルシュ氏)

1998年に52歳で亡くなっていたので真相は闇の中。

 

それと、特筆すべきは音楽

なんだか90年代の感じの曲が多くて懐かしいなーと思ってたら

イギーポップの曲も

スティーヴン・ギャガン監督自らが作詞を担当「歌えるのはイギーしかいない、イギーの声はケニーの声なんだ!」

というオファーが運命的に実現し主題歌「GOLD」は、今年のゴールデングローブ賞主題歌賞にノミネートされた。

 

ちなみに、マコ様 役作りで今回は髪を剃って禿げにし、

23キロの体重増加はチーズバーガーとビールを食べて飲みまくってたそうで。

わたしの周りでもこの春、ビールで太っちゃった美人がいて、やっぱりビール太るんだなぁと思ってた。ビール嫌いでよかった!笑

 

 

1980年代、アメリカ。父から採掘会社ワショ―社を受け継いだケニー・ウェルスだったが、業績も株価も低迷し、銀行や投資家にも相手にされず倒産寸前に。そんな時、たまたま見た夢に突き動かされ、インドネシアへと向かったケニー。地質学者のマイケル・アコスタをパートナーに迎えると、2人で山奥へと分け入り金脈探しを開始する。やがてケニーの執念が実り、ついに巨大な金脈を掘り当てることに成功する。そのニュースは瞬く間にウォール街を駆け巡り、ワショ―社は奇跡的なV字回復を遂げ、一夜にして巨万の富と名声を手に入れたケニーだったが…。

 

 

  公式サイト 

 GOLD                    2016年         アメリカ       121min

6月1日より、公開中〜

 

 

プレミアにて。

 

 

すごい足と顔だな

 

 

 

 

怪物はささやく/A MONSTER CALLS

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「わたしが三つの物語を語り終えたら、、、、今度はおまえが四つめの物語をわたしに話すのだ。
おまえが第四の物語をわたしに話す。お前は真実を語るのだ。」

 

47歳でこの世を去ったシヴォーン・ダウドが遺したアイディアを

パトリック・ネスが引き継ぎ完成させた同名ベストセラー児童文学を、

永遠のこどもたちインポッシブル」のJ・A・バヨナ監督が映画化したダーク・ファンタジー。


1000人から選ばれた主演コナー役「PAN ネバーランド」のルイスくんが素晴らしい。

病弱な母親と一緒に住む13歳の少年。

 


コナーの母親、リジー・カルトンにはフェリシティー・ジョーンズ


ガンに冒されている。

 

おばあちゃんに見えないおばあちゃんにシガニー・ウィーバー

とても厳しくコナーとはなじまない。


怪物
コナー自宅の裏庭の墓地に生えるイチイの巨木。リアーム・ニーソンが声で命を吹き込む。

だから亡きおじいちゃんとの写真でリーアム写ってたのね。

 

ちと「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」風だよね

 

校長役にちらっと、「永遠のこどもたち」では霊媒師でインパクト出演したチャップリンの娘、ジェラルディン・チャップリン登場。

 



人間の裏と表、二面性。

本当は、認めたくない受け入れたくない真実を受け入れることで、一つの苦しみを乗り越える。



 

7/10(78点)

 

 

ネタバレあり

幻想で現れた怪物とのやりとりを描くのかと思ったら、単に現実を逃れるために少年が生み出した幻想ではなく

イチイの木である怪物は「少年のために現れた」という。

まだ13歳という多感な少年は、現実世界でいじめられたり、父親は母と自分を置いて別の家族と幸せになっていたり

大好きな母親はもう直ぐどうにもならない病気のせいで、自分の元からいなくなるかもしれないことを感じている。

 

唯一の楽しみといえば絵を描くこと。

突然現れたその木の巨人は、物語を3つ聞かせるという。

そして最後に自分の真実を話して聞かせろという。

 

その木の巨人の話す物語から、自分のイマジネーションで、水彩画タッチのアニメーションが広がっていく。

この辺りの映像がまたよくて、この世界にすっかり入り込んでしまった。

1つ目の物語は、王子と王妃の話。 悪人と思えた人は実はそうとも限らず、

実は善人でもある一面では悪かったりする。

2つ目、3つ目と 12時7分に毎度現れる怪物は語り出す。

 

 

人間の誰もが持つ優しさと弱さ、そして強さ。

 

少年がよく見る悪夢が現実のように目の前に起こり、

そこで自分の弱さと本当の姿を見る。

 

やっとおばあちゃんにも素直な気持ちを伝え

いよいよ母親が命を引き取る間際、ベットの横で素直に自分の気持ちを伝えることができたコナー少年。

家に帰り、用意されたままが使っていた子供部屋にはあるスケッチブックが。

 

そこに描かれた絵は、イチイの木の上に乗った女の子の姿。

ママは言ってた、「あの木は友達」と。

ベッドでも見ていた。 少年しか見えないはずの木を。

この怪物は、昔からのママの友達であり、コナーを救うため、現れたんだ。

 

涙は出ずとも、ラストでやられた

素敵なダークファンタジー

 

気になってる方は是非大画面で

 

 

 

13歳の少年コナーは、難しい病を抱えた母親と二人で裏窓から教会の墓地がみえる家に住み、毎夜悪夢にうなされていた。ある夜、コナーのもとに怪物がやって来て告げる。「今から、私はお前に3つの【真実の物語】を話す。4つ目の物語は、お前が話せ。」しかも怪物は、コナーが隠している“真実”を語れと迫るのだ。頑なに拒むコナー。しかしコナー
の抵抗など意にも介さず、その日を境に夜ごと怪物は現れ物語の幕が上がるのだが―。

 

 

公式サイト 

A MONSTER CALLS     2016年    アメリカ=スペイン  109min

6月9日より、公開中〜

 

 

 

リーアム。

 

 

シガーニーが大きいのもあるけど、監督小柄なのね。

というか、ルイスくんもう成長してる

 

 うーん。可愛さすでに抜けた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パトリオット・デイ/PATRIOTS DAY

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記憶に新しい、2013年のボストンマラソンでの爆弾テロ事件。

実在の人物を実名のまま、知られざる英雄たちとテロリストたちの激しい攻防を描いた実録映画。

監督は「ローン・サバイバー」「バーニング・オーシャン」のピーター・バーグ。

 

 

あまり主役感は無いけど監督とは3度目のタッグ、マーク・ウォールバーグが主演。

  事件当日、現場で警備に当たっていた、ボストン警察巡査部長、トミー・サンダース

 

出番は少ないその妻にミシェル・モナハン

 

ケヴィン・ベーコンFBI特別捜査官、リック・デローリエ。

 

 

この人の出てる映画にハズレなし。ジョン・グッドマンはボストン警察視総監、エド・デイヴィス。

 

ウォータータウン警察巡査部長 ジェフ・ピュジリーズにJ・K・シモンズ。

 

地元警察とFBIの合同捜査で犯人を追い詰めていくまでの緊迫の一部始終

 

 

 

6/10(69点)

 

実録!警察24時映画版

ってわけじゃないけど

ニュースで知った大きなテロ事件でも、実際にはどのようにして捜査が行われていたのか

犯人たちのその日前後の行動など含めて

ドキュメンタリーではないけど、知りえなかった犯人逮捕に至るまでが知れる。

犯人側からの前後数時間の行動も描いたところが面白いというか興味深い。

 

特に、愛車のベンツを奪われ、そのまま人質として犯人の兄弟ふたり組と一緒に行動する羽目になった

中国人の勇気ある行動力と、犯人たちのやりとり。

 

監督が社会的な事件を基にした作品がうまく、手堅い作りな上、俳優たちが名優揃い。

はじめの方はケヴィンにばかり目がいって(老けたけど) 笑

正直眠くなりかけたけどそこで中盤からやっぱり見応えありだった。

しかしやっぱり120分超えの133分って長い。

脇も名優揃い。

 

一人のヒーローが活躍するというものじゃなく、(ブルース様とか)

ボストンを愛する人たちが、協力しあって成し遂げた犯人逮捕。

というストーリーが実話というところで素晴らしい。

映画というより実際の事件を映画化したドラマだからこそのリアリティ。

 

 

毎年、祝日である「愛国者の日」に開催される歴史あるボストンマラソン大会。そんな伝統あるイベントを狙った大規模な爆発テロが発生した。9.11同時多発テロ以降の事件にアメリカは震撼し、爆発時の映像はまたたく間に世界中に配信された。ボストン警察の面々は、FBI捜査官らの思惑と衝突しながらも、やがて浮上した“黒い帽子の男”と“白い帽子の男”を容疑者として追跡していくー。

 

 

 公式サイト

PATRIOTS DAY                  2016年     アメリカ      133min

 6月9日より、公開中〜

 

 

プレミアにて。

ケヴィン、渋い

 

犯人役の方、首長いです(要らない情報)

 

 

 

22年目の告白-私が殺人犯です-

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本国で大ヒット、パク・シフ主演「殺人の告白

2013年に日本でも公開された韓国映画の、日本リメイク。

殺人の告白

 

そもそも原作の映画は実際に起きた未解決の事件をベースにしていて、

わたしもお気に入りで、その年のベスト3位にした面白いサスペンス。

当時いろんな人に勧めていた映画だけど、まさか数年後にリメイクするなんて思いもしなかった 笑

監督・脚本は「SR サイタマノラッパー」「ジョーカー・ゲーム」の入江悠監督。

共同脚本に平田研也。

 

 

韓国版オリジナルを観ていない人は面白いはず

そもそもが面白いから。

 

 

キャスト

 

曾根崎 雅人 – 藤原竜也
1995年に起きた、5人もの人を殺した連続殺人。その犯人を名乗る男。
その端正な美貌でメディアに取り上げられて世間に注目される。

曾根崎は殺人にあたり、独自の美学による3つのルールをもって罪のない人々に手をかける。


1. 後ろから縄で締め上げる。
2. 殺害する瞬間を、被害者の親しい人間にみせる。
3. 敢えて目撃者を殺さずに、メディアに自分の犯行を証言させる。

 

パク・シフがはまっていた冷静でクール、端正な顔立ちという犯人役を演じるにあたって

熱血、藤原竜也は不安だったけど、いつもより抑えた静かな演技。

 

牧村 航 – 伊藤英明
1995年の殺人事件を担当していた刑事。
犯人の罠により目の前で上司を殺される。

 

ここで相関図。

 

牧村里香 – 石橋杏奈
刑事の牧村航の妹。

小野寺拓巳 – 野村周平
刑事の牧村航の妹の里香の恋人。

 

岸美晴 – 夏帆
22年前の事件の被害者の遺族。
本屋で働き、父の仇の曾根崎の手記が売れるのを目にして怒りをつのらせる。

山縣明寛 – 岩松了
22年前に妻を殺された医師。

春日部信司 – 竜星涼
刑事の牧村航を尊敬する後輩。

橘大祐 – 岩城滉一
ヤクザの橘組の組長。
事件の犯人に恋人を殺された。

戸田丈 – 早乙女太一
ヤクザの橘組の若手組員。

仙堂俊雄 – 仲村トオル
連続殺人事件を追うジャーナリスト。

滝幸宏 – 平田満
22年前の事件の被害者で、牧村の元上司。

 

 

5/10(55点)

 

 

つまらなくはないの、オリジナルが面白いんだから筋は大きく変えてない限りそりゃ面白いに決まってる。

リメイクとしてよくできてる。

と思ったのは途中までで、、、、

結局、真犯人だと名乗る男が出てきてからを違うものにしてしまったので

新たな真犯人にびっくりというか、それはないわ。という感じでシラけてしまった。

キャストはなかなか良かったんだけど、、、

 

ここからネタバレ赤文字にて

 

刑事の恋人という韓国版の設定から、刑事の妹に変え、その恋人が藤原竜也演じる整形した復讐者ということになっていた。

遺族たちが集まって復讐を企てるのではなく、各個人個人でヤクザが殺しを依頼したり

両親を殺された娘は自分で殺ろうとしたり。

 

その恋人はバリバリの大阪弁だったのに、飛び降りて整形した後は普通に大阪弁を話さないのが

わざとらしすぎた。

何がびっくりって、仲村トオル氏演じる元ジャーナリストで、番組看板キャスターの存在。

途中までこのキャラがすごくいい存在感出してるって思って観てたら、、、、

オマエさんが犯人かょ!!

ありえないでしょう。

殺しの理由も、ジャーナリストとして海外に行っていた際に監禁されて

自分は殺されずに仲間が殺されたことで、、、、って

で、全く関係ない人たちを殺していてのうのうと今までマスコミにいて第一線で活躍していた。

そんな人が犯人だなんて納得行かなすぎ。

しかも、本来テレビに出てきて真犯人だ。という男がまたオリジナルでは最高だったのに

ただの金渡してやらされた使いっ走りの全く関係ない男とか。

 

そしてエンドロールにある続き映像では、その仲村トオル演じる男が両手を掴まれて歩いてる最中に

遺族の一人のチンピラ(ヤクザの男の恋人の息子)が清掃員のフリして忍び込み、背後から包丁を、、、

 

ってそんなの余計だわ。

 

 

達也くん演じた彼は、結局は犯人ではなく、遺族でもなく(婚約はしてたけど)

オリジナル版の、母親が殺されたその息子、って方がなんか伝わるなぁと思った。


その他いろいろ後半はもうなんか突っ込みどころが多すぎて。

全体的にキャスター仲村トオルを犯人にした時点でもう冷めちゃった。

他にも色々言いたいこともあるけどこの辺で。

 

やっぱり韓国版オリジナルは面白いので、見てない方は是非

 

22年前。5人の命が奪われる凄惨な連続殺人事件が発生。犯人はいずれも被害者と親しい者に殺人の瞬間を見せつけており、目撃者は殺さずに犯行の様子をメディアに証言させるという形で犯行を重ねていた。捜査を担当していた刑事、牧村は犯人を追い詰めるも罠にはまってしまい、上司を殺されてしまう。

それから22年 ―曾根崎雅人という一人の若い男が開いた記者会見で再び事件の幕が上がる。その会見で曾根崎は不敵な笑みを浮かべながら、ある1冊の本の出版を発表した。タイトルは「私が殺人犯です」。なんと22年前のあの連続殺人事件の犯人が自分だというのだった。

 

 

 

 公式サイト

22年目の告白 私が殺人犯です         2017年    日本        117min

6月10日より、公開中〜

 

 

 

プレミアにて。

 

入江監督談

この映画の企画を実現するのに、約2年半をかけ脚本は37稿の改定を重ねました。

映画の精度と質を徹底的に高めるためにディティールを叩いては壊し、

また積み上げていく作業にそれだけかかりました。(公式サイトより抜粋)

 

 

 

 

 

blog12周年/12th anniversary*・:♪*最近のハマりコスメ⭐️2017ベスコス⭐️

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本日、6月15日で blog12周年を迎えました

 

 

近年はブログをやめる方、人のを読むのもしなくなる方もいる中、

こうしていつもアクセスし、読んでくださっている方、本当に本当にありがとうございます

そのおかげで12年も続けてこられたと思っています。特にコメントでオススメ記事など反応もらえるのがありがたくて。

劇場映画レビューはもちろん、おすすめコスメ、DVDレビュー、オッサンコーナーなど

今後もマイペースに続けていきたいと思っております。

映画レビューのTB(トラックバック)に関しては、その機能自体がなくなっているブログもあるらしく、

私自身もそんなに必要としていなかったので、明日を境にTBは受け取らないように設定を変えようかなと思っています。

もちろんこちらからも入れません。

コメントでやりとりすればいいかなと。

 

 

さて、今回は久々にオススメコスメ、自分の最近のベストコスメの発表というか

載せておこうかなと

ツイッターではちょいちょいオススメコスメや買ったものなど載せてるけど

その時に、この記事待ってますと言ってくださる方が密かに多くて、本当に嬉しいので

美容の仕事もしてるというのもあるけれど、スキンケアやコスメに関しては

人一倍、アンテナを張って色々試してるので自分で本当に使って良いものを

今は本当にプチプラでも使えるもの多いからね〜。

でも買ったけど色あまりつかないとか、粉飛びとか、馴染まないとかダメなのはダメなんだよね。

安くても良いものはたくさん増えてるけど、その中からちゃんと選ぶことが大事だね。

 

 

セザンヌ UVクリアフェイスパウダー

以前も載せたけど、めちゃ安いのに本当に毛穴目立たなくなるしSPF入ってて

軽くてオススメ!!

パフは薄いので別なの買って入れてます

くすまず透明感が続く、さらさらクリア肌おしろい。ライトがオススメ。 セザンヌ UVクリアフェイスパウダー CEZANNE UV Clear Face Powder 全2色 10g 本体 ¥680(税抜) ライト
01.
ライト ナチュラル
02.
ナチュラル

 

 

 

SK-II  R.N.A パワーアイクリーム ラディカル ニューエイジ    

 

これも前に書いたかな?まとめ買いしてもう4つ目だけど、

ハリも出るし感想も防ぐ、しっとりしてて過去何十個といろんなブランドのアイクリーム使ってきたけど

これが一番。(若い子はこれじゃなくてもいいと思う)

 

 

KIEHL'S   CLマスク&チャージマスク&ディフェンスマスク&レアアースマスク

一番左のがCLマスク。 カレンデュラ(マリーゴールド)が鎮静作用とアロエベラが保湿をしっかりしてくれる。

乾いた肌に5分。そして洗い流す。とにかくつけてて至福!いい香り。吹き出物ができた時もいいよ♪

中央、グリーンの大気汚染やPM2.5からもお肌を守る。週2回くらい、何にもつけずにお肌を休めてこれ1つ。

しっかり保湿してしっとり。コリアンダーの成分入り。肌の調子も上がる!

オレンジのはクランベリースクラブ入り、10分置いて流す。透明感出てスッキリ、しっとり。

 

 右のレアアースマスクは泥のマスク。

10分置いて、毛穴汚れを吸着。スッキリとってくれて一度で透明感。週1で。

 

 

リンメル エグザジェレートリップライナーペンシル 002

いいと聞いて買った右の、資生堂インテグレートのは薄づきすぎてイマイチ。

その下、リンメルのは002 ベージュピンクっぽいの、しっかり太めにかけて今めちゃお気に入り

 こちら

無香料だし、何と言ってもこれで600円ていいよ!4色あるから他のも今度買おうかな。

セザンヌのベージュのライナーもオススメ。

 

パウダーではRMKのこちらもオススメ

メイク直しに、キラキラと自然なクリアパウダーに、スライド式でブラシ付きで使いやすいの

 

 

流行りのツヤ肌を叶える限定 ハイライトコンパクト!

2年前に買った同じく限定に続いて、先月また002番が出たよ!

ヴィセ リシェ イルミネートパウダー

真ん中の。こちら

鼻筋、顎、目の下あたりに横に。綺麗にツヤ肌になれます。

マットになっちゃうから、もうフェイスパウダー使ってない。笑

最近はリキッドつけて、このハイライトしてからレブロンの紫のを大きめブラシでささっと。(下の写真左)

ブラシも入るし便利もの。

出先でテカリ抑えるのに上に書いたセザンヌのパウダーかシャネルのコンパクトか

RMKのパウダーつけてる

 

 

 

 

 

アイシャドウとチークはもう一生買わなくていいってくらい買ってしまって持ってるんだけど

最近のヒットは

ヴィセ アヴァン シングルアイカラー006

 

voceのベスコス1位受賞してるアイカラーシリーズで使ってる人も多いかな。

去年の夏に発売された20色もある単色アイシャドウ。ミニミニで1つ800円というプチプラ。

何個でもいけちゃうね。

この006番、コスモプリズムは ディオールの限定で過去即完売したのを再発売したフューチャリズム

というカラーにそっくりなのだ

つけた感じは本当に似てる。ディオールよりも少し透明な感じかな。

 

グレーではなくて、青やピンクなどの偏光ラメが入ってる。 ヴィセの紹介では「七色の輝きを放つスパークリンググレー」

他の色の上にかぶせてもキラキラですごく綺麗だよ

 

 

 

シャネル ココグロス  716番

最近お気に入りのシャネルのグロス  ジョニー・デップの娘のリリー・ローズがモデルで

新しくリニューアルカラーで発売。すごく塗り心地よくて

ナチュラルなベージュピンクでこういうの、大好き。

透明っぽく薄づきなのも多い中、これは1本でもすごくしっかりつくよ!

 

 

 

AVEDA        シャンピュアヘアミスト(限定)

AVEDAのシャンピュアは20年以上前からお気に入りの香り。

ヘアミストとして限定で出たので即2本買い。  いつでもシュッと。トリートメント効果あり。

 

 

 

 

 

以上、時間もPCの電源もそろそろなくなるので終わりにするけど

わたしのコスメの収納、、、、

とりあえずよく使うものはこんな感じで、MUJIの引き出し式クリアケースに収納。

オシャレに綺麗にまとめられる。  ブランドごとでまとめて、ツナソルのアイシャドウパレットは縦にして入れたり。

 

 

 収納の見た目も大事。

毎日するものだから、愛情持って、楽しみながらスキンケア、メイクしよう

 

ってコスメの話で今回の12周年記事は締めたいと思います 笑

またコスメネタもっと頻繁にupしまーす(とりとめない感じになっちゃった)

 

 

 

 

アイム・ノット・シリアルキラー/ I AM NOT A SERIAL KILLER

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かいじゅうたちのいるところのマックス・レコーズ✖️

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドク役クリストファー・ロイド。

監督は「エイリアン パンデミック」などのビリー・オブライエン。

なるほどC級SF得意なのね

 

 

「かいじゅうたちのいるところ」で主演の子役だったのにもうこんな大人に。

 

 

3/10(36点)

 

確かに、「アイムノットシリアルキラー」だわ

 

ネタバレあり

なんだこれー。 

 

つまんなくてびっくりしたがっかり系

最近は犯人実は人間じゃなかった!が流行ってるのか? 笑

 

あんなオチで許されると思ってんのか!

 

淡々としていて、進行が遅く、ソシオパスVSシリアルキラー!とうたってる割に

対決的なシーンもなく、オチにびっくりのC級感満載ホラー。

ちかいちかいちかいちかい

 

 

 

遺体処理の仕事をする母親の手伝いをする高校生ジョンは、例によって学校でいじめられてる。

学校での診断でソシオパス(社会病質者)と判断をされてセラピーに通っている。

 

何者かが死体の一部を取ってしまって部分的になくなった変死体が。

独自の捜査をするうち、殺人現場を目撃したジョン。

犯人は、近所の爺さんクローリー。

お風呂に入るのを手伝ったりしていた顔見知り。彼こそが、シリアルキラーだった!

そしてなんと、殺した後の臓器などを食べてしまうサイコパスだった

 

そのうち、ジョンのカウンセラーまでもが殺されて、、、、

 

サイコキラーを阻止するために、自らも殺人を犯すのか

 

えっと。

つまんない上に、ラストで犯人の爺さん、人間じゃなかったんです エイリアンなんです

と言われてもねー

オマエ最初明らかに人間だったじゃねーか! (口悪くなりご免あそばせ)

 

いやぁ騙されましたよ。(ちっとも爽快感とか、ヤラレタ感がない)

 

そして奥さんの事愛してたから頼む的にちょっとお涙誘う系にされても困るし〜。

 

 

久々のダメダメホラー(DVDで観たダメホラーは多いけど、劇場で観たダメダメホラーは久しぶりかな)

あ、シャマラン新作も結構ダメダメだったけど

 

 

アメリカの田舎町で葬儀屋を営む家に生まれ育った16歳の少年、ジョン。死体や殺人への興味が抑えられず、学校でも問題視され、セラピストにはソシオパス(社会病質者)と診断されてしまう。そんなある日、地元で連続猟奇殺人事件が発生、ジョンは自ら調査に乗り出す。やがて偶然にも隣人のお爺さんが殺人鬼と知ってしまう。己の中の危険な衝動を抱えつつ、さらなる凶行を阻止するために恐るべき殺人鬼に立ち向かっていくジョンだったが…。

 

 

 公式サイト

I AM NOT A SERIAL KILLER          2016年          86min

6月10日より、公開中〜

 

 

 

 

 

 

 

フィフティ・シェイズ・ダーカー/FIFTY SHADES DARKER

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こんなんで興奮する人いないでしょー

 

2015年公開「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の3部作あるうちの2つ目となる続編。

ラストではクリスチャン・グレイのドSっぷりを目の当たりにして

アナスタシア・スティールは彼の元を去り、エレベーターのドアが閉まってハイ、ゲームオーバー。

続編では大学を卒業し、何とか憧れの出版社に就職したアナがクリスと復縁をする。

 

前作の監督、サム・テイラー・ジョンソンとは原作者とうまくいかなかったようで、二作目の契約は打ち切り、

抜擢されたのが、「摩天楼を夢みて」(1992)などを手がけ、最近では「ハウス・オブ・カード 野望の階段」(TVドラマ)

が人気のジェームズ・フォーリー。

ちなみに、来年2月に全米公開予定の第三弾「フィフティ・シェイズ・フリード」は本作とまとめて撮影済み。

 

 

アナスタシア(アナ)=ダコタ・ジョンソン。

前にも書いたけど、母親は今は整形顔のメラニー・グリフィス、父親はドン・ジョンソン。

 

イケメン大富豪、クリスチャン・グレイに引き続きジェイミー・ドーナン。

 

義理の母親、マーシャ・ゲイハーデン。

 

 

その母の親友で、まだ未成年だったクリスチャンにSMを仕込んだ張本人。

「クリスチャンと別れなさい」とか偉そうに。

っていうか、どんどんほっぺたと唇に注入してて不自然さ半端ない なんでこうなっちゃうのかね女優は。

 

クリスチャンの全然似てない妹にリタ・オラ。

 

 

アナのイケメン上司で編集長、ジャック。出演作が今ひとつパッとしないエリック・ジョンソン。

 

アナから相手にしてもらえないかわいそうな友人、ホセにヴィクター・ラサック。

 

過去にクリスチャンの僕だったアブナイ女、レイラに

最近では「ネオン・デーモン」に出演、女優業に進出のモデル、ベラ・ヒースコート。

 

普段は綺麗なのに。むくみか?

 

 

もっと、過激に  って大したことないじゃん

今度は、”契約”としての恋愛じゃなく、自由な恋愛。

 

6/10(60点)

 

ダコタ・ジョンソンが可愛くて退屈しないで観れたのでこの評価。

 

ダコタはちゃんと脱いでるのに、

エロスはびっくりするくらいない。  笑

相変わらず男の方は上半身裸なだけ。いやアダルト映画じゃないからそこいいけど

 

レストランでパンティ脱がしてエレベーター内で人がいるときに触る、とか

両脚に長いのつけて開いたまんまやるとか

ボール、あそこに入れてそのままお出かけ。とか

別に普通の人でもやるんじゃ??というかこれで過激なの???

 

今回は、クリスチャンもアナにかなり熱を上げてて、惚れ込んでいるのが分かる。

一方通行な恋愛ではないから、見ていて勝手にやって。状態 笑

それでもわたしとしては、何が面白くて見てるかといえば

 

落ちぬなら、落としてみせましょ大富豪

大富豪とのデートはこんな感じ

大富豪と付き合うとこんないいことが

カレには従わない。自分の考えも押し通す。

とにかく仕事より、男優先。

仕事しろ!って言いたくなるくらい、仕事してません。 

フツーの女子の憧れを実現させた女の恋と欲望、理想

出版社の編集長はもっと忙しくてこんな暇じゃないよ

富豪は何やっててもいいんだろうけど  笑

 

ストーリーが面白いってよりもダコタ・ジョンソンが可愛くて真っ赤なルージュがお似合い

洋服もいちいち可愛くて目が離せないという感じ。

正直、クリスチャン・グレイはどうでもいい 笑

こーいうシーンとか。

これ見よがしでわざとらしくて面白い。 笑

 

 

アナに気がある上司の登場。

アナはクリスチャンに夢中だけど、自分と寝たい光線がすごい上司と遊んでみたら

3角関係で面白かったのにとか そっち行かずに

真面目なアナちゃんは迫られたらすぐ抵抗して関係はおしまい。

でも最後で何やら恨み顔で上司ジャックが現る。

随分とお話はティーン向けの恋愛映画みたいな趣になってきた。

いやそもそもこの原作者、トワイライターなくらいだからそっち目指してるのか。

要は自分(原作者)の憧れを映像化なんだよね。

 

「トワイライト」シリーズのファンであるE・L・ジェイムズは現場に毎日現れてチェックをし

原作との違いについてや映画のシーンにことごとく口出しするらしい。

今回はご本人、満足いったのかな?

 

 

巨大企業の若きCEOクリスチャン・グレイに見初められ、一度は恋に落ちた女子大生のアナ・スティール。しかしグレイの倒錯した愛を受け止めきれず、彼のもとを去ってしまう。やがて大学を卒業し、念願だった出版社に就職するも、グレイのことが忘れられず涙に暮れる日々。一方グレイもまた、いままでの女性には抱くことのなかった初めての感情に戸惑いを覚えていた。そしてグレイの“戻ってきて欲しい”との懇願に、アナは“ルールと秘密のない関係”を条件にこれを受け入れる。こうして再びヨリを戻したアナとグレイだったが…。

 

 

 公式サイト

FIFTY SHADES DARKER              2017年    アメリカ     118min

6月23日より、公開中〜


L.Aプレミアにて。

うげげ 丸刈りにしちゃったのね


すてき




リタ・オラ。


どーん!

 原作者



3作目、「フィフティシェイズフリード」日本ではいつかな?



 


ハクソー・リッジ/HACKSAW RIDGE

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なぜ、戦わなくてはいけないのか。

と戦争映画を観るたびに思う。本当に、人と人が殺し合い、勝っても負けても双方に悲しみが残る。

 

俳優、メルギブソンの「パッション」「アポカリプト」に続く監督3作目は

アメリカVS沖縄戦を描いた衝撃の実話の映画化。

重い気持ちになりたくなくてしばらく観ないでいたけど、メルギブの監督作は前二作とも好み。

今回も楽しみにしてた。アカデミー賞作品賞、主演男優賞、監督賞ほか、5部門でのノミネート作品。

受賞したのは、編集賞と録音賞。


武器を持つことを拒否しながらも、地獄の戦場で75人もの命を救い、終戦後、

良心的兵役拒否者としてはアメリカ史上初めての名誉勲章を授与された実在の衛生兵デズモンド・ドス。

 

 

彼を演じるのは、最近では「沈黙 -サイレンス-」も印象深い演技力を見せつけたアンドリュー・ガーフィールド。

 相変わらず長い首が目立つ。

 

戦場へ赴く前に出会う運命の人、ドロシーにテリーサ・パーマー。

この子のデビュー時から言ってるけど、ほんとクリステン・スチュワートそっくり。

もっと聡明な美人にした感じ。(右、テリーサ)

 

 

なんと軍を仕切る怖いハウエル軍曹に、普段コメディばっかりのヴィンス・ヴォーン。でびっくり。

最初はヤなヤツ。大尉にサム・ワーシントン。こちらもハマってた。

 

父親にヒューゴ・ウィーヴィング。

 

 

 

8/10(80点)

 

 

原題の「ハクソーリッジ」とは、沖縄での戦闘地だった前田高地での切り込まれた崖のこと。

 

やっぱり実在の人物、そして実際の出来事の映画化は興味深い。

ましてや、日本の沖縄戦での話。

戦争ものというと、重いし敬遠する人もいるだろうけどそこはメルギブソン監督の手腕。

戦場へ突入するのは中盤以降で、 敬けんなクリスチャンである彼がどうして武器を持たないという信念に

至ることになったか、愛する人との出会い、軍隊に入ってからのいじめ等、、、しっかり見せて惹きつける。

 

一瞬にして、仲間の、自分の、腕や脚や身体、頭、すべてが飛ぶ。(そしてそれは敵も同じ)

そんな現状を目の当たりし、戦争の恐ろしさを改めて映像の中に見る。

 

コンシェンシャスオブジェクター。

これは、要約すると良心的兵役拒否。 

一般的には戦争に行きたくない人が使う言葉らしいけど、デズモンドは戦争行きを志願する。

初めて聞いたけど、お国のために戦うことを志願しながらも拒否することができるんだね。

自分も若い頃に戦場で大事な友人たちを失った父親は行くなという。

それでも皆が行って戦うのに、自分だけが残ることはできない。

(もちろん強制的に兵役に行かされるというところもあっただろうけど)

愛する人とやっと結ばれて、これから幸せな人生が始まるというタイミングでの辛い別れ。

彼は結局、衛生兵として、武器を持たずに戦場で仲間を助けるという道を希望する。が、戦場ではそう簡単にはいかない。

 

武器を持たないなんて認められないと上から言われ、仲間にも迷惑をかける。

 どんなに嫌な奴や上司である軍曹からいじめを受けても耐え、曲げない意思と信念。

そして何より そんな相手たちだったのにいざ戦争になると 自分のことは考えず

まずより多くの仲間を助けたいという思いで戦場で皆と共に戦う。

武器を持たないというのは丸裸で戦場にいること。

よく生き延びて、75人もの命を救ったなとその凄まじさと生命力信念の強さに圧倒させられる。

 

敵は日本兵たちだけど、日本をもちろん悪者に描くでもなく、

とにかくリアルに描き出した群臣の一作。

 

「神様、あともう一人だけ助けて」と言いながら 一人でも多くの人の命を救った。という彼の言葉が印象的だった。

 

 

 

アメリカの田舎町で育ったデズモンド・ドスは、看護師のドロシー・シュッテと恋に落ちるも、激化する第2次世界大戦に心を痛め、衛生兵になるべく陸軍に志願する。しかし基地での訓練で銃に触れることを拒絶し、上官や他の兵士たちから執拗ないやがらせを受けるようになる。それでも決して信念を曲げないデズモンド。とうとう軍法会議にかけられてしまうが、ついには彼の主張が認められ、晴れて衛生兵として戦場に立つことを許可される。こうして日本軍との激戦の地、沖縄の前田高地、通称ハクソー・リッジ(のこぎり崖)へと赴くデズモンドだった…。

 

 

  公式サイト

HACKSAW RIDGE         2016年     オーストラリア=アメリカ     139min

6月24日より、公開中〜

 

 

 

実際のデズモンドとドロシーご夫妻。

 

 

プレミアにて。

 

 

 

 

先日のアカデミー賞レッドカーペットでのメルギブソン監督。

おおとりでの登場で大歓声。大人気でした〜。 撮影 mig 

 

 

 

 

コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~/YOGA HOSERS

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カルトなB級映画お得意、ケヴィン・スミス監督の新作は

あの、ムカデ人間ならぬセイウチ人間を描いた「Mr.タスクのスピンオフゴム怪獣モノ第2弾!!

 

原題の「YOGA HOSERS」ヨガ・ホーサーズって、ヨガ好きなカナダ人をちょっと皮肉った、ヨガおバカたちの意味。

実はこれ3部作になってて、「Mr.タスク」「コンビニ・ウォーズ」次は「MOOSE JAWS(ヘラジカ・ジョーズ)」

だって 笑

このblogでは何度か言ってるけど、B級おバカ映画によく出てて、マット・デイモンや

ベン・アフレックとも仲良しで昔から共演もしてる、サイレント・ボブ役で有名なケヴィン・スミス(監督)は

アメコミ好きでコミック作家でもある。自らの娘をハーレクインなんてつけちゃうくらい。笑

 

本作は前作の「Mr.タスク」にカメオで出た愛娘と、ジョニー・デップの娘リリーローズの

コンビニバイトの学生二人をそのまま主演にして、同じく前作に出た探偵ラポワント演じるジョニー・デップや

その周り(家族たちも)総出しちゃった!ホームムービーノリのおバカコメディ。

 

カナダ愛と娘愛がすごい  


そもそも、この二人はプライベートでもいつも一緒の親友同士。

リリーと娘、ハーレイの幼稚園が一緒だったのが始まり。初対面のジョニーを初めて見て興奮したスミス監督が

「WOW!ジャック船長だ!」というとジョニーが「oh!サイレント・ボブ!」と返してくれたという逸話が。

 

のっけからリリーローズとハーレクインのバンド練習で歌披露。無駄にちゃんと長い。

ちなみにエンドロールでは、父親ジョニーまでギターで参加。笑!

 

携帯命のイマドキ女子高生、コリーン・コレットとコリーン・マッケンジーのWコリーン。

パパがオーナーのコンビニで嫌々バイト。

 

「Mr.タスク」でも笑いをとった謎の探偵、ギー・ラポワントにジョニー・デップ。

デニーロにも見えるがジョニーには見えない 笑

ホクロの位置が出てくるたび違ってて笑える。

 

 

そして、こんなところにママまで!

(ご存知、ジョニーとは離婚、リリーの母親)ヴァネッサ・パラディは学校の先生。

 

ハーレクインの母親(つまり、ケヴィンスミス監督の妻)も母親役で登場(ちなみにおばあちゃんも)

そして、ジョニーの息子、リリーの弟くんもカメオ。

この後中指立てる小憎らしいガキ 子供。なるほど似てる

 

ケヴィンスミス監督作品の常連、ジャスティン・ロングはヨガの先生。

 

カナダのナチスという役で、前作とは違うキャラだけどチラッと登場のハーレイ・ジョエルオスメント。

 

 

コンビニ店長はパパの女。これ、ナターシャ・リオンだった!(懐かしいー)

 

マーベル映画へのカメオ半端ない、スタン・リーも、ケヴィンスミスの希望でカメオ出演!

 

 そしてそして、全く怖くないし弱っちぃソーセージからできてるミニナチ軍団は自らケヴィンスミス監督が。

 

 

 5/10(55)

 

 

思いきりホームビデオのノリで、おバカすぎるしくだらなすぎで内容ない!笑

日本での評論家たちの評価はなぜかいいのは監督のケヴィン・スミスだからだな。

ケヴィンスミスならではの独自の、細かいネタがちょこっと笑えるという。

わたしもちょこっと笑えたけど、肝心のミニナチ軍団との戦いがあっさりすぎでしかもそこが面白くない 笑

カナダだからホッケーとか。笑 あともちろんあの映画のオマージュ

そして「Mr.タスク」のあの皮。笑

 

ちっちゃいから潰したりレンジでチンとかでやっつけられちゃうし。

もうちょっと脚本面白かったらなーってところで、家族愛とカナダ愛はかなーり伝わったケドね

あとはもう、リリーローズが何してもどんな時も可愛い 

 

ジョニーさんファンはお見逃しなく

 

ヨガと携帯命の女子高生のコリーン・コレットとコリーン・マッケンジー。やる気のない毎日を送る2人は、バイト先のコンビニでイケメン男子を誘ってパーティを開くことに。そんな時、地下で眠っていた邪悪なミニナチ軍団が復活、2人は世界征服を企む彼らを前に、渋々ながらもその阻止に立ち上がるのだったが…。


真ん中、監督。

 

公式サイト

 

 

 

 

ハーレイ、デブりすぎやん、、、

 

 


2017年7月公開⭐️新作映画リスト

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早く梅雨明けないかなー。

今月は、数年いた勤務地から変わって割と近くなってまた環境が変わったので何かと忙しく

それでも観たい映画は毎週やってくる!今月も意外と多いなー。

来月はお楽しみ旅行もあるので頑張る それでは早速。

 

月初め恒例 7月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

 

今月都内で公開されるなかから気になる10数本ピックアップ。
7月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト(ほぼ観たい順)


 

 

観た作品

コンビニ・ウォーズ    7/1〜

表向きは前作「Mr.タスク」のスピンオフ。

よくも悪くも、ジョニーの娘とケヴィンスミス監督の娘二人のプロモーションビデオ。変装ジョニーはじめ両家総出演。

『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』リリー=ローズ・メロディ・デップ&ハーレイ・クイン・スミス歌唱





 

観たい&気になる作品

一番観たい映画今月はずっと楽しみにしていたこちら

yueが先に見ててオススメされたSFホラー。最近ノリに乗ってるジェイクギレン&ライアン・レイノルズ共演も楽しみ。

(ついでに言うと、日本からは真田広之さんが出演)

 ライフ   7/8〜

『ライフ』予告編





 プリズン・エクスペリメント   7/19〜

世界一悪名高い心理実験を映画化!主演はエズラくんめちゃ楽しみ。

『プリズン・エクスペリメント』予告編




 バイバイマン    7/8〜

例によって、夏なのでホラー続くけど 笑

オキュラス 怨霊鏡」✖︎「インシディアス」と言われたら見ないわけにいかない(どっちも好き)

でもジェームズ・ワンに「近年最も怖くて面白いホラー」と言わしめたけどジェームズワン関わってないからな〜。

映画『バイバイマン』特報






 ウィッチ   7/22〜

お次もホラー!ごめんなさい 笑   サンダンス映画祭で絶賛された魔女系ホラー。

主演はシャマラン映画最新作「スプリット」のアニヤ・テイラー=ジョイ。

『ウィッチ』 公式予告編




 ハンズオブストーン  7/24〜

最近のお気に入りのいい男、エドガー・ラミレス主演でデニーロも出演とくれば観なきゃ。

『ハンズ・オブ・ストーン』予告編





 

 ザ・マミー  呪われた砂漠の王女   7/28〜

 ブレンダン・フレイザー主演の大ヒット、「ハムナプトラ」のトムちんによるリメイク。

ハムナプトラはそもそも面白くで大好きだったけど、何もこんなものまでリメイクせずとも。時間あれば。

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』予告編






 トータスの旅     7/1〜

翔の映画にたくさん出演でお世話になっている、キムチムこと、木村知貴さん主演

ってことで皆様よろしくお願いします

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017オフシアター・コンペティション部門でグランプリを受賞したロードムービー。

ロードムービー苦手だけどキムチムなら見なくては、、、

トータスの旅







 ヒトラーへの285枚の葉書    7/8〜

監督で俳優のヴァンサン・ペレーズがメガホンでハンス・ファラダの小説を映画化。ダニエル・ブリュール出演。

『ヒトラーへの285枚の葉書』予告編






 ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ   7/29〜

マイケル・キートンがマクドナルドの創業者に。

マクドナルド興味ないけど、パトリック・ウィルソン出演だから時間があえば。

『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』予告





  ビニー 信じる男    7/21〜

マイルズ・テラー主演、アーロン・エッカート共演。

マーティン・スコセッシ製作総指揮。

ビニー/信じる男 本予告





先月はだいぶ頑張ったけどその分、まだレビュー全部書けてない

観るリストの下から3本以外は出来るだけ観よう。



以下、たぶん観ない。




ドッグ・イート・ドッグ/DOG EAT DOG

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たまに騙される

「タランティーノ、絶賛」の文字。

 

原作はクエンティン・タランティーノも絶賛した、エドワード・バンカーの同名小説(ハヤカワ文庫NV)。

この映画に至っては、ホントかよー!って突っ込みたくなること必至。

 

というか、今気づいたんだけど

タラが絶賛したのはあくまで原作本の方で、この映画ではないんじゃないの??

 

きー騙されたー!

 

エドワード・バンカーの同名犯罪小説を「ラスト・リベンジ」に続いて

ポール・シュレイダー監督、ニコ&デフォーさんで映画化したバイオレンスサスペンス。

ニコとデフォーといえば、リンチ(デヴィッドリンチ)の「ワイルドアットハート」以来でしょ

 

ニコの映画は近年つまらない(ツマラなそー)なのが多く劇場で観るのはパスしてたから久しぶり。

ニコとデフォー氏となれば見逃せない上に、タラ絶賛ってことでわたし得だったので早速観に行ったのだ、、、、

 

 

なんだこれ。ツマラん

 

間違いなく今年のワースト入り決定。とりあえず今年の劇場映画の中では一番つまらない

 

撮影、音楽はいかにもタラ好みで

タラの「キルビルNo1」の日本人バンド ザ・5,6,7,8’sの「ウー・フー」かな?の別アレンジの曲使ったり。

映像は面白かったけど、中身(脚本)が全く面白くない!

 

 監督は「アメリカン・ジゴロ」のポール・シュレイダー。

「タクシードライバー」「レイジング・ブル」の名脚本家としても知られるシュレイダー、

「ラスト・リベンジ」に続き、ニコとは2度目のコラボの本作では、

監督自身も割と重要なギャングのボスで登場。いやー、頼みますよ。

 

真っピンクのレトロ可愛い部屋でのデフォーさんがなにやら様子がおかしいとこからのオープニングは面白い。

すぐキレる、ダメ男キャラマッドドックのウィレム・デフォー。

 

金払ってアレしてもらうも全然ダメ。

 

 

出所したばかりのニコ演じるトロイ。

仲間と共に新たな仕事に取りかかるや、予想外の事態に直面してどんどん変な方向へ泥沼化。

 

 

もう一人のお仲間、巨漢のディーゼルには、TV「ウォーキング・デッド」(シーズン5)のクリストファー・マシュー・クック。

え?ウォーキングデッド大ファンだけどこんな人出てたっけ??と調べたら1回だけのゲスト出演だって。

 ←これか〜。

 

 

ムショで知り合った3人が、シャバに出ても悪巧み!

無事に更生できるのか

と云う話ではもちろんありません

 

 

2/10(25点)

 

 

ネタバレあり

つまらないので感想、サクっと。

 

せっかくニコとデフォー再共演なんだけどー

 

一番キレてて唯一面白いキャラだったデフォーさんがまさかの仲間に殺られ途中で死んじゃって

余計に全くつまんなくなった。

デフォーさんのインタビューで

「ポール(監督)は非常に思慮深い人間で、今回も作品に取り掛かる前に「僕たちの最大の義務はつまらないものは作らないこと、つまらない瞬間を一つも作らないことだ。とにかくエンタテインメントな作品を作りたい。みんなが楽しんで観られるものを作りたい」と言っていた。

と言ってるんだけど、いやあ十分つまらなかったわ。(つまらないしか言えない)

 

仲間二人は死に、トロイは結局警察に捕まって、ムショに戻ることになるいう

意外でもなんでもないオチ。

うーん。

 

 

長年の刑務所勤めを終え、シャバに出てきたトロイは、ムショ仲間だったコカイン中毒のマッド・ドッグ、巨漢の取り立て屋ディーゼルと再会。お先真っ暗な人生とサヨナラしたい3人は、イカれた地元ギャングの首領から、ある仕事の依頼を受ける。それは借金を返済しない男の赤ん坊を誘拐すること。一見、簡単に見えた報酬75万ドルの大仕事だったが、事態は最悪な展開を招き、3人は追われる身となってしまう。

 

 

 

 

 公式サイト

DOG EAT DOG               アメリカ      2016年        93min

6月17日より、公開中〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケヴィン・ベーコン 人生を変えた10本の映画/KevinBacon

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食べ物の中で一番嫌いなものは子供の頃から、ベーコン。

俳優の中で一番好きな人も、ベーコン。

 

はい、ケヴィン・ベーコン大好きなわたくし。自分用メモという意味もあって

ケヴィンのこの記念すべき50代ラストの年を迎えた今日(あちらではまさに今日)upしておこうかなと。

以前、ケヴィン自身がローリングストーン誌へのインタビューで語った、お気に入りの10本を記録。

(自分の出演作含む)

ほぼ観たけど、今度まだ観てない作品含め改めて見直ししてみようっと。

 

 

『スパイナル・タップ』(1984年)

This Is Spinal Tap HD Trailer



『真夜中のカーボーイ』(1969年)

Midnight Cowboy Official Trailer #1 - Dustin Hoffman Movie (1969) HD



『理由なき反抗』(1955年)

Rebel without a Cause - Trailer


『セルピコ』(1973年)

SERPICO - Trailer ( 1973 )


『アニマルハウス』(1978年)

National Lampoon's Animal House (1978) Trailer


『黒い罠』(1958年)

Touch of Evil Official Trailer #1 - Charlton Heston Movie (1958) HD



『地獄の黙示録』(1979年)

Apocalypse Now (1979) - Original Extended Trailer


『ラスト・ワルツ』(1978年)

The Last Waltz Official Trailer #2 - Richard Manuel Movie (1978) HD



『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)

Guardians of the Galaxy Official Trailer (2014) Marvel HD, Vin Diesel

レビューガーディアンズ・オブ・ギャラクシー


『Cop Car』(2015年)

Cop Car Official Trailer #1 (2015) - Kevin Bacon Movie HD


レビューコップ・カー




結構前に、Twitterでは載せたんだけど、ケヴィンの過去の役たちだらけのCM

ここに残しておきたいので入れときます 何度見ても笑える


Kevin Bacon film store


ちなみに、ケヴィンと兄のマイケルで結成されてるベーコン・ブラザーズ。

以前その来日ライブのレポは書いたけど

こんな卵のCMに出てたのでここに保存。

Wake Up To Eggs with The Bacon Brothers (30-Second Short)


Wake up to Eggs with Bacon


ジミー・ファロンのトゥナイトショーに出演 2014年 

懐かしの「フットルース」のキレキレダンス健在。 

Kevin Bacon's Footloose Entrance



 HAPPY BIRTHDAY KEVIN


ドラマ「ザ・フォロイング」もよろしく(DVDリリース済み)



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