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ネオン・デーモン/THE NEON DEMON

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ドライヴ」「オンリー・ゴッド」のニコラス・ウィンディング=レフン監督最新作

色彩感覚が独特な世界観をいつも以上に発揮した本作

 

 

カンヌでは賛否あったというけどわたしはこれ、断然好きだー

リンチ作品のように、一見不可解な印象を受けるシーンもありつつの

後で繋がるとその意図するものがくっきり浮かび上がるような不思議な魅力のある作品。

 

美への執着、嫉妬、自信、歪んだ愛、そして狂気。

 

永遠の美への憧れが生んだ、その先に。

 

ジェシー演じるのは近年、ダコタの妹という肩書きがいらないほどに活躍しているエル・ファニング。

エルに関しては個人的にはダコタの方が整ってると思うし

誰もが憧れる「美女」という感じではないし、むしろ垢抜けない感を抱くんだけど

創られたものではなく、天然の美しさを持つ原石のような魅力を持つ、という意味で

本作に抜擢されたのは納得。

カメラに立つ時、自信を身につけた時(あるいは最初から、、、)魔性の、天性の光るものが突出してきて

そこにいるモデルの誰よりも輝いてる

 

現場で知り合ったメイクアップアーティスト、ルビーに、ジェナ・マローン。

 

モデルのジジに「高慢と偏見とゾンビ」のベラ・ヒースコート。

 

モデルのサラに、「マッドマックス 怒りのデスロード」のアビー・リー。

 

 

モデル事務所のオーナーにクリスティナ・ヘンドリックス。

 

and    キアヌ・リーブス。

 

 

 

8/10(89点)

 

 

 

ネタバレあり

独特の、コントラストが強い映像美に圧倒される。

 

整形したり、過度なダイエットなどで美しさを手に入れたモデルたち。

美に対する価値観はそれこそ人それぞれ。

わたしは一般人でもモデルでも、整形するのは勝手だとは思うけど

整形して手に入れたって本物の美がやっぱり美しいと考えるし、

お金をかけてシワを取ったりボトックスで頬を膨らませたりして若返るより

年齢なりの年の重ね方でシワが増えてもそれはそれで美しいんじゃないか、

むしろ何もしないでどこまで綺麗でいられるかということへのチャレンジの方が楽しいと考えるので

(個人的には作られた美には)惹かれないのだけど、

女性なら愛する人のためもしくは自分のために綺麗になろうと思うのはもちろん当たり前だ。

モデルの寿命、美しさの寿命は若さとともに薄れていくと信じられているような世界。

実際、男の人は「女は若ければ若いほどいい」というのも本音としてあるだろうけど

創られた美と、執着して生まれた美、無意識から生まれる美、唯一無二の美は天然、ナチュラルな美しさなのか。

 

カメラマンやデザイナーの、ジェシーを見たときの反応があからさまでまた面白い。

 

本作の中でも、デザイナーがモデルと飲んでいる酒の席に、

無名カメラマンの友人を伴って入ってきたジェシーは、今では自信ありげに近くの席に座る。

整形美人であるモデルの前で、そのカメラマンのジェシーの友人に、「この女性を見てどう思う?」と尋ねる。

答えは「(Fine,)いいね。」

でもあくまでそれは創られた美くしさ。隣にいるジェシーを指して、唯一の美しさは天然であるがゆえ

だと説く。それに「その考えには賛成しない」と反論するそのカメラマンは

「では、ジェシーが綺麗じゃなかったらそれでも惹かれたか?」「中身が勝負とでもいうのか」というような会話がされる。

 

ここはどこの世界でも、美に対する永遠の問いというか

女は見た目か中身かという話なんだけど、そこのテーマだけに終わらずに

美しさを手に入れるには、そのものを自分の体内に取り込む。

という考えのもと、カニバリズム行為がなされる方向に流れていく。

 

はじめからなんだか怪しげなルビーの存在が次第にクローズアップされてきて、

ジェシーに対する執着が明らかになってくるから面白い。

ルビーというこのメイクアップアーティストは、一流カメラマンと組むくらいこの世界ではトップクラスだけど、

そんな多忙な人が、実は死体のメイクもしている。依頼された仕事なのかは定かでないにしろ趣味からきてるのは明らか。

 

いろいろと後で繋がる描写も多くてそこがまた面白いんだけど、

ジジとサラという二人の現役モデルは、ジェシーという素朴な新人の突然の出現によって

自分のモデルとしての地位が脅かされて、自信も揺らぐ。

ルビーはジェシーに拒絶されたことで、いや、初めから狙っていたのだろうけど

その存在感からくる嫉妬と欲望でジェシーは狙われる。(結果、襲われる。)

その兆候は伏線があって、オーデションで負けたサラがトイレでジェシーの腕を掴んで

その血を舐めて自分に取り込もうとするところにも表れている。

 

ルビーは月を浴びながら恍惚となり、結局は、、、、

自分の中に足りない美を取り込むために、その美を食って宿すという考え方。

ラストでジジが吐き出した目玉はもちろんジェシーのものであって、

それをまたサラが口にし、自分にはない美を取り込む。

そしてジェシーの魂はサラの姿を借りて復活を遂げた、、、ように見える。

途中の死体とのセックスや目玉ポロン。といい、こないだ観たばかりの「ファウンド」とかぶってて、こっちもか!

と突っ込みたくなった  笑

でも、嫌いじゃない(むしろ好み❤︎)

 

キアヌに関してはかなり思わせぶりで、無名の役者がやるよりも、あのキアヌだからこそ良かった。

その存在感は是非、ファンの方は直接見て欲しいな。

 

数々のブランドの提供した衣装や、ポイントで煌びやかな、普通はできないようなメイクも美しく見どころの一つ。

 

エル・ファニング演じたジェシー。

昔から何かやらかす危険な子と親に言われてた。と言ってるシーンもあるように、

素朴な女の子が田舎からハリウッドに出てきて垢抜け、トップになってその仕打ち、というよりも

もともとあったこの子の中の魔性=デーモン=悪魔が呼び覚まされたという展開が、

実はしたたかという雰囲気も醸し出して、エルちゃん素敵に演じてた。

これまでの田舎くさい垢抜けない感じ(ファンの方ごめん、)から一転、本当にレフン監督は美しく撮った。

今まで見たエルの中でダントツ綺麗

メイク、いつものエルよりこっちの方がいいのに。

 

この独特な世界観、ぜひ劇場でご堪能あれ

 

わたしは好きだけど、あまりに展開はスローなのでやたら長く感じる映画で

内容も内容だけにかなり人を選ぶかな。

ちなみにこれ、ホラーです。完全に、美しきホラー映画。

 

 

美しく純真な16歳の田舎娘ジェシーは、トップモデルになる夢を叶えるためロサンジェルスへとやって来る。するとその美貌が人々の目に止まり、すぐに事務所と契約できたかと思えば、気難しいことで有名な一流カメラマンのジャックに撮影してもらうことにも成功する。トップモデルの夢に向かって順調すぎるほどの素晴らしいスタートを切ったジェシーだったが…。

 

 

 

 

 

 公式サイト 

THE NEON DEMON                          アメリカ=デンマーク=フランス     118min

1月13日より、公開中〜

 

 

 

プレミアにて。

 

 

 

 

クリスティナ・ヘンドリックスの胸が相変わらず凄すぎ!

左はジジ役、ベラ・ヒースコート。

 

姉のダコタと。こう見ると、エルの方がメイク映えはするのかも。

エルの方がモデル体型。

 

いつもムサいキアヌ、この日も変わらず。

監督もお茶目❤︎

 

 

 

 


NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム/NERVE

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イマドキの視聴者参加型、近未来?リアルゲーム


視聴者が出す指令をクリアして賞金を得ていくゲームのプレイヤーとなって

次々ゲームクリアし、大金を掴んだその先に待ち受けるもの


 

 監督は「パラノーマル・アクティビティ3」「パラノーマル・アクティビティ4」でもコンビを組んでいる、

ヘンリー・ジューストとアリエル・シュルマン。


タイ映画で昔、「レベルサーティーン」という 命がけの難題をクリアしてくと

どんどん大金が通帳に入金されてその場で携帯から確認してエスカレートするっていうのがあったけど

(数年後でたハリウッドリメイクの方もレビュー済み)13の選択

それベースに今っぽくティーン向けラブスリラーにした感じ。



昨日、初日に観てきた「沈黙」も良かったけど先に古いのから。

お正月1本目に観たのがこれ。

レビュー今頃になっちゃった


まずキャスト。

シュリア・ロバーツの姪、エマ・ロバーツと、ジェームズ・フランコ弟のデイヴ・フランコ主演(どっちも眉濃いめ)

個人的にはこの子、全然魅力感じない。

ヴィー。

ジェームズ弟はコメディでこれまで結構活躍。

イアン。


母親一人子一人、ヴィーの母親役でジュリエット・ルイス。(もう高校生の母親やる歳か〜)



友人でありライバルとなるシドニーにエミリー・ミード。


ヴィーのネットに強い友人トミーにマイルズ・ハイザー。




まずは登録、視聴だけか、プレイヤーになるか選択。


視聴者がお題を出し、携帯に指令が入るとその命令に従いクリアすると提示された額が入金される。

出来なければその場で持ち金全部抜き取られるという恐ろしいゲーム。

絶対参加したくない。

しかも、どんどんお題はエスカレート。

内気で自分からは好きな男の子に告白すらできないヴィー。友人にバカにされた勢いで

登録したサイトでチャレンジャーとなる。

指定された店に入り、そこにいる男に突然キスすると200ドル。(2万3千円)



最初は割と簡単じゃない?

この後の彼とバイクに乗って街に出るとかすごい簡単なんですけど。笑

高級ショップが入る店に入ってこのドレスを試着したら500ドルとか。


チラシでは全裸で街に出るってなってたけど捕まるって!(笑)

ドレスを試着してるとそのドレスがなくなってて下着で外に出ることになる二人。

デイヴくんすごい胸あるんですが。Aカップ?


あっという間にコンビになり、視聴者の人気ランキングでトップに躍り出る二人。

登録数すごいはずなのにこんな登録して2、3個クリアしただけでトップかょー

ってツッコミは入れたかったがナシで。


親友が突然ライバルになって、1位だったシドニーは焦り始める。

突然人気に躍り出たヴィーに打ち勝つため

ビルの10階から10階にはしごをかけて、歩いて渡って自撮りしろ!のお題にチャレンジするシドニー。


闇サイトに詳しいトミーが調べると、ヴィーとコンビで動いてるイアンはゲームの常連。


イアンは一体何者?何が目的?

イアンに惹かれていくヴィーの運命は。




7/10(72点)




思ってたより面白かったという印象。

映像も綺麗で、見てるこちらも視聴者の一人として鑑賞してるという面白さがある。

体験型ムービー

お金がないヴィーは、注目を浴びスターのようになる快感とお金が入る喜びで

どんどんゲームにのめり込んでいく。

次第に本音が見えて親友と思っていたにもかかわらず、言いたいことを抑えて従うだけの自分だった殻を脱ぎ捨て

疑心もなく進んでいくうちに、何者かもわからないイアンに惹かれていく。

ラブとイマドキのゲームの組み合わせという感じで、

イアンという人物が敵か味方か分からないまま進むのが面白く見せる。

他の人気プレイヤーもいい味(キャラ)だったり。


イアンとヴィーの恋の行方は。

この謎のゲームの正体は?

まぁ、あまり深く描かれないし、ツッコミどころも多い。

その分、深く考えることも必要ないエンタメに仕上がってて

ティーン向けという感じも強く、若い子ウケがよさそう。

上映期間もそろそろ終了に近づいてると思うので気になる方は是非


あ、そうそう!!

ノリいい音楽が今風でなかなかなのと、全編NYのロケで

あちこち街中も出てくるのがわたしには更にポイント上がるんだけど、

大好きなブルックリンブリッジふもと、ダンボ地区のガラスのメリーゴーランド

実はこれは自分で行った時に夜写真撮ったのをツイッターのトップの画像にしてるんだけど

そこが出てきたのが最高にうれしかった




女子高生ヴィーは、親友シドニーのお節介に苛立ったことがきっかけで、裏オンラインゲームに参戦。視聴者が指令した“見知らぬ人に5秒間キス”という挑戦を達成して賞金100ドルを手にした彼女は、実は挑戦者でもあったキスの相手男性イアンとコンビを組んで、次々に挑戦をこなしていく。やがて、多額の賞金を手にした彼女は、瞬く間に人気プレイヤーの仲間入りを果たす。ところが、ライブストリーミングを見ているとも知らず、ヴィーがイアン相手にシドニーの欠点をもらしたことから、2人は大ゲンカに。さらに、イアンが実はゲームのリピーターと知り、彼への不信感も募っていく。


 公式サイト

NERVE                 2016年     アメリカ     96min

1月6日より公開中〜







沈黙 -サイレンス-/SILENCE

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真の信仰とは何か? なぜ神は沈黙しているのか?

 

マーティン・スコセッシ監督が'88年に原作と出会ってから28年の時を経てついに完全映画化。

原作は戦後日本文学の最高峰とも称される遠藤周作の「沈黙」

 

江戸幕府による激しいキリシタン弾圧が行われていた17世紀の長崎。

日本で棄教したという高名な宣教師を追い、弟子のロドリゴとガルペが海を渡ってやって来る。

 

 

師を追い日本へやって来る若きポルトガル人宣教師ロドリゴには、アンドリュー・ガーフィールド。

 

ガルペには、ベン・スティラーとの「ヤング・アダルト・ニューヨーク

スター・ウォーズ フォースの覚醒」でカイロ・レンのアダム・ドライバー。

 

 

二人の宣教師、フェレイラにリーアム・ニーソン。

 

 

日本勢のキャストも素晴らしい

 

キチジローに窪塚洋介。

 

イノウエさま、にイッセー尾形。

 

 

通辞に、浅野忠信。

 

モキチ、塚本晋也。

 

小松菜奈と加瀬亮。

 

 

8/10(85点)

 


もちろん、アンドリューやアダム・ドライバーも素晴らしかった、

そして塚本晋也、通辞役の浅野忠信、加瀬亮、小松菜奈、と日本からも名優たちが沢山出演したハリウッド作品。

皆素晴らしかったけど特に、長崎奉行の井上筑後守役でイッセー尾形さんと窪塚洋介くんがすごく良かった。

一度目のオーディションでガムを噛んでたらすぐに落とされて、

2年後にまたオーディション。まだ探してたんだ。と思うくらいで

「想像してたキチジローとは違うキチジローを演じられる奴が現れた!」と監督に言わしめた彼は

その場その場でちょこちょこ現れて要領よくその場を切り抜けるキチジローがハマっていて微笑ましかった。

少年時代はカトリックの司祭を目指していたというスコセッシが、

長い月日をかけて撮っただけあって いやーこれは作品自体長いこともあるけど、見応えが大いにあった。

スコセッシ監督が最も伝えたいことは、「弱さを否定するのではなく、受け入れることの大切さ」。

日本人は信仰を持たない人が多い。 わたしも神という存在も、キリストも信じていないけど

戦国時代末期、当時の日本は今の日本よりもキリスト教信者が3倍ほどにも多い。

(総人口の当時、3パーセントがキリスト教信者(キリシタン)

そんな中で、キリスト教信者が弾圧され、1614年からは日本全国でキリスト教徒狩りが始まった。

形だけでも踏めばいい、と言いながらも どうしても信念を曲げられないものは処罰を受ける。

そして実際、キリスト教は日本で滅亡。

 

 

 

高校か中学の歴史の授業で習ったこの歴史を改めて映画として観ると、

滑稽ながらも事実、とんでもないことが起こってたんだと感じる。

踏み絵など、形だけでいいって言ってるんだから、踏めばいいじゃん、

そんなことで命を落とすよりマシ。って簡単に思えちゃうんだけど

信仰とはそんなものじゃないから。

簡単に棄教できれば命は助かるも、信念は捨てることになる。

 

この本の核である「それでも神は、黙って見ている」=「沈黙」している。

神は我々の犠牲になったのだから、とか、神がどこかで見てくれている、だとか

神はいつか思し召しをくれる、と本気で思っていた人々。

当時は何もすがるものもなく、どんな形でもいいから何かにすがらないではいられなかった時代だった

というのもわかる。

とにかく見応えがあるので、気になる人には是非観て欲しい1本。

 

 

窪塚洋介は、スコセッシ監督について「役者の意見を受け入れることができる懐の深い監督」と言っている。

スコセッシ作品はいろんなタイプの作品があって、一辺倒じゃないところが興味深い。

今後の作品もまだまだ楽しみ。


 

 

17世紀江戸初期、激しいキリシタン弾圧の中で棄教したとされる師の真実を確かめるため、日本を目指す2人のポルトガル司祭ロドリゴとガルペ。2人は長い旅の中継地であるマカオで出会った日本人キチジローを案内役に、やがて長崎へとたどり着いたが、彼らの目に映ったのは想像を絶する日本だった。信仰を貫くか、棄教し信者達の命を救うか― ロドリゴは究極の選択を迫られる。





 公式サイト SILENCE

SILENCE       2017年      アメリカ=イタリア=メキシコ     162min

1月21日より、公開中〜

 

 

 

 

日本プレミアにて。

 

 

 

 

ドクター・ストレンジ/DOCTOR STRANGE

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マーベルコミックの最新シリーズ

事故ですべてを失った天才外科医が、魔術師のもとで修行を積み、スーパーヒーローとなるドクター・ストレンジ

 

監督は、実話を描いたオカルト「エミリー・ローズや、イーサン主演の「フッテージなど、

個人的にはこれまでホラーの印象が強いスコット・デリクソン。

 

まずキャスト。

傲慢な外科医、ドクターストレンジにベネディクト・カンバーバッチ。

 

その元恋人で同僚クリスティーンにレイチェル・マクアダムス。

 

魔術師の師匠、エンシェント・ワンにティルダ・スウィントン

坊主頭でも似合っちゃう。素敵すぎる

 

モルドに、キウェテル・イジョフォー。

 

ウォンに、ベネディクト・ウォン。

 

 

外科医、ニコデマス・ウエストに最近特によく見るマイケル・スタールバーグ。

 

パンクボーンにベンジャミン・ブラット(懐かしい)

 

 

そして、闇の魔術師カエシリウスに、北欧の至宝として日本でも近年大人気のマッツ・ミケルセン

サムライヘアがまたお似合いなんだこれが❤️

 

 

とにかくその映像と、キャストが魅力的

 

 

8/10(82点)

 

 

脚本どうこうじゃなくて単純に好きだし面白かった

もともとアメコミ映画好きだけど、最近アベンジャーシリーズもなんだか期待以下で全然ハマれなかったから

久々に楽しかった♪

キャストがとにかく私得で、バッチさんやイジョフォーはファンではないけど

その他、ティルダ様にレイチェル・マクアダムス、そしてマッツさんとメインが素敵すぎる

バッチさんも、これまでこんなカッコよく見えたのあったかな?ってくらいカッコよかったしね(ごめん)

イジョフォーさんともなかなかいいコンビネーションで。

 

タイムパラドックスと、壮大なるユニバース。

時間を操り、場所を操り、地形までも操っていく魔術師たちの圧巻のバトル

 

名外科医として神の手を持つ、ドクターストレンジが

初めは傲慢で一切その手のことは信じはしない男だったけど、

目の前の不思議な魔力に魅せられ、それを短時間でマスターしていく過程と

カンフーマスターのような出で立ちのティルダさん演じるエンシャント・ワンにただもう引きつけられる。

 

 

そして、単に悪役と言い切れない、深くは描かれないけど、悲しみを抱えた過去を持つであろう人物像は

マッツさんの影ある優しい眼差しがよりリアリティを増す。

とにかくかっこいい。

しかしこんな眼だけどね!!笑

すごいよ、じっくりと見ちゃうこのワニの鱗のような花瓶にヒビ入ったみたいな目周りの特殊メイクに

3時間費やして、毎朝撮影の時はうんざりしたそう 笑。

 

 

レイチェル・マクアダムスはしっかりした外科医だけど 突然幽体離脱風に現れるストレンジに対するリアクションが

可愛くて、彼女ならではのキャラクターチャームが引き立ってたしね❤︎

 

 

他にも、一瞬にして世界を周り宇宙にまで飛ぶシーンや、NYやイギリスの街中や部屋の壁や

上下がなくなり全部ぐちゃぐちゃになる映像体験(変な表現)がまた楽しい。

 

迫力の映像をぜひ、大画面で

 

あ、マーベルお約束のエンドロール後のおまけのお楽しみは、途中に1回と最後の最後に1回の2回あるので

一応、席を立たないように最後までね

海外で観るとあちらの人は誰一人残らず帰っちゃうけど

 

 ニューヨークの病院で働く天才外科医、スティーヴン・ストレンジ。ある日交通事故に遭い、両手に外科医としては致命的な負傷をしてしまう。一瞬にしてその輝かしいキャリアを失った彼は、あらゆる治療法を試し、最後にカトマンズの修行場カマー・タージに辿り着く。そこで神秘の力を操る指導者エンシェント・ワンと巡り会った彼は、未知なる世界を目の当たりにして衝撃を受け、ワンに弟子入りする。そして過酷な修行の末に魔術師として生まれ変わったストレンジ。そんな彼の前に魔術の力で世界を破滅に導こうとする闇の魔術師カエシリウスが現われ、人類の存亡をかけた戦いの渦に巻き込まれていくストレンジだったが…。

 

 

 公式サイト

 DOCTOR STRANGE           2017年     アメリカ        115min

1月27日より、公開中〜

 

 

コミコンにて。

 

イギリス人&カナダ人

 

マッツさんはデンマーク。ウォン、ティルダさん、イジョフォーはイギリス。意外にアメリカ人はベンジャミン・ブラッドのみ。

 

ティルダさんどんな髪型でも似合うからすごい。

 

 

 

マッツさん、27日来日

六本木ヒルズでの初回、初日舞台挨拶はあっという間に完売で友達が取ってくれたけど玉砕。

改めてすごい人気です

優しいお人柄も随所に見られたようでファンはますますメロメロだね

 

 

 

 

スノーデン/SNOWDEN

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2013年にアメリカ政府による個人情報監視の事実を告発し、世界中を震撼させた

元CIA職員で国家安全保障局(NSA)だったエドワード・スノーデン。

「JFK」「ニクソン」「ブッシュ」と実在の人物にもスポットを当て描くことが得意の社会派オリバー・ストーン監督が映画化!

国を愛していたスノーデンが、監視社会への危機感を募らせ反旗を翻す過程を描く。

 

 スノーデンの弁護人から「亡命中のモスクワに会いに来てくれないか」と言われ、2年間で9回にわたって話を聞き

「スノーデンの視点から語られる物語」を映画化しようという気になった。主観は入っていないと語る本作。

 

スノーデンにはジョセフ・ゴードン=レヴィット。

 

彼を支える恋人、リンゼイにシャイリーン・ウッドリー。(「きっと、星のせいじゃない」「ファミリー・ツリー」)

 

上司になんと大好きなリスさん❤︎ (リス・エヴァンス)

 

他にトム・ウィルキンソン、メリッサ・レオ、ザカリー・クイント。

 

仕事の仲間、上司にベン・シュネッツアーや、レイキース・リー・スタンフィールド、

イーストウッドのイケメン息子、スコット・イーストウッド。

キャプテンアメリカというシーンがあって、前からクリス・エヴァンスに似てると思ってたからニヤリ。

 

 

そして、こんなところにニコが!脇で出るの珍しい  驚

オリバー・ストーンの「ワールド・トレード・センター」に出たからだね。

トータルで僅か5、6分の登場シーンのみだけど出てるの知らなかったからちょこっと嬉しいサプライズ 

ニコでてると、たった数分でも「THE ニコ!!」ってオーラがすごい存在感

 

6/10(68点)

 

2時間超えという映画では長い部類の尺の中で

本作ではもともと軍隊にいて、怪我で除隊されるところから描かれる。

 

 

なぜスノーデンは国家を裏切るような告発を行ったのか。

一番の理由はもちろん、アメリカ政府に対する不信感。

 

アメリカ政府の人間しか知り得ない国民監視システムの実態。

 

マイクロソフト、グーグル、ヤフー、フェイスブック、AOL、skype、YouTube、アップル、

政府が各社のサーバーに直接侵入し、国民の知らぬ間に行われる秘密捜査。その恐怖。

これまでも幾つか映画の中でその恐怖を描いていたりするけど、

実際のところ、自分のメールなんて他愛もない会話や政府にはどうでもいい内容ばかりで

気にはならないけど、それが誰でも見ることができるというのはやっぱり

プライバシーが守られていないということで、怖いことだ。

20年前くらいとは違い、こういう風にインターネット社会になって

SNSがどんどん普及し誰もが毎日アクセスするのが当たり前の世の中で、

守られるべきプライバシーと、必要な情報の提供を許可なく行っているっていう現実は

アメリカ社会のみならず、世界中で守っていかなきゃいけない問題で

たった一人のまだ若い男、スノーデンの勇気を讃えるか、犯罪者と見るか そんなことは国の利益を考えずに

一人の人間としての尊厳を考えたら、問うまでもないことでしょう。

 

スノーデンのツイッターの中で大事なことを伝えてる。

I used to work for the government. Now I work for the public.

かつては政府のために働いていました。いまは人々のために働いています。

 

オリバー・ストーンはトランプが勝ったアメリカ選挙で、

ヒラリークリントンがもし勝ったら大戦争になっていただろうとか、批判的。

そしてトランプだったらまだいい、みたいなことを発言しているのがすごく引っかかる。

果たしてそうかな。

わたしはまったくそうは思わないので、オリバー・ストーンの政治に関する意見には賛成はできないけど

いろいろと映画で学ぶことも可能。実話をベースにした社会派作品として、観る価値はあると思う。

 

ジョセフは相変わらず素晴らしいしシリアス演技。頭の良い男が似合う。

共演のリスさんもすごくよかった。

 

 

すでにスノーデンのこの題材は、「シチズンフォー スノーデンの暴露」というタイトルで2014年に

ローラ・ポイトラスという女性監督が撮った作品があって

アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞はじめ、45の賞を受賞。

元CIA職員が明かすアメリカ政府による国民監視システムの実態に迫る驚愕のドキュメンタリー。こちらも合わせて観るといいよね。

 1/6にDVD出てるので時間あるとき観たい。

 

 

公式サイト

 SNOWDEN           2016年      アメリカ=ドイツ=フランス

1月27日より、公開中〜

 

 

9.11同時多発テロに衝撃を受けた青年エドワード・スノーデンは、国家の役に立ちたいと2004年に軍への入隊を志願する。しかし過酷な訓練で足を負傷し、除隊を余儀なくされる。その後CIAの採用試験に合格した彼は、コンピュータの知識を高く買われ、指導教官コービン・オブライアンからも一目置かれる存在に。一方プライベートでは、SNSで知り合ったリンゼイ・ミルズと愛を育んでいく。そんな中、ジュネーヴにあるアメリカの国連代表部に派遣された彼は、やがてNSAの極秘検索システムの存在と、それを使った情報収集の驚愕の実態を目の当たりにしていくのだったが…。

 

 

 

3年ぶりに来日したオリバー・ストーン監督。最後に会見で伝えたかったことを。

 スノーデンは我々が注目するきっかけを作ってくれました。しかし、サイバー戦争の実態というのは表面しか判っていません。

これは新しい戦争。僕にとっては1945年に原子爆弾が日本に落とされた事も、また新しい戦争の始まりだったといます。

「サイバー戦争」は新しい戦争の形であり、それはすでに始まっています。それがこの映画に描かれている、世界に対する監視システムの体制というものと共に、確かに存在することを知って頂きたいのです。
そしてもう1つ。法的な定義を鑑みても、今行われているサイバー攻撃的なものは戦争行為だと思います。

アメリカにとって日本は同盟国ではありません。人質になっている、いう風に僕は考えています。もし日本が、中国でもいいですし、他の経済圏と協力関係を持とうとし、そしてこの同盟関係から離れようとした場合、脅迫されたり、この(仕込まれた)マルウェアなどが人質になる、そういう非常にシリアスな問題だと受け止めて頂きたいのです。

 

 

NYプレミアにて。

 

トロント映画祭にて。

 

ダークレイン/LOS PARECIDOS THE SIMILARS

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未体験ゾーンの映画たち2017 にて鑑賞。

去年面白かった、「パラドクス」のイサーク・エスバン監督によるメキシコ産、密室系ダークスリラー!

 

RottenTomatoで満足度92%。シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀賞受賞!

 

これ、「パラドクス」の時のポスターも酷かったけど今回もひどい。

全然ないシーンの写真使うのやめてほしい!

書かれてることもおかしいし。まず、シネマトゥディはじめ各映画のサイトの解説文もおかしい。

観てもいない人が日本の配給会社が簡単に作った紹介文をそのまま載せてるのかもだけど

雨による感染する伝染病の恐怖!とか書いてるけど、全然そんなんじゃない。

 

ジャンルを書くとある意味ネタバレにもなるから、映画のジャンルは避けるけど

これはホラーじゃなくて、密室劇のスリラー。

 

っていうか、笑えた! 会場も結構笑いが起こってた。

わたし嫌いじゃない。

とにかく雰囲気勝ち

 

大雨の中 駅の待合室に閉じ込められた男女子供含め8人。

ドアはなぜか開かず、ラジオから流れる外は危険です。の声通り、異様の雰囲気の中

なすすべもなくお互いの素性を探り合う。

 

もうすぐ定年、待合室の受付のおじさん。

子供が生まれたばかりで早く妻の元に帰りたい男。

妊娠中の女性。

インディアン系の小柄なおばちゃん。

待合室で働いていた女性。

医学生(男)。

不思議な息子とその母親。

 

泡を吹きけいれんを起こして倒れ、その後 髭が生え、顔が変わるという異変が

しかもその顔とは、、、、

 

 

 

7/10(73点)

 

 

 

密室劇に(ほぼ)ハズレなし

好み分かれそうだけど面白かった〜 

本作は「パラドクス」監督なので期待してたんだけど

内容はシンプルだけど、独特な世界観を作るのがうまい監督だなーと改めて。

 

ただ、何度も言うけど日本の宣伝がおかしい!

「衝撃のラスト15分…。絶望の果てに待っている、映画史上かつてない驚愕の結末の行方とは」

って別にって感じですけど。

ラストも別に全然驚愕でもないし結末ってほどすごくもない。煽りすぎ。

 

 

ややネタバレあり

間違いなく古いホラー映画をイメージしてて、モノクロ風の映像。

大好きなサスペンススリラー「アイデンティティ」みたいな冒頭。

みんなが同じ誕生日とか、多重人格系じゃないでしょうね?と疑いつつ、

雨で伝染するというので、奇病が起きてる原因はそこかと思いきや

雨なんて関係なくて。

キーは、ちょっと様子がおかしく、母親が注射を首に刺している男の子。

 

こいつが曲者だった!

しかもこの子、顔も憎たらしいし、うまい。

 

子供が怖い系。特殊なパワーを持つ子供が起こす、幻想が本当になる悪夢。

 

笑ったのが、けいれんを起こした後、全員が髭生やした同じ顔になってしまう

しかもそれがCGで全く同じじゃなく、ちゃんと特殊メイクでやった感が出てて微妙に

その人本来の雰囲気出てるのが笑える。

 

どういうことになるのか読めない展開と、マルコヴィッチだらけになっちゃう「マルコヴィッチの穴

みたいな画が斬新で笑った。

こんなSFコメディでくるとは 笑!

だんだんと皆、そこにいるうちの一人の男の顔になってくる。

そこにある雑誌も、壁のマリリン・モンローのポスターも、全て同じ男になる 笑

 

母親が子供に読み聞かせた童話をベースに

男の子が作り上げた幻想が、本当になる。

個性がない世界の恐怖。

 

確かに個性が失われた世界って恐怖だし、面白い。

 

未体験ゾーン、一つの映画につき数回の上映しかないから

観てから10日くらい経つけどすでにDVDリリースが決まってて、4月5日に発売。

ヒューマントラストシネマでの上映は今日1/31 21時がラスト。

気になる人はオンライン上映が2/1と14のみ。ぜひ〜

 

予告

 

 未体験ゾーンの映画たち ダークレイン

 THE SIMILARS      2015年      メキシコ     90min

 

 

 

 

ラ・ラ・ランド/LA LA LAND

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歌、恋、夢、ダンス❣️
これ往年のハリウッド名画のラブロマンスをカラフルに現代アレンジした感じ!
ロマンチックでほろ苦。
これは好みに分かれるな
ライアンが久しぶりに等身大のリアルな男をチャーミングに演じてて魅了されっぱなし😍💕
サントラも聴いといてよかった💛

 

※レビュー続きは今夜、、、夜中になるかな?

とりあえず観直後のツイート↑

 

28歳にして「セッションで数々の賞レースを賑わせ、世界中を虜にしたデイミアン・チャゼル監督最新作

先日のゴールデングローブ賞で最多受賞で総ナメ。

今月末開催のアカデミー賞でも、作品賞や脚本賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞など最多ノミネート

 

 

 

夢追い人が集まる街ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。彼の名はセバスチャン、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋に落ち、互いの夢を応援し合うが、セバスチャンが店の資金作りのために入ったバンドが成功した ことから、二人の心はすれ違いはじめる。

     

 

 

公式サイト

 

 

 

 

 

2月公開⭐️新作映画リスト

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❤︎お知らせです❤︎

 

知り合いの人が招待してくれて、昔から行ってみたかった映画ファンにとって夢の場所

今年のアカデミー賞のレッドカーペットに参加してきます

(もちろん見るだけね)

 

しかも、今回は忙しい仕事の合間になんとか行くので弾丸旅!!

最後にロスに行ったのはこのブログを始めた頃だしちょっと不安なんだけど

目一杯楽しんできちゃいます!

PCも持ってくので更新するし、現地からはどうかなーWi-Fi問題がね。

ぜひレポをお楽しみに

 

泊りの温泉も行くしいろいろと今月は忙しいのでどれだけ観れることやら。

 

月初め恒例 2月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

 

今月都内で公開されるなかから気になる10数本ピックアップ。
いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへリンク(ほぼ観たい順)
2月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト今月は4本みてました

 

 


観た作品

 ラ・ラ・ランド    2/24〜

先日のGG賞でも作品賞はじめ総ナメだった「セッション」のデイミアン・チャゼル監督脚本作品。

ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンの歌とダンスも素晴らしく、

昔のハリウッドラブロマンスの中にミュージカルを現代風にアレンジ。世界観がすごい

オスカー確実じゃないかな。公開したらも一回観ちゃうよ

 

 

 

 

 

 ナイスガイズ!    2/18〜

 ライアン・ゴズリング祭りの今月2作目。(ってこの2本だけだけど)

したコメ映画祭にて去年夏鑑賞やっと公開〜。

すっごい笑えるわけじゃないけどちょこちょこ笑えるバディ・コメディ。

お茶目でおバカな探偵、ライアンといかつい暴れん坊将軍ラッセルおじさんの絶妙なコンビ具合が新鮮で面白い

NY行きの機内でも観ちゃった。

 

 

 

 

 ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち    2/3〜

NYで鑑賞。ティム・バートン監督の、久々にジョニーが出ない最新作

XーMENほどキャラが面白くないし、後半の骸骨との戦いが面白くはないけど

NYで字幕なしだったからもう一度観たいな〜。

原作はランサム・リグズの小説「ハヤブサが守る家」で、脚本家は「キックアス」のジェーン・ゴールドマン。

 

 

 

 

 

 グリーンルーム    2/11〜

したコメ映画祭で観たけど、ゲストが最悪のトークをするので

映画もなんだか乗りきれずレビュー書かずにいたら内容もう忘れちゃった。

去年27歳の若さで事故死した、アントン・イェルチンが主演。

タラがなんか大げさくらいのコメント入れてるなー

イモージェン・プーツとパトリック・スチュワート共演。

一応、DVDでまた観たらレビューしよう。

 

 

 

 

観たい&気になる作品 

  雨の日は会えない、晴れた日は君を想う   2/18〜

ダラス・バイヤーズクラブ」のジャン=マルク・ヴァレ監督×ジェイク・ギレンホール。

妻を亡くしても泣くことができず、自分の周りにあるものを破壊することで再スタートしようとする主人公の葛藤。

ナオミ・ワッツ共演。楽しみー。


 

 

 

 素晴らしきかな、人生    2/25 〜

ポスターが「ラブアクチュアリー」っぽさ全開だな

しかもタイトルがあの名作と全く同じなんですが、、リメイクじゃないんだよね紛らわしいな

プラダを着た悪魔」のデヴィッド・フランケル監督作。

愛する者を失い仕事も私生活も行き詰まった男が、クセのある人たちとの交流を経て人生を見つめ直す。

ウィルト、監督がいいので気になる☆

 

 

 

 

  たかが世界の終わり     2/11〜

 若き才能、グザヴィエ・ドランが監督した家族の物語。

ギャスパー・ウリエル、レア・セドゥ、マリオン・コティヤール、ヴァンサン・カッセル

フランスの名優たち。キャストもいいし、これは見逃せない。

 

 

 

 

 

 セル     2/17〜

スティーヴン・キングの原作を、キング自ら脚本を手掛けて映画化。

監督は、「パラノーマル・アクティビティ2」などのトッド・ウィリアムズ。

ジョン・キューザックと、「1408号室」でも共演したサミュエル・L・ジャクソン。

キングが自ら脚本てことと、キング原作をこのコンビ再びなので観たい。

 

 

 

 

 

 王様のためのホログラム    2/10〜

クラウド アトラス」のトム・ハンクスとトム・ティクヴァ監督コンビ再び。

デイヴ・エガーズの著書を映画化したドラマ。

ベン・ウィショー共演。

あまり期待してないけど、時間あえば。

 

 

 

 

 

  彼らが本気で編むときは、    2/25〜

生田斗真主演。荻上直子監督が手掛けたオリジナル脚本の人間ドラマ。

斗真とこの監督のだし劇場で観ようかな。桐谷健太、ミムラ共演。

 

 

 

 

 愚行録    2/18〜

「後悔と真実の色」などで知られる人気小説家、貫井徳郎の直木賞候補作を実写化したミステリー。

未解決の一家殺人事件を取材する雑誌記者が、思わぬ真相にたどり着く。

監督は、翔と同じく短編を中心に手掛けてきた石川慶さん。

妻夫木聡と満島ひかり、小出恵介出演。時間が合えばみたい。


 

 

 

マリアンヌ    2/10〜

ブラッド・ピットとマリオン・コティヤール。

ロバート・ゼメキス監督とタッグを組んだラブストーリー。

ゼメキスの映画好きだけどこの二人のラブストーリー見せられてもなーって感じ。

絶対泣けない自信あり  笑



 

 

 

 ニュートン・ナイト    2/4〜

マコさま主演だけど、今重いの観たくない気分。DVDかなー

 

 

 

 

 

 以下、たぶん観ない。

 

 

他に、今月も 渋谷ヒューマントラストにて上映の

未公開ゾーンの映画たち。でちょこちょこ見たいのを見るつもり。

しかしそんなに時間あるか?!

 

 

 


マグニフィセント・セブン/THE MAGNIFICENT SEVEN

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黒澤明監督「七人の侍」('54)を基にしたジョン・スタージェス監督「荒野の七人」('60)

どちらの魂も受け継ぎながらリメイク作品としたのは、

 「トレーニング デイ」「イコライザー」「サウスポー」等、骨太な男たちのドラマを得意とする

アントワーン・フークア監督。

 

1954年   1960年

 

西部劇は個人的には昔、苦手だったんだけど監督として大好きなタランティーノが

いろいろ勧めてるのもあり、いくつか観てるうちに結構好きだと判明(笑)

本作のオリジナルである「荒野の七人」にはスティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソンなどの

名優が出演だったけど、こちら2016年版も負けず劣らず、素晴らしい俳優たちが揃ったおかげで

成功したとも言えるんじゃないかな。

 

 

悪漢バーソロミュー・ボーグによって牛耳られ、絶望を感じながら生きているローズ・クリークの町の人々。

悪い奴をやらせたら右に出るもんなし!のピーター・サースガード。

ほんと最悪な奴ばっか。「エスターではただの鈍感な男だったけど 笑

 

 

夫を殺された住民の一人であるエマ。

ガール・オン・ザ・トレイン」での存在感も記憶に新しいヘイリー・ベネット。

やっぱりジェニファー・ローレンスを綺麗にした感じ。

 

その殺される夫にはマット・ボマー。

 

 

偶然、町にやってきたお尋ね者を追う凄腕の治安官で賞金稼ぎのサム・チザム。

エマは、バーソロミューの手から町を救い出すように懇願する。

サムにはデンゼル・ワシントン。 この監督とは三度目のタッグ。

肝心な主演だけどなんかデンゼル西部劇が違和感。一番合わなかった気がする。

 

 

ギャンブラーで手品も披露のジョシュ・ファラデーに、クリス・プラット。

美味しい役。一番魅力的

なんたってスティーヴ・マックイーンがやった役だもんね。

しかし「ジュラシックパーク」あたりからぐっと痩せてかっこよくなっちゃったなー

画像では全然だけど、動くクリス・プラットはなぜかセクシーで魅力的。

 

マックイーンの「So far so good(とりあえず順調)」というセリフも聞ける

 

お尋ね者、サムに追われていたバスケスは、無罪放免になることを引き換えに戦いに参加。

2丁拳銃を華麗に使いこなす姿にしびれる。

マヌエル・ガルシア・ルルフォ。

 

 

罪の意識のスナイパー、グッドナイト・ロビショーにイーサン・ホーク。

散々殺してきた敵の亡霊に囚われているスナイパーってことで

その辺りうまく演じるさすがイーサンらしい役回り。

「トレーニングデイ」で監督やデンゼルとは共演済みで相性もバッチリ。

 

ナイフの達人ビリーに、ご存じ韓国の名優、イ・ビョンホン。

無口で決める。寡黙な男の代表。文句なくカッコイイの一言!

イーサンとのコンビもいい

 

 

ネイティブアメリカン、弓の達人、レッド・ハーヴェストに、マーティン・センスマイヤー。

ハリウッドでは無名だけど、この人よく見るとかなりイケメンだった。 笑

 

ハンターのジャックに、ヴィンセント・ドノフリオ。

どんどん一緒に戦う仲間が増えて行くわけだけど、この人がくっついてきてくれた理由が

正義感だけという感じで弱い気もするし、その割にはすごい命張ってくれて一番泣ける。

 

あと、ピーター・サースガードの手下に、タレ目のキャム・ギガンディッド。(見逃さなかった)

 

 

正義のため、町のため。命をかけて戦うサムライスピリット

 

 

8/10(80点)

 

特にオリジナルに思い入れはないからスルッと入っていけた。

原案がいいだけに、こちらもキャストと監督の手腕で予想以上に面白かった♪

骨太な男っぽい作品が得意な監督だけあって、女との無駄なラブシーンとか一切ないのが良い。

正義感だけで命を張って戦う7人の男たち!

という内容の割にデンゼルには悪代官(ピーターサースガード)をやっつける理由が

一番実は大ありで、結局は自分のためにやってるじゃん!て感じなんだけど(そこはおかしい)

でも、キャラとかやっぱり皆いいので(デンゼル以外は)見入ってしまった。

思ってた以上に良かったので劇場で観て大正解。

タラはこのリメイク、どう思ってるのかなー やっぱり自分もやりたかったのかな?

タラがやるのはリメイクではなくオリジナルだろうから

また全然違ったものになりそうだし、音楽ももっともっとこだわったものになったはず。

今回、足りないと思ったのは音楽。

ラストへ来てやっとオリジナルのあの曲が使われてたのがやっぱりよかったけどそれまでの音楽が

割と普通で物足りない。

と思ったら、音楽は当初、ジェームズ・ホーナーが担当。

2015年6月に急死し、作曲はすでに済んでいたのでその後、シモン・フラングレンがアレンジなどの作業を引き継いだ

とのことらしい。

 

7人のうちこの戦いで命を落としてしまったメンバーが残念。

やっぱり主演は生き残るのだよねー。そりゃそうか。

あとやっぱりラストがエマが撃ってとか予想通りすぎだったけど。

 

オリジナルと合わせてこちらは劇場で観れるうちに

 

 

 『マグニフィセント・セブン』クリス・プラット特別映像

『マグニフィセント・セブン』イーサン・ホーク特別映像

 『マグニフィセント・セブン』イ・ビョンホン特別映像

 

 

冷酷非道な悪漢バーソロミュー・ボーグに支配された町。彼に家族を殺されたエマは、賞金稼ぎのサム、ギャンブラーのジョシュなど荒れ果てた大地にやってきた<ワケありのアウトロー7人>を雇って正義のための復習を依頼する。最初は小遣い稼ぎのために集まったプロフェッショナルな即席集団だったが、圧倒的な人数と武器を誇る敵を前に、一歩もひるむことなく拳銃、斧、ナイフ、弓矢などそれぞれの武器を手に命がけの戦いに挑む!!

 

公式サイト

THE MAGNIFICENT SEVEN         2016年     アメリカ       133min

1月27日より、公開中〜

 

 トロント映画祭にて

 

ピーターサースガードの頭とヒゲ、、、

 

 

 

 

 

たかが世界の終わり/JUSTE LA FIN DU MONDE/IT'S ONLY THE END OF THE WORLD

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まだ27歳。若き才能を讃えられる、「わたしはロランス」「Mommy/マミー」のグザヴィエ・ドラン監督最新作。

38歳の若さでこの世を去ったフランスの劇作家ジャン=リュック・ラガルスの戯曲を豪華キャストで映画化した家族ドラマ。

 

 

カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作。

 

12年ぶりに家に帰る。劇作家ルイに、ギャスパー・ウリエル。

近年ではシャネルのパフュームでも顔を見てたけど

「かげろう」で2003年にデビューした彼ももう大人のいい男になりました。

そういえば主演した「サンローラン」まだ観てなかった

 

 

母マルティーヌに「わたしはロランス」のナタリー・バイ。

 

会えない兄を慕っている妹、シュザンヌにカメレオン女優レア・セドゥ。

 

兄夫婦カトリーヌとアントワーヌ=マリオン・コティヤール&ヴァンサン・カッセル。

 

 

6/10(62点)

 

 

グザヴィエ・ドラン作品は全部観てる訳じゃないけど、前作「マミー」があまりによかった。

個人的なことでいうと、我が家も家族が多いので、いろんな個性を持つ人がいて、たまに家族集まって食卓を囲む時も

それぞれが好き放題喋ってたり、喋らなかったりする人がいたり、兄弟の嫁や夫が加わって

いろいろな会話の応酬、ぶつかり合う時もあるので

12年会わずにいた家族の元に帰ってきて、(そんな人はうちの家族にはいないけど)

本来言わなきゃいけないことが言えない。というこの状況はわからなくもないし、自分の中で理解はしてるけど

うんうん、家族だからこういう時もあるよね。

血が繋がっていても、いつも理解し合っているわけじゃないよね。

離れていた分、少しでも一緒にいたい。

言いたいことがあるのにうまく言えない。

気持ちを言わないといられない。

 

いろんな空気や気持ちを読み取り感じる作品で、あれこれと語り合うというような作品ではないような気がした。

なんでもぶち壊す。と言われ それを言われることにも嫌気がさしている長男。

好きなように恋愛をし、人生が終わる前に家族に会おうと決めたその弟。

 

 

メリル・ストリープとジュリア・ロバーツの共演で話題になった「8月の家族たち

をちょっと思い出した。

あちらも元は舞台の映画化で、原作はトレイシー・レッツの同名戯曲で戯曲はピューリッツアーを受賞。

 

フランスの名優たちがよくぞこれだけ集まった!と言えるキャストが皆素晴らしい。

彼らはドラン監督の作品を観ていて、ぜひとも一緒に仕事をしたいとオファーをすぐに受け入れたそう。

毎回役ごとにイメージをガラリと変えるレア・セドゥも素晴らしいし

ヴァンサンも兄弟には全く見えないけど、笑  長男である彼なりの苦悩を魂のこもった演技で魅せる。

もちろん主演のギャスパーの秘めた言葉少ない中での演技も冴えている。

結局言えなかったまま出ていくこととなる。

「次は大丈夫よ」という母親の言葉が心に響く。

 

 

 

「もうすぐ死ぬ」と家族に伝えるために、12年ぶりに帰郷する人気劇作家のルイ。母のマルティーヌは息子の好きな料理を用意し、幼い頃に別れた兄を覚えていない妹のシュザンヌは慣れないオシャレをして待っていた。浮足立つ二人と違って、素っ気なく迎える兄のアントワーヌ、彼の妻のカトリーヌはルイとは初対面だ。オードブルにメインと、まるでルイが何かを告白するのを恐れるかのように、ひたすら続く意味のない会話。戸惑いながらも、デザートの頃には打ち明けようと決意するルイ。だが、過熱していく兄の激しい言葉が頂点に達した時、それぞれの思いがぶつかる、、、。

 

 

 公式サイト

 JUSTE LA FIN DU MONDE              カナダ=フランス     99min

2月11日より、公開中〜

 

 

トロント映画祭にて。

 

カンヌ映画祭にて

 

 

 

 

ギャスパー来日。

 

 

ただの集合写真?でもこのかっこよさ さすが。

参りました

 

 

セル/CELL

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携帯からの謎の電波により、凶暴化していく人間

 

タイトルは「セル」。ジェニファー・ロペスの「ザ・セル」ではありません。

こちらスティーヴン・キング原作ホラーの映画化。

キャストは同じくキング原作の映画化で、日本でも2008年に公開した(もうそんなに経つか)「1408号室同様

ジョン・キューザックとサミュエル・L・ジャクソン共演

 

今度は小説家ではなくコミックの作家、クレイにジョン・キューザック。

嫁とは離れてから1年。離れた息子は愛してる。

 

こんな格好してるけどハンターではない、電車の運転手トムにサミュエル爺。

 

そして、ホラー好きじゃない人にも大人気、「エスター」で強烈な印象を残した

イザベル・ファーマンは、母親を殺してしまったアリス。

少し大人びたけど変わってない。実は結構かわいいんだよね。

ダークにしたシアーシャ・ローナンて感じ。

 

しかし大御所二人と対等に共演なんてすごい(出世したね)

 

当初はイーライ・ロスが監督予定だったはずが、制作側と話がこじれて降板。

「パラノーマル・アクティビティ2」のトッド・ウィリアムズに代わった。

脚本にはスティーヴン・キングとアラン・アレッカ。

原作者であるキング自身が脚本をするとヒットしないというけど本作はさて、、、?

 

 

携帯電話で謎の電波に感染した人々が次々と凶暴化していくパニック状態の世界で、果たして息子と生きて再会できるか

 

 

 

5/10(50点)

観てる時は退屈じゃなかったし特に空港で携帯使っていた人が次々におかしくなりパニックになる冒頭は

気持ち悪いし見応えあったし、何が起こったかという興味で引き込まれたけど、途中からそれが失速。 

校長と男の子に会い謎がわかってくる。

走る元気なゾンビのようになった人間たちは、パルス(音の信号)で操られて夜にはおとなしくなる、

だんだんと中身が寝てる間にアップデートされて、どんどん進化するから

人間を襲うだけじゃなくて誘い込む事も出来るようになる。

危ないシーンでもうまいこと乗り切っていきながら

最終的にクレイは息子に会いたいがため、自宅へと向かう。

 

画的に面白いって感じのところがあったから、原作だとどう表現してるんだろうと気にはなったな。

最近のキングの本て読んでないからわからないけど、原作これ面白いのかなー

 

 

ニット帽被ってる男って個人的に好き好きなんだけど

ジョンキューだとなんか、強盗みたいだな(ごめん)

 

 

しつこいけどこの人ただの運転手。

 

 

赤いフードの男(一時は女としても現れてる)が結局なんで出てきたのか、

クレイが書いてたコミックのキャラが何で具現化してるのか、同じそのキャラが全員の夢に出てくるのか

はっきりさせてないからなんだか腑に落ちないし

お前結局何者

パルスの発信源のような感じになってたけど。

 

まぁ、説明ないまま終わる映画も多いけど

投げっぱなしのストーリーで結局はクレイも謎の音に誘われて携帯人間(携帯によって操られた人間)たちと合流。

息子の幻影か、本物と会って、木に印をつけてくれと頼んだとおりの目印を横にひたすらゾンビ化して歩いていくエンド。

想像つくしラストがつまらなすぎる。

赤いフードの男は最後まで出てきたけど何をしたかったんだ。

世界征服しに来た宇宙人とか?

とも取れるSFチックな、ゾンビ風味でもあるホラーでした〜。

最初よくても着地がイマイチだとやっぱりパッとしないね。

 

 

ボストンの空港で別居中の妻子に電話をかけるコミック作家のクレイだったが、途中で電池切れになってしまう。しばらくすると、携帯電話で話していた人々が一斉に凶暴化する。一瞬にしてパニック状態となった空港から地下鉄に逃げ込んだクレイは、車掌のトムと自宅アパートの階上に住む少女アリスと協力しあいながら、妻子のいるニューハンプシャーを目指すのだった。

 

 

 公式サイト

CELL             アメリカ     2016年     98min

2月17日より、公開中〜

 

 

こんな楽しそうなシーンはなし。

 中央は校長役のステイシー・キーチ

 

 

L.Aでアカデミー賞レッドカーペット参加してきます!第89回アカデミー賞 ノミネートリスト 2017

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さて、いよいよ行ってきます!

昔から念願だった、アカデミー賞のレッドカーペット観覧に参加してきます

現地からツイッターでできればツイートしていきたいけど

blogのための写真撮るのに精一杯かも。


今年は「ラ・ラ・ランドの最多14部門でノミネートがすごい

とても素敵な作品なので、できるだけいっぱい受賞してほしいな。

日本では本日、24日からちょうど公開。L.Aが舞台。


こんな時にL.Aで生で立ち会えること、運命を感じています



恒例なので残しておきます ノミネート全リスト。

作品賞のノミネート枠は10作品。(今年はノミニー9作!)

 

 

 

アカデミー作品賞ノミネート作品

ラ・ラ・ランド


「LION/ライオン 25年目のただいま」


「マンチェスター・バイ・ザ・シー」


「ムーンライト」


「メッセージ」

 

「フェンシズ (原題)」

 

「ハクソー・リッジ (原題)」

 

「最後の追跡」

 

「ヒデン・フィギュアーズ (原題)」

  監督賞ノミネート

■ドゥニ・ヴィルヌーヴ「メッセージ」
■メル・ギブソン「ハクソー・リッジ (原題)」
■デイミアン・チャゼル「ラ・ラ・ランド」
■ケネス・ロナガン「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
■バリー・ジェンキンス「ムーンライト」
■トム・フォード「ノクターナル・アニマルズ (原題)」

 

 

主演男優賞ノミネート

■デンゼル・ワシントン「フェンシズ (原題)」
■アンドリュー・ガーフィールド「ハクソー・リッジ」
■ライアン・ゴズリング「ラ・ラ・ランド」
■ヴィゴ・モーテンセン「はじまりへの旅」
■ケイシー・アフレック「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

    助演男優賞ノミネート

■ジェフ・ブリッジス「最後の追跡」
■ルーカス・ヘッジズ「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
■デヴ・パテル「LION/ライオン 25年目のただいま」
■マイケル・シャノン「ノクターナル・アニマルズ (原題)」
■マハーシャラ・アリ「ムーンライト」

    主演女優賞ノミネート

■イザベル・ユペール「エル (原題)」
■ルース・ネッガ「ラビング 愛という名前のふたり」
■ナタリー・ポートマン「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」
■エマ・ストーン「ラ・ラ・ランド」
■メリル・ストリープ「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」

    助演女優賞ノミネート

■ヴィオラ・デイヴィス「フェンシズ (原題)」
■ミシェル・ウィリアムズ「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
■オクタヴィア・スペンサー「ヒデン・フィギュアーズ (原題)」
■ナオミ・ハリス「ムーンライト」
■ニコール・キッドマン「LION/ライオン 25年目のただいま」

      脚本賞ノミネート作品

■「最後の追跡」
■「ラ・ラ・ランド」
■「ロブスター」
■「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
■「20センチュリー・ウーマン (原題)」

    撮影賞ノミネート作品

■ロドリゴ・プリエト「沈黙―サイレンス―」
■ジェームズ・ラクストン「ムーンライト」
■リヌス・サンドグレン「ラ・ラ・ランド」
■ブラッドフォード・ヤング「メッセージ」
■グレイグ・フレイザー「LION/ライオン 25年目のただいま」

    脚色賞ノミネート作品

■エリック・ハイセラー「メッセージ」
■ルーク・デイヴィス「LION/ライオン 25年目のただいま」
■オーガスト・ウィルソン「フェンシズ (原題)」
■アリソン・シュローダー&セオドア・メルフィ「ヒデン・フィギュアーズ (原題)」
■バリー・ジェンキンス&タレル・アルヴィン・マクレイニー「ムーンライト」

    視覚効果賞ノミネート作品

■「バーニング・オーシャン」
■「ドクター・ストレンジ」
■「ジャングル・ブック」
■「クボ・アンド・ザ・トゥー・ストリングス (原題)」
■「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」

    美術賞ノミネート作品

■「メッセージ」
■「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
■「ヘイル、シーザー!」
■「ラ・ラ・ランド」
■「パッセンジャーズ」

    メーキャップ&ヘアスタイリング賞ノミネート作品

■「スーサイド・スクワッド」
■「幸せなひとりぼっち」
■「スター・トレック BEYOND」

    作曲賞ノミネート作品

■「ラ・ラ・ランド」
■「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」
■「LION/ライオン 25年目のただいま」
■「ムーンライト」
■「パッセンジャーズ」

  衣装デザイン賞ノミネート作品

■「マリアンヌ」
■「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
■「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」
■「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」
■「ラ・ラ・ランド」

  歌曲賞ノミネート作品

■Audition、City of Stars「ラ・ラ・ランド」
■How Far I’ll Go「モアナと伝説の海」
■Can’t Stop the Feeling!「トロールズ (原題)」
■The Empty Chair「ジム:ザ・ジェームズ・フォーリー・ストーリー (原題)」

    外国語映画賞ノミネート作品

■デンマーク「ヒトラーの忘れもの」
■スウェーデン「幸せなひとりぼっち」
■イラン「セールスマン」
■オーストラリア「タナ (原題)」
■ドイツ「ありがとう、トニ・エルドマン」

  ドキュメンタリー部門ノミネート作品

■「13th -憲法修正第13条-」
■「アイ・アム・ノット・ユア・ニグロ (原題)」
■「O.J.:メイド・イン・アメリカ (原題)」
■「海は燃えている イタリア最南端の小さな島」
■「ぼくと魔法の言葉たち」

  長編アニメーション部門ノミネート作品

■「クボ・アンド・ザ・トゥー・ストリングス (原題)」
■「モアナと伝説の海」
■「マイ・ライフ・アズ・ア・ズッキーニ (英題)」
■「レッドタートル ある島の物語」
■「ズートピア」

 

 

では、行ってきまーす

左のところからツイッターも見れるので是非チェックを

12年ぶりのL.A  弾丸旅。頑張ってきまーす。

 

 

LAアカデミー賞、レッドカーペット観覧レポート2017!

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やっとupできた〜 2月24日から28日まで3泊5日弾丸L.Aアカデミー賞への旅レポ。

帰国が3/1 その日の朝の4時半にANAで帰国、そのままその日から仕事

かなり多忙な日々が続いたためかなり遅くなっちゃったけど、第89回アカデミー賞のレポート、いってみよー

 

毎年、この時期が来るたび、今年もこの時期にロスに行けなかったなとか言ってたんだけど

知人にこの貴重な体験に声をかけてもらい、突如一人で参戦することに。

今回、アカデミー賞レッドカーペットを見るにあたり、本国の事務局 オスカーエクスペリエンスと

連絡を密に取りながら、パスポートや自分のサイン、写真など必要書類をすべてメールで送り

厳重な審査をされてからのOKが出て、参加が決まった。

いろいろと禁止されていることなども事前にメールで送られてきて、

ドレスコードは「カジュアル」。デニムにシースルーワンピを重ね、Tシャツとライダースという出で立ちで参加。


今年のL.Aはとても寒いらしく、普通に東京とあまり変わらないくらい。

朝晩は冷えて、日中はTシャツでもいいくらいの時もあったけどすぐ寒くなる。

 アカデミー賞のレッドカーペットと言っても、行けば、外から誰でも覗けるわけではなく

(外からは一切見れないよう黒幕とフェンスで遮断され、当日は厳しい周囲の交通規制によって

隔離された状態になり、認可された顔つきのパスを首からぶら下げている人のみ

その周辺は立ち入りが許可される。(わたしたちオーディエンスゲストは朝それをもらう)

 

そもそも、この貴重な場所に招待されるのは、前年の9月に抽選申し込みが開始され、すごい倍率の中当選した300名のみ

その特別な中に入れるということで、会場であるコダックシアターの裏で徒歩2、3分の場所に

早々にホテルを予約できて超便利だった電車も封鎖され動いてないし、やはり近いにこしたことない。

 all photo by mig 全ての写真は無断転用禁止

近隣は通行止めで遠回りさせられる。

集合時間は朝10時。前日、大雨予報90パーセントという数字が出ててやっぱり雨女発揮と落胆してたけど

当日は曇りで並んでたらポツポツ降ってきた。透明なレインコート(カッパ)もくれたけど

私は真っ赤なのを持参してたのでそれかぶって中に入った。

さすがに真裏だから早く着いたけど張り切ってる人たちがすでに並んでて50番目くらい。

柵のあっち側から到着したセレブを見るために並んでる人たちも。

まずは自分の名前と写真がついたIDパスカードをもらい、

そこにはAからDブロックまで分けられた数字と自分のシート番号が書かれてる。

(そのIDは最後は記念にもらえたけど写真撮るのもNG)

さて、コダックシアターの前はこんな風。2時までは自由に、ゲストへの各コーナーで遊ぶことができる。

通常はこの階段の上にショップやレストランがあるけど、この日は封鎖。

セフォラやビクトリアシークレットもここにある。

 Oscarと文字の入ったお土産バッグと、自分のサイズを聞かれて

オスカーのロゴ入りTシャツもいただいた 

好きなドリンクと、スタバのホットコーヒー、クリスピークリームドーナツを受け取ってとりあえず席確認。

 

こーんなロングベンチにギュウギュウ詰めで座る。前後横、本当キツキツ。

スポンサーのPeople誌のロゴ入ったスポンジの座布団?もくれてそれはだいぶお尻痛いの軽減される。

バッグの裏側にはOscarの文字。

持ってると空港とかで、オスカー行ったの??と結構みんなに聞かれるレアアイテム。

チャージできるスペースもあり、簡易トイレにフォトブース、

変装グッズ?があってそれで4ポーズとって動画を作ってくれてメールで届いたり。

 

ヘアチェンジブースもあって

 ブレイドにしてもらいました

まだ会場はこんな風。

 

12時頃になるとさすがに人が増え、マスコミも向かい側に入ってきて、、、

 

 拍手の練習とか、TVでのレポに合わせて歓声の練習とか。

 そして12時半になり、ランチボックスが配給された⭐️

好きなドリンクと、ローストビーフのラップサンド、りんご、ポテトチップス。

アメリカらしい。(笑)このローストビーフサンドがめちゃ美味しかった

 

私は真ん中ブロック、Cの前から4列目の真ん中。結構いい席。お隣は、ロス在住の日本人ご夫婦。

このご夫婦とは最後まで一緒におしゃべりできて、楽しかった

 

さぁ人が多くなってきていよいよ始まります!左の方からセレブがどんどん歩いてくるんだけど

すぐマスコミのインタビュー受けたりするので反対側に行ってしまうからなかなかこちら向いてくれないと写真も撮れない。

 

ウルフギャングステーキの料理長がなにやら運んできて、みんなに振る舞ってた。もちろんオーディエンスにはなし。

見るだけ。

 

さて、いよいよ始まった! すごい人の中から、セレブを探せ的な。

最初に認知したのはなんとガエルくん 

トロント映画祭でもサインをもらったけど、小さいけどかっこいい

今は「モーツァルトインザジャングル」というドラマで主演

 

白いドレスのヘイリー・スタンフェルド。

 えっとこの黒人俳優さん誰だっけな。

  

 大好きなマイケル・J・FOXにここで会えるなんて 横顔でやっと。

 

みんな客席に向かって手を振る人ばかりじゃなくてしれっとスルーしちゃう人も多い。

ヴィゴ・モーテンセン

ヴィゴ様はインタビューで大忙し。やっと少しこっち見てくれた。

作品賞ノミネート、「ライオン」でデヴ・パテル演じた主演の少年時代を演じたサニー・パワールくん。かわいい

 

白いタキシードがデヴくん。

 

 

 

すごい歓声で人気だった、ジャッキー・チェン。

プレスインタビューも引っ張りだこ。

 

ファレル・ウィリアムス。隣の派手なピンクは奥さん??

 

スティングきましたー!! ポリス時代からの大ファン 授賞式でもライブパフォーマンスあり。

 

今回は「ハクソーリッジ」で主演男優賞ノミネート、アンドリュー・ガーフィールド。

 

 

マット・デイモンと奥様

 

サルマ・ハエック。生サルマ姐、すごい綺麗でした

 

 

ジョン・メイヤー。

 

マイケル・シャノンも助演男優賞でノミネート。この人うまいもんね。

 

ニコール・キッドマンの麗しい後ろ姿、ドレスはジョルジオ・アルマーニ・プリヴェ。

夫、キース・アーバンも。

 

 

今度はスカちゃんのスピーチが始まった⭐️

ノミネートじゃなく今回はプレゼンターとして登場なのでこちら側には来ず。

 

次々と大物がやってくるピークの時間は大変

動画も撮らなきゃとか。(動画の載せ方わかったら一つくらい載せたいけど)

 

 

「ラ・ラ・ランド」で主演女優賞受賞、おめでとう!エマ・ストーン

いくのが早すぎて横顔押さえるのでやっと。

監督のディミアン・チャゼル。

 

そして、主演男優賞ノミネート、ライアン・ゴズリング

ライアンと一緒に後ろにいたサミュエルもget

 

ライアン間近で押さえること出来て個人的な任務は完了

 

と思ってたら、主演女優賞ノミネート。大好きなメリル様が

なんとか笑顔1枚いただきました


 

ドゥエイン・ジョンソン。

もう人もまばらになってきて最後かなと思ったらジェフ・ブリッジス夫妻登場

今回は主演した作品賞と主演男優賞でノミネート。

 

スピーチも夫妻で出てくるんだね。

 

 

最後かと思いきや、「ハクソーリッジ」で作品賞と監督賞ノミネートのメル・ギブソン登場

すごい歓声でした(あと、全然撮れなかったけどデンゼル・ワシントンもすごい人気)

これだけすごい声援だからかさすがにオーディエンスにも応えてました

 

待つ時間長かったけど終わってみればあっという間のレッドカーペット。

もちろん、これだけでは終わらず。

このあと、お向かいの大きな円形シアターで授賞式を見るというオプション?付き。

みんなで徒歩で向かいに移動して、席を取ったらお皿にケータリングのお食事をブッフェ式に好きなものを取り

座席でそのまま食べながら鑑賞。ポップコーンとドリンクももらえる。(取らなかったけど)

ラストの作品賞発表ではまさかの事態になり、劇場もブーイングしたけどそれもまた思い出。

作品賞受賞の「ムーンライト」は公開が早まって3・31からになったので楽しみ。

 

授賞式の会場にはもちろん入れなくても、みんなでワイワイ言いながら鑑賞するのも楽しかった

本当に映画が大好きで、その映画の世界のこのような素晴らしい場面にいられることが

夢のような空間で。本当に貴重な体験ができたと思う

何にも代えられない体験。これはもうプライスレスだね

最後に、この素敵な体験をお誘いくださった知人に、お礼をここで

 

そして、

レッドカーペットオーディエンスのお土産中身公開

ノミネートされたスターたちには豪華なスポンサーからの商品のお土産が

旅行など含めすごい金額で一人当たりもらえるのはちょっと有名な話だけど、

ゲストには主にお菓子。笑

スポンサーでもあるPeopleの雑誌最新号と、過去のクロスワードクイズ特別号。

スポンジのクッション、白のミラーサングラス、gogoスクイーズ、クッキーやスナック、

コルゲートの歯間ブラシ、peopleのロゴ入り携帯チャージ、ビーフジャーキーそして、オスカーTシャツ。

それらが入った大きなしっかりしててチャック付きのオスカーバッグ。

 

他に、ここでしか買えないキャップとビーニー帽を早いうちにget

最初、誰かぶるんだ?と思ったけど公式カタログより速攻売り切れだったので買って正解

シンプルな黒だし、キャップは今年流行なので何気に被れるかな?

ビーニーの方は既にかぶっててお気に入り

 

 

 

駆け足で書いたけどこの後、ちょこっとだけLAでのフォトと買ってきたものちょこっとup予定

映画レビューも書かなきゃだけど、時間作ってまた。

 

それでは、また続く

 

L.A弾丸3泊5日⭐️2017⭐️アカデミー賞直前、ハリウッド&ハイランドの巻

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前回のロサンゼルスは、当時yueの住んでたトロントに行く前に寄ったたった2日間で

その時も何年ぶりかだったのだけど今回はその2005年の秋からなんと約12年ぶりとなる通算3回目のL.Aの旅 

西海岸より東海岸派、NY派ですからハイ

 

トップ写真はハリウッドサイン!小さいけど結構よく見える。

前回の2回はダウンタウンにあるホテルに泊まったんだけど(オムニホテルとフィゲロア)

バスの中からハリウッドサインが見えてやっと、L.Aに来たと実感。

当日は快晴 気温は東京のあったかい日くらいで着いた日は16度くらいかな。思ったより普通に寒くて。

 

LAX空港からバスを降りると35分ほどでハリウッドに到着。

電車もあるけどチケットとか買ってなかったのでそのまま歩いて向かうことに。

6、7分ほど歩いたらもう、ウォークオブフェイム。(スターの星形)

やっぱりヤシの木がL.A!って感じ。

ここがアークライトシネマズでL.Aに幾つかある大型シネコンの一つ。ここで夜に1本だけ観たよ。

ハリウッドバイン駅はコダックシアターにある駅から一つめかな。

とにかく星が遠くからずっとあって(前回来た時はマリリンとか有名な人のばかり見てたけど)

知らない往年のスターの名前とかいっぱい続く。下を見て歩いてられないのでたまたま目にした時

知ってるスターだと嬉しかったり 笑

最初に目に留まったのは、この方のでした

 

さて、ホテルに荷物を置いたら早速、散策。

アカデミー賞が翌々日に迫った、コダックシアター前はどうなってるのか即チェック。

ぉおー、着々と進んでる。完全に外から見えないようにし始めてて、でも内側はまだ人が通れる。

前日にはもう封鎖。(これは2日前の24日昼)

反対側の道路からもこんな感じで。

 

 

今回の旅はアカデミー賞レッドカーペットに行くというミッションだったので

ハリウッドハイランドのホテルで、アカデミー賞授賞式現場のコダックシアター真裏で2分で行ける距離。 

ハリウッド&ハイランドはセフォラ(日本からは撤退したけどいろんなブランドのコスメが揃う、いわばコスメの殿堂ショップ)

やビクトリアシークレットや、レストランやその他ショップが入ってるんだけど

以前はなかったけど、ソファが置いてあって、撮影できるスポットが作られてた

ヤシの木の後ろに見えるのがハリウッドサインね。本当はこの上にコートも着てます

 

お腹が空いたのでとりあえず、昔行ったこのハリウッド&ハイランドに入ってたアジアン系の

レストラン(パクチー山盛りの炒飯が美味しかった)を探したけどなくて

その跡地?のイタリアン(ピザとパスタの広〜いレストラン)に入ってみた。

 

パスタはどうしてもトマトソース系が良かったので

担当してくれたかなりのイケメンのお兄ちゃんに聞くと、メニューにないのでもオーダーできるよと言ってくれて

チキンとガーリックとトマトソースでとお願いしたら、見事、食べたかったこれー

ってのが出てきて大興奮。しかも、めっちゃ美味しかった

上に乗ってる大きな塊がチキン。直火焼きで。今回色々おいしいもの食べたけどNo.1だな

また絶対次も食べたい

 

この後、お店を色々見たりチャイニーズシアター(スターのサインがあるところ)は閉鎖中。

いや混んでてやめたんだったかな?

 

アカデミー賞の会場となるコダックシアター入るとこんな感じで、レッドカーペットの上にビニール敷いてた。

(二日前ね)

いたいた。オスカー像もビニールで覆われちゃってる。

 

道にいたキャプテンアメリカと一緒にパチリ。ジェレミー・レナー激似のキャプテンアメリカと💗

って思ったけどよく考えたら、キャプテンアメリカはクリス・エヴァンスじゃんね 笑

違和感なかったわ。

 

 

これはもう、前日夜なんだけど、ホテルが裏にあるから21時半頃に見に行ったら関係者いっぱい。

(そりゃそうか)観光客はほぼゼロに近い。セフォラは21時頃で閉まってちょこっとだけ見れた

突き当りがビクトリアシークレット。

ここでも動画を撮ったのだけど、、、、

ツイッターで数時間だけ載せた、ジョニー・デップのジャックスパロウそっくりさん。

ここにも載せたいけど自分で撮った動画ってgooブログに載せれるのかな?

 

 

当日はもう、この通り、網のとこに黒幕までつけて完全に外から見るのをシャットアウト。

交通機関も止まり、近辺の道路も全部閉鎖。

近隣のお店も全部閉まっちゃうという徹底ぶり。

前日はその代わり夜までお土産ショップやチャイニーズシアター前のZARAも開いてたけどね。

 

あ、たまたまタラの見っけ

 

一度に書いちゃおうと思ったけどやっぱり長くなるので前後編にします

もうちょっとだけ、続く〜 

 

L.A弾丸3泊5日⭐️2017⭐️後編

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さて翌日は、7時半には起きてホテルの朝食を食べて早速出発

最初はバスを待ってたんだけど

アカデミー賞前日で色々と遠回りだかこちらの方に来ないとかで、地下鉄もなんだか調べるのも面倒だなと思い。

歩くの大好きだから、だったら歩いちゃえってことに。

途中でお店に入ったり、住宅街でお家見たり、景色写真撮ったりできるので

バスや電車、車よりも歩くのが好き。自転車でもいいんだけど返却と借り方よくわからなかった次回の課題。

快晴で気持ちいいし

この日、日中はTシャツの人もいるくらい。25日は暖かな日。日中18〜20度くらいかな。

 

偶然にも、トムちんの星、みっけ!

 

そして、現在来日中、サミュエル爺のとその上にジョニーさんまでいた

 

NYと違ってやっぱりL.Aって本当に車社会、歩くのは大変

タクシーはNYや日本みたいに普通に走ってないし、たまに走っててもぼったくり多いから怖いし。

と思い、やっぱりUber(ウーバー)使おうか、(友達に事前に紹介してもらったタクシー見つけるアプリ)

予め引き落としの登録も済んでたのに4桁の暗証番号が来ず、

結局はやっぱりビバリーセンターまでグーグルマップと地図頼りに自力で歩くことに

これがまた相当な距離で、道行く人にたまに聞くとそんなとこまで歩くの無理だよー

ウーバー使わないの?とか言われたほど。

L.A知ってる人に話すとあんなとこまで歩いたのと驚かれた 笑

 

 

お分かりになるだろうか。(夏の心霊特集風)

中央あたりに、遠くに白いハリウッドサインがあるのが。

ハリウッド&ハイランドのあっちの方角(北)から歩いてきてるので

そこを背に、しばらくとりあえず南に下りて行けばいい(なんてアバウト)

すると、、、、、

とりあえずの目的地、行列ができる人気のホットドック店、PINK’sが見えてきた

 

ここだ

ここはシンプルな座席で、三箇所席がある。

ホテルの朝食をいっぱい食べてそんなに経ってなかったので残したけど

一番人気のホットドックを頬張り、(ブログに載せるつもりなかったので肝心の写真忘れた

食べに来たここのお店のファンのスターの写真。この倍くらいの有名人の写真がずらり。

 

ここから15分くらい歩くと、いろんなお店が並ぶメルローズ。

サンリオショップもあって、土曜の昼間っから並んでた。(なぜ?)

 

これ、壁画なの。

 

 

奥はスタバ。

 

この後、無事にビバリーセンターに辿り着き、Maycy'sのMacとかでお買い物。

そして、NYとカナダ行ったら絶対行くホールフーズを探し、また歩いてチーズや生ハムなどをゲットしてきたのでした〜。

 

ここはエルム街。

 

 

 

 

動物たちがいっぱいいて、なにここ???と思ったら保育園でした 可愛い

 

アメリカンアパレル。

サタデーナイトなので皆さんフィーバーしてた

 

前日行ったシネコンはここ。

本当は、このめっちゃ歩いた日にシャマランの新作「スプリット」が観たかったんだけど

21時近い回だったので時間がちょうどよかった「ラ・ラ・ランド」の日本でに続き二回目を鑑賞

本場、L.Aでみれたのは最高の思い出

  これは破れたんじゃなく、入場の際に半分ちぎってくれる。

これから日本では公開となる、アカデミー賞作品賞ノミネートされた「ヒドゥン・フィギュアズ」で

着用された衣装が展示されてたよ♪

数週間前までは「ラ・ラ・ランド」だったんだよね〜。惜しい。

(というのは昨夜の話で)

 

 

 そんなこんなで、買い物に出かけたこの日、帰りも結局2時間半くらいかかって歩いて合計5時間は歩いたのでした 笑

どんだけー。

 

シャマランはおかげで見れずに心残りだったけど、歩くことで道を聞いたらそこから

日本に行ったことがあるというサラリーマンだったり、タクシー呼んでくれようとしたイケメンのお兄さんとか

みんな親切で、アメリカでは気さくにコミュニケーションとれるのが、こういう一期一会がまた楽しくも嬉しくもあり。

これはこれで楽しかった

 

帰国する朝、10時の飛行機。5時半起きでまだアカデミー賞の解体終わっていなくて道も閉鎖されたりしてるから

遅くなるのを見越して、40分くらいでタクシーで着くところを余裕見たので

結局7時にホテルにリムジンが来てくれて、LAX空港へ。 

トラブルで飛行機に乗れず、変更もしてくれないし自分で取り直すか

新しく買ってもまた次の日の朝10時まで待たないといけないと言われ

どうしても3月1日には仕事にでなきゃだったため、急遽、別の航空会社ANAの夜中12時の便をとりなおして

無事、朝の4時半という時間に帰国して家に戻り、仕事に出たのでした〜 

(クレームも電話で対応ないと言われ、メールで送るしかない。もうこの航空会社は2度と乗らない! )

 

今回、WiFiを羽田でレンタルしておいたのが本当に助かった。

LAの街中も全然電波ないし。

 

帰国の朝。

リムの中からパチリ。あとは撤収待つのみのオスカー像ちゃん。今年も一仕事終え、お疲れさま

飛行場で朝から夜まで待たされたことにより、また楽しい出会いが3つもあって、

一人旅も、なかなか楽しいなぁって実感した今回のL.A旅でした

 

 

自分へのお土産。(※人にあげるものは載せてません)     1ドル 114円      2017年2月末

大好きなMacちゃんたち。

9種類入ってるナインシリーズ、つかえる色ばかりでお気に入り。国内では5千円+Tax。 

アメリカでは安い。特にメイシーズではなぜか免税と同じくらいで32ドルとか。今回

アカデミー賞前日でセールもやっててさらにお得にget!

もう直ぐ廃盤というバイオレット&ピンクのはなんと40パーセント引きで二千円くらい!超ラッキー。

 

日本未発売のミニグロスはお土産にぴったり。数個購入。わたしはヌードベージュカラー買ったら

思いの外よかったので免税店で似た色をget  こちらは16ドル。(下の左)

 

羽田の免税店とLAX空港の免税で。

SK-2のアイクリームはよくてもう3つ目愛用中だけど、二個まとめてだと免税が一番安くて購入。

シャネルの赤インクとココシャインの限定124番。そして新色のネイルは可愛い水色

そしてプレゼントにも購入のcocoシャネルのボディミストと、クロエの日本未発売のボディミスト。

 SK2ではシートマスク一枚と、乳液をボトルでプレゼントしてもらったよ

 

メルローズのロックTシャツのショップでgetしたニルヴァーナとボウイT

 

 あとはチョコとかチーズとか。そんなにお土産は今回は買わなかったのでした〜

あ、NYのお土産記事もまだだった。

また時間作って書きまーす。

記録として。こないだ過去の旅レポ読んでたら懐かしくて買ってきたものも、残しとくと楽しいなーって我ながら思った

 

さぁ映画レビューも観るものもたまってるのでそちらもこなしていかなきゃ

今回のL.Aレポ、読んでコメントくれた方々、ありがとうございまーす

 

 

 


お嬢さん/아가씨 /THE HANDMAIDEN

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パク・チャヌクの最新作は、流暢じゃないカタコト日本語満載

「オールド・ボーイ」「渇き」などのパク・チャヌク作品は毎回作品が楽しみな大好きな監督の一人。

 

今回は、イギリスの作家サラ・ウォーターズの小説「荊の城」が原案。

舞台をヴィクトリア時代のロンドから日本統治下の朝鮮半島に移して、パク・チャヌク脚本で映画化

日本統治下にあった1930年代の韓国を舞台に、「伯爵」と呼ばれる詐欺師にスカウトされ、

莫大な財産の相続権を持つ令嬢・ヒデコのメイドとなった孤児の少女・スッキの関係性を

キワドイところをじわじわ突く感じが不思議心地いい奇妙な面白さ

 

 

カンヌ映画祭で芸術貢献賞に輝いた華麗な美術がまた素晴らしく全体の雰囲気を高める

この和室もすごいよ

 

 

キャスト

令嬢、秀子=お嬢さん にキム・ミニ。

 

綺麗すぎないとこがいいのか。

 とてもフツーっぽいお嬢さん。

実質、金持ちで、「お嬢さん」っていうよりお嬢様。

原題は「侍女」(メイド)の意味の方だけど、邦題では逆で、なぜかお嬢さんの方がメインタイトル。

 

 

金持ち秀子との結婚詐欺を企む藤原伯爵に「チェイサー」のハ・ジョンウ。

さすがこの人出るとハクがつくというか、詐欺師も似合う♡

 

その叔父、上月にチョ・ジヌン。

 

 

侍女、スッキにはオーディションで選ばれた新人、キム・テリ。

 

 

ここで注目の子役チェック

子役の子を昔からすかさず男女限らずチェックしちゃうわたくしですが

今回、めっちゃ可愛い子、後半にちょっと出てます

美少女

全然似ても似つかないけど、秀子(お嬢さん)の幼少期を演じた

今回映画デビューの子役、ソウンヒョンちゃん。まだ11歳

ドラマ歴

2013年 대왕의 꿈(大王の夢)
2013年 굿 닥터(グッド ドクター)
2014年 유나의 거리(ユナの街)
2014年 빛나거나 미치거나(輝くか、狂うか)
2014年 신의 선물-14일(神様がくれた14日間)
2015年 도대체 무슨 일이야(いったい何事!?)

 

 

 

8/10(89点)

 

 

さすがパクチャヌク監督作、期待を裏切らない

騙し騙されの二転三転が面白く、眠気をも吹き飛ばす面白さに目を見張り

時間を感じさせずに引き込まれるあっという間の2時間超え

 

 

詳細は書かないので何も知らずに観た方が断然面白いはず。

とにかく全編で流れる雰囲気にのまれ、すっかりこの世界にはまっていく。

小説は読んでないけど、パクチャヌク監督の解釈で幸せになってほしいという願いで

原作と着地点を変えたんだとか。

わたしもこちらのラストで良かったと感じたし、

二転三転は意外というほどではないけど、

その揺らいでいく心理戦がとにかく面白く、さすがの演出力と

やっぱりハ・ジョンウの悪い奴もハマってて、良い役者だなーと改めて。

 

お嬢さんと、スッキに関してはちょっとスッキが子供っぽく見えるので

二人のバランスが、、、と思ったけど、純粋そうに見えてしたたかなスッキを演じた

キム・テリちゃんも良かった。

 

二人のきわどい、危うい関係も、どきどき。

口の中を洗ってあげるシーン、めっちゃエロいです。

 

監督の狙いだったという、卑猥な言葉や昔の言葉(日本語)をあえて

言葉に出して真面目に喋るシーンとか、韓国映画ならではだと思ったし、(ハ・ジョンウ、下手すぎ!笑 わざと?)

たどたどしい日本語に関しては、逆にまぁこの完璧じゃない感じが面白かったし、

少しやっぱりユーモア含みあるのが見てて良かった。

とにかくなんとも言えないこの雰囲気、世界にのまれた。

後半の屋敷での朗読シーンがまた必見!!

 

意外と本作、DVDで小さな画面で観るよりやっぱり大画面で堪能するべきだと。

気になる方は是非お早めに劇場で

 

 

 

 

 

1939年の朝鮮半島。貧民街で泥棒一家に拾われ、スリの腕を磨いて育った孤児の少女スッキ。ある日、“伯爵”と呼ばれる詐欺師にスカウトされ、彼の計画を手伝うことに。ターゲットは、支配的な叔父・上月のもとで孤独に暮らす華族の令嬢・秀子。彼女は、結婚した暁には莫大な遺産を相続することになっていた。そこで伯爵が秀子を誘惑して結婚し、財産をまるまる奪い取ってしまおうというのだった。スッキの役割は、メイドとして屋敷に入り込み、純真で世間知らずな秀子を巧みに操り、彼女を確実に結婚へと誘導していくというものだったが…。

 

 

 

 公式サイト

아가씨               2016年     韓国     145min

3月3日より、公開中〜

 

 

 

カンヌ国際映画祭にて

中央、パク・チャヌク監督。

 

あら、お嬢さん役のこ(左)目がぱっちり二重にプチ整形?

 

ハ・ジョンウ、リーゼント

 

 

 

 

ムーンライト/MOONLIGHT

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ラ・ラ・ランド」と取り違えるという前代未聞のミスがあった今年のアカデミー賞作品賞の受賞作。

エクス・マキナ」や「AMY/エイミー」などの配給でヒットを飛ばした映画会社A24と、

ブラピの制作会社であるプランBが製作した低予算で作られたインディペンデント作品。


タレル・アルヴィン・マクレイニーによる "In Moonlight Black Boys Look Blue" が原案。

監督・脚本のバリー・ジェンキンスはまだ36歳、本作が長編第2作で受賞という快挙。

 

アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚色賞、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)、

助演女優賞(ナオミ・ハリス)、編集賞、撮影賞、作曲賞と8部門でノミネートされて

作品賞、脚色賞、助演男優賞合計3部門を受賞

 

受賞を受けて、全国公開に拡大して公開日まで前倒しに。作品賞受賞の力はすごいね。

試写にて鑑賞。

 

 

やっぱり作品賞受賞ということで、今年の頂点に立ったということで期待が高まるわけだけど

アカデミー賞会員が選ぶのはやはり「ラ・ラ・ランド」みたいな華やかな夢と希望を描いた

切なくも楽しい作品よりも、

メッセージ性というか、社会派の今の時代こそな、地味でもじんわり伝えるこのような作品を好むんだよな

と思ったな。

それぞれの時代の主人公シャロンを3人の俳優が演じる。

リトル=アレックス・ヒバート

 

アシュトン・サンダース

 

ブラック=トレヴァンテ・ローズ

 

麻薬常習者の母親、ポーラにナオミ・ハリス。

 

 

近所の麻薬ディーラーのホアンに、マハーシャラ・アリ。

 

その妻には、R&Bシンガーでもある、ジャネール・モネイ。

 

 

友人、ケビンも少年期と大人になってからを二人が演じる。

少年期=ジェイデン・パイナー。

大人になってからは舞台俳優でベテランのアンドレ・ホランド。

 

 

黒人の少年、シャロンのアイデンティティとの葛藤を描く。

 

ラストちょっとネタバレあり

 

5/10(52点)

 

 

作品としての理解はできても、個人的に感情の共感が無理でした。

うーん、個人的にはやっぱりオスカーは「ラ・ラ・ランド」にとってもらいたかったけど

そんなこと言っても仕方ない。笑

 

ところどころ全て唐突で、映画として「作った感」がどこかあったなー。

リアルじゃないというか。

学生時代にイジメをするドレッドヘアの男が、突然 自分の唯一信頼する、ときめいた男の子に

「俺が一人選ぶから、メタメタに殴れよ」と言われて指示通りに殴る。

そのことから、キレて仕返しに殴りに行き自分を見つめるきっかけになり肉体改善含めて変わろうとする。

 

イジメや育児放棄、父親不在の中での、父親代わり、ダメな母親に代わる二人の心を許せる人と

唯一、自分を認めて触れてくれた存在。

同性愛を自分の中で認めながら、それをそのまま殻に閉じ込め成長した少年は。

 

これまでの作品賞受賞作品とは違って、一人の少年の成長を3人の人物で描いたパーソナルな作品。

オバマが支持された時期は短くも終わりを迎え、黒人がノミネートされていない、受賞はできないと批判された去年の

ホワイトアカデミーの反動とも思えたかな、、、、

まさに今だから受賞した作品とも言えるような。

深く書けば色々とあるけど、見た後でもちょっと語りたくなるような内容だったな。

日本ではきっとあまり受けは良くない気がする。

 

直接的な性的シーンはないにしろ、海辺でキスしちゃうシーンや、大人になってから

電話がかかってきて、彼を想像してしまってベッドでアレとか

あと、びっくりだったのがラスト。

再会した彼は女性と結婚するも別れ、子持ちの彼の家に泊まることになり

部屋でもたれかかって、寄り添う姿でラストシーン。

 

あの時の君にしか触れられてない、ってまさかの爆弾発言。

えー

イケイケの麻薬ディーラーに変貌して高級車に乗って、総金歯までつけててそりゃないよ今までチェリーボーイ?

ありえんでしょって思っちゃった。

 

いや、だからこそ、そこまで誰とも接することも親しくなることもしないできだと言うところの深刻さを描いてるとおもうけど、 生活してきた環境とか、親とか自分周りの成長過程の問題が大きいと思う。

いろいろな黒人社会の背景含めて描きながらも根本的に伝えたいベースは

純愛。

そして、全編通してすごくベタ。


純粋なボーイズラブ(今風にいうなら)

 

再会してからの彼は素敵な人になってて、役者が良かったな、魅力的で惹かれるのはわかる。

あのダイナーでのシーンは良かった。

でもそこでかける曲の歌詞がストレート過ぎて赤面。ベタベタだわ〜。笑

 

これまでのオスカー受賞作とは違って、じっくり描くというより全て唐突。

淡々としながらシンプルに描いてはいるんだけど、伝えたいこともわかるけど、、、という感じ。

 

お母さんもほんと、親代わりによくしてくれてる人からのお小遣い

子供から巻き上げて、かなりのろくでなしで腹が立ってたキャラだけど、

最後は施設に入って「人の役に立ってる今が幸せだ」みたいなことで自分の居場所を見つける。

好きだった彼も、コックとして働き男手ひとつで子供を育ててるけど

「稼いでもちょっとにしかならないけど、バカやってた昔よりもいい」と言い、今に満足をしてる。

 

自分の中の気持ちを抑えてきた彼が、自分らしさと安らぎを再確認して

解放していくのはきっとこのあとからなんだろうね。

 

 

学校では“チビ”というあだ名でいじめられ、麻薬常習者の母親からは育児放棄をされているシャロンはマイアミの貧困地域で暮らしている、内気な性格の男の子。生活の中で行き場を失ったシャロンだったが、彼にとっての唯一の救いは、自分の親代わりになってくれる、近所に住む麻薬のディーラーの男・ホアンとその妻、そしてたった一人の男友達のケビンだった。そんな日々の中、シャロンは、ケビンに惹かれている自分に気づく。しかし、このコミュニティではこの感情は受け入れてもらえないと幼いながらも勘づいていたシャロンは誰にも、もちろんケビンに対してもそのことを伝えられずにいた、、、。

 

 

 

 公式サイト

Moonlight           2016年       アメリカ      111min

3月31日より、公開〜

 

 

 

哭声 コクソン/THE WAILING

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レビューは後ほど、、、

パッセンジャー/PASSENGERS

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 キアヌとサンドラの傑作「スピード」のラストでは、「異常な状況下で生まれた恋はうまくいかない」

なんて言ってるけど、人間の心理ではこういう状況は「吊り橋の心理」と言って、

同じ恐怖体験や感覚を共にすると共感しあって親近感と共鳴で恋と勘違いしやすい。という。

こんな宇宙船で見知らぬ男と二人。よほど気持ち悪い男じゃなければ(?)

同じ年頃の男女、どうなるかなんてわからない。(いや離れててもアリか?)

いや逆に、ここで男性が女性はたった一人の自分に対してちょっと素敵なことしてくれたら

すぐにオチちゃうかもね?(そりゃあたしだけ?)

 

クリス・プラットとジェニファー・ローレンスのロマンスなんて興味ないしダメ臭してたのでパスしようと思ってたけど

舞台はSFだし、監督がノルウェーの「ヘッドハンター

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」のモルテン・ティルドゥムと知って観たくなった

 

脚本は「プロメテウスのジョン・スペイツ。

目覚めたのが、技術師と作家だったのがうまくできてる。

 

近未来。

豪華宇宙船は5000人の乗客を乗せて地球を旅立ち、遠く離れた移住地に向かって航行していた。

乗客は目的地に到着するまでの120年間を冬眠装置の中で安全に眠り続けるはずだった。

航行中のアクシデントが原因で不具合を起こし、エンジニアのジムだけが目覚めてしまう

あと90年も先。ここで死を迎えるしかないのか

 

 

 

セス・マクファーレンかと思ったら、アンドロイドのアーサー役のこの人、マイケル・シーン。

この人の元カノはライアンと別れた後のレイチェル・マクアダムスだし

元妻はケイト・ベッキンセール、現妻はサラ・シルバーマン。過去の役どころも濃くて、「トワイライト サーガ」でヴァンパイアのボス。

 

今回のアンドロイド、よかった。

このバーカウンター、位置と距離感と雰囲気、どこかで見たことあるなと思ったら

「シャイニング」の!監督はオマージュでそっくりのにしたらしい。

 

 

 

ローレンス・フィッシュバーンもどういう風に関わってくるのか、観てない人はお楽しみに。

 

しかし、アンディ・ガルシアの出番はあんなんでいいの?!

クレジットされてるのに最後の5秒だけの出演て こんな役、誰でもいいじゃん!

しかもセリフないよいくらもらってるんだ?と余計なこと考えてたら

こんなの出てきた。

キアヌは当初予定されてた主演だったらしい。(キアヌじゃなくて正解)

 

対する、ジェニファー・ローレンス。過去にキャストのギャラに関して男女差別があると訴えてたけど

今回はかなりもらったらしい。(ま、下世話なギャラの話はいいとして)

起こせば、赤の他人の人生を奪うことになり、殺すも同然。

そんなことが許されるのか。

 

まず自分だけ起きちゃってここで一生を一人で(アンドロイドは一人いるが)

生きなきゃいけないとなったら間違いなく気が狂うね。

 

観る前は、男女一人づつが目覚めちゃったのかと思ってて、ずいぶん美男美女(ま、この程度の二人ならあちらでは二人とも普通レベルだけど)

ちょうどよくバランス良く恋愛対象になりそうな人持ってきたな。と思ってたけど。

 

ところが違ったのが面白かった。

破壊するのも試みたり、退屈しのぎに出来るあらゆることをやって1年。

孤独に耐えられなくなって死のうとも思った矢先、

なんと、乗客が眠るポッドを見ていたら好みの女性発見一目惚れをしたジム。

すぐに彼女のことを調べるうちにどんどん惹かれて、眠れる美女へのストーカー男?と化した。

彼女を事故に見せかけて起こせば、退屈じゃなくなる上、たった二人きりで生きて行くという運命になる。

でもそれは、人としてやってはいけないこと。

その日から、ジムの心の葛藤が始まる。

 

そしてついに起こしてしまう。もちろん、自分が起こしたことは彼女には内緒。

散々彼女のことを話してたアンドロイドにも念押し。

宇宙船と、彼らの運命はいかに

 
 

7/10(73点)

 

 

 

期待してないせいもあってか面白かった〜。

これ、上にも書いた通り女性に勝手に目をつけてポッド破壊して目覚めさせちゃうから面白いところ。

あなたならこの状況、どうする?って普通、簡単に壊せないからさーこんなの。

技術者だからこその設定。   笑

しかも、女性にそれがバレた時、自分の人生ぶち壊されたと憤慨するのは当たり前。

あれこれ女性が喜ぶようなキザなことしたり、優しいところ見せたり、

だんだん惹かれてくように仕向けるなんてあざとい。

自分がいくら孤独で死にそうだったからって、見知らぬ人の命。

そして手をこまねいて自分と恋に落ちるように持って行くまでの過程が、男ってこんな状況はやっぱりこうなるよね。

という感じで面白かった。

ピアノ弾き語り

 こんなところで見つけた薔薇差し出す

 こんな状況下でも映画デート。

他にもあり。

 

ジェニファー・ローレンスは知性もあり、そうとも知らずに恋人同士になった後、真実を知って憤慨。

その天国から地獄のような世界の変わりようと、強い女のキャラが

やっぱりハマっていて、どんな若手よりも説得力ある演技はさすが。

正直、あまり好きな女優ではないんだけど、やっぱりうまいと思うしこの役は彼女で正解だな。

リアルなキャラで今までで一番魅力的に見えた

 

 

残りの数十年間の一生をこの中で終えなくちゃいけないという、拷問のような状況の中、

(ただし、食べ物や衣服、なんでもある)

たった独りでは人は生きる気力はなくなり、それが愛する人と一緒だと

日々は満たされて、二人きりの世界に逆に浸ることもできるからバラ色の世界にも変わりうる。

たとえそこで二人で息絶えることになろうとも。

それが、嘘だとわかったとき。全く嫌悪感しか抱かない相手といなくちゃいけない

運命の明暗がくっきり描かれてたのがいい。

そして、キーとなる他の人物が生きていたことで希望が生まれる。

宇宙船は各所で故障とトラブルが相次ぎ、命がけで故障の原因を突き止めることとなる。

 

宇宙の果てまで追いかけるシーンは嘘でしょ、とか

あの状況で生きてるわけないってツッコミたくなったし

あれで生きてたらそんな話の展開やだと思ったら ちゃっかりやっぱりすぐ蘇生したけど   笑

 

それでも見てるうち楽しかったのでわたしは好きだな。

変な宇宙人とか出てくる展開にならなくてよかった 笑

 

 

20XX年――新たなる居住地を目指し、5000人の乗客<パッセンジャー>を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が地球を後にした。目的地の惑星到着まで120年。冬眠装置で眠る乗客の中で、なぜか2人の男女だけが早く目覚めてしまった。90年も早く――。エンジニアのジムと作家のオーロラは絶望的状況の中でお互いに惹かれ合っていく。なんとか生きる術を見つけようとするが、予期せぬ出来事が2人の運命を狂わせていく。
     

 公式サイト

PASSENGERS           2016年      アメリカ    116min

3月24日より、公開中〜

 

L.Aプレミアにて

 

クリス・プラットは奥様がコメディ女優(が板についてる)アンナ・ファリス。

妻帯者とのキスはジェニファーにとっては抵抗あったんだとか。

確かに燃える熱々の妻いる人とキスしてもなー笑

 

それ知ってると観てる方もなんだかなってなる ま、しょうがないけど(日本の俳優も同じくそう

 

 

 

 

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う/DEMOLITION

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相変わらずジェイクの演技が素晴らしすぎる

ダラス・バイヤーズクラブ」でマコ様とジャレッド・レトをそれぞれアカデミー賞主演男優賞、助演男優賞に、

次作「わたしに会うまでの1600キロ」でリース・ウィザースプーンとローラ・ダーンをアカデミー賞にノミネートに導いた

作品も演出力も高い評価を受けるジャン=マルク・ヴァレ監督の最新作

 

 

 

妻の事故死の後、病院の自販機の故障でM&Mチョコレートが出てこない。

その会社へのクレームの手紙のやり取りから成り行きで交流が始まった、母子とのやりを通じて

ディヴィスの心の内が解体されていく。

 

演じるジェイク・ギレンホールは、2011年の「ミッション:8ミニッツ」あたりからの出演作が特にどれも

軒並み素晴らしい演技で

正式には英国アカデミー賞での助演男優賞しかとっていないのが不思議なくらい。

そろそろアカデミー賞受賞してもいいでしょう!(いつも同じ顔ぶればかりノミニー)

 

 

 

自動販売機の会社でクレームを受けたシングルマザー、カレン・モレノにナオミ・ワッツ。

このクレーム担当した女性が夜中に電話などかけてくるというありえない行動などから

だんだんと不思議な関係に。


その一人息子クリスを演じるジュダ・ルイスくん。

なかなか将来有望な演技とルックスでとても良かった。

前半はカレントのつながりを描いて、後半ではこのクリスとの交流を主軸に

行動が自由に子供にかえったように変化していくデイヴィス。自然と心がほぐれていく。





妻の父親で、ディヴィスの会社の社長でもあるフィルにクリス・クーパー。

「壊れたものを修復するには、一度全て分解することだ。」と教えた張本人でもある。

 

 

原題は「デモリション」=破壊。  

妻を亡くして、悲しみも湧いてこなかった男が

それをきっかけに、何も気づかない=興味を持っていなかった事柄にも全て気になるようになる。

 


8/10(80点)

 

ミニシアター公開のみなのが残念。

地味なドラマだけどじんわりと、くる良作。

会話と行動が面白く、ちょっと一筋縄で理解できないような感覚もあるので

こうあるべき、と枠にとらわれる感覚の人、普段常識的な人などは理解できないようなところもあるかな。

好みに分かれそうな作品だけどわたしは好き。

邦題がかっこいいんだけど、これは劇中、妻が残したポストイットのメモに書いてあった言葉。

お客さんを呼ぶにはいい邦題だけど直接的な作品の中身とは関係ないよね。

物質的なものを破壊することで逆に心が形成されていくのを表す原題はストレートだけど伝わる。

 

 

妻を愛していなかったと言いきっていたディビスが、

物を破壊する、という行為によって自己解放できたことで悲しみも受け止め、最終的には愛にも気づく。

金持ちの娘と結婚して、その親の会社にコネで入社。

学校の試験はハッパを渡して友達にやらせた過去を持つ、妻から何か言われても繰り返すだけで

気にも留めないし、冷蔵庫の水漏れにも気づかない。気づいてても他人事なのか何もしようとしない。

何事にも無関心で、虚無感漂うデイヴィス。

妻の死後、ちょっとしたクレームを書いたことから

いつもうるさい会社のトイレの個室のドア、古い柱時計、妻が再三言ってた冷蔵庫の故障、

整いすぎて綺麗すぎる部屋、あらゆるものが見えてくる。

 

 

気づかなかったものが見えてくることで行動も変わり解放されていき

自由になることで本当の自分になれる。

解放された、ジェイクのダンス、最高。

 

こういう人って、現代にも多いと思う。

壊すことでセラピーになるというのも一種の考え方で、鬱になっている人への治療法とかそういうのとは

また違うけれど、あくまで何の不自由もなく、普通に暮らしていた人が

ある日、気づいてしまう。

人を変えるのは、自分の気持ちも大事だし、人とのつながりも大事。

出会うはずのなかった人と出会ったことで運命が、自分自身が変わっていく。

カレンとの関わりも、寝てしまう。とかそういう描写がないところが良かったし。

 

 

すごく興味深い面白い作品でした

気になっている方はもう直ぐ公開終わっちゃうと思うので是非!

 

 

ソフィア・コッポラの「ヴァージン・スーサイズ」でも起用されてたけど

ハートの「crazy on you」とか、Mr.Big「フリー」とか、選曲が素晴らしい。

 

エリート銀行員のデイヴィスは、いつものように妻の運転する車で会社へ向かう途中で事故に遭い、自分は助かったものの、妻を失ってしまう。しかし彼は涙が出ないどころか、悲しみすら感じていない自分に気づいてしまう。彼女を本当に愛していたのか分からなくなってしまったデイヴィス。やがて“心の修理も車の修理も同じだ、まず分解して隅々まで点検し、再び組み立て直せ”との義父の言葉が引き金となり、彼は身の回りのあらゆる物を破壊し始める。一方で、自動販売機から商品が出てこなかったと苦情の手紙を会社に送ったことがきっかけで、苦情処理係のシングルマザー、カレンと知り合い、彼女と息子のクリスと交流を持つようになるデイヴィスだったが…。

公式サイト

DEMOLITON      2015年  アメリカ      101min

2月18日より、公開中〜

 

 

トロント映画祭にて

 

 

ナオミさん、シワもそのままに整形とか注入とか無縁で綺麗に歳を重ねてて素敵。

 

 妻役、ヘザー・リンドはほとんど回想シーンのみ。

将来イケメンくんになるかな?

 

 

 

 

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